喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

四季の庭

2009-04-29 | 読後感

一昨日、馬上豊かでいつものKさんと食事をした。
Kと二人で食事をする時は、
暗黙の内に馬上豊でと決まっている。
最近はその二人の中にもう一人加わる時がある。

一昨日もKさんの卒業した学校の副校長で
私の上司だったN先生が加わった。

N先生は馬上豊、初体験。

N先生、今年還暦と定年退職。
その記念に詩画集というのか、本を作られました。




裏表紙


冬の庭の

この本を作られたきっかけは、
七年前に、ある会の役員をされ、
その時に親しくなったメンバーとその後も親交を深められ、
一年前に楽しく意味のある活動をしようと
そのメンバーの一人の家に集まり、
その時の宿題が詩を書いて来ることだったそうです。

多忙な日々の生活の中で、
ふと目を向けると、いつの間にか変化している「我が家の小さな庭」、
そこで、N先生の心を癒してくれる庭の四季をテーマに
詩を作られたのだそうです。
そして、そのメンバーの一人が挿絵を画かれ、
絵本作家の方に編集していただかれて・・・・・・・本格的ですね!

春も、夏も、秋も、冬もそれぞれ素敵な詩と画ですが、
私はその中でも秋の庭の詩が好きで、ご紹介。





          秋の庭

    緑から黄色 オレンジ 赤色と
   次々に衣装を変える花水木 紅葉

    ステージに立ち 祝福される花嫁のよう

    宴の後は 黄色 オレンジ 赤色の
   美しい衣装を足元に並べ しばし感動の余韻にひたる

    秋風がカサコソ音を立て
   忙しげに衣装を片付けた後は 静寂の訪れ

    毎年繰り返される 秋のいのちの営み
   秋の命の営み

本当に素敵な本をありがとうございました。

N先生は、再雇用制度で、現職を続けられています。

先生のご健康とさらなるご活躍をお祈りしています。

先生、これからも、ぐちりに行きま~す



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