本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

役人の仕事は忖度

2017-05-11 09:05:34 | Weblog
 国会中継を観て、保守かリベラルかはとにかく安倍首相の答弁に同意の拍手をしたい人はいるのかね。
 私には傲岸かつ不遜にみえる。返す刀が「だから民進党の支持率が下がる」とは、余計なお世話ではないか。むしろその驕りが自民党の支持率にこそ赤信号がつくんじゃないのかと思うのだが、不思議に内閣支持率が下がらない。

 森友学園問題にせよ、加計学園問題にせよ首相も夫人も胡散臭い。それなのに「忖度はない」と言う。自分が言うセリフではなかろう。役人は首相以下大臣や政権与党の思惑を忖度して動くのだ。これが「お役所仕事」なのだ。
 いずれにしろ、これらの問題は藪の中になりそうだ。
 ちょいと話は横道になる。保育士確保の件で森友学園系列の保育園の現地事情聴取に大阪市役所の職員が5人。これには籠池夫人の言うとおりヒマだねぇ。

 閑話休題 首相はあるイベントで「挨拶の原稿にお膝元の山口県の物産について書いていない。忖度してほしい」という趣旨の挨拶をして余裕しやくしゃくだったようだが、こんな茶化しは不真面目だ。一強のせいか謙虚さがない。