窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

三宮では大人の居酒屋が多い気が…-けいすい

2019年05月27日 | 食べ歩きデータベース


  ちょうど1年ほど前に訪れた柊草もそうだったのですが、この頃三宮では落ち着いた大人な居酒屋が多い気がします。今回は後輩が紹介してくれた「けいすい」という日本酒と和風創作料理のお店に行ってきました。
 
 地下1階にあり、美しいカウンター席のみ、薄暗い店内はまさに二人、多くても三人ぐらいで落ち着いて飲むには打ってつけの雰囲気です。



  お造りの盛り合わせに始まり、



  お酒は越乃淡水純米生原酒。この日は全国各地で夏日を記録し、神戸も蒸し暑い一日でしたので、清涼感のある錫の器で飲む日本酒がぴったりです。



  大好きな水茄子の刺身。



  暑かったのですけれど、カウンターは一人一人お酒がお燗できるようになっていて、これがやりたくて越乃淡水純米を熱燗にしました。



  季節もありますし、年齢もありますが、竹の子のステーキ美味しいですね。

  静かに飲むもよし、会話に花を咲かせるもよし、カウンター越しにお店の人と語らうもよし。週末の三宮の喧騒から地下に潜り、くつろぎを求めるには良いお店でした。

けいすい



兵庫県神戸市中央区中山手通1-12-4 TNビル B1F



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新鮮な刺身、そして蕎麦―海月(相模原)

2019年05月26日 | 食べ歩きデータベース


  恐らく相模原駅で降りるのは初めてだろうと思いますが、打ち合わせのため訪れた和食のお店「海月」。すっきりとした店内は広々として、くつろげます。侃々諤々の議論がなされる中ではあったのですが、一品一品がとても美味しくて、設定していただいた相模原の方に感謝です。

  冒頭のお刺身ですが、竹の器に入った見た目の良さもさることながら、志満八の時と同じように、魚とは刃の入れ方でこんなにも旨みが違うものかと感じました。



  鰤のカマの塩焼き。



  新じゃがの季節ですが、大きなジャガイモと豚肉のたくさん入った肉じゃが。



  ふっくらとしたアジフライも美味しかったです。



  仕上げは固めに茹でた、たぬき蕎麦。これが本当においしくて、隣にいた友人はこれだけ別枠でおかわりしたほどでした。

旬菜厨房 海月



神奈川県相模原市中央区相模原3-8-5 レクハイム相模原3



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ジャンボ餃子だけじゃない-泰興楼(自由が丘)

2019年05月25日 | 食べ歩きデータベース


  東京八重洲が本店の餃子の老舗、泰興楼。名物は何と言っても冒頭写真の「ジャンボ餃子」。ただ大きいだけでなく、口の中で肉のうまみが広がる、評判も納得の逸品です。店の内装は黒の石造りで、蘇州あたりにありそうな古い家を思わせます。



  しかし、餃子にとどまらず一品一品が丁寧で美味しかったです。餃子が出てくるまでのビールのつまみには、皮蛋豆腐。



  鶏から揚げと揚げもちの唐辛子炒め(辣子鶏)。大好物の辣子鶏は店によって結構味が違い、辛さが物足りなかったり、べちゃっとしていたりして期待外れに終わることも多いのですが、こちらのはドライかつニンニクと唐辛子がきちんと効いており、「そうそう、これが食べたかったんだよ!」と満足の逸品でした。先日中国に出張した時は揚げ豆腐が良く出てきましたが、揚げ餅のアクセントも良かったです。



  皮がもっちりとして、口に入れやすい大きさの小龍包。



  牛肉と青梗菜のオイスターソース炒め。

泰興楼 自由が丘店



東京都世田谷区奥沢6-31-17



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企業永続の法則-地域と結びついた企業は潰れない!

2019年05月24日 | レビュー(本・映画等)


  大学の大先輩であり、YMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)発足のきっかけとなった「みなとみらい次世代経営者スクール」を主催した横浜市企業経営支援財団(IDEC)では常務理事を務められ、弊社が日本初の資源リサイクル団地となる(協)横浜市資源再生卸センターとして、横浜市金沢区福浦に金沢工場(現エコムナ・横浜工場)を開設した折には、金沢工業団地への工場移転に携わっておられた、何かとご縁の深い吉田正博さんがこの度『企業永続の法則』を上梓されました。
 
  吉田さんは、40年にわたり横浜市の中小企業支援事業に携わってこられました。第101回YMSで南学先生のお話にもありましたが、長く米軍に市中心部を接収され、高度成長の波に乗り遅れた横浜がいかにして今日の姿へと変貌を遂げていったのか?本書には、70年代後半以降の横浜の街づくりの苦労が、吉田さんの経験も踏まえ生々しく語られています。1973年生まれ、同時代を横浜市で過ごした僕にとって、まさに身近にあった出来事ばかりであり、大変興味深く拝読しました。マスコミや市民から評価されることの滅多にない地方行政の仕事にあって、吉田さんのような行政マンの地域に対する確固たる信念と情熱、細郷道一元横浜市長や高木文雄元みなとみらい21社長のような度量の大きなリーダーに支えられ、今日の横浜があるのだということを強く感じました。詳細についてはぜひ同書をお読みください。

  さて、吉田さんが長年のご経験から導き出し、同書の中で述べておられるのは、日本企業の99.7%、全従業員数の70.1%を雇用する中小企業は、大企業を中心に構築された主流の経営学とは一線を画した中小企業の経営学を持つべきだということです。とりわけ、グローバル化した中小企業ではなくローカルな中小企業に対してです。この点については、中小企業事業者の生まれであるということも関係しているかもしれませんが、僕自身、学生のころから考えてきたことでもありました。即ち、経営の文化的多元性を認めず、株主利益の最大化を企業の普遍的目的とする主流の経営学に対して、日本企業(特に中小企業)には、この国が伝統的に培ってきた、保持すべき経営の在り方があるのではないかということです。

  では、吉田さんが同書で述べておられる中小企業経営の在り方とは何か?それが本の題にもなっている「永続企業」を指向するということです。永続企業とは以下を目的とする持つ企業を指しています。

1.ステークホルダー(社員、地域、環境、将来世代)の幸福に寄与すること
2.人材、人財を超え、人の存在そのもの「人在」に価値を見出すこと
3.短期的利益、事業拡大、所有者の繁栄より企業の継続に価値を置くこと

  これらを見ると、基本は江戸時代の昔から受け継がれている商人道徳にあることが分かります。特に永続企業を永続企業たらしめる3ですが、日本では鎌倉時代から主君が無能である場合、家臣が合議して主君を軟禁し家を守る「押込」と呼ばれる伝統が武家社会にありました。この伝統は特に幕藩体制において顕著であり、それが町人にも規範として波及したものと思われます。これは世界の中で100年を超える長寿企業が突出して日本に多いことの大きな要因となっていると思います。

  全企業数の99%を占める中小企業が長く継続することにより、地域経済や雇用を守り、地域を維持する。それがひいては国の繁栄を維持することにつながる。それを支援するのは施策が大企業中心に傾いている国ではなく、地方行政の役割であると吉田さんは述べておられます。永続企業を育てるには、創業から20年頃までの創業段階、50年頃までの地域貢献企業段階、100年頃までの永続的成長企業段階、100年以上の永続企業段階、各段階に応じ行政、公益財団、民間が三位一体となったサポート体制が必要であるとのことです。

  2は「企業は人を幸せにする存在である」という考え方です。本書で紹介されている前野隆司氏は、人の長期的な幸福と関連する以下の4つの因子があると述べておられます。

1.やってみよう因子:自己実現と成長
2.ありがとう因子:つながりと感謝
3.なんとかなる因子:前向きと楽観
4.ありのままに因子:独立と自分らしさ

  これらは僕自身が自分の中で「成幸論」と名付けて理解していたことと一致しています。上の永続企業の3つの条件は、この4つの因子を種として満たされていくものと個人的には理解しました。究極的には、自分の「あり方」に集約されるのかなと感じた次第です。それこそ永続的視点と意志がなければ到底たどり着くことはできない壮大な課題を示していただいた気がします。

企業永続の法則 地域と結びついた企業は潰れない!
吉田 正博
幻冬舎


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近江直送野菜のお店-花様(梅田)

2019年05月24日 | 食べ歩きデータベース


  だいぶ前後してしまいましたが、去る4月23日、大阪梅田駅近くにある「花様」というお店に行ってきました。近江牛と滋賀県守山市の自家栽培農場から毎日直送する野菜が中心の飲み屋さんです。お店の隣には「近江の駅」という滋賀県農産物の直売所も設けられています。



  例えばこちら、卵の殻を器にした茶碗蒸し。プリンではこういうの見たことあるのですが、茶わん蒸しでは初めてです。小さなスプーンもシャベルの形をしていてかわいい。



  6種類以上の生野菜を盛りつけた、「花様の宝箱」。見た目も楽しい、新鮮野菜。



  滋賀県に海はなくとも、たこつぼ(?)の中でつけて食べるたこわさ。



  さらに厚切りのカルパッチョ。



  中華料理屋で見かけるのとは見た目が全然違う、これは「よだれ鶏」です。



  麻婆豆腐は山椒が効いているというので、気になって頼みました。



  見た目も楽しいお店を紹介していただいたのは、いつもお世話になっている日本筆跡心理学協会の関西地区の皆さんでした。素敵なお店と楽しい時間をありがとうございました!

花様 NU茶屋町



大阪府大阪市北区茶屋町10-12 NU茶屋町 B1F



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沖縄でイタリアのまんま-マンマレッラ(恩納村)

2019年05月23日 | 食べ歩きデータベース


  評判のイタリアンを食べるため、沖縄本島中西部、名護市との境にある恩納村安富祖へ行ってきました。昨年仕事で訪れた、2000年沖縄サミットの開催地、ブセナテラス(上写真)もすぐ近くにあります。

  目的のお店は、ミラノ出身のご主人と日本人の奥様のご夫婦で営まれている、小さいながらすぐ傍の海と相俟った、異国情緒を感じさせる本格イタリアン「マンマレッラ」です。



  こちらではグリッシーニやパンも手作りだと伺いました。



  まずは前菜の盛り合わせから。たまたまですが、沖縄訪問の前日も恵比寿のイタリアンで、続けざまにフレッシュでコクのある美味しいモッツアレラチーズに出会うことができました。



  1本目のワインは、テルラーネル クラシコ テルラーノ 2017。イタリア北部トレンティノ=アルト・アディジェ州の白ワインで、石英斑岩と呼ばれる珍しい土壌から生み出されるワインは、僕の好きなミネラル感がありフレッシュで前菜とよく合います。辛口で、ブドウはピノビアンコを主体にシャルドネ、ソーヴィニョンブランのブレンド。

  次にソーヴィニョンブラン100%のワインを頼んだのですが、写真撮り忘れてしまいました。



  ピザはマリナーラ・アル・フィレットとマルゲリータの二種類。どちらもカリっと香ばしく、旨味たっぷり。



  リングイネのペスト・ジェノベーゼ。固めに茹でたもちもちの生パスタに大好きなバジルの香りがいっぱい。いくらでも食べていられそうです。



  ここから赤ワインに切り替え。2006年に冬季オリンピックが開催された、トリノを州都とするイタリア北西部ピエモンテ州のアンセルマ ルス。ブドウはネッビオーロとバルベラ。程よいタンニンとしっかりとしたボディ。アルコール度数は14度とやや高めですが、あまりそれを感じさせません。



  二皿目のパスタは、トロフィエのラグーボロネーゼ。このトロフィエのほとんど餅のような食感がたまりません。何とも形容しがたい、味わってみてくださいとしか言えないですね。



  4本目は、州都ジェノヴァで有名な、リグーリア州のムレッティ ロッソ カンティーナ チンクエ テッレ。ブドウはサンジョヴェーゼ、チリエジョーロ、ロッセーゼ、ドルチェットのブレンド。花のような香りに程よい果実味の優しいワインです。



  ワインを少し軽めのボディにしたのは、次のお皿が沖縄まぐろのスコッタート(たたき)だったということもあります。ピザ、パスタと続いた後、生野菜を添えたさっぱり感が嬉しい。



  5本目は、ガッツリと重く。カジョーロ モンテプルチアーノ ダブルッツォ リゼルヴァ カンティーナ トッロ 2012。ローマの東に位置し、アドリア海とアペニン山脈に面したアブルッツォ州のワイン。ブドウも名前の通りモンテプルチアーノ。アルコール度数14.5%。その濃いルビー色から連想される通りのブラックベリーを思わせる力強い果実味、カカオのニュアンス。これらはしばらく置いて空気を含ませると一層開いてきます。一番印象的だったのは、スパイシーさで…



  それがビーフのミラノ風カツレツとよく合いました。



  デザートは、コーヒーのパンナコッタでした。

Mamma Lella Pasta&Pizza



沖縄県国頭郡恩納村安富祖1866-2



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今回の沖縄食めぐりまとめて

2019年05月22日 | 食べ歩きデータベース


  一品料理ものが多かったので、今回の沖縄訪問で寄った食めぐりをまとめたいと思います。4日間、色々食べまくった割には1kgs程度の体重増で収まったのは奇跡としか言いようがありません。

  まずのっけから集合時間を間違え、5時間も早く那覇空港に到着。時間を潰さざるを得ないので、到着出口のところにある「空港食堂」という立ち食いそば屋のようなところに寄り、沖縄もずくそばを食べました。実は空港内でも評判のお店だったようで、クセのないあっさりとした汁が美味しかったです。



  夜は地元の方に人気があるという、イラブチやシチュウマチなど沖縄の鮮魚と泡盛が安く楽しめる「なかむら家」へ。個人的には、味噌と和えたミミガーが良かったです。



  その後、隠れ家的なバー「ろわ」へ。小さいながらもモダンでお洒落なお店です。お刺身も絶品でしたが、何と言ってもてびちの沖縄風おでんが美味しかったです。正直、僕は豚足が苦手だったのですが、これはとても美味しく食べられました。



  翌朝の朝食は、ホテル近くの24時間営業しているという「ハイウェイ食堂」へ。ソーキそば定食を頼んだのですが、ミニそばではなく、通常サイズのそばがついてきた上、刺身にこんもりと盛られたご飯。普段、朝は青汁とヨーグルトで済ます僕としてはとても食べきれるものではありませんでした。さすが沖縄…



  昼食は那覇を中心にチェーン展開する老舗のステーキ屋、「ステーキハウス辻本」へ行ってきました。朝の食べ過ぎで全くお腹が減らず、加えて普段牛肉は食べないので、とてもステーキなど食べられません。それでも折角来たのですから、赤身200gを単品で頼みました。しかし、いざ来ればペロッと食べられるものですね。美味しかったです。



  夜。勉強会の後に「沖縄を元気にする会」の皆さんとの交流会があり、その後あるお店の方に勧めていただいた博多居酒屋「炉端もん」へ行きました。沖縄で博多料理ということでしたが、これが驚きの鮮度。大好物、写真の胡麻サバなどまさに絶品でした。現地育ちの後輩によると、昔は沖縄で生のサバなど食べられなかったそうです。加えて、大分から取り寄せているという黄色い柚子胡椒は唐辛子の辛さが強く、ぜひ探してみたいと思いました。



  三日目の朝。本島南端にある奥武島へ行き、東南アジア的な雰囲気の中、名物の沖縄てんぷらを食べてきました。沖縄の天ぷらはベーキングパウダーを使用し、天ぷらというよりお好み焼きに近い感覚。フリッターとも少し違う感じです。おやつ感覚で食べられますが、一つがそれなりの大きさはあります。前にいた外国人のカップルが、1個80円にもかかわらず2,400円分買い込んでいて仰天しました。隣の店の沖縄ぜんざいも気にはなりましたが、お昼もあるので今回はパス。



  お昼は浦添市まで戻り、多くの芸能人も訪れている元祖ゆし豆腐そばの「高江洲そば」へ行きました。ゆし豆腐は、沖縄のおぼろ豆腐。あくまでも優しい味の透明な汁に麺と口の中でとろけるゆし豆腐の組み合わせがよく合いました。



  食後はブルーシールの本店へ。沖縄の気候に合ったさっぱりとしたアイスクリームの中でもさらにチョコミントとぶどう&ピーチのアイスというさっぱり目の組み合わせにしました。因みに、この後「恩納の駅」で紅イモソフトクリームも食べています。実はアイスクリーム好き。



  最終日。出発前の空港で、迷った挙句結局4杯目の沖縄そばを食べました。

空港食堂

沖縄県那覇市鏡水150 1F 那覇空港



なかむら家



沖縄県那覇市久茂地3-15-2



晩酌BARろわ

沖縄県那覇市前島3-4-12



ハイウェイ食堂

沖縄県那覇市前島2-3-6



ステーキハウス88 辻本店



沖縄県那覇市辻2-8-21

福岡 炉端もん

沖縄県那覇市牧志1-1-39 STEPビル1階



大城てんぷら店



沖縄県南城市玉城奥武193



元祖ゆし豆腐そば 高江洲そば



沖縄県浦添市伊祖3-36-1



ブルーシール牧港本店

沖縄県浦添市牧港5-5-6



志貴那覇空港店

沖縄県那覇市鏡水150



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3年振り2度目の沖縄開催-第108回YMS

2019年05月21日 | YMS情報


  5月17日、沖縄県産業支援センターにて、2016年2月の第67回以来、3年振りとなる沖縄でのYMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)を開催しました。前回は沖縄和僑会との交流会でしたが、今回は地元から3名の講師をお招きしてのYMS単独開催でした。

1.沖縄の経済・観光の状況および公社の支援概要について
2.沖縄の演劇、芸能活動を通じた地域振興の取り組みについて
3.「サンゴに優しい日焼け止め」誕生の契機と取り組み、今後について




  初めは、公益財団法人・沖縄県産業振興公社、産業振興課主査の上原聡志様より、「沖縄の経済・観光の状況および公社の支援概要について」と題し、行政の立場から現在の沖縄のマクロ経済と沖縄経済を支える観光産業の概況、そこから沖縄産業振興公社の各種支援事業の関わりについてお話しいただきました。上原さんは、かつて公益財団法人・神奈川産業振興センターにいらっしゃったこともあり、神奈川県と関わった経験もお持ちです。

  沖縄県は人口144.5万人、労働力人口71.8万人。完全失業率は3.1%とやや高く(全国平均2.5%)、産業構造としては良く知られているように第3次産業が84.4%とずば抜けて高い(全国平均71.8%)のが特徴です。近年の景気は拡大しており、入域観光客数の増加と共に個人消費も拡大しています。入域観光客数は2018年度、999.9万人で前年度比4.4%増、6年連続過去最高を更新しています。

  当然のことながら、観光客の増加は飲食店や宿泊業に大きな経済効果をもたらし、その他の産業も合わせると県経済への波及効果は2017年度1兆1,699億円にのぼると言われています。今回那覇や恩納村などを歩いて実感としても感じましたが、県内各地でホテルの建設ラッシュが進んでおり、宿泊業では人手不足が深刻化しています。全体の有効求人倍率が1.18倍であることを考えると、業種別の求人は大きく偏っているのかもしれません。またホテル建設の増加により、各地で地価の高騰も起こっています。

  人口が同じくらいで面積が1:7のハワイと比較すると、沖縄はハワイ並みの観光客数を誇っています。一方で観光客の消費額、平均滞在日数は共にハワイが2.7倍、2.4倍であり、面積が狭いということはありますが、まだまだ沖縄の観光産業には余力があると考えられます。

  以上のことから、沖縄における観光産業の課題としては以下のようなものが挙げられます。

1.入域観光客数の平準化
2.滞在日数の延伸
3.県内消費額の増加
4.ハード・ソフト両面の受入れ基盤強化
5.観光人材の育成・確保
6.戦略的誘致展開と市場特性に応じたきめ細やかな対応

  こうした課題を受け、公社では観光施設、飲食施設、交通機関などを対象とした翻訳支援事業、多言語アプリの開発(ベンチャー支援)、情報発信支援、県産品を活かした商品開発支援などを行っています。

  行政の施策は意外と肌で感じることが少ないように思います。このように身近な場面の細部にも深いかかわりがあるのだと知る良い機会でした。



  続いて二人目の講師は、一般社団法人・FLAME9の西平博人様。今度は一転して地域(ミクロ)の立場から「沖縄の演劇、芸能活動を通じた地域振興の取り組み」についてお話いただきました。西平さんの取り組みのユニークなところは、衰退著しい自治会が果たす役割に再び光を当て、アナログ・ネットワークの力を時代に沿う形で活用し、地域を活性化していこうという点です。

  自治会の衰退は沖縄も例外ではなく、那覇市における自治会加入率は17.3%。高齢化が進み、近い将来1ケタ台になるであろうと予測されています。地域扶助組織としての側面を持つ自治会の衰退は、本土に比べて高い沖縄の貧困率に拍車をかけています。先の上原さんのお話しのように、確かに現在の沖縄は観光産業の拡大により経済は好調ですが、西平さんによれば、沖縄は同時に基地の県でもあり、一度有事の不安が高まれば、観光依存の経済は一気に下降する脆弱性も孕んでいると言います。

  そのような不安定な経済基盤においては、地域のネットワークが不可欠であり、そこで目をつけたのが衰退したとはいえまだ那覇市内だけで154団体ある自治会の活用なのだそうです。ただ沖縄の自治会もまた高齢化が進んでおり、ネットワークを活性化するには若者を巻き込まなければなりません。SNSに代表されるように、広く浅い人間関係に慣れている若者世代に対しては、自治会加入のハードルを下げる工夫が必要になります。そこで取り入れたのが、演劇とラジオ番組とのコラボやイベントを通じた発信。

  舞台演劇もされている西平さんですが、意外なことに元々は演劇には全く関心がなかったそうです。たまたまNPOに関連する講座を受講されていた時、講師の方が演劇関係で、そこで身体を動かすことを通じ「いかに自分は自分を知らないか」痛感されたそうです。演劇とは、自分を知り、相手を知り、そしてそれを伝える行為である。それはまさに沖縄にとって必要なものであろうと考えられたとのことでした。西平さんによれば、沖縄は多様な方面にパフォーマーがおり、潜在能力を有していながら、それらを取りまとめ発信するプロデューサーが不足している。パフォーマーが何でも自分でやるので、折角良いものも広がらない。さればこれらをつないで沖縄の力を活かしていきたいと思われたそうです。

  しかし、考えてみれば元々の沖縄は、非常に狭い地域の中に数多くのコンテンツがコミュニティと結びついていたはず。この関係を再び紡ぎ直して活性化していくことこそ、沖縄の足腰を強くすることであり、その媒体となり得るのが衰えたりとはいえ、多数存在する自治会なのではないかということです。

  デジタル社会にあっても、沖縄は台風と水不足という問題を恒常的に抱えています。オンラインのインフラが機能不全に陥った時、力となるのは自治体間のネットワークのようなオフラインのインフラになります。ただ、沖縄は台風に対する意識は高いものの、本土のような防災・防犯の部分が弱い。昔の緊急連絡網のような告知力ばかりでなく、集会所を放課後の児童の待機場所とすることで、働く世代の負担を軽減することもできます。これはひいては貧困対策、防犯対策にもなります。



  そして演劇を通じたマーケティングの可能性。埋もれつつある地域の歴史、ストーリーを演劇によって再考することで、地域の活力につなげる。失われつつある地域芸能をコーディネートし、データバンクを作り、アイデンティティを再興する。演劇の持つ対面、空間、役者が発する生き様といった力を企業や地域の発信力につなげる。

  さらに教育的要素として実際の動画を拝見しましたが、『島守のうた』という昭和20年4月、沖縄戦時の島田叡知事の物語です。米軍による沖縄上陸が不可避と分かっている中、沖縄県知事の辞令を受け、「誰かがどうしても行かなならんとあれば、言われた俺が断るわけにはいかんやないか。俺は死にたくないから、誰か代わりに行って死んでくれとは言えん」と言って受諾し、沖縄に殉じた方です。西平さんは、この劇の企画を通じて沖縄戦の体験者の証言を残すと共に、劇に参加した中高生が当時の人々の心境を追体験することによる、平和教育を行っています。

  「歴史を学ぶと自分たちの位置が分かり、進むべき方向が見える」という西平さんの言葉が強く印象に残りました。



  三番目の講師は、ジーエルイー合同会社の呉屋由希乃様。結論からお伝えしますが、信じたことを行動に移す実行力、諦めない力、理想を追いながらも現実の中の自分の位置を冷静に見極める力。ただただ舌を巻くばかりでした。これだけ感服したのは、第13回YMSの講師としても来ていただいた、社会保険労務士の菊地加奈子さん以来かもしれません。



  呉屋さんは、「サンゴに優しい日焼け止め」を製造販売されています。珊瑚礁は地球の海洋面積の0.2%を占めているにすぎませんが、海洋生物の実に1/4がサンゴに依存して生息しており、CO2吸収量はアマゾンの熱帯雨林よりも多いそうです。そのサンゴがこの30年で半分失われたと言います。

  サンゴは動物であり、植物と共生し光合成によるエネルギーを吸収して生息しています。そのためサンゴは植物を思わせる鮮やかな色をしているわけですが、死滅したサンゴは白い色をしています。我々が死んだら白骨化するのと同じです。「白いキレイな珊瑚礁」なんて思っていたら、それはすでに失われたサンゴだったのですね。

  これほどまで急速にサンゴが失われている要因としては、地球温暖化、開発による汚染など様々あるわけですが、人間が使っている日焼け止めにもサンゴにとって有害な物質が含まれており、何と競泳プール6杯分の海水に1滴の日焼け止めを垂らしただけであっても、サンゴのDNAに悪影響を及ぼすのだそうです。

  沖縄育ちの呉屋さんは元々ダイビングがお好きだったそうですが、仕事でしばらく沖縄を離れ、戻ってきて潜った馴染みの海のあまりの変わりように衝撃を受けたそうです。その時にインストラクターが発した「(日焼け止めは)サンゴが死んじゃうよ」という一言が、海に潜っている時に脳裏に浮かびあがり、居ても立ってもいられなくなったのだそうです。

  そこで日焼け止めについて調べてみると、サンゴに対する配慮など全くされていない。世界中でパラオとハワイは日焼け止めに対する規制があるそうですが、そのハワイでも有害物質規制を逆手に取り、規制外の有害物質を使った日焼け止めが環境配慮を謳って流通している有様。国内で唯一見つけた有害物質を使っていない日焼け止めも、そのことを成分表示以外謳っていないので、日焼け止めの成分に詳しい人でなければ環境に優しいことが分かりません。しかも値段が異常に高い。

  こうしたことが切欠となり、サンゴとは石だと思っている人も少なからずいる現状の中、まずはサンゴについて知ってもらい、かつ手ごろな商品を作らなければならないと思い、クラウドファンディングで資金を募り(これについてもかなりご苦労されたようですが)、「サンゴに優しい日焼け止め」というそのものズバリの商品を開発したのだそうです。考えて作ってしまうところがそもそも凄いことですが…。

  2016年に発売を開始。日本航空系のJTA商事にも扱ってもらうなど順調な滑り出しかと思われましたが、全く売れないという厳しい現実に直面したそうです。遡ること20年近く前、サンゴを救うため独学でサンゴの養殖を学び、経営していた店を売り払ってサンゴを救う活動を始められた金城浩二さんがマスコミでもクローズアップされ、サンゴに対する人々の意識は高まったはずでした。しかし現実は、全くの無関心。

  どうして人々の意識が上がらないのか、また金城さんはどうして折れることなく活動を続けることができるのか?呉屋さんはそうした疑問を直接金城さんにぶつけてみたそうです。金城さんの答えは、「(金城さんが注目されたことによって)似たような人たちが何人も来たが、誰も残っていない。…今日聞いたいい話も人は明日には忘れる。『~のため』では続かない、好きでなければやってられない」というものだったそうです。また、商品が売れない現実を前にこうも言われたそうです。

「今の辛さは自分を好きになるために時間なんだよ」

  市場経済の現実の中で、「サンゴに優しい」はセールス・ポイントにはなりません。それよりサンゴに対する意識を持ってもらうため、呉屋さんはその後も粘り強くメディアへの露出を続けられました。そしてあるラジオ番組のリスナーが「サンゴに優しい日焼け止め」を投稿したところ、実に4万近いツイートがあったそうです。2017年、日本政策投資銀行主催の第6回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションで沖縄初のファイナリストとなり、東京都のグローバル企業家アクセラレーションプログラムに参加。2018年には、マレーシアで開催された第9回目世界都市フォーラムに出展。同じテーマを共有するアジア各国の行政機関からは、「環境保護というメッセージを遠回しに伝えられる商品」としてむしろ関心が高かったそうです。アジアとのつながり強化のため、タイでも生産を開始、パラオでの販売も始められました。同年、生物多様性アクション大賞で審査員賞を受賞しています。

  僕自身、衣類のリサイクルを業とするにあたり、理想も現実も共感するところが多々ありました。それ以上に、到底敵いませんが無形の学びを得たお話しでもありました。

  今回の第二回YMS沖縄大会、実現にご尽力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

過去のセミナーレポートはこちら

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農業の可能性は無限大、横浜農家の挑戦!-第107回YMS

2019年05月09日 | YMS情報


  5月8日。新天皇陛下が即位され、元号も改まって最初となる、第107回YMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)をmass×mass関内フューチャーセンターにて開催いたしました。会場がほぼ満席となる、大勢の方にご参加いただき、厚く御礼申し上げます。

  今回の講師は、横浜市金沢区でしいたけ農家を営む、㈱永島農縁の永島太一郎様。実は永島さんのお名前はYMSにも二度ほど登壇いただいている、パーソナルブランド・コンサルタントの山本秀行先生からずいぶん前にお名前を伺っていたのですが、この度ご縁がありYMSに来ていただくことができました。



  永島農園さんは、横浜市金沢区で500年続く農家。横浜というと連想するのは港、あまり農業のイメージがありませんが、第21回YMSでもご紹介しました通り、実は県内有数の農業生産地なのです。神奈川県内に占める面積がそもそも大きいということもありますが、現在でも耕地面積県内1位、戸数1位、容易に想像できる通り典型的な都市型近郊農業です。

  実は永島さんは農園がご実家ではありません。元は外資系の銀行員だったのですが、結婚を機に千葉県の農業法人で修業、東日本大震災を機に農園の後継者となりました。当時は先代からお花を栽培していたそうですが、2012年からしいたけ栽培を始め、14年からは温暖でも育つきくらげの栽培を始めました。

  さて、ご承知の通り、日本の農業は全体としては衰退の一途です。1990年に480万人いた農業人口は480万人から181万人(2017年)、農地面積は524万ha→450万ha(2014年)、生産額は11.5兆円→8.4兆円(2014年)、平均年齢59.1歳→66.6歳(2015年)、家族経営体数297.1万体→134.4万体(2015年)等々。労働生産性は1,486円/時で、年換算で250万円でしかありません。

  唯一著しく増加しているのは法人経営体数で、2,902体からなんと23,000体(2015年)と急激に増加しています。これは必ずしも悪いことではありませんが、日本の農業の様変わりを物語っています。なお日本最大の農業経営法人は、イオンアグリ創造株式会社だそうです。

  農業は天候に左右されるため、需給調整が難しく相場が安定しません。食料自給率が低いことで有名な日本ですが、輸入があるため基本的には供給過剰、価格は低い相場で推移し続けている産業と言えます。加えてサプライチェーンが長く多数の中間マージンが介在すること、価格決定権が小売業側にあることなども生産者の収入が伸びない原因となっています。

  それでも大規模農家は外国ほどではないにせよ、販売先さえ確保できればスケールメリットを生かした拡大の余地があるだろうということです。先のイオンアグリ創造さんはその例でしょう。しかし、小規模農家は同じ戦略という訳にはいきません。

  そこで永島さんが進めてこられたのが、「志と地域貢献による農業経営」。具体的には第一次産業とされてきた農業の六次産業化。六次産業とは生産だけでなく、加工、流通販売も取り込む(一次+二次+三次=六次)ことで、小規模ながら付加価値を高めていくこと。お話しの中で表されたシンプルなメッセージは、「生産性だけ追求しても面白くない」、「経営として成り立つ農業をしているのか?」ということでした。こうした視点は、永島さんが元々全く「畑違い」の仕事をされていたという経歴とも無関係ではないように思います。

  これを実現するため、都市型近郊農業という特性を活かし、市内の優良個人店と共存共栄を図り出口を広げること、しいたけを使ったビールやラーメンなど既存概念にとらわれない商品開発で、生産物の用途拡大に伴う食文化・地域文化を創造すること。同業者や関係業者との連携による体制の強化。地域の様々な団体との交流によりブランド価値を高めることなど、永島さんは実に多様な活動に取り組んでおられます。「~のため」というのは理由の一部かもしれません、「それが好きだから」ということも大いに関係しているように感じました。いかなる分野に属していようと、形は違っても永島さんは何かをされるのだと思います。

  「衣・食・住」といわれるように、この世の中に「食」と無関係な人はいません。ゆえに農業はあらゆる分野と連携し、その可能性を広げる潜在能力を持っていると言います。既に取り組まれている一例としては、土いじりのような情操教育から大学との連携による地域づくりといった高等教育に至るまでの教育分野。地道な作業が大切、土に触れ身体を動かすことがもたらす癒しの効果という農業の特性を活かした、福祉分野。無農薬で子供たちが毎年ホタルを見られる畑づくりを目指す、地域創造分野。まだまだ健康分野や観光分野など多くの可能性が考えられると言います。スポーツだってあるかもしれません。

  一方で、因習的体質や長期的に衰退してきた諦め感、他の産業との感覚の相違など課題も多くあるようです。お話し全体を通じて感じたことですが、衣類のリサイクルが持つ可能性・課題と共通する部分が数多くあるように思いました。

  追伸:今回でYMSの累計参加者数が、西暦と同じ2019名となりました。

過去のセミナーレポートはこちら

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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【訂正】2019年3月アクセスランキング

2019年05月07日 | 人気記事ランキング


  新天皇陛下のご即位、超大型連休と共に5月がスタートしました。いかがお過ごしだったでしょうか?

  このアクセスランキングですが、どうも先月の結果がおかしいと思っていたのですが、分かりました。先月gooのアクセス解析が新しくなって以降、「前月集計」というのが前々月の結果になっていたのです。つまり、先月お伝えしたのは2月の結果だったということになります。今後、二カ月も前の結果を発表し続けるのもどうかと思うので、できればアクセス解析を修正してほしいです。

  ということで、こちらが2019年3月にアクセスの多かった記事トップ10です。

  個別記事では、やはり1996年の「ペルー日本大使館人質事件」の酒井さんのお話しに圧倒的な注目が集まりました。定番の3記事は前回のご報告はデータの重複になりますので、「エコノミーとエコロジーの語源」(3位、24カ月連続)、「Yema(イェマ)-フィリピンのお菓子」(4位、3カ月連続)、「『上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会』に参加してきました」(10位、2カ月ぶり)が2カ月ぶりに揃ったということになります。

  5位「穹窿山・上真観」と7位「孫武苑」は11年ぶりの中国出張の話。そのために残念ながら参加できなかったYOKOHAMA WALKERの山本さんによる「第105回YMS」も8位に入りました。つまり、3月更新の記事がしっかりランクインした形です。

1 トップページ
2 第14回ネゴシエーション研究フォーラムに参加しました
3 エコノミーとエコロジーの語源
4 Yema(イェマ)-フィリピンのお菓子
5 穹窿山・上真観-中国・蘇州
6 鶴齢の試飲会に行ってきました
7 孫武苑-中国・蘇州
8 横浜って結局何だろう?-第105回YMS
9 カテゴリー(リサイクル(しごと)の話)
10 「上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会」に参加してきました

アクセス解析、修正をお願いします!

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