窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

こだわりのベトナムフォー "motmot"新橋店

2008年02月23日 | 食べ歩きデータベース
 西新橋交番前の近くにある、僕が良くお邪魔するベトナムフォーのお店です。以前ここには「三珍」というラーメン屋があり、結構ファンだったのですが、そのお店がなくなってmotmotというフォーのお店になりました。オープン当初はハノイ風、サイゴン風、2種類の鶏肉フォーしかなかったのですが、今では牛肉やグリーンカレーのフォー、つけ麺、定食などメニューも充実してきています。
 店内はベトナムの音楽が流れ、雑貨なども並んでいてベトナムへの愛着が感じられます。何でもオーナーがベトナム駐在時代に覚えたフォーの味が忘れられず、研究を重ねた結果たどり着いたこだわりのフォーなのだとか。

 薄い味付けのフォーにヌクマム(魚醤)やらザンムアット(ニンニクを漬けた酢)やら各種調味料を自分の好みで加え自分流にアレンジして食べられます。さらに嬉しいのはハーブと香菜が別についてきて、こちらも自分の好みに合わせて調節できる点です。僕は大好きなのですが、香菜が苦手でエスニック料理はちょっと...という方も多いですよね、そんな方でもこれなら安心です。

 フォーは胃に優しいので、体調が優れないときや疲れたとき、二日酔いのときでさえも無性に食べたくなる時があります。この日も何だかグリーンカレーのフォーが前の日から気になって、帰りがけについ寄ってしまいました。ココナッツミルクの味が前面に出るグリーンカレーですが、ヌクマムと唐辛子で味を調えるとさっぱり感が増して思わず「おいしいなぁ...」と唸ってしまいます(因みに写真は「ハノイのフォー」です、すみません)。

 店長さんもいつもニコニコしていてとてもよい方です。オフィス街の新橋にヘルシーなフォーと共にホッとするお店です。

MotMot
http://www.motmot-pho.com/


  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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赤トンボ(西洋料理)

2008年02月21日 | 食べ歩きデータベース
 先週、仕事でお付き合いのある会社社長に連れられて行った虎ノ門にあるクラッシックな雰囲気の洋食屋さんです。1950年開店とのことで随分歴史がありますが、店内もそんな感じでワインバーのマスターのような店員さんが迎えてくれます。
 
 サンドイッチが有名だそうですが、社長曰く「ここのカレーはホテル・オークラよりうまい」とのことで僕も海老のカレーを注文しました。
 生クリームを多く使っているのでしょうか、カレーというよりホワイトシチューに近いマイルドな味わいで確かにとても美味しいです。しかしスパイシーなのがお好きな方には少々物足りないかもしれません。

 残念なのは値段が高いこと。今回は幸運にも社長にご馳走になったので問題はないのですが、普段だとちょっと僕では近づけません。

赤トンボ
http://www.akatombo.info/index.html


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CASTEL DEL MONTE DOC RISELVA CRIFO 2002

2008年02月20日 | ワイン・日本酒・ビール
 クリフォ・カステルデルモンテ ロッソ DOC リゼルヴァ 2002年。ちょうどイタリア半島は長靴のアキレス腱辺り、プーリア州のワイン。イタリアのワインはどうも葡萄の名前が覚え難い上に沢山品種があるので個人的に取っ付き難かったのですが、外で飲む時の特に南伊のワインは好きなので今回は思い切ってイタリアにしてみました。因みに葡萄品種はウーヴァディトロイアとボンビーノネーロ、覚えられません。

 2002年ということで樽熟成された茶色がかった赤。開栓直後はどういう訳か鉄錆の匂いがしたのですが、翌日には消えていました。粘性は少なく、果実味もタンニンもほどほどという感じで呑みやすいです。バレンタインの後ということでチョコレートと合わせてみましたが、良く合いました。1,600円。

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同窓会に行きました

2008年02月20日 | その他
 先週の土曜日、一昨年20年振りに再会を果たして以来3回目となる小学校の同窓会に行ってきました。会場は横浜駅西口にある中華屋さんで、隣接する沖縄料理の店と共に同窓の一人が社長を務めているところです。僕の座った席の前には医者がずらり。それぞれ耳鼻科、内科、整形外科等どのパーツが悪くなっても診てもらえそう...。こうしてみると我々も社会の中核を成す年齢に差し掛かってきたのだなとしみじみ思います。

 さらに今年は我々が3年生の時に担任だった先生(僕が算数のテストで最後に40点を超えた時の恩師)にもお出でいただきました。当時新任の先生だったので、我々は最初の生徒になります。もう50近いというのに我々の方が老けているんじゃないかと思うくらい若々しく、そして相変わらず熱い方でした。こういう熱い先生は近頃珍しいであろうと思われますので、後輩である今の児童達も幸せだと思います。25年前、例のアザラシが出た帷子川(当時は今よりも汚かった)に転落した同窓の一人が迷惑をかけた先生に改めて謝っている一幕もあり、改めて時の流れを感じました。
 
 僕は途中で電車がなくなり何人かの仲間と共に徹夜で呑んでいましたが、流石に学生の頃と違い徹夜は堪えました。

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「信じること」の大切さ

2008年02月19日 | その他
今朝の朝礼で社員の一人が「自分は何のために生きているのか、何のために仕事をしているのか」と言うことを問いかけていました。このテーマは僕にとっても会社にとっても大変重要なことだと思うのですが、自分たちの存在理由を見つけ出すと共にそれをどれだけ自分自身で本気になって「信じられるか」ということがより大切であろうと感じます。

 先日ラグビー日本代表ヘッドコーチ、ジョン・カーワン氏の『勝利がすべてを変える』という本を読みましたが、昨年10月、青天の霹靂で代表ヘッドコーチに就任したとき彼が掲げたのがまさにこの"Believe"ということでした。本書によれば2003年のW杯以降混迷を続けた日本代表のヘッドコーチに就任した際、氏が取り組まなければならないと考えたのが①「敗者の文化」を払拭すること、②技術的にどうすれば勝てるかを追求すること、③自分に最も合った戦い方、方針を明らかにすること、の3つでしたが、これらを実践する前提として"Believe"があり、一方でこれらを実践していくことで"Believe"を確かなものにしていく、いずれにしても「信じる」ことが最も重要なのだと思います。

 最初の「敗者の文化」について、氏は2007年9月12日のパシフィック・ネイションズ・カップのフィジー戦で日本が15-30で敗れたときのことを例に挙げ、次のように述べています。「前半は、日本が非常に素晴らしいデキで、素早くプレーして15-3とリードした。しかし、ハーフタイムに選手たちは、リードしている現実を上手く認識できなかった。(中略)自分たちの力を信じることができなかったのだ」
 これを読んだとき、僕は学生時代の似たような経験を思い出しました。かつて僕は長らく自己評価の低い、それどころか「自分を評価してはいけないんだ」と思い込んでいるような時期が続いていました。そんな時期の真っ只中にあった学生時代の空手の試合で僕は1年生のときにまるで歯の立たなかった相手と再戦し、前半ポイントでリードしていました。ところがどういうわけか自分で「こんな自分が勝っているなんておかしい」という思いに駆られ動きが萎縮してしまったのです。自分が勝とうと思えないのに勝てるはずもありません、結果は当然の如く逆転負けでした。
 こうした「敗者の文化」のタチの悪いところは、自分を信じられなかった当然の帰結として現れた「敗北」という現実により、一層自分を信じられなくなってしまう悪循環に陥ってしまうということです。実際、その後3年余り悪循環が続き、それこそ「一生このままなら生きていたってしょうがないんじゃないか」と思っていました。

 そんな僕の「敗者の文化」に転機が訪れたのは1999年の年末のことです。その数ヶ月前、当時在籍していた会社に辞表を出し無意識に自分を一歩下がったところから見られるようになっていたのかもしれませんが、ふと自分を受け入れてみようという気になったのです。「よくよく考えたら自分も捨てたものじゃない」そう思えるようになったとたん、あれほど続いていた不幸の連続が一変しました。自分の能力も、自分を取り巻く周囲の環境も何も変わっていない、にもかかわらずあらゆることが良い方に回り始めたのです。要するに幸や不幸は外から降ってくるのではなく自分で作り出していたということです。現在でも決して自分に自信のある方ではありませんが、少なくとも「自分の力でどうにもならないことを嘆いても仕方がない」と切り替えられるようになりました。

 過去に失ったものを取り戻すことはできませんし、今ある自分に足りない物が何であっても一足飛びに身に着けることは不可能です。できもしないことで自分を見失うよりは今ある自分を一旦は受け入れた上で、改めて「だから何をすべきか」を考えた方が良いし実際そうするしかないと思います。「過去にとどまることなく現在を認識し、そして未来に向かってポジティブに進むこと-それが、ゲームマネジメントの上でもコーチングにおいても最も大切なことである」とカーワン氏も本書の中で述べています。

 ただし注意しなければならないと思うのは過去や現在を認識しない、単純に未来を楽観視するようなポジティブシンキングはむしろ危険であるという点です。日本代表が今すぐオールブラックスになれないのと同様、過去から続き現在あるところの自分の姿を認識しない(無意識に避ける)でただプラス思考と自分に言い聞かせることは、結局他力本願的に自分の運命が変わることを期待しているのであり、結果を伴わない可能性が大きいということのみならず、意識しているいないに関わらず他力本願であるがゆえに結果が伴わなかった場合の失望感が大きくなるからです。

 自分で負け続けてきたと思っているし、周囲で起こった結果も敗北ばかりという状況において自分を認識し受け入れるというのは容易ではないかも知れません。しかしもし自分が何とか状況を変えようと努力しているのであれば、どんな小さなことでも良いのでそれを評価すべきだと思います。本書は「勝利だけが敗者の文化を払拭できる」と述べていますが、決して結果だけを求める「勝利至上主義」を説いてはいません。
 「そのために...」と本書は続けています。「そのために、選手は結果を追うのではなく、試合の中の瞬間瞬間に集中して、目にの前で起こることに対して真向から立ち向かう必要がある。あとは辛抱強くなることだ。方向さえ間違っていなければ、そして、全員でそこに向かっているのであれば、今日、明日と、目の前に集中してガマン強く練習を続けていれば、必ずいい結果が出る。」
 仕事で言えば、営業成績の数字だけを追うのではなく、どうすれば良いかを考え、自分たちに合った(強みを発揮できる)やり方で、我慢強く目の前の仕事に集中して取り組むということの大切さを言っているのではないでしょうか。87年の第一回W杯でNZを世界一に導いたスーパースターから贈られる熱く頷けるメッセージの多い一冊です。

勝利がすべてを変える
ジョン・カーワン
ぴあ

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便利な世の中になりました...

2008年02月18日 | リサイクル(しごと)の話
 海外のお客さん向けにHPを開設してまだ1週間にもならないというのに既に72カ国からのアクセスがあり、問い合わせも多数。当初1年位地道にやってこの程度の反応があればいいかと思っていたので、予想以上の反響に少々驚いています。今更ですが、便利な世の中になったものです。

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Whisky Magazine Live! 2008に行ってきました

2008年02月11日 | BAR&WHISKY etc.
 2月10日、毎年行こうと思っていて都合がつかず行けなかったウィスキーマガジンライヴに行ってきました。 これはイギリスのウィスキー雑誌、"Whisky Magazine"が毎年ロンドンと東京で開催しているウィスキーのイベントで、イギリス、日本、アメリカのメーカーが出展するブースを回って好きなウィスキーを試飲したりセミナーを受けたりすることができます。今回は世界的に著名なウィスキー評論家であるMichiel Jackson氏の追悼トークショーの他、ウィスキーを題材にした「麦溜」という能の披露もありました。

 前売入場券だけなら5,000円で十分元の取れるイベントですが、予想以上に多くの、そして幅広い年齢層の参加者で驚かされました。3分の一位は女性だったのではないでしょうか。会場はお台場の東京ビッグサイトで最初場所がどこだか分かりませんでしたが、建物の中に入るとどこからともなくモルトの匂いが...。匂いの源を辿るうち、無事発見することができました。

 ウィスキーが好きな人たちが来ているのでしょうが、あれだけ大勢の人がウィスキーを呑みまくって良く秩序が保たれるものだな、と感心しました。

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1年ぶりに太極拳に行ってきました

2008年02月11日 | その他
 なかなか土曜日の休みが取れずご無沙汰していた太極拳に実に11ヵ月ぶりで行ってきました。おかげでここ数週間溜まっていた疲れがとれ、非常に爽快な気分になりました。忙しいときこそ体には太極拳のようなリラックスが必要なのに、忙しいから行けないというのがディレンマですが、今年は少しでも多く出席できればと思います。

 しかもこの日、教室のある横浜の産経学園が3月末を以って50年の歴史に幕を下ろすということを知りました。閉校になる前に出席できたのは幸運でした。尤も太極拳の教室自体は横浜そごう9階の読売日本テレビ文化センターに引き継がれるそうなので、これからも継続できます。

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タイ・パーティーに参加しました

2008年02月11日 | その他
 2月9日、小学校時代の友人の紹介で去年から数回参加させていただいている"Hope of Tokyo"教会主宰のタイ・パーティーに行ってきました。この催しは主にタイの人たち(他にマレーシア、香港、中国、台湾などの人たちがいます)との交流をテーマとして年に4回位横浜で行われています。昨日は会場の調理室をお借りしてタイ料理教室、その他タイにまつわるクイズやゲームをしたりしました。

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苗字の話

2008年02月11日 | その他
 2月13日は「苗字の日」なのだそうです。というのも明治8年のこの日、「平民苗字必称義務令」という太政官布告により国民に苗字を交渉することが義務付けられたからです。
 それに因んでか去る2月7日に行われた横浜銀行阪東橋支店80周年の基調講演は明治大学名誉教授圭室(たまむろ)文雄先生による「江戸時代の横浜市域の苗字について」というテーマでした。

 一般に「江戸時代の庶民には名字が無かった」と信じられがちですが、それは「宗旨人別改帳」や「検地帳」のような公的記録に苗字が記載されていないというだけであって、実際には例えば伊勢参宮の折宿泊した時の宿帳や菩提寺の過去帳なといった私的な記録には庶民の間で使われていた苗字の記録が残されているそうです。そうした記録から辿ると、例えば戸塚宿のような東海道でも決して大きくない宿場町でさえ実に64種類(重複を除く)もの苗字が確認されています。さらに開港以前の横浜村が100件に満たないほどの小さな漁村であったことは皆さんもご存知かと思うのですが。この横浜村でさえ石川、大川原、田辺、中山と4種類の苗字が確認されています。因みに江戸時代の横浜市域で多い苗字トップ3は金子、石井、鈴木の順で、全国的に多いとされる佐藤は10位、斎藤は7位、田中は8位でした。

 これらのことから「江戸時代の庶民の間でも苗字が使用されていた」ということ以外にも興味深いことが分かります。それは現代の我々が思っている以上に江戸時代は人の移動が活発であったということと、農民といえども貧窮を極めた過酷な状況下に置かれていたのではなく、例えば高野山塔頭の宿帳には現在の神奈川県下だけで実に4万件もの記録がある、つまりそれだけ富裕層が形成されていたということです。
 
 伊勢参宮や高野山参詣の折の宿帳に多くの記録が残されているというのは、江戸時代の庶民にとって最大の娯楽が伊勢参りだったからです。江戸時代の農村共同体では15人位で一つの「講」を形成し、構成員の共同出資により誰もが16年に1度は伊勢参りに行けるという仕組みを作っていたそうです。人生を50年としても誰もが3回は伊勢参りに行けるということになります。
 伊勢参りは単なる伊勢への参拝だけでなく、その後高野山詣でや日光参拝などを含めたおよそ2ヵ月に及ぶ大旅行だったそうです。したがって当時としても1回の伊勢参りにかかる費用は今日の貨幣価値に換算して200万円ほどもかかり、つまりはそれだけの財力と余裕が農村部にあったということになります。

 有名な「鎖国」という言葉を筆頭として、今日我々が江戸時代に対して抱いているステレオタイプの多くは実は明治以降の学校教育によってなされたものですが、今日さまざまな研究によって実態はかなり違っていたということが分かっています。さらには先行きの不透明感が増す昨今、"Japanese Cool"などと言って江戸時代の文化を見直そうという動きも一種のブームのようになっています。下にご紹介する本も江戸の庶民の暮らしぶりが分かりやすくまとめられていて、なかなか面白いものです。

大江戸開府四百年事情 (講談社文庫)
石川 英輔
講談社

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