ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

うっすらと白いものが。

2020-12-17 06:29:34 | 日記
朝、大分冷え込みました。
まだ薄暗い6時頃、カーテンをちょっと開けて外を眺めましたら、雪。
雪です。
屋根にも道路にも、クルマにも、南天の赤い実にも、うっすらと白いものが。
冷え込んでも風が無かったせいでしょうか、穏やかな冬の朝でした。
ブログにアップしようとパソコンを開きましたら、なかなか思う通りに動いてくれません。
少々イライラしてきました。
寒いから手足が縮みこんでる?
まさか、人間じゃあるまいし。
このところは、シャキシャキと動いてくれていたパソコンでしたが、どうしたことでしょう。
もちろん、私が考えても分かる筈がありません。
「ねぇ、決められた通りに、シャキシャキ動いてよ」
と、パソコンに嫌味のこもった呟きをしました。
「あのさぁ、決められた手順で指示しなさいよ。
      慌てて何べんもクリックしたりしないで!」
そんな声がパソコンから聞こえた様な。

パソコン等には疎い私です。
孫の手助けに頼っていた私ですが、医療従事者の孫は、高齢者である私たちの所へは意識的に訪問を避けています。
コロナ関係で、自身も疲労しているであろう孫を、私のパソコンの不都合などで煩わせるべきではありませんのでガマンをしています。
何とかアップはできましたが、明日は、どうなることやら。
『明日は明日の風が吹く』
どんな風が吹くものか。
また、しばらくお休み、となるかも・・・

散歩を兼ねて、郵便局へ切手を買いに行って来ました。
帰り道のコンビニで買い物も少々。
近くの団地内の道路を歩いて行きました。
道路の雪は、もう消えてしまっています。
うっすらと濡れた道路脇の植え込みの根元に、銀杏の葉っぱが座布団の様に敷き詰められていました。
懐かしい冬の風情です。
ゆっくりと歩きました。

家へ戻ってからコーヒーを淹れて、ゆったりと飲みました。
妙高山近くに住んでいる甥から送られてきた栗キントンも、おいしく頂きました。
昨日に引き続き、高田敏子さんの詩集を紐解き味わっていた午後のひと時。
おや、風が出て来たみたい・・・
今夜は積もるのかしら。

      『落ち葉の道』
                    高田敏子
     銀杏並木の
     金色の葉が散りつづける

     ひとは衣服を重ねて冬をむかえ
     樹木は葉を落として冬に入ってゆく

     散る 散る 落ち葉
     落ち葉の道
     美しい落下を見せながら
     葉は土に帰ってゆく

     葉を落としきった梢は高い とても高い
     私の過ぎてきた月日を思わせるように
     はるかな遠さで 風にゆれている
               (高田敏子詩集 Ⅱ 花神社刊 より)

コメント
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