前原の粛清クーデター

　前原が、民進党内のリベラル派を追い出して、どっちつかずのメンバーに、戦争法賛成・憲法改悪の側に取り込もうとしたクーデターであったことが、本人の口から明らかにされた。

　時事配信。


民進分裂「全て想定内」＝前原氏【17衆院選】10/3(火) 19:57配信　　　時事通信

　民進党の前原誠司代表は3日、枝野幸男元官房長官が立憲民主党を旗揚げし、結果的に民進党が希望の党と立憲民主党に分裂したことについて「全てが想定内だ。政権交代可能な状況をつくらないといけない。自分の判断は正しかったと思っている」と強調した。民進党本部で記者団に語った。
　前原氏は「枝野氏とは24年間、全て同じ党で過ごしてきた。初めて別れることになり、残念だ」とも述べた。
　希望の党が第1次公認候補を発表したことに関しては「大変良かった。しっかり二大政党制の一翼として、自公に対峙（たいじ）できる陣容を整えたい」と語った。　

　安倍のウルトラナショナリスト集団か、小池のウルトラナショナリスト集団か、という選択にしたかったのだろう。

これも必見 ヘイトの政治家

　日本の政治家には、人権感覚のないひとが多い。

https://17hatespeech-database.amebaownd.com/

銃乱射

　ラスベガスで大量殺人が行われた。何と59人が殺されたという。負傷者は527人。ホテルの32階から射撃しているというが、そんなに距離があるのに、それでも殺傷能力がこれほどあるとは。私はそれに驚いた。

　殺人者は、大量の銃を持っていたそうだ。

　アメリカ社会は、こんなにも銃乱射事件が起きているのに、それでも規制をしない。規制に反対している人は狂っている、と私は思う。

　いったい犯人は何故にこういう行為に及んだのか。『東京新聞』の記事には、犯人の親族が犯人は「ギャンブルは好きで、争いを好まない」と語ったと記している。ギャンブルはそれ自体争いではないかと思う。ギャンブルは奪われるか、奪うかである。これって、争いだろう。

　

小池都知事の「都民ファーストの会」は・・？

　「都民ファーストの会」ではなく、「都民ファ〇ストの会」なのである。〇には「シ」がある。

　『朝日新聞』記事。

　音喜多駿都議ら都民ファ離党へ 幹部「この時期に最悪」

リベラル勢力、頑張ろう！！

IWJのインタビュー。

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/399757

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/399747

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/399644

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/399661

「希望の党」は、「金望の党」

　「希望の党」は、カネ集めに奔走。カネ、カネ、カネ・・・・・・・「希望の党」から立候補したいならカネを出せ、だって。

　「同情するならカネをくれ」ではなく、「出たいなら、カネをくれ」。

　政治はカネ、カネ・・・・

これも、読もう！

　小池百合子は、傲慢シンドローム。

https://dot.asahi.com/dot/2017100300074.html

「立憲民主」くん、がんばろう！

　枝野新党でゆるキャラ「立憲民主くん」誕生　元祖復活は「前例がない」と担当者

沖縄の声を聞け！

　『沖縄タイムス』のコラム。


２人の政治家の対照的な振る舞いが忘れられない･･･

2017年10月3日 07:20

　２人の政治家の対照的な振る舞いが忘れられない。２００４年８月１３日に起きた沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落後、現場を視察した当時の稲嶺恵一知事と小池百合子沖縄担当相のことだ

▼ボリビア出張を途中で切り上げ、稲嶺知事が来たのは墜落から８日後。黒焦げの壁を見上げて「かーっ」と発し、その後は終始無言だった。新基地の軍民共用化などを条件に「辺野古移設」推進の立場だったが、奥歯をかみしめているようにも見えた

▼一方、小池氏の訪問は約２カ月後。壁の前で、大学が準備した墜落時の映像を見ていると、集まった女子学生らが「普天間飛行場を返して」「辺野古移設はやめて」と口々に叫んだ

▼距離はわずか数メートル。聞こえているはずなのに小池氏は完全に無視し、映像を見続けた。それでもやまない訴えに、目も向けず一言。「（音声が）聞こえないなー」

▼それから１３年。大義名分のない衆院解散で行われる総選挙に向け、小池氏は脚光を浴びる。全国メディアが論じるのは「安倍か小池か」ばかりだ

▼小池氏率いる「希望の党」の公約発表はまだだが「辺野古推進」は揺るがないだろう。民意を無視し、新基地建設を強行する安倍政権と何が違うのか。「政権選択選挙」といくら言われても、県民の声を聞かず、基地問題を放置するような政治に希望は見えない。（磯野直）

『岩手日報』のコラム

　「風土計」

やはり歴史は繰り返すものらしい。新党「希望の党」と民進党の合流、分裂の騒ぎに、地方も振り回された２１年前の取材を思い出す。巻き戻した古いビデオを見せられているようだ

▼当時も、新党「民主党」と社民党の合流が焦点だった。社民は一度「丸ごと」合流を決めたが、民主党を立ち上げる鳩山由紀夫氏の「排除の論理」で、全員参加は拒まれる。１週間で丸ごと合流を諦め、分裂した

▼旧社会党から半世紀の伝統ある党が、たった４人の新「民主党」の手玉に取られた。その民主の流れをくみ、政権にもあった党が今、わずか９人でつくった希望の党に翻弄（ほんろう）される。因果は巡ると言うほかない

▼歴史家の保阪正康さんは、さらにさかのぼり党の「溶解現象」の源流を求める。１９４０（昭和１５）年、近衛文麿首相が大政翼賛会をつくった。既成の党が雪崩を打って流れ込み、政党政治の息の根は止められる

▼大衆の人気が近衛にはあったが、一人の人気者に党が溶けて、吸い寄せられる様子は危うい。安倍晋三首相の政治姿勢と併せ、社会の空気が昭和１０年代に似ている。先週、保阪さんが長野市の講演で指摘した

▼歴史は必然的に繰り返すとしても、決して時計の針を戻してはならぬ時代がある。それが日本の道を踏み誤った昭和１０年代だろう。歴史家の警句が杞憂（きゆう）であればよいのだが。

私たちは「頭が乏しい」の？

　安倍首相による衆議院解散の意義なんかまったくわからない。そういう人は、「頭が乏しい」だって。

　誰が言ったか。公明党の代表・山口だ。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214761

「希望の党」って怖い！

　この記事にある「希望の党」の政策協定書を詠んで、怖くなった。これって、独裁というしかない。身も心も、そしてカネも、小池に差し出せ、ということ。

http://buzzap.jp/news/20171003-cdp-twitter/

民進党解党の本当の目的

　民進党解党の本当の目的は、民進党内のリベラル勢力を追い出し、リベラルに行きそうにない者をウルトラ右翼の「希望の党」に引き入れて、国会をウルトラ右翼で固めようという、どこからかそういう方針が出されたのだろう。

　しかしそれを企図した者たちは、民進党リベラルを国会からも放逐しようとしている。「希望の党」に合流した前原・細野等の犬畜生ともいえる鬼畜の仕業に唖然とする。

『日本経済新聞』記事。
　
　希望の党　菅元首相、枝野氏に対抗馬　若狭氏「過半数擁立めざす」

2017/10/3 17:31

　希望の党は３日午後、衆院選の第１次公認として小選挙区候補191人と、比例代表候補１人の計192人を発表した。民進党からの合流組約110人も含まれる。若狭勝前衆院議員は国会内で開いた記者会見で、最終的な擁立数について「（過半数の）233を超えるのではないか。政権交代をめざすことは十分可能な状況だ」と述べた。
　候補者は首都圏を中心に全国規模で擁立した。25ある東京の選挙区では23選挙区で候補者を擁立。民進党の菅直人元首相の東京18区、「立憲民主党」を結成した枝野幸男氏の埼玉５区にはそれぞれ新顔の対抗馬を立てる。

　公明党の太田昭宏前代表の東京12区の候補者は未定だ。日本維新の会との連携を踏まえ、大阪府内での擁立は見送る。民進党前衆院議員の寺田学氏を比例単独で公認した。

　公認発表に先立ち、希望側は公認を望む民進出身者に対して「憲法改正の支持」など10項目で構成する政策協定書の提出を求めた。民進側に「踏み絵」を迫る希望の手法に反発し、民進出身者の一部は無所属での立候補を模索するほか、枝野氏の立憲民主党への合流を検討する動きも出ている。

「誤算」？

　『朝日新聞』が、「民進分裂、立憲民主を生んだ前原氏の誤算　野党細分化へ」という記事を配信した。

　しかし私はそうは思えない。小池百合子率いる「希望の党」、選挙目当てに結集した民主党ー民進党、最初からさまざまな政治意思を持った人々が集まっていた。まったく１枚岩の、政党としての体を為していなかったことは、前原や細野という「右」、辻元のようなもと社民党出身者の存在で証明されている。
　
　他方、小池百合子は元自民党、安倍首相と同じような超タカ派である。ネトウヨとも共鳴するほどの人物である。前原や細野は小池と協調できるが、そうでない民進党議員は多い。「希望の党」は、自民党・公明党政権への失望を「希望の党」へと鞍替えさせ、安倍政権と同様の政治を行うためにつくられた政党であると思っている。

　したがって、「希望の党」へ合流することは、実質的に安倍政権への合流ともいえる。

　民進党のいわゆるリベラル勢力がみずからの政治意思を棄ててまで、安倍政権とほとんど同じネトウヨともつながる「希望の党」へ合流するはずがない。

　前原は民進党内のリベラル勢力の力を削ぎ、国会をネトウヨとも共鳴する議員で埋め尽くそうと図ったのではないだろうか。「誤算」ではなく、意図的ではなかったかということだ。

　国会は、ウルトラ右翼が支配する自民党とそれを支える公明党、あわよくばそうした政権に迎え入れてもらいたい維新、自民党・公明党政権に人気がなくなったときに登場するウルトラ右翼を党首とする「希望の党」、そして「立憲民主党」、社会民主党、日本共産党などのリベラル勢力によって構成されることになろう。

　しかし小選挙区制であるからウルトラ右翼が多数になることは予想できる。今後は，ウルトラ右翼勢力との闘いが、リベラル陣営の仕事となる。