窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

スービック工場で就業体験を行いました

2014年09月30日 | リサイクル(しごと)の話


  フィリピン・スービックにある弊社の工場で、地元の貧しい子供たち15名を集めての就業体験会を開催しました。



  貧しい子供たちは、その貧困ゆえに目の前の日銭を稼ぐことにとらわれ、「学校より今お金が欲しい」と学校に行かなくなってしまうということが多々あるそうです。そうした子供たちに、学校に通った先にある未来を知って欲しいというのが、この会の趣旨です。



  工場のある場所も含め、子供たちにとっては何から何まで初めて見る世界。しかし、それは決して手の届かない別世界なのではなく、学校で頑張った先、自分たちの未来にあるものなのだということを少しでも感じてもらえたらと思います。



  「僕は明日からでもここで働くよ」、「私は高校を卒業したらここで働く」と話す子供たちが、それぞれの未来を切り拓くきっかけに少しでもなれば幸いです。

  弊社のスタッフも、仕事を改めて子供に教えたことで、普段の仕事を見詰めなおす良い機会となったようです。

  より詳しいレポートはこちらをご覧ください

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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TOKYO INTERNATIONAL BAR SHOW-WHISKY LIVE 2014 ③

2014年09月29日 | BAR&WHISKY etc.


  そういえば、今日からNHK朝の連続ドラマでニッカ・ウィスキーの竹鶴政孝と妻・リタをモデルにした「マッサン」が始まりましたね。多分、本坊酒造の岩井喜一郎氏をモデルにした役も登場することでしょう。



  さて、今回のミニ・ステージは、ウィスキーの世界では有名な土屋守氏解説によるハイランドパーク蒸留所。去年、ソーをご紹介しましたが、ソーを含む3種類のヴァルハラ・コレクションの紹介でした。



  スコッチ・ウィスキー最北端の蒸留所といわれる、ハイランドパーク。ハイランドパークがあるオークニー島は、スコットランドでありながら、北欧文化の影響を強く受けている土地です。



  したがって、このシリーズのボトルを覆う木枠は、言うまでもなくヴァイキングのロングシップの舳先をイメージしています。木枠もスカンジナビアのカラマツを使用しているとか。ボトルも敢えて古めかしいクリアでないガラスを使っています。ヴァルハラ・コレクションの「ヴァルハラ」とは、北欧神話における主神オーディーンの宮殿のことです。

  第一弾は「ソー」。ソーは北欧神話最強の戦神トールの英語読み、トールは木曜日(Thursday)の語源でもあります。雷神でもあるトールらしく、荒々しい力強いウィスキーです。

  第二弾は「ロキ」。ロキは悪戯好きの神。北欧神話最大のトリックスターと言われるとおり、このウィスキーにはオークニーのピートではなく、敢えて本土のピートが使われているそうです。

  第三弾は「フレイヤ」。フレイヤは美・愛・豊饒・戦い・魔法・死を守護する女神、金曜日(Friday)の語源でもあります。ハイランドパークはシェリー樽を使用しているのですが、シリーズ中唯一の女神であるフレイヤはファーストフィルのバーボン樽を使用しています。今回の試飲はこのフレイヤだったのですが、荒々しいハイランドパークらしからぬ柑橘系の上品でフルーティーな香り、バニラ香、ピート香も控えめです。

  2012年から毎年限定品で販売されたシリーズ、残念ながら今年5月に発売されたフレイヤも完売しているそうです。バーで見かけたら、また飲み比べてみたいと思います。

<おわり>

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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TOKYO INTERNATIONAL BAR SHOW-WHISKY LIVE 2014 ②

2014年09月28日 | BAR&WHISKY etc.


  今回は普段ほとんど飲むことのないジンもいくつか試飲しました。最初は、「植物学者」を意味する、ザ・ボタニスト(The Botanist)。アイラ島のドライ・ジンです。アニスの香り、う~んジンだな、という感じ(?)です。



  ヘンドリックス(Hendrick’s)。スライスしたきゅうりの入ったトニックウォーター割だったのですが、このきゅうりが実に良く合うと思っていたら、このジンはきゅうりとバラの花びらのエキスをブレンドしているのだそうです。花のような香りと強い甘みがあります。



  モンキー47(Monkey 47)。47種類ものボタニカルが薫るドイツのジン。カシスを思わせる香りとほのかな苦味はクランベリーによるものだそうです。


 
  ジー・ヴァイン(g’Vine)。フランス・コニャック地方の白ぶどう(ユニ・ブラン)のスピリッツと10種類のボタニカル(グリーンカルダモン、根しょうが、ヴァインフラワーなど)からなる香り高いジン。まさに、白ぶどう。色々飲んだ後、ゆっくりと楽しみたいジンです。



  会場内ステージではさまざまなイベントが行われていました。上の写真は、女性バーテンダーによる第2回なでしこカップ。



  当社の創業80周年記念パーティにもお越しいただいた、富田晶子さんによるフレア・バーテティング・ショー。

<つづく>

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TOKYO INTERNATIONAL BAR SHOW-WHISKY LIVE 2014 ①

2014年09月27日 | BAR&WHISKY etc.


  9月21日、東京ドームシティ・プリズムホールにて開催された、「TOKYO INTERNATIONAL BAR SHOW-WHISKY LIVE 2014」へ行ってきました。同イベントは、昨年に続き2回目です。今回も、様々なウィスキーを試飲して歩きました。その内のいくつかをご紹介したいと思います。



  最初の一杯は、ハイランドパークやマッカランをキーモルトに、ファーストフィルのシェリー樽でマリッジした、ネイキッド・グラウス(Naked Grouse)。ハイランドパークの荒々しさを感じるでもなく、かといってシェリー香が強すぎもせず、大人しいウィスキーでした。



  続いて、タリスカー・ストーム(Talisker Storm)。あのタリスカーがストーム(嵐)と銘打つ位なので、どれだけ荒々しいのか期待していましたが、ニートでは思ったほどのインパクトがありませんでした。しかし、トニックウォーターで割ると一気に潮っぽさが爆発。潮っぽさというより本当に塩の味がしました。



  さて、以前もご紹介したことがありますが、僕の大好きなウィスキーの一つ、台湾のカバラン(Kavalan)。このウィスキーに初めて出会ったのは4年前ですが、本当に素晴らしい。今回試飲したのは、ソリスト(Solist)のバーボンシングルカスクストレングスとシェリーシングルカスクストレングス。黄金色の前者は、しっかりとした甘みに、マンゴーのようなフルーツとバニラの香り。後者はシェリー樽由来のレンガ色にアーモンドチョコレートを思わせる風味。なめらかで余韻が長く、本当に美味しいです。



  こちらもお勧めのウィスキーの一つ。インドのアムルット(Amrut)です。試飲したのはフュージョン(Fusion)とカダンハム(Kadambam)前者は程よいピート香りにチョコレートのニュアンス。アムルット蒸留所のあるバンガロールの言葉であるタミル語で「組み合わせ」を意味する「カダンハム」と名づけられた後者は、その名の通り、シェリー樽、ラム樽、ブランデー樽で熟成させたウィスキーです。花のような香りが広がり、フルーティー、余韻も長く上品な仕上がりです。本当に素晴らしい。



  いくつか飛ばして、2013年のサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションで最高賞を受賞したという、モンキー・ショルダー(Mokey Shoulder)。グレンフィディック、ヴァルベニー、そして馴染みがないですがキニンヴィという3つのモルトをブレンディッドして造られたウィスキー。しっかりとしたバニラ香とモルト由来の甘みが感じられます。因みに、モンキー・ショルダーというのは、昔フロアモルディングでモルトを攪拌するという重労働によって痛くなった肩を作業者達がこう呼んだのだそうです。



  富士山麓シングルグレーン25年。グレーンウィスキーながらしっかりとしています。

<つづく>

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日本プロ野球2014 ヤクルトvs広島19回戦

2014年09月26日 | スポーツ観戦記


  9月21日、神宮球場へヤクルトvs広島の観戦に行ってきました。広島は2位、ヤクルトは最下位。アウェイの広島ですが、球場は広島ファンで半数以上が真っ赤に染まり、まるで日本シリーズのような盛り上がりでした。1991年のリーグ制覇以来、優勝から遠ざかっている広島ファンの待望が伝わってきます。



  始球式は、現在「舞妓はレディ」が公開中、ヤクルトファンで知られる映画監督の周防正行氏。中学まで野球を志していたというだけあり、非常にきれいなフォームでの始球式でした。



  さて、ヤクルトの先発はここまで4勝10敗のナーブソン投手。



  立ち上がりから制球が定まらず、先頭の堂林選手にいきなりの四球。しかし、堂林選手も牽制球で刺されタッチアウト。



  そんな後にありがちですが、続く菊池選手はレフト前にクリーンヒット。



  さらに丸選手の二塁打で一死三塁・二塁。



  打ち気にはやるエルドレッド選手は三振に倒れ二死となりますが、続くロサリオ選手に早くも二つ目の四球。これで満塁。

  結果的には梵選手を討ち取り、無失点だったものの、不安なナーブソン投手の立ち上がりでした。



  広島の先発は来日後2勝を挙げているヒース投手。横浜も手も足も出ず抑えられたことがあります。



  ナーブソン投手とは対照的に、一番山田選手、二番上田選手を連続三振に討ち取り、上々の立ち上がりを見せたヒース投手。しかし、続く川端選手に死球を与えると、ボークを取られ二死二塁。



  四番畠山選手がライト前にヒットを放ち、二死三塁・一塁のチャンスを作ります。しかし、続く雄平選手をレフトフライに討ち取り、ヤクルトも無得点。



  2回表。一死から石原選手が二塁打を放ちます。



  ヒース投手は送りバントでしたが、何とこれを一塁手の畠山選手がファンブル。思わぬエラーで一死三塁・一塁となります。



  先頭に返り、堂林選手がきっちりと犠牲フライを決め、まず広島が先制します。



  3回表。この回先頭の丸選手がレフト前ヒットで出塁。



  エルドレッド選手が倒れ、一死となりますが、ロサリオ選手がヒットで出塁し、三塁・一塁。



  ここで梵選手がレフトへホームランを放ち、0vs4と点差を広げます。



  ヤクルトはナーブソン投手を諦め、4回表から古野投手にスイッチ。



  その古野投手は4回を三人で切り抜け、5回も二死までこぎつけたのですが、ロサリオ選手にバックスクリーン横に飛び込むホームランを浴びてしまいます。



  広島は一気呵成、梵選手が二塁打。



  さらに小窪選手がセンター前タイムリーと畳み掛け、これで0vs6。



  ヤクルトは7回表から七條投手が登板。



  広島は8回裏から九里投手が登板します。



  その九里投手に対し、ヤクルトはようやく反撃開始。まず一死から武内選手がレフトへ前ヒット。



  山田選手は四球を選び、一死二塁・一塁。



  広島は続く代打森岡選手を打ち取って二死としたところで、三番手戸田投手が登板します。



  その戸田投手から、ヤクルトは川端選手がセンターへのタイムリーヒットを放ち、ようやく1vs6。



  九回表。ヤクルトは松岡投手が登板。



  菊池選手、丸選手を討ち取ったのですが、この試合全くタイミングの合っていなかったエルドレッド選手に特大の36号ホームランを浴びてしまいます。



  九回裏。広島は抑えを中田投手に託します。



  その中田投手から、ヤクルトは先頭の雄平選手がセンター前ヒットで出塁。



  二死二塁となりますが、代打ユウイチ選手が一塁へのタイムリー内野安打で一矢を報います。



  しかし、最後は武内選手が討ち取られ万事休す。2vs7で広島は三連勝となりました。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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第50回YMSを開催しました

2014年09月25日 | YMS情報


  9月24日、横浜美術館併設のブラッスリー・ティーズ・ミュゼ(BRASSERIE T’s Musee)にてYMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)第50回記念会を開催しました。

  2010年10月、5名の有志でスタートしたYMS。参加者の負担ができるだけ少なく、興味のあるテーマの時だけ気楽に参加できるセミナーを目指してきましたが、皆様のお力により、丸4年継続することができました。心より御礼申し上げます。



  記念会ということで、今回はパーティー形式で行われました。



  初めに、YMS茂野会長より、開会挨拶とYMSの概要について。第1回からの参加総数はのべ821名にのぼります。



  つづいて、ミニ・セミナー。通常、YMSは1時間半のセミナーと懇親会を分けて行うのですが、今回は約30分のミニ・セミナーを行いました。テーマは「筆跡で分かるあなたの心理~筆跡心理学のアウトライン~」、来年4月の第57回YMSで予定している筆跡心理学講座のアウトラインをご紹介しました。

1.筆跡心理学とは?
2.筆跡にあらわれた、英雄の心理とは?
3.採用面接で履歴書を診断したら…
4.この筆跡はだれ?

  参加者からいただいた感想をご紹介します。

「筆跡心理学ですが、ビジネスとしての実用性があることを学びました。しかしデジタルの世界ではそういった感性的なコンタクトが失われていることに注意してビジネスをしないといけないということを反省しました。職業と筆跡の関係から、「職業病」のようなものが見えてくるのを期待しています。長年仕事をしていると、また仕事仲間だけの人間関係では、職業病になっていることを自覚できないことが怖いですね。」

「筆跡心理学ミニ講座ですが、筆跡だけで性格や職位まで大まかに分析できるというのは興味深いですね。その時の心情なども筆跡に大きく左右されることは、自らの経験からも分かります。もっと掘り下げてお話を聞きたいと思いました。」

 

  ミニ・セミナー終了後、YMSの渡邉理事より祝電のご紹介と乾杯の発声。まさか私的セミナーで祝電をいただけるとは思ってもいませんでしたので、感激しました。ありがとうございます!

  閉会の挨拶は、YMS山口理事より。俳優の柴俊夫さんよりお祝いの音声メッセージをいただきました。



  最後に、これまで開催してきたYMSのメニューをご紹介したいと思います。
  YMSは原則、毎月第2水曜日に開催しております。

第1回 就業規則を経営に活かす!(あなたの会社を守る就業規則!)
第2回 良い人材を採用するポイントとは?
第3回 忘年会
第4回 ハイパフォーマンスな組織・チームに変革するリーダーシップ~自身のバリューを明らかにする
第5回 銀行業界の現状と融資や決算書に関するお話
第6回 横浜みなとみらい経営者スクールとの交流会
第7回 地域企業・店舗のソーシャルメディア活用セミナー
第8回 政府の緊急中小企業対策(人・カネ)のアウトラインを学ぼう
第9回 facebook活用法
第10回 町興しとビジネスについてのフリートーク
第11回 納涼会
第12回 現状のブライダル産業におけるBtoCアプローチの変遷と今後
第13回 労務リスクと次代の企業成長を担うワーク・ライフバランス
第14回 成果創出のための仮説検証型マネジメント~ものごとをいかに推進・管理していくか~
第15回 忘年会
第16回 多摩・幕張・横浜コミュニティ・ビジネス情報交換会  
第17回 ベトナムの現状と今後  
第18回 女性の起業の理想と現実-人生を無駄にしない起業のはなし  
第19回 広がる公共サービス市場ー『民活』から公民連携へ 
第20回 ビジネス・パーソンのための「姿勢塾」 
第21回 横浜の農業事情と食  
第22回 ようこそ!コミュニケーションセミナー~明日から使える気付きを~  
第23回 10年後になくなってしまう70%の会社にならないために  
第24回 納涼会  
第25回 銀行対応の実務~経営者として最低限必要な銀行対応の実務~  
第26回 東京スカイツリーエレベーターデザイン-地域の歴史を未来へ繋ぐデザイン-ものづくりを創造する 
第27回 登山に学ぶ意思決定論 -何故、遭難事項は起きたのか-  
第28回 忘年会
第29回 事業機会発見ワークショップ
第30回 パーソナルブランディングと人前力
第31回 富裕層マーケティング発想法
第32回 mass×mass関内フューチャーセンターとの交流会
第33回 ドラマチックコミュニケーション~今、求められるコミュニケーションスキルとは?~
第34回 手ごろなワインと料理のマリアージュを楽しむ
第35回 CSM 社会的意味の創造
第36回 旅にでたい!~観光地の選好と記憶の心理学~
第37回 納涼会
第38回 ~理想の食事~その理由と実践
第39回 意外と知らない…借入金の真実(ホント)のこと
第40回 教えないのに育つチームのつくり方
第41回 忘年会
第42回 父親育児×ビジネス~イクメンは少子化ニッポンを救うヒーロー
第43回 ビッグデータブームの本質と動向~ビッグデータで世の中が変わるか?
第44回 「ドラマチックコミュニケーション」で非言語スキルアップ!!
第45回 これからの10年企業が勝ち残る条件
第46回 「中小企業のウェブサイトの見直し方・作り方」~ウェブサイトで顧客との関係性を高めるためには~
第47回 注目のジャパニーズ・ワインを楽しむ
第48回 一緒に考えてみませんか、日本の食と未来について
第49回 たった1枚で信頼を上げるキメ☆フォト
第50回 筆跡で分かるあなたの心理~筆跡心理学のアウトライン~

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第18回燮会(やわらぎ会)に参加しました

2014年09月21日 | 交渉アナリスト関係


  9月20日、NPO法人日本交渉協会の第18回燮会に参加してきました。

  今回は交渉アナリスト1級会員の末永正司さんより、「駆け引きと交渉について」と題し、二部構成でお話いただきました。

  始めに、講師より「詐欺は果たして交渉と呼べるのか?」との問題提起がありました。交渉の概念は多岐にわたりますが、広義に捉えると詐欺師を含め、スポーツ選手や、調教師、狩人などの行為も交渉であるとしているものもあるようです。



  交渉アナリストが学ぶ交渉の定義は、「話し合いによって問題を解決すること」となっています。しかし、この定義によっても、少なくとも被害者が騙されたと気づくまでは、詐欺行為そのものは交渉の範疇に含まれることになってしまいます。そこで第一部では、交渉の成立要件である「話し合い」、即ち言語を介した意思疎通に加えて、「その行為がフェアであるか否か」という新機軸を設けることによって、「交渉」の定義をより限定するという試みがなされました。

  「言語」と「フェア」の二軸で広義の交渉を捉え、その行為が言語かつフェアであることを交渉の定義とするならば、先に挙げた詐欺師、スポーツ選手、調教師、狩人らの行為は交渉ではないということになります。では、これらを交渉と区別して何と総称するのか?ここでは「駆け引き」と呼ぶことにしました。狭義の交渉定義にある「話し合い」は、これら駆け引きを交渉へと移行させることを可能にするものです。

  そして、「言語」と「フェア」の二軸で分類された交渉と駆け引きのうち、社会的に望ましいと考えられるのは、「言語+フェアである(狭義の)交渉」と「非言語+フェアの駆け引き」の二つになります。細かくは、何を以てフェアとするかという「フェア」の定義もなされなければならないのですが、時間の制約上、それは改めてのテーマということになりました。



  続いて第二部。第一部で望ましいとされた「言語+フェアである(狭義の)交渉」と「非言語+フェアの駆け引き」ですが、それらにも「質」の違いが存在します。より質の高い交渉や駆け引きが望ましいことは言うまでもないのですが、何を以て質が高いとするのか、とした場合、ここでは利害関係者(自分・相手・直接的利害関係者・間接的利害関係者・将来にわたる利害関係者)を満足させることであろうということになりました。

  交渉アナリストが学ぶ交渉では、自分と相手にとって利益となる「統合型交渉」が望ましいとされますが、同じ統合型交渉でも自分の利益(ここでは、自分が見積もった「評価利益」とします)が相手の利益より低かった場合、利益はあっても不満足と言うことが生じえます。したがって、より望ましい交渉というのは、常に自分の評価利益が(自分が見積もった)相手の評価利益よりも高い状態であり、同様に相手も自分の評価利益がこちらの評価利益よりも高いと見なしている状態、双方が満足している状態であるということになります。

  つまり、双方が満足する真のwin-win交渉とは、常に相手の評価利益も見積もりながら交渉することというになります。もちろん、自分と相手との間には情報の非対称性が存在するため、相手の評価利益はあくまで推測にならざるを得ないという限界はあります。

  さらには、それを交渉当事者の二者間だけではなく、前述の利害関係者にも適用していくことでより質の高い交渉が可能になります。駆け引きについても同様です。

  短い時間の中での検討でしたが、今回の「言語」と「フェア」の二軸による分類や、利害関係者の拡大、評価利益を考慮することでより質の高い交渉を目指すという考え方は、大変勉強になりました。

  最後に、11月8日(土)に開催される、第8回ネゴシエーション研究フォーラムでご講演いただく、松浦正浩先生の御著書を紹介させていただきます。

実践!交渉学 いかに合意形成を図るか (ちくま新書)
クリエーター情報なし
筑摩書房


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【診断事例10】個性的かつ社交的、機を見るに敏

2014年09月20日 | 筆跡心理関係


上の画像は、クリックすると拡大します。30代・男性・講師業をされている方です。

【この方の人物像】

  視野が広く、知性に富み、自分のスタイルを持っている方。しかし、柔軟に考えかつ行動できるので、新しい環境にすんなりと適応できる順応性を持っています。やるべき物事は中途半端にせず、きちんとこなしていきますが、粘着性というほどではなく、むしろ状況を客観的に判断し、機敏に切り替えて行く方です。魅力的で社交的、にぎやかなことが好きです。感性が鋭く人の気持ちを察することが上手なので、その場の状況を的確に読み、様々な立場の人と分け隔てなく付き合うことができます。本来、スポットライトを浴びることも好きなのですが、自分から輪の中心に出て行くようなことはないでしょう。しかし、一度、周りから推されれば、本来持っているチャーミングな部分を如何なく発揮します。

  そんなあなたですが、現在、心にやや苦しいものを抱えている様子が伺えます。物事を深く考えて、自分を抑えてしまっているのかもしれません。あるいは四角四面なことを好まず、じっとしていられない性分なので、それが不満になっているのかもしれません。そんな時、筆跡からのアドバイスとしては、「木へん」などの頭部に突出する縦の線を少し長めに突き出すように書いてみると良いでしょう。また、長所である切り替えの早さが裏目に出てしまうこともあります。ご自分の理想を実現するためには、時にじっと立ち止まることも必要です。そんな時は、縦に伸びる線の下への突出(例えば「津」の字の縦線)を長めに伸ばしてみたりすると良いでしょう。

【診断の感想】

  鑑定結果、興味深く拝見いたしました。多分、結果は当たっているように思います。知性に富んでいるかは何とも言えませんが、割と粘着質ではないほうだと思います(飽きっぽい?)。また、自己顕示欲は強いほうだとは思いますが、我さきに、という感じで自分から中心には立ちません。

  しかも、四角四面なことを好まない、というのも当たっています。うちの業界はトラディショナルなので、それに囚われて柔軟に対応できないということにストレスを感じています。

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日本プロ野球2014 横浜vs中日20回戦

2014年09月16日 | スポーツ観戦記


  9月15日、横浜スタジアムへ横浜vs中日の観戦に行ってきました。三連休の最終日、横浜は僅かながらもCS進出への望みを残しており、また両チームはこの試合前日まで1ゲーム差ということもあって、観衆2万8,592人の大入りとなりました。



  また、この日は敬老の日。仁川アジア大会に出場する、ハンマー投げの室伏由佳選手による始球式の後、ファンの中から選ばれた80歳の方による始球式もありました。



  さて、横浜の先発はここまで12勝、最多勝争いのトップに立つ久保投手。初回は二番の大島選手に四球を与えるも、後続を連続三振に討ち取る上々の立ち上がりでした。



  一方、中日の先発は23歳、プロ6年目の伊藤投手。今シーズン2敗ながら、将来を期待される選手です。



  しかし、1回裏。先頭打者の梶谷選手にいきなりホームランを浴びてしまいます。横浜としては昨日9回にようやく連続無失点を脱出し連敗を止めた後だけに、暗雲を振り払う一打だったかと思います。

  尤も、その後横浜はさらに一死二塁・一塁と攻め立てるも追加点を奪えず。



  2回裏。四球とパスボールから得た二死三塁の場面で、再び梶谷選手がタイムリー。

  久保投手は少々制球にばらつきは見られたものの、打者のタイミングをずらす独特の投法で4回まで中日打線を1安打に抑えます。



  しかし、横浜は打線がちぐはぐ。初回に続き、3回裏は中軸から始まる打順にもかかわらず、ヒットとパスボールで得た二死二塁のチャンスを生かせず、4回裏はヒットと敬遠で得た一死満塁の場面で得点できませんでした。こうした獲るべき所で獲りきれない詰めの甘さが、明日以降の課題だと思います。



  そうしたところも試合の流れには影響するでしょう。大抵6回あたりが心配な久保投手ですが、この日は5回につかまります。先頭の藤井選手にセンター前にヒットを浴びると、何とボークで無死二塁。



  続く堂上選手には四球。小田選手が送りバントを決め、一死三塁・二塁。



  伊藤投手三振で二死としますが、一番の荒木選手がタイムリー内野安打で1vs2とします。

  五回裏、横浜はまたしてもヒットと四球で得た無死二塁一塁のチャンスを逸します。依然としてリードはしていたものの、流れは中日に傾きかけていました。



  6回裏。久保投手の代打金城選手がセンター前に落ちるヒットで出塁。



  一死後、山崎選手の送りバントで二死二塁とすると、三番グリエル選手がセンターを抜くタイムリー二塁打を放ちます。



  これにはキューバの方(?)も大喜び。「グリエル」と書かれた青いタオルを逆さに振って応援していました。



  8回表。二番手の長田投手からの継投で、恵まれた身長と球威がありながらメンタルに課題のある(昔から横浜はそういう選手が多いですが)、国吉投手が登板します。



  この日も、一死から大島選手にヒットを浴びると、ルナ選手を討ち取り二死までこぎつけながら、森野選手に二塁打。



  さらに平田選手に連打を浴び、再び一点差。代わった林投手が後続を絶ったものの、国吉投手には期待を込め、課題を克服して欲しいです。



  横浜は8回裏、二死二塁でグリエル選手という場面を作りましたが、ここでも追加点を奪えず。9回、ルーキーながら抑えに定着し、信頼の厚い三上投手で逃げ切りを図ります。



  ところが、堂上選手の代打小笠原選手にセンター前へきれいに弾き返されると、



  松井選手の送りバントで無死二塁。



  又吉投手の代打工藤選手にタイムリー二塁打を浴びてしまいます。中日が土壇場で同点に追いつきました。



  9回裏。又吉投手に代打を送った中日は祖父江投手が登板。横浜の先頭打者はこの日3安打、しかもライトとセンター前にいずれもクリーンヒットの筒香選手でしたが、一発を狙って力んだのか、最後はワンバウンドのボールを振って三振。



  9連戦の7戦目、延長にもつれ込んでは恐らく分が悪い横浜は、三上投手に代えて、この日スタメンを外れていたブランコ選手を送ります。



  そのブランコ選手が少々詰まった当たりではあったものの、夕刻の風にも乗ってレフトスタンドへ文字通り起死回生のサヨナラホームラン!!横浜が劇的な勝利を収め、対中日戦5連勝、8月半ばまで4勝10敗と大きく負け越していた対戦成績も、あと1勝で五分というところまできました。



  因みに、僕の横浜戦観戦勝利は昨年4月11日以来。連敗は5で止まりました。

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海凪-横浜関内

2014年09月10日 | 食べ歩きデータベース


  急なお誘いで、関内にある海凪さんへお邪魔してきました。新鮮なお魚と美味しい肉、初めてだったのですが、刺身、焼き物、揚げ物、どれをとっても一品・一品にこだわりが感じられるお店でした。



  冒頭の写真は刺身盛り。この日はカワハギ(肝つき)、赤ムツ、松輪サバ、サンマでしたが、岩塩でも楽しめるようになっています。



  以下、順不同でご紹介していきます。和牛の炙り鮨、写真は炙る前のものです。個人的には炙らない方がむしろ好きなのですが。



  セロリの浅漬け。セロリが分厚く切ってあり、セロリ好きにはお勧めの一品。思わず、おかわりしてしまいました。



  たら白子の揚げ出し。グルテンのもっちりとした食感と口の中で溶ける白子の組み合わせが絶妙です。できるだけ冷めないうちに...



  フライドビーフ。ローストビーフのように見えますが、その名の通り牛肉の塊を油で揚げたものです。ニンニクと醤油でいただきます。



  マンガリッツァしゃぶサラダ。マンガリッツァというのは、ハンガリーで国宝に指定されているほどの豚。美味しいだけでなく、消化がよく栄養価も高い豚といわれています。



  そのマンガリッツァと和牛のメンチカツ。実は僕はあまりメンチカツが好きではなかったのですが、脂と肉汁にくどさがなく、衣もさっぱりサクサクしていて、とても美味しかったです。



  蛇紋石の石焼きステーキ。蛇紋石(サーペンティン)はパワーストーンとしても知られていますが、この石を使うと何か遠赤効果のようなものがあるのでしょうか?今度伺ってみたいと思います。



  最後は個人的な定番品、日向鶏ももの岩塩焼き。

  急なお誘い、ありがとうございました!!


海凪

横浜市中区常磐町2-20 ヴェラハイツ関内204



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