昨年の『すばる』9月号を、図書館から借りた。特集は「戦争を、読む」である。
ここには、25人の方々が、「戦争を知るための一冊」を記している。
「戦争」とはいかなるものかを知らなければならない時期が来ている、といっても、日本が敗戦に至ったあの「戦争」、そして近代日本が飽くなき領土拡大と「一等国」めざして行ってきた「戦争」ではない、そういった「戦争」とは異なる「戦争」が間近に迫っているとき、「戦争」とはいかなるものであるのかをきちんと知っておく必要があるのだ。
もちろん25人の方々は、過去の「戦争」を描いたものを挙げている。現代の「戦争」は、未だ同時代であるが故に、きちんとは描かれてはいないからだ。
池澤夏樹 大城立裕『恋を売る家』
岡田利規 ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』
小川洋子 ダニロ・キーシュ『若き日の哀しみ』
奥泉光 高橋孟『海軍めしたき物語』
加藤典洋 サリンジャー『最後の休暇の最後の日』
亀山郁夫 ワシーリー・グロスマン『万物は流転する』
香山リカ 遠藤周作『海と毒薬』
鴻巣友季子 M・ミッチェル Gone with the wimd
最相葉月 戸田郁子『中国朝鮮族を生きる』
佐川光晴 長谷川四郎『鶴』
柴田元幸 スピーゲルマン 『マウス-アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語』
想田和宏 五味川純平『人間の条件』
高樹のぶ子 フランクル『夜と霧』
高橋弘希 藤原てい『流れる星は生きている』
谷川俊太郎 阿川弘之『雲の墓標』
辻原 登 ノサック『滅亡』
ドナルドキーン 『高見順日記』
豊崎由美 モヤ『無分別』
中沢けい 李泰『南部軍 知られざる朝鮮戦争』
中村安希 ゴーレイヴィッチ『ジェノサイドの丘』
中村文則 大江健三郎『沖縄ノート』
三崎亜記 井上光晴『明日 1945年8月8日長崎』
山崎ナオコーラ カズオイシグロ『浮世の画家』
山城むつみ ソポクレス『オイディプス王・アンティゴネ』
四方田犬彦 村上一郎『撃攘』
読んだ本もあるけれども、読んでいない、知らなかったものもある。しかしボクも時間を見つけてはこれらを読んでみたい。中には大部のものもあるので、果たして読めるかどうか。
しかし本を読まない人は、「だまされやすい」人間になる。これはボクの確信である。
ここには、25人の方々が、「戦争を知るための一冊」を記している。
「戦争」とはいかなるものかを知らなければならない時期が来ている、といっても、日本が敗戦に至ったあの「戦争」、そして近代日本が飽くなき領土拡大と「一等国」めざして行ってきた「戦争」ではない、そういった「戦争」とは異なる「戦争」が間近に迫っているとき、「戦争」とはいかなるものであるのかをきちんと知っておく必要があるのだ。
もちろん25人の方々は、過去の「戦争」を描いたものを挙げている。現代の「戦争」は、未だ同時代であるが故に、きちんとは描かれてはいないからだ。
池澤夏樹 大城立裕『恋を売る家』
岡田利規 ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』
小川洋子 ダニロ・キーシュ『若き日の哀しみ』
奥泉光 高橋孟『海軍めしたき物語』
加藤典洋 サリンジャー『最後の休暇の最後の日』
亀山郁夫 ワシーリー・グロスマン『万物は流転する』
香山リカ 遠藤周作『海と毒薬』
鴻巣友季子 M・ミッチェル Gone with the wimd
最相葉月 戸田郁子『中国朝鮮族を生きる』
佐川光晴 長谷川四郎『鶴』
柴田元幸 スピーゲルマン 『マウス-アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語』
想田和宏 五味川純平『人間の条件』
高樹のぶ子 フランクル『夜と霧』
高橋弘希 藤原てい『流れる星は生きている』
谷川俊太郎 阿川弘之『雲の墓標』
辻原 登 ノサック『滅亡』
ドナルドキーン 『高見順日記』
豊崎由美 モヤ『無分別』
中沢けい 李泰『南部軍 知られざる朝鮮戦争』
中村安希 ゴーレイヴィッチ『ジェノサイドの丘』
中村文則 大江健三郎『沖縄ノート』
三崎亜記 井上光晴『明日 1945年8月8日長崎』
山崎ナオコーラ カズオイシグロ『浮世の画家』
山城むつみ ソポクレス『オイディプス王・アンティゴネ』
四方田犬彦 村上一郎『撃攘』
読んだ本もあるけれども、読んでいない、知らなかったものもある。しかしボクも時間を見つけてはこれらを読んでみたい。中には大部のものもあるので、果たして読めるかどうか。
しかし本を読まない人は、「だまされやすい」人間になる。これはボクの確信である。