窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

中洲でBar2軒-Gita, Heart Strings

2019年02月04日 | BAR&WHISKY etc.


  1月29日。気がつけば、随分久しぶりにBarに来たと思います。それより2019年は年始から体調不良で、初めてお酒を飲んだのが1月28日という二十数年来記憶にない年となりました。



  ということで初めにお邪魔したのは、春吉橋近くのBar Gita。上記のような理由で優しいブルイックラディ・クラッシックラディ(冒頭写真)を飲んでいたのですが、たまたま2016年に操業を開始した北海道・厚岸蒸留所の話をしていましたら、オーナーバーテンダーの岩永さんが「厚岸 NEW BORN FOUNDATIONS 1」を出してくださいました。

  バーボン樽で熟成してあるとのことですが、2016年からであるため、薄っすらと琥珀色をしているものの、ほぼニュースピリッツに近い状態。アルコール度数は60度あります。厚岸蒸留所のことを初めて聞いたのは、旭川の「カクテルハウス オー・ド・ヴィー」でのこと。厚岸はピーティなモルトを産出するスコットランドのアイラ島に似た気候で、泥炭が採れる(ついでに言えば、牡蠣の産地であるという点でも共通しています)ことから、日本における本格的なピートを強く効かせたウィスキーが期待されています。しかし、残念ながらこちら「NEW BORN FOUNDATIONS 1」はノンピートで作られています。現在、同蒸留所では、もう一つ「厚岸 NEW BORN FOUNDATIONS 2」というラインナップがあり、こちらはピーティなウィスキーに仕上がっているそうです。



  お店に商売繁盛の神様、十日恵比須神社の福起こし(だるま)がありました。これは博多商人のお祭り、同神社の正月大祭で当たる縁起物で、起き上がりこぼしのようになっているのだとか。



 二軒目は、夜も遅いので長居できませんでしたが、同じく中洲のBar Heart Stringsへ。土地柄、季節柄、イチゴのフローズンカクテルを頂きました。次回はもう少しゆっくりお邪魔したいと思います。オーナーバーテンダーの橋本さんは、9年に渡り当社のニューイヤー・パーティ名物のカクテルを作って下さっている、Bar Nobleの山田さんもよくご存じでした。そう言えば、NBA(日本バーテンダー協会)九州支部関係で思い出しましたが、8年前に第38回全国バーテンダー技能競技九州決勝大会の見学に行ったことがあります。

Bar Gita

福岡県福岡市博多区中洲4-1-1 あざみビル1F



Bar Heart Strings



福岡県福岡市博多区中洲3-2-12 第3ラインビル 5F



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

コメント
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