【RUN START 走れねぇ。。】
今回のケアンズ行きの目的はただ一つ。2016 Ironman World Championshipのスロット獲得。
自信を持って落ち着いて挑むことが出来たはずが、、、結果は失敗。
直接の原因分析はさておき、(一応後日レースレポも書きます)
ほんの半年前に思い立った自分のコナへの想いなんて、長年に渡り目指し続けていた方々とは明らかに差があったのだと思う。
「強い決意」の底が知れていたと思う。まだまだうわっついたものでしかなかったのだ。
スロット獲得した方々との熱い想いの長さ(歴史)と深さの差。そういうことをケアンズで教えてもらった。
バイクで潰れたといっても(予定より30分のオーバー)ランで食らいつけばまだまだ十分逆転は可能だったことを後で知ってショックは隠せなかった。
勝手に11時間前後がスロットのギリギリと決めつけてしまっていて(実際には12時間でもOKだった)、とても無理だと途中から走りに力が込められなかった。
出来なかったことが今の実力そのものだし、タラレバは絶対禁句だけど、、、翌日になってなんだよお前!と。甘過ぎる。
【BIKE START】
それでも、あらためて世界を目指す人たちの強さを垣間見ることが出来た。
オーストラリアの人たちのバイクの強さは圧倒的だ。対抗できなきゃ話にならない。
自分の今の立ち位置もかなりしっかりと確認出来た。
当初目標としてあげた11時間をしっかり達成できるようにしておけばどこに行っても怖くない。あらためてチャレンジの意欲をかき立てられた海外初参戦だった。
やっぱりちゃんとどこかで女神は見てくれていて、しっかりラインを引いてくれる。
一度ですんなりとスロットを手に入れてしまったら有難味がないでしょ。もっともっと価値あるものなんだからね。
ガツンと打ち砕かれて目が覚める。またもやだ。
これが自分の人生。Thank you for Goddess of Cairns.