ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

「来る年もお元気でお過ごしくださいますように。」

2020-12-31 06:33:33 | 日記
2020年12月31日。
本年の締めくくりの日です。
コロナの嵐が吹き続けていますがワクチン接種も始められ、100%とは言えなくとも、少しずつ平穏さが戻って来る来年を期待しています。
個人的には、一昨年の秋に発見された初期の肺腺ガンを身の内に抱え込んではいますが、自覚症状は無く、日々の日常を結構元気に過ごせた一年でした。

本ブログに訪問して下さった方々、ありがとうございました。
どうか、来る年もお元気でお過ごしくださいますように。
そしてまた、皆さまのアップなされたブログでお会いいたしたく存じます。
お正月三が日、ブログはお休みいたします。
本年の締めくくりとしては、例年通りニーバーの詩をお借りし、また、茨木のり子さんの詩にも私の思いを託したいと思います。

     主よ、変えられないものを
     受け入れる心の静けさと
     変えられるものを
     変える勇気と
     その両者を見分ける
     英知を与えたまえ
              (ラインホールド・ニーバー)


    『活字を離れて』
                   茨木のり子
     時刻表も見ない
     新聞も読まない
     まして本なんか!
     活字に無縁でいると
     頭の霧が晴れて
     ひどく健やかになれることを
     いくつかの旅が教えてくれた

     眼鏡も持たず
     カメラも持たず
     みるともなしに視るものは
     ひとしれず ひっそりと澄みわたるもの
     ひたすらに咲いて ただに散る花
     古びた家をいっとき明るませている雛たち
     黙っていながら
     深沈として 奥深く 在るものら
               ( 『茨木のり子』花神ブックス1 から )

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めげることなどありません。

2020-12-30 06:28:12 | 日記
昨晩のことです。
全体的に動きが鈍く、指示していない画面を突然出現させたりしていたパソコン君でしたが、以前の動きに戻りました。
自然に戻ったわけではありません。
今までも、何回かネットでこうしたトラブルの解消の仕方を倣ってやってみたのですが改善されなかったのです。
昨晩は、「アップデートナビ」と言う所から、「アップデート」をしました。
しっかりした(理論的な)意味も判らないのですが、とにかく〈イチかバチか〉、ダメ覚悟でやってみました。
30分程の間、緑色の筋状のバーが、ゆっくり動いていて、「しばらくお待ちください」の表示が画面に出ていましたが、「完了」の文字が出て、再起動の指示が出ました。
再起動完了。
何と、バッチリでした。
バンザイ です。
〈切れ味の悪い包丁みたいなパソコン〉などと悪口を言ってごめんなさいでした。
こんな記事を見て下さる訪問者の方は、「なんだ、そんなことも知らずにブログ、やってんの」と、苦笑なさる方もいらっしゃることでしょう。
とにかく、デジタル弱者ですから。
意味も判らずアレコレいじり回す私は無鉄砲者なんでしょう、きっと。
でも、一件落着。
また、ブログにバカバカしい記事をアップしたりできると思いますと、ホッとします。

面白くもない略歴ですが、学歴ナシ・学力ナシ・金力ナシ・肩書ナシ、の〈ばーば〉です。
他人様にご迷惑をかけるのでなければ、何かをして失笑されても、めげることなどありません。
昨日は、「御用納め」のことなどをブログに記しましたが、中卒・15歳で就職した私です。
いろいろ分からないことや、仕事のミスがあっても〈中卒だから・・・〉と、許してもらっていました。
口惜しいこともありましたが、〈何でも自分でやってみよう〉、そんな習性は、その当時に得たのかもしれません。

今年ももうすぐお終いになります。
大掃除は、サボることに。
長男夫婦も帰省しませんから、いつも通りに過ごします。
目の具合も大分良くなって来ましたから、お正月中に1冊位は読めるでしょう。
では・・・本日ここまで。
                 〈ゴマメのばーば〉
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あれから25年も・・・

2020-12-29 06:13:08 | 日記
退職してから、25年以上になります。
12月28日は「御用納め」の日でした。
仕事は半日で切り上げ、各職場毎に集って、短い時間でしたが茶話会(一升瓶なども立てられてはいましたが)をして、今年の仕事納めをしたものです。
退職した頃は仕事の内容もデジタル化して、そうした慣習は無くなってしまいましたが、それ以前の長い期間は、こうした12月28の在り様でした。
懐かしく思い出されます。
退職したての頃は、働いていた職場の前を通るたびに、中を覗きたい気持ちになったものです。
今頃、○○の部所は、猫の手を借りたいほどに忙しい時間帯のはず・・・
   △△係は、電話応答に追われているかも・・・
でも、今はそうした感慨などは全く起こりません。
月日が経つという事はそうしたことなのでしょう。
40年以上務めた場所ですのに。

テレビでは、新型コロナウイルス変異種にかかるニュースが何べん報じられています。
感染力が高いという事ですので不安は覚えますが、今までの予防策を取ることで対処する以外はありません。
明るいニュースとは言えません。

孫の一人が、今日は半日で勤務は終わりだったから、と言って寄ってくれました。
直接的な医療に従事はしていませんが、医療機関に勤務しています。
家の中には入らず、玄関先でマスクをしたままのお喋りを少しして帰って行きました。
「ばあちゃんも、じいちゃんも、外出には気を付けてね」
と、優しい言葉を残して。
ありがたいことです。

穏やかで気温も結構高い日でしたので、「田んぼの在る」散歩道のコースを1時間ほど歩いてきました。
誰とも会いません。
遠くの山を眺めてテクテクと。
雲もゆっくりした佇まいで浮かんでいました。
「退屈ですか?」
言葉を掛けてみました。
いつも歩く農道ではなく、田んぼの畔(くろ)の上を歩きたかったのですが、自分が思っている以上に身体機能のバランス感覚は鈍くなっていました。
ちょっとだけ、歩いてみてすぐ止めました。
枯草で足を滑らし転倒でもしたら、人の通りも無いところで助けを呼ぶことも出来ませんから。
でも、いい散歩でした。

以前アップした様な気もするのですが、勤めていた頃に書いた詩です。

     『仕事納め』
   
    兜町のように
    手拍子は打たない
    作業台の机が
    テーブルクロスの無い宴会場となって
    一升瓶が立てられると
    古参も新参の者も
    茶飲み茶碗のグラスで乾杯となる
    帳尻は
    非常な明晰さで行く年を締めくくっている

    酔いが
    目のふちをひとめぐりし
    おはこの民謡となって飛び出しても
    心の貸借表は
    かたくなに醒めていて
    重たい部分を
    地図のようにおし拡げる
    持ち越しとなる残高を
    ひそかに計算していると
    既決とも未決ともいえないまま
    小さな宴は お開きとなる

    ドアーのそばで
    あの人とすれちがう
    一瞬 ためらって
    相手の視線を探ってはみるが
    「お世話になりました 来年もよろしく」 と
    頭を下げる
    交わしつがれた言葉の
    角の摩滅した解毒作用が
    硬く冷たい残高を ゆっくり溶かしはじめ
    目もとで微かな暖流となる

    夜の師走は
    オリオンのまばたきも気づかぬほど
    興じ過ぎていて
    私の小さな瞬きも
    仕事納めとなる
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切れない包丁で野菜を切っている様な・・・

2020-12-28 06:18:15 | 日記
まずは、羽生結弦さん。
 いいね!いいね!いいね!
切れ味のいい演技でした。
ところで、私のパソコン、こんな感じです。
  ★ 切れない包丁で野菜を切っている様な・・・
  ★ マッチを擦っても、なかなか火がつかない様な・・・
  ★ 「ちょっと、あのね」と、大きな声で二階にいる連れ合いに呼びかけても、聞こえない
    様な・・・
『パソコンの動きが遅くなってきたら』、そんなタイトルのネット記事を読んだりして、私なりに改善を試みてはいるのですがうまく行きません。
忙しい医療従事者の孫に助けを乞うわけには行かず、と言ってパソコン工房へ持参し、不具合の詳細を詳しく説明し、修理してもらうのも「密」になりかねません。
そんな、こんなでイライラ上昇中。
これでは、自身の心身にも悪い影響を与えかねず、周囲にもイライラが伝わって不快な雰囲気を感染させてしまいそうです。
イライラは免疫力も低下させますし。
しばらく、ブログへのアップ等は止めて置こうか、などと毎日迷っている私です。
どこぞの国の大統領の様に、『お前は クビだ!!』と言って見たい心境。
しかし、耳を澄ますとパソコンの呟きが聴こえます。
〈あぁ やんなっちゃう。 ご主人さまの指示は何が何だか分からない。 
 気ばかり焦って、あれせい これせい いや違う ばかり。 
 だからデジタル弱者と言われる高齢者に使われれるの、オレ嫌なんだ〉 
「まったく、どうしたもんだか」と、誰にともなくボヤいた私です。

日曜日でしたので、午前10時半から、先週に倣って一人での家庭礼拝を致しました。
南側の自室の窓から差し込む日射しは心なし強くなっている様な気がします。
あとひと月ちょっとで節分が来ます。
いろいろと、明るい方に向かうことでしょう。
そんな気にさせる暖かく明るい日射しでした。

牧師先生から送られてきた今日の「牧師説教」要旨に、
『救い主イエスさまに、すべての思いわずらいを委ねて、日一日を大切に歩んで行きましょ 
 う・・・そして主と共にそれぞれの人生を歩みながら、イエス様の喜びの歌と悲しみの歌
 を歌い継いでゆくのではないでしょうか・・・』
と記されていました。
  ♪ 主われを愛す 主は強ければ われ弱くとも恐れはあらじ
と、讃美歌を歌った本年最後となる一人での主日家庭礼拝でした。
                       〈ゴマメのばーば〉
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だって、英語読めないんだもん。

2020-12-27 06:18:34 | 日記
菅首相は25日の記者会見で、コロナ感染者が再び広がっている現状を踏まえ、
「静かな年末年始を過ごしていただきたい。
できる限り会合は控えて、感染拡大を食い止めることができるように協力をお願いする」
と国民に呼びかけました。
呼びかけは、その通りではありますが、1月に新型コロナが国内で初めて確認されてから、約9カ月、10月末に感染者数は10万人に達し、そのあと2か月で、20万人に倍増しています。
もちろん死者数も急増。
居住地である福島県も複数の病院でのクラスターが発生し、怖さを覚える程に感染者が連日出ています。
〈静かな年末年始を過ごして〉と呼びかけられても、心は穏やかではありません。
まぁ、極力、人との接触を少なくし「密」に陥らない様に努力はいたします。
年金受給者のできることとしては、「罹らない」ことに最大限の努力をする以外にないと思いますから。
「罹らない」ことを願ってはいても、日々の仕事の上では人との接触を避けられない職業の方も沢山あります。
ただただ、「ありがとうございます。よろしくお願いいたします。」と、頭を下げる以外ありません。

厚生労働省は25日、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に関して、その優先順序を
発表しました。
高齢者で、持病ありの私、接種順位は早くなるようで、ありがたいことです。
ワクチン接種で100%罹患しないというわけには行きませんが、ある程度の安心は得ることができることでしょう。

2日前に、見慣れない郵便物が届きました。
10×15センチほどのビニール袋の中に、20グラムほどのモノが入っています。
宛名は確かに私で、住所・電話番号等も正しく記載されていますから、誤配達でないことは確か。
その他の記載されている文字は英語です。
単語を二つ三つ拾い読みし、台湾・台北から送られて来たことは、私にも判読できましたが、それ以外は皆目見当がつきません。
台湾には親せきも知人も無し。
とにかく配達してくれた郵便局へ電話をして、「受け取り拒否」にしようと電話をしましたが、年末の事とてつながりません。
時刻は夕方5時近くなっています。
何となく不安が高じた私は、市の消費者センターに電話を入れて対応策を伺いました。
「通販等で買い物をしていませんか」と、訊かれましたので、
「通販の利用はしていますが未着のモノはありません」と答えました。
「郵便局へ持って行って、受け取り拒否の対応をした方がいいかと」
と言う助言を頂きました。
何だか、得体のしれないモノを家の中に取り込みたくなくて、郵便受けに戻して置きました。

7時頃、近くに住む長女が寄りました。
不審な郵便物のことを話しましたら、
「あら、アマゾンからじゃない」との応え。
長女の孫に、クリスマスプレゼントとして、アマゾンから取り寄せた「鬼滅の刃」のグッズとのこと。
通常、通販の品物は娘宅ではなく私の家に配達してもらう事になっています。
「お母さんに、言っておいたでしょう」と、言われてしまいました。
頼まれたことをすっかり、失念していたのでした。
それに、表書きが細字の英語、私に読めるはずがないではありませんか。
何か、得体のしれない健康食品などでは?と、不安に陥ってしまっていた私でした。
一件落着。
ホッとして、消費者センターへお詫びを兼ねた連絡を入れました。

送られて来たモノは、「鬼滅の刃」の「鬼に変貌した妹・禰豆子」のシールでした。
人騒がせな〈ゴマメのばーば〉の郵便物顛末記、以上。
だって、英語読めないんだもん。
      
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