浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

こういう国と?

2013-12-14 09:36:23 | 政治
 安倍政権が日本版国家安全保障会議(National Security Council)を設置し、特定秘密保護法を強行採決し、そして来年度には憲法解釈を強引に変更して集団的自衛権行使を可能にするのは、ひとえに自衛隊を米軍と共に活動させたいという野望に基づく。自衛隊は、世界各地で米軍と一体化して、破壊と殺人をおこなうようになる。

 米軍は、アフガニスタンなどでも、下に掲げたような事件を何度も起こしている(CNN
ニュース)。無人機を操縦する軍人は、アメリカ本国にいる。無人機で攻撃された人々、悲鳴を上げ、阿鼻叫喚の様相は、米軍兵士には一切見られないし、感じられない。殺人と破壊が、遠隔操作で行われ、この無人機を操縦していた兵士は、何の罰も受けないだろう。「反テロ」のための誤爆なんだから仕方ないだろう・・・というわけだ。
 攻撃を受けた無辜の民は、ただ殺された。何の理由もなく。

 こうしたことを日々行う米軍と共に、自衛隊が行く。

米無人機が結婚式の車列を誤爆、14人死亡 イエメン
2013.12.13 Fri posted at 16:26 JST


イエメン・サヌア(CNN) イエメンの国家治安当局者は12日、米軍の無人機が結婚式の車列を誤爆し、14人が死亡、22人が負傷したと語った。うち9人は重体だという。

当局者2人がCNNに語ったところでは、車列はアルバイダ州ラッダ近郊を走行中に攻撃された。米軍の無人機は、国際テロ組織アルカイダのメンバーが乗っているとの情報を受けてこの車列を狙ったという。しかし「犠牲者の中にはイエメン政府が手配中の容疑者はいなかった」と当局者は話している。

攻撃されたのは11台で構成される車列のうちの4台で、2台は完全に破壊された。犠牲者のうち2人は地元部族の有力指導者だったという。

米当局はこの情報についてコメントを避けた。

ラッダの住民はイエメン政府に対し、同地域での無人機による攻撃をやめさせるよう訴えている。

現場を目撃した男性は、「この町では罪のない民間人が50人以上も無人機に殺されてきた。犠牲者はみんな、政府のテロ対策を支持していた。だが政府が介入しなければ、部族や家族の支持は得られなくなる」と憤りをあらわにした。

無人機による攻撃は、米国とイエメンが共同展開するアルカイダ撲滅作戦の一環として行われている。
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