【GR DIGITALⅢ has come.記念すべき1枚目はいつもこの人を。思いっきりハイキーで】
男が指輪なんて出来るかぁっていうのがハリ天の若い頃の言い分、持論(?)
例えそれが結婚指輪であってもバツだっ。
だから当然、ただの一度もリングなんてしたことなんてないのだ。男だ!
・・・とそんなことを口にしていたけれど、月日は流れ、来年の3月末には我々もとうとう結婚30周年を迎えることになった。なんかすっかり丸くなってきていて(自分で言うけど)、実は30周年に記念リングを作ってもらおうかって気になってしまった。
次女夫婦の結婚指輪がしゃれていたっていうのも一因。
おぉ、ついに・・とハリマネは喜んでさっそくネットで色々調べ始めた。
いいねぇって言うのは、当然のことながら値段も素晴らしい。
もう30年も経ってしまっていて、今から作るのにこんなに出せるかぁ。そうだよねぇ、いくらなんでもねぇ。まだ物入りの頃だしなぁ。他に回したい物いっぱいあるよなぁ。そうだよなぁ。と言ってなんか安物買いもいい年してなんだしなぁ。ホントだねぇ。
・・・ってな会話とため息。
が、本日走りながら、ハリ天、突然考えた。
自分が今、誇れるものってなんだ。堂々とこれは負けないと言えるものがあるか。
色々とそっと頭に思い浮かぶものもあるが、あと一息の押しが足らないと自分で感じてしまうことばかり。
だけど、だけど、たった一つだけ胸を張れることがあったのだ。
我々夫婦の歴史だ。仲良くやってきたことだ。人には言えない言わない山も谷も一緒に乗り越えて来られたことだ。これからも行くぞと言い切れる自信だ。
それが結論。ど~んと、記念リング作っちゃえ。(予算なんてどうにでもなるだろ・・・)