今日も晴れのいいお天気でした。
朝、寝具類の洗濯をしました。
昼食の後、ベランダへ出て洗濯物に手を触れましたら、パリッ・カリッと、音が出そうな乾き具合。
暮らしの中で、長いこと付き合って来たこの感じ、いつでも満足感と安らぎを覚える感触です。
洗濯物をたたみ終え、べランダまで伸びている柿の、トロトロした緑の葉っぱに触れたりしながら青い空を眺めました。
体は疲れを覚えていても、満足感がじっくり広がってきて・・・
あぁ、5月も行くか、と。
《知床沖で観光船が沈没した事故で、海上保安庁などが30日も行方の分かっていない12人の集中捜索を行っています。
現場海域や国後島周辺の海域では29日から3日間の予定で集中捜索が始まりました。
30日は、海上保安庁の巡視船や漁船など22隻が捜索にあたっています。
特殊救難隊などが野付半島から根室までの範囲で、海岸を泳ぎながら捜索するということです。》(5/30 HTB北海道ニュース)
事故を起こした船体は来月1日に陸揚げされ、乗客の家族らに公開される予定とか。
家族の方々にとっては、行方不明の方が一刻も早く見つかることが切なる願いではないでしょうか。
早く見つかります様に。
五月の青空がこんなに美しく広がっていますのに、戦争があったり、思わぬ事故に遭遇して大切な人の命が奪われたり、・・・当事者の方々にとっては、何とも理不尽な思いに尽きることかと。
《ウツの地にヨブという人がいた。無垢な正しい人で、神を畏れ、悪を避けて生きていた。》
と聖書は伝えます。
そのヨブに思わぬ理不尽な災いが襲いかかります。
信仰あついヨブは、家族も全財産も失ってしまっても神を非難することなく、地にひれ伏して言うのです。
《わたしは裸で母の胎を出た。
裸でそこに還ろう。
主は与え、主は奪う。
主の御名はほめたたえられよ。》
(ヨブ記1章21節)
しかし、ヨブ自らが皮膚病に侵され、身体中をかきむしる苦しみのなかに放り込まれた時、
《ヨブは口を開き、自分の生まれた日を呪って、言った。》
と聖書は記しています。
《わたしの生まれた日は消えうせよ。
男の子をみごもったことを告げた夜も。
その日は闇となれ
神が上から顧みることなく
光もこれを輝かすな。
・・・・中略・・・・
なぜ、わたしは母の胎にいるうちに 死んでしまわなかったのか。
せめて、生まれてすぐに息絶えなかったのか。
・・・・中略・・・・
日ごとのパンのように嘆きがわたしに巡ってくる。
湧き出る水の様にわたしの呻きはとどまらない。
・・・・中略・・・・
静けさも、やすらぎも失い
憩うこともできず・わたしは わななく。》
(旧約聖書ヨブ記3章3~26節)
私は【ヨブ記】のこの言葉を読むたびに切なくなるのです。
愛する者を奪われた方々の思いもまた、かくの如くか、と。
朝、寝具類の洗濯をしました。
昼食の後、ベランダへ出て洗濯物に手を触れましたら、パリッ・カリッと、音が出そうな乾き具合。
暮らしの中で、長いこと付き合って来たこの感じ、いつでも満足感と安らぎを覚える感触です。
洗濯物をたたみ終え、べランダまで伸びている柿の、トロトロした緑の葉っぱに触れたりしながら青い空を眺めました。
体は疲れを覚えていても、満足感がじっくり広がってきて・・・
あぁ、5月も行くか、と。
《知床沖で観光船が沈没した事故で、海上保安庁などが30日も行方の分かっていない12人の集中捜索を行っています。
現場海域や国後島周辺の海域では29日から3日間の予定で集中捜索が始まりました。
30日は、海上保安庁の巡視船や漁船など22隻が捜索にあたっています。
特殊救難隊などが野付半島から根室までの範囲で、海岸を泳ぎながら捜索するということです。》(5/30 HTB北海道ニュース)
事故を起こした船体は来月1日に陸揚げされ、乗客の家族らに公開される予定とか。
家族の方々にとっては、行方不明の方が一刻も早く見つかることが切なる願いではないでしょうか。
早く見つかります様に。
五月の青空がこんなに美しく広がっていますのに、戦争があったり、思わぬ事故に遭遇して大切な人の命が奪われたり、・・・当事者の方々にとっては、何とも理不尽な思いに尽きることかと。
《ウツの地にヨブという人がいた。無垢な正しい人で、神を畏れ、悪を避けて生きていた。》
と聖書は伝えます。
そのヨブに思わぬ理不尽な災いが襲いかかります。
信仰あついヨブは、家族も全財産も失ってしまっても神を非難することなく、地にひれ伏して言うのです。
《わたしは裸で母の胎を出た。
裸でそこに還ろう。
主は与え、主は奪う。
主の御名はほめたたえられよ。》
(ヨブ記1章21節)
しかし、ヨブ自らが皮膚病に侵され、身体中をかきむしる苦しみのなかに放り込まれた時、
《ヨブは口を開き、自分の生まれた日を呪って、言った。》
と聖書は記しています。
《わたしの生まれた日は消えうせよ。
男の子をみごもったことを告げた夜も。
その日は闇となれ
神が上から顧みることなく
光もこれを輝かすな。
・・・・中略・・・・
なぜ、わたしは母の胎にいるうちに 死んでしまわなかったのか。
せめて、生まれてすぐに息絶えなかったのか。
・・・・中略・・・・
日ごとのパンのように嘆きがわたしに巡ってくる。
湧き出る水の様にわたしの呻きはとどまらない。
・・・・中略・・・・
静けさも、やすらぎも失い
憩うこともできず・わたしは わななく。》
(旧約聖書ヨブ記3章3~26節)
私は【ヨブ記】のこの言葉を読むたびに切なくなるのです。
愛する者を奪われた方々の思いもまた、かくの如くか、と。