窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

立教大学でお話させていただきました

2017年07月05日 | 筆跡心理関係


  更新が遅くなりましたが、去る6月16日、立教大学現代心理学部「対人関係の心理」講座のゲスト・スピーカーとして、筆跡心理学のお話をさせていただきました。一部変更を加えた箇所もありますが、内容としては3月にWBN(早稲田ビジネスネット横浜稲門会)でお話させていただいたものとほぼ同じですので、そちらを参考にしていただければと思います。

  約160名ほどの学生さんを前にお話しさせていただくのは、本業の方では珍しいことではないのですが、筆跡のお話では初めてです。僕はイラストレーターが少々大げさなところがあり、そのせいか持っているマイクが時々口から遠ざかってしまい、一部の学生さんから「声が聞き取りにくかった」とのご指摘をいただきました。ピンマイクにすれば良かったですね、今後の反省とさせていただきます。



  さて講義終了後、学生の皆さんに提出していただいたレポートを拝見しました。今回は僕が診断をしたわけではなく、あくまで講義に対するレポートですが、一度にこれだけ沢山のフィードバックをいただける機会は滅多になく、大変貴重な経験となりました。日頃から筆跡診断は経験とフィードバックの蓄積が非常に重要だと思っていますので、本当に有難いことです。

  レポートを拝読して、学生の皆さんの学問に向かう真摯な姿勢には素直に感心しました。診断結果を鵜呑みにして一喜一憂するのではなく、それを自分なりに多面的に解釈しようと試みる姿勢。疑問や批判的に考察を試みる姿勢。とりわけ、診断結果から過去の体験なども交えつつ、自分の性格を深く掘り下げて考察している学生さんが非常に多かったのは、僕にとって大変嬉しいことでした。何故なら筆跡診断の価値は、診断結果そのものより、そこから解釈を逞しくしてより深い自己理解、他者理解に繋げていくことにこそあると思っているからです。



  ここで皆さんから頂いたご意見やご質問の一つ一つにお答えすることはできませんが、主だったものから講義でお話しし切れなかった内容について、いくつか補足したいと思います。

1.筆跡特徴について

  今回は、皆さんに筆跡診断とはどのようなものかを感じていただくための入門編でしたので、70数種ある筆跡特徴の内わずか14個しかご紹介できませんでしたが、実際の診断では、字そのものの特徴の他、字の大きさ、字間、字の傾き、書き出しの位置、行のうねりや上昇・下降、余白、筆圧などの要素も考慮します。

2.人は多面性を持っている生き物ではないのか?

  これは全くその通りです。最も注意しなければならないのは、個々の筆跡特徴を取り上げて「あなたは~な人だ」というように、その人を一面的に断じることです。書き手の文字に現れる個々の筆跡特徴は、少なくとも他の特徴と合わせて総合的に判断し、個々の特徴が書き手の中でどの程度の強さを占めているのかを推測しなければなりません。また、その文字を書いた時のコンテクストが分かるのであれば、それも考慮した方が良いでしょう。例えば「表情分析」でも「怒り」と「熟考」は同じ表情筋が動きます。それを「怒り」と捉えるか、「熟考」と捉えるかは、その表情が現れた時のコンテクストを考慮しなければなりません。これと同じことが筆跡診断にも言えます。そもそも、個々の筆跡特徴を表した文言も、あくまで代表的な傾向を述べているにすぎません。逆に言うと、そうしたことから個々の筆跡特徴とパーソナリティを関連付けようとした従来の研究は、軒並み「有意性が見られない」という結論になったのだと思います。

  また、今回のようなわずか数文字ではなかなか現れにくいですが、実際には相反する特徴がどちらも現れるというのは珍しいことではありません(例えば「接筆開型」と「接筆閉型」が混在するというように)。こういう場合、現れる頻度からどちらが優勢かを判断します。

  さらに言うと、外向的傾向と内向的傾向の特徴が混在することもしばしばです。こういう場合も現出する頻度や筆跡特徴を包括的に判断した結果から、どちらが外面の傾向でどちらが内面の傾向かなどを想像します。そうした面が、筆跡診断はバーナム効果を狙ったコールド・リーディングに過ぎないという批判が根強くあるところの一因なのかもしれません。



3.筆跡特徴の判断は主観的なものではないのか?

  今回は特に筆跡診断に初めて触れた皆さんが、自分で書いた筆跡傾向の判断を自分で行ったので、やむを得ない部分はありました。あくまで筆跡診断に触れていただくということが主旨だったとご理解いただきたいと思います。実を言うと、拝見したレポートの筆跡が、講義の時に書いた数文字とは違う、あるいは取るべき程の特徴でないという方も結構いらっしゃいました。しかし、これは上記のような制約がある以上、起こり得ることです。

  ただ、実際の場面でも、筆跡診断は診断者の主観であることに変わりはなく、診断する上で非常に気を遣う部分です。例えば、大抵の人は自分の文字を基準に考えるでしょうから、自分の文字より大きな字を書く人を「大字型」だと判断するでしょうし、小さければ「小字型」だと判断してしまうでしょう。しかし、他の人から見たら自分が「大字型」だと考える文字が「小字型」と判断されるかもしれません。こうした主観を修正していくためには、筆跡診断の経験とフィードバックの積み重ねが必要です。また、知っている人を診断する、対面で診断を行うような場合には、その人に対する印象などから来る先入観をいかに排除するかも重要な課題となります。

  また、筆跡特徴も相対的なものです。例えば「我慢強い」といった時、それはどの程度のことを言うのか?世の中には拷問にも耐えられるほど我慢強い人もいれば、毎朝6時に起きるというだけで「自分は我慢強い」と思っている人もいるかもしれません。筆跡特徴はその性格傾向が強く出ているかどうかは分かりますが、その程度までを測ることはできないのです。そういう意味では、この点は筆跡診断の限界の一つです。それを補うために、自分の診断結果を自分を良く知る身近な人に見てもらい、フィードバックを得るというのも一つの方法でしょう。

4.筆跡で性格を変えられるのか?

  「幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ」というフランスの哲学者アランの有名な言葉がありますが、自己暗示としての効果の他に、例えば字を大きくゆったりと書くと気持ちが落ち着くというような、その時の感情に働きかける効果はあるでしょう。それを長く継続して続けることにより、例えば激しやすい性格だったのが丸くなったとか言う効果は期待できるかもしれません。だからといって、例えば経済的に成功した人に多く見られる筆跡特徴を真似したから経済的に成功すると考えるのは飛躍のし過ぎだと僕は思っています。少し例が古いですが、王選手やイチロー選手の打法を真似たからといって誰もが王選手やイチロー選手になれるわけではないのと同じです。

  実は160名を前にお話させていただいた僕ですが、本来人前に出るのも話すのも大の苦手で、筆跡には今でも内向的な性格が強く出ています。人前で話せるようになったのは、社会人になってからの訓練と経験によるもので、未だに本質的な部分は変わっていないと思っています。しかし、人前で話せるようになった自分も偽らざる自分なのです。このように、先天的な性格が変わっていなくても人は違った行動をとることが十分可能であるとすれば、筆跡が行動変容に影響を及ぼし、やがてはそれが性格の一部を形成する可能性も排除できません。

  しかし、手書きをする機会が激減している昨今、自分を変えられるほど一定量の文字を継続的かつ期待する筆跡特徴で書き続けることは、意外と大変なのではないでしょうか?日記を書くというのも方法かもしれません。いずれにせよ、僕自身このテーマについて、より多くの実体験に出会ってみたいと思っています。

  最後に。筆跡だけでなく、視覚障害の方が使う点字にも点跡と言って書き手の癖があるという事を初めて教えていただきました。これはアメリカで発行された筆跡心理学の本で読んだことですが、事故か何かで手を失い、口やつま先で字を書くことを覚えた何千人もの人たちを調査した結果、最後には手が使えていた頃と同じ、その人固有の筆跡で字を書くようになったそうです。つまり、どのような字を書くかを決めているのは脳であり、手や口やつま先ではないということです。なお、右利きか左利きかについても、筆跡診断では考慮しません。

 長くなりましたが、結びにこのような機会を下さった先生と、忌憚ないフィードバックを下さった学生の皆様に心より御礼申し上げます。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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【診断事例47】その確実さで頼られるタイプ

2017年04月21日 | 筆跡心理関係


上の画像は、クリックすると拡大します。女性・会社員をされている方です。

【この方の人物像】

  非常に常識的で生真面目な方。規範やルールを逸脱するようなことはまずなく、自分に求められている任務を実直かつ正確に遂行しようとします。詰めも手堅いので、その点での周囲の信頼は厚いでしょう。一方、真面目と意欲が高じて融通に欠けてしまうところがあります。自分がこうと思ったことは容易には曲げない意思の強さがあり、時に一途に突っ走ってしまうこともあります。それはやや心配性な内面の裏返しなのかもしれません。ただこうした堅実で確実な性格は、特に目上の人から信頼されることでしょう。

【診断の感想】

筆跡鑑定ありがとうございました。
ほんと、よく当たってると思います。
字からわかるってすごいですね。
昔はよく星座占いとか支柱占いとか好きで見てましたが生年月日でもよく同じような事が出ていました。
ほんと、ありがとうございました。

【診断後記】

  今回4日に渡ってご紹介した事例は、同じ職場の皆さんでした。普段接している皆さんでも、診断結果を共有することにより、今まで以上にお互いの理解が深まったのではないかと思います。また、各々見た目は全く違った筆跡をしていながら、その中にある共通項で繋がっていることに気づかれたようでした。それが職場のアイデンティティとして意識されるようになれば、チームとしての独自スタイルを構築し、日々の仕事に活かせるのではないかと思います。

  筆跡診断にはこのような役立て方もあるのだな、と診断した僕自身にとっても良い気づきとなりました。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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【診断事例46】真面目で堅実な、縁の下の力持ちタイプ

2017年04月20日 | 筆跡心理関係


上の画像は、クリックすると拡大します。20代・男性・会社員をされている方です。

【この方の人物像】

  非常に真面目で堅実なタイプ。自分の主張や考えを外に表現するよりも、与えられた環境、決められたルールの中で役割を理解し、それを確実に遂行していくことに向いています。時々おっちょこちょいなこともありますが、基本的には物事をきちんとやり遂げないと気が済まない性分。ただし、見えない所では意外と不精な面もあるでしょう。

  控え目な性格なので、人が集まるような場所でも表に出ていくことはまずありません。できるだけ隅の方で目立たないようにしています。頑張って自分を前に出すような場合でも、気が付くと元通り引っ込んでしまっているでしょう。

【診断の感想】

・・・思い当たる節が多々あります。
筆跡鑑定のすごさにびっくりしました。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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【診断事例45】環境適応力が高く、情に厚い方

2017年04月19日 | 筆跡心理関係


上の画像は、クリックすると拡大します。40代・男性・会社員をされている方です。

【この方の人物像】

  非常に柔軟性に富んだタイプ。環境に適応する能力が高く、状況をよく見て柔軟に対応できる能力を備えています。また、新しい考えを受け入れることにも柔軟です。単独で動くよりは仲間と協調してチームで動く方を指向し、情に厚いタイプ。仕事のスタイルとしては、基本的に融通型とはいっても、手堅く物事を進める方です。時には詰めの甘さを露呈することもありますが、それは普段が手堅い分かえって目立ってしまうのかもしれません。

柔軟性に富んでいるので、大事でない時には結構いい加減だったりもするのですが、ここと言う時には曖昧に済ませることをむしろ嫌います。ただ、協調性を優先するあまり、自分の考えを抑えてしまう傾向もあるでしょう。

【診断の感想】

なるほど‥ 年を取り、世間を知って来た現在はその通りかもしれません。
若い時は尖っており、自己中でしたけど! まぁ、己の力の限界にも気づき、協調性とカッコイイ言葉で言われると恥ずかしいですが、周りを巻き込まないとどうしようもない事にも気づいた!と、言うことでしょうか?
本当に自分でも判っている事ですが、関係ない(必要性の無い)時には手を抜きますね‥ 当っております! 言葉を変えれば「メリハリ」と都合の良い言葉はありますが。
この診断をある意味支えにして頑張って行きます。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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【診断事例44】規範や常識を重んじつつ、自分の考えをもしっかりと持った方

2017年04月18日 | 筆跡心理関係


上の画像は、クリックすると拡大します。40代・男性・会社員をされている方です。

【この方の人物像】

  生真面目で、自分の考えをしっかりと持った方。規範や常識を重んじ、それに従いますが、かといって迎合して流されることはなく、自分の思うようにことを進めたいという点ではむしろ頑固とも言える程です。とにかく、こうと思ったことに真っ直ぐに取り組み、どっちつかずでハッキリしないことを嫌います。それでいて面倒くさがりな面もあります。

  人間関係は比較的情を重んじ、常識的に振る舞うタイプ。どちらかと言うと目上から好かれるタイプだと思われます。逆に目下から頼られた場合、内心面倒くさいと思っていても、放ってはおけない性分でしょう。

【診断の感想】

忙し中、筆跡診断ありがとうございます。
妻に診断結果を見せましたが、間違いないそうです。
特に頑固な部分とか・・・
>逆に目下から頼られた場合、内心面倒くさいと思っていても、放ってはおけない性分でしょう。
⇒放ってはおかないようにしますので、内心面倒くさいと思っている事は内緒です。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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ジャックリーン・ケネディの筆跡

2017年04月06日 | 筆跡心理関係

『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』予告編

  現在公開中、ナタリー・ポートマン主演の映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』の予告編を見ました。最後に出てくる映画タイトル(上の動画ですと0:55)にジャックリーン・ケネディのサインが出てくるのですが、以前このブログでご紹介した” Handwriting Analysis Putting It to Work for You”には、ジャックリーンの筆跡が度々登場します。

  言うまでもなく、ジャックリーン・ケネディ・オナシスは第35代アメリカ大統領、ジョン・F・ケネディ夫人。アメリカ史上最も有名なファーストレディと言えるかもしれません。昨年まで駐日大使を務めたキャロライン・ブーヴィエ・ケネディの母親でもありますね。

  ジャックリーンの筆跡はどのようなものであったのか?ご興味がおありの方は、”Jackie Kennedy handwriting””でGoogle検索すれば沢山ヒットしますので、そちらをご覧ください。

  同書の分析によれば、まず全体的な筆跡が非常に左に傾いていること。通常、この手の筆跡は「冷たい、打ち解けない、優柔不断な、率直でない、感情を覆い隠している、理解しがたい」といった傾向と結び付けられるのですが、要するに「自分の本当の感情を表に表さない傾向」だそうです。夫のケネディ大統領が暗殺された際の気丈な振る舞いは、ジャックリーンの外面的な強い感情抑制傾向の表れだったのかもしれません。

  次に、映画のタイトルにある彼女のサインに典型的に表れているのですが、”Jackie”の”J”の字が極めて大きな釣り針のような形をしていることです(同書ではこれを「棍棒のような筆運び」と表現しています)。通常、このような筆跡傾向は潜在的な残忍さを表すのですが、彼女の場合、むしろ緊張や怒りの表れと同書では解説しています。

  最後に、ケネディ大統領が暗殺された直後の筆跡における彼女のサインです。”Kennedy”の”ennedy”の部分だけ突如として下に落ち込んでいます。これはまさに「ケネディー家」という部分での絶望、特に外面の振る舞いを強くコントロールし、本当の感情を表に表さない彼女にとって、内面の深い悲しみが筆跡に表れたものだそうです。

  こうした筆跡から分かる彼女の内面が、映画の中でどのように描かれているのか?そうしたところにも注目したい作品です。

Handwriting Analysis: Putting It to Work for You (NTC Reference)
クリエーター情報なし
McGraw-Hill Education


繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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【診断事例43】真面目で迅速だが、意外と大雑把

2017年04月05日 | 筆跡心理関係


上の画像は、クリックすると拡大します。50代・男性・個人事業をされている方です。

【この方の人物像】

  全体的に常識人、バランスのとれた方と言えるのですが、最も目立つ特徴は意外にも大雑把だということです。もちろん、基本的な思考態度は真面目で、一つのことに集中して打ち込むこともできるのですが、本心ではあまり細かいことは好みません。したがって、仕事はスピード感を以て処理していくスタイルを得意としているでしょう。また、状況に応じた是々非々の柔軟な対応を厭いません。粘着的な気質が薄いため、落としどころを見つけ、できるだけ早期に解決を目指すタイプと言えます。とはいえ、自分の主張を押し付けることなく、他者と歩調を合わせながら、より良い答えを目指します。

  人付き合いは苦手ではありませんが、社交的というよりはどちらかと言うと静かにしていたいタイプ。したがって、仕事は速いけれども落ち着いた雰囲気を持っている方。しかし、プライベートでは意外と面倒くさがりだったりするので、家族の方にはそうした側面の印象を持たれているかもしれません。

【診断の感想】

大雑把で早期解決を目指すのはとてもよく分かります。
また,プライベートで面倒くさがりという点は,私の家庭を見られているかのようです。
静かにしていたいというのもあたってます(たまには騒ぎますが)スピード感を持って処理したいとは思っているのですが,取りかかるまでに時間がかかってしまい(面倒くさがりなんで),かける時間は短くてもトータルで遅くなってしまっているという点が少し違うかも知れません。

しかし,あれだけの字数でよく分析できるものだと思います。驚きました。

家族に診断結果を見せたら,大雑把で面倒くさがりは当たっていて,仕事をスピーディにこなすのは違うと,私と同じ感想を言ってました。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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【診断事例42】豊かな感受性と柔軟な思考、行動の持ち主

2017年04月04日 | 筆跡心理関係


上の画像は、クリックすると拡大します。40代・男性・印刷業の社長をされている方です。

【この方の人物像】

  豊かな感受性と柔軟な思考、行動の持ち主。包容力があり、持ち前の創造力を活かし周りの人を巻き込んで実行に移していける行動力も備えています。我が強く、時に前のめりに突っ走ってしまうこともありますが、基本的に状況を客観的に見られるタイプなので、自重することができるでしょう。一人で何かに打ち込むよりは仲間と一緒に作り上げていくことに長けています。ただ、飽きっぽいところもあり、細かいことはあまり得意ではありません。グランドデザインを描き、仲間を導きながら、詳細は他の人に任せることで良い相乗効果を生むでしょう。

【診断の感想】

贔屓目な鑑定ありがとうございます。良く言うとそういうことになるのでしょうが、正しくは「わがままで大雑把な気分屋」というところでしょう(笑)。まったくそのとーりだと自覚しています。
詳細は人に任せるようにしているのですが、指示が大雑把すぎて細かいところまでに至らないというのが悩みではあります。筆跡のどのあたりからこのような傾向が導き出せるのかとても興味があります。

【診断後記】

  よく、「診断がほめ過ぎである」というお声をいただきます。多少はネガティブな要素も入れてくれた方が、真実味が増すというのです。確かに、その通りかもしれません。
 
 その点について僕も考えてみたのですが、やはり性格自体に善し悪しはないものだと思っています。それは同じ性格を違った側面から捉えたものにすぎません。また、同じ性格が状況によって良く働くことも裏目に出ることもあります。

 筆跡診断で大事なことは、当たっているかどうかよりも、診断を受けた方にご自身の性格を捉えなおす契機としていただけることだと思います。そうであれば、同じ性格でもそれをできるだけポジティブに捉えた方が、その方にとって筆跡診断をした意味があるように、現時点では考えています。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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【診断事例41】切り替えの速さとこだわりの強さが同居しているタイプ

2017年04月03日 | 筆跡心理関係


上の画像は、クリックすると拡大します。50代・男性・個人事業をされている方です。

【この方の人物像】

  切り替えの速さとこだわりの強さが同居しているタイプです。仕事など日常のスタイルとしては、極めて真面目にスピード感を以て取り組みます。いい加減なことや曖昧なことを嫌い、行動は手早くても結果にはきちんとクオリティを求めます。様々なことに興味を持ち、それぞれにこだわりがあります。対人関係は一見合理的でドライに見られがちですが、感情的に入れ込み人を大切にするタイプ。人のために迅速に行動します。一方で自分の意見をしっかりと持っているため、それが持ち前のこだわりの強さと情の厚さ、物事をはっきりさせたがる性格などと相まって、相手にもそれを求める行動として現れることがあります。したがって、我か強い人という評価を受けることもありますが、本当は協調性を重んじる性格です。

【診断の感想】

99%そのとおりです!!!!!!
ありがとうございます。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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【診断事例40】バランス感覚に優れた方

2017年04月02日 | 筆跡心理関係


上の画像は、クリックすると拡大します。50代・男性・製造業の社長をされている方です。

【この方の人物像】

  極めて常識的な、バランス感覚に優れた方だと言えます。突飛な発想や逸脱した行動をとることはまずありません。仮にチャレンジング見えることであっても、それは自分で考え計画的に行動に移した結果です。そして平凡では満足できない、結果に対するこだわりがあります。しかし、一つのことに固執するということもなく、切り替えるべきと判断すれば直ちに別の行動に移れる人でもあります。視野が広く、周囲の状況を良く観察しています。リーダーシップのスタイルは、恐らく自分が引っ張るのではなく、可能な限り部下のサポートに回り、組織としての一体感・協調性を重視する、サーバント・リーダーシップ型でしょう。

【診断の感想】

過分な診断をいただき、有難うございます。
実際はもっといい加減です。
書道は小学校1~4年位までやっていましたが、当時の方が字は綺麗だったと、嘆くこの頃です。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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