浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

小林よしのり、走る

2017-10-14 23:06:07 | その他
 小林よしのりが、立憲民主党を支援している。

小林よしのり氏、立憲民主党の応援で「安倍政権は勝ちますよ!」

小林よしのりの発言全文
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まさに「属国」なのだから・・・

2017-10-14 22:15:30 | その他
 自公政権は、日本を「属国」のままにしてきたのだよ。

 『琉球新報』社説。


<社説>米軍の日本軽視 対米追従が招いた結果だ

2017年10月14日 06:01

 組織として即座に謝罪しない。事故原因の究明そっちのけで短時間での飛行再開を急ぐ。政府は米軍のやりたい放題をいつまで放置するのか。

 東村高江の牧草地に不時着し、炎上した米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリコプターの事故について、在日米軍のシュローティ副司令官は「私の個人的な」と前置きした上で「地元の地主の方々には心からおわびを申し上げたいと思う」と述べた。
 司令官が不在ということは理由にならない。なぜ、在日米軍として謝罪しないのか。しかも、個人的な謝罪の対象は「地主の方々」だけである。理解できない。
 地主への謝罪は当然だ。だが、それだけで済む問題ではない。地域住民の恐怖感は計り知れない。多くの県民にも大きな衝撃を与えたのである。その認識が決定的に欠けている。
 在日米軍の責任の重さ、事故の重大性を受け止めているのなら、組織として謝罪するのが筋だ。それを即座に実行できないのは社会規範に沿った対応ができないほど、組織が劣化しているためだろう。
 事故機と同型機の運用停止期間で、説明が食い違っていることも、不可解としか言いようがない。
 在日米軍は普天間飛行場に所属する同型機の運用を96時間(4日間)停止すると発表した。一方、沖縄防衛局は「小野寺五典防衛相とシュローティ副司令官が面談した際は『96時間』という話は出ていなかった」としていた。
 だが、小野寺氏はその翌日、「実は昨日の会談の中でも当初4日間を考えているという発言がシュローティ副司令官からあった」とし、期限を定めずに飛行停止するよう求め、同意を得られたと主張した。防衛局と小野寺氏の説明で齟齬(そご)が生じたのである。通常ではあり得ない。緊張感の欠如も甚だしい。
 いずれにせよ、米軍は日本政府から運用停止期間について同意を得る考えなどなかったのではないか。小野寺氏に方針を伝えただけで、小野寺氏の要請は無視した可能性さえ疑われる。
 自民党の岸田文雄政調会長は、ニコルソン在沖米四軍調整官とエレンライク総領事を呼んで抗議しようと米側と調整したが、拒否された。岸田氏は「米側の不誠実な態度は大変残念」と述べた。だが、県民は日米双方から不誠実な扱いを受け続けている。そのことを心に刻み、その状況を改善できるかが問われていることを知るべきだ。
 小野寺、岸田の両氏は、在日米軍が日本政府や政権与党さえ、軽く見ている要因を知るべきだ。日本側の醜いまでの対米追従姿勢が招いた結果である。
 その姿勢を大きく転換しない限り、日本は米国から属国のように軽視され続ける。その被害を最も受けるのは沖縄県民である。早急に是正することは政府の責務だ。
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総選挙の結果

2017-10-14 21:53:55 | その他
 もうすでに総選挙の結果は見通されている。それは、「希望の党」による攪乱がもたらした。

 小選挙区制における当選者は一人である。それぞれの選挙区には、自民党の支持者、公明党の支持者が確実にいる。自公政権を支える議員を上回る票を得るためには、野党が統一すると同時に風が吹かないといけない。支持政党なしの人々を巻き込む風である。

 しかし前原と小池が「希望の党」に民進党議員を「合流」させる、その際リベラル勢力を排除するという方針を公にしたことから、さらに民進党への期待外れが広まり(「希望の党」に「合流した」者への失望)、同時に「排除」を前面化させた「希望の党」を「失望の党」に変え、さらに立憲民主党を生み出し、選挙区に野党を乱立させたのだ。

 まさに野党共闘によって「風」を吹かせようとした努力が、前原と小池によって消されてしまったのである。その意味では、この二人は自民党を勝利させることに貢献した「戦犯」といえるだろう。

 「風」はひとつの風にならず、異なった風向きがそれぞれに吹くようになった。

 これでは野党は勝てない。

 安倍首相や自民党がどんな悪事を働こうとも、この選挙制度で野党が勝利することはとても難しいのだ。野党は、それがわかっているから、民進党、社民党、共産党、そして市民たちが統一して選挙を闘おうとしたのだ。

 だが、ただでさえ支持率が下がっていた民進党が、二度と立ち上がれないほどの解党状態となった。その結果、ここしばらくは自民党・公明党と互角に闘える政治勢力は出てこないだろう。

 もちろんそれは国民が自公政権を信任しているというわけではない。各政党の投票率と議席占有率の乖離がそれを示すだろうが、この選挙制度では、結局そうなってしまうのだ。

 私が現行の選挙制度の問題点を何度も書き続ける理由である。
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山本太郎の声を聞こう

2017-10-14 13:08:00 | その他
 山本太郎、全国を回って野党候補を応援している。

山本太郎が街頭で叫ぶ!「この政治状況でも闘う方法はある!!」改憲翼賛体制にどう抗うのか?
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沖縄二紙のコラム

2017-10-14 09:34:20 | その他
 昨日のコラムである。

[大弦小弦]もはや言葉の選び方の問題ではない。東村高江で起きた米軍ヘリ事故…

<金口木舌>心の火災は消せない
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メイドインジャパン

2017-10-14 09:21:13 | その他
 昔、メイドインジャパンは粗悪品だった。安かろう、悪かろうであった。戦後、日本企業はそういう状態から脱し、メイドインジャパンの製品は優秀だという評判をつくってきた。

 しかし今、それが地に堕ちようとしてる。「不正」がまかり通っている。日産、神戸製鋼・・・

 『信濃毎日新聞』の昨日のコラム。

営々と築いても一瞬にして壊れてしまう。これは企業イメージにもあてはまろう。鉄鋼メーカーの神戸製鋼所には「自由」「力強さ」といった良い印象があった。7季連続日本一のラグビーや阪神大震災を乗り越えた姿と重なっている
   ◆
チーム黄金期の立役者は平尾誠二さんである。ドラマのモデルにもなった伏見工業高で初優勝、同志社大で初の大学選手権3連覇に貢献し、日本代表監督も務めた。端正な顔立ちに口ひげが似合うラグビー界の大スターは去年、53歳で帰らぬ人となった
   ◆
神戸製鋼がラグビーに力を入れたのは、事業所が全国にあってバラバラになりがちな従業員の気持ちを一つにしたい、との社長の発案という。ファッション誌に登場したことでアマチュア規定違反に問われ苦境にあった平尾さんを、留学先のロンドンにまで行って口説き落とした
   ◆
強い組織は個人が主体的に能力を発揮するところに成り立つ―。平尾さんは常々、フットボール型組織の優れた点を説いていた。今度の銅、アルミ製品などの性能データ改ざん問題は、従業員が誇りを持って取り組んでいるはずの製造現場で起きている
   ◆
強度や寸法をごまかした部材の販売先は自動車、機械など国内外の200社に及び、影響は計り知れない。安全性は大丈夫か、何が不正に駆り立てたのか、まず明らかにすべきことだ。神戸製鋼にとどまらず、日本全体のものづくりのイメージダウンにもなりかねない。事態は深刻である。


 なぜこうした「深刻な事態」が起きているのか。それを掘り下げなければならない。

 新自由主義に伴う、コストカットがその背景にありはしないか。私はそう思っている。

 『西日本新聞』のコラムがよい。「ものづくり」とは、油にまみれて働く労働者が担っているのだ。

東京・青山の交差点にあるホンダ本社ビルは、各階にベランダが設けられている…

2017年10月13日 10時46分

 東京・青山の交差点にあるホンダ本社ビルは、各階にベランダが設けられている。創業者の故本田宗一郎さんが命じた

▼地震で窓ガラスが割れたとき、破片が落下して歩行者にけがをさせないように、と。ビルも道路から離れて建てられている。交差点の見通しを良くするためだという。人の命を預かる自動車は安全でなくてはならない。そのこだわりは社屋にも込められている

▼町工場から始め、技術力で「世界のホンダ」に育てた創業者の思いは日本の「ものづくり」全般にも受け継がれた。安全を最優先した品質の高さは「メード・イン・ジャパン」の信頼を支えている、はずだが…

▼自動車部品大手タカタの欠陥エアバッグ問題、三菱自動車のリコール隠しや燃費データ不正、その三菱を傘下に入れ、お手本になるはずだった日産自動車では新車完成検査を無資格の従業員が行っていた

▼さらに、自動車各社に部品を供給している神戸製鋼所が、アルミニウム・銅製品の性能データを改ざんして出荷していたことが分かった。同社製品は新幹線や航空機、ロケット、防衛装備品にも使われている。日本ブランドの信頼は大きく傷ついた

▼本田さんはある時、社員と握手しようとした。社員は手を出すのをためらった。油で汚れていたからだ。「いいんだよ。その油まみれの手がいいんだ」。本田さんが大切にしたものづくりの原点が忘れられてはいないか。

=2017/10/13付 西日本新聞朝刊=
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【本】『かつて10・8羽田闘争があった』(合同フォレスト)

2017-10-14 08:40:53 | その他
 1967年10月8日、京大生・山崎博昭さんが警察の暴力によって殺された。新聞には、轢死という、意図的な虚報が載っていた。メディアが警察のデマを載せた。メディアの本質を垣間見せる事件でもあった。

 ベトナム戦争という、アメリカ帝国主義による残酷な侵略戦争。若者たちは、その戦争をやめさせるために何とかしようと行動した。ボール爆弾、マグネシウム爆弾・・・・・そして枯れ葉剤。これでもか、これでもかと、ベトナム全土に殺戮と破壊を目的とした爆弾を投下し続けたアメリカ。そのアメリカの戦争を支えた日本。加害者としての自覚が生まれた時期だ。

 山崎さんは、その戦争への反対の意思を表明しようと羽田に行き、そして殺された。

 山崎さんの周辺にいた人々が、山崎さんの死を想起し、その死を歴史にきちんと刻むべく立ち上がった。モニュメントをつくり、そして本を発行した。それがこの本だ。

 本を読んでいくと、ベトナム戦争が当時の若者に大きな影響を与えたことがわかる。こんな反人道的なことを許しておいてはいけないという正義感が、彼らを行動に駆り立てた。なぜアメリカはこうした蛮行を繰り広げるのか、なぜ日本政府はそれを支持するのか、人間はなぜ人を殺せるのか、なぜ・・・・・・そうした問いに解をみつけようと、若者は無数の本を読んだ。正義感を原動力としながら、行動の世界へ、知の世界へ、若者たちはすすんでいった。

 そうしたプロセスを、多くの執筆者が示している。

 執筆者のこころのなかに、今もベトナム戦争が生きていることがわかる。当時の若者たちに刻印されたベトナム戦争、その後の人生もそれに規定されている。

 同時に、現在の日本への厳しい認識が示される。かつての若者の正義感は、今もなお健在である。

 
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国家権力は法を守らない

2017-10-14 08:18:54 | その他
 歴史がつくりあげてきた「法の支配」。法により国家の権力行使を制約するという論理が、いともたやすく踏みにじられる時代に私たちは生きている。支配層を拘束する法は消えゆくばかりだ。「規制緩和」という措置、あるいは「共謀罪」などの国家の自由な権力行使を守るための法、それは同時に国民の自由を抑圧するのだが、そういう法は強行に通過させる時代。

 かくて庶民は支配層の前に裸で立たされるようになる。国家権力は、やりたい放題だ。

米軍、無断でテント 牧草地、タイヤ痕も 県警も設置、事後報告 高江ヘリ炎上
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