ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

「目」が。

2023-03-31 07:09:46 | 日記
このところ目の具合が「良」なので、ついつい文字を見過ぎてしまいました。
図書館から借りた本の返済期日はまだあるのですが、小説と言うのは途中では、なかなか止められないものですから。
というわけで、本日、目の具合が不調。
「自業自得」という言葉を自虐的に呟きました。

この春の暖かさも地球温暖化に因るのならば、切ないなぁ。
ウクライナ、どうなるのかしら・・・
そんな思いに纏われながら、
ぼんやりと、空を眺め、
怠惰を絵にした様に、ダラダラと。
こんな時は、好きな詩人の詩を読むことに。

  『誰が』
        谷川俊太郎
  誰が殺すのか?
  無名の兵士を
  目に見えもしない国境の上で

  誰が造るのか?
  冷たくなまぐさい銃を
  子供を愛撫するその手で

  誰が決めるのか?
  正と不正とを
  もっともらしい美文調で

  みんなその誰かを探している
  自分以外の誰かを
       (詩集『となりの谷川俊太郎』より)

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『高齢者の引きこもりはブー!』

2023-03-30 07:48:18 | 日記
午後から雲が広がりましたが今日も穏やかな一日でした。
穏やかでないのは、家屋内の装備機器等に故障や、不都合が続けて複数発生したことです。
エアコン・台所の換気扇・トイレ便座の洗浄システム・洗面所水道蛇口栓の故障。
家電類も一つが故障しますと、次々に故障の波が広がって、複数の機器が買い替え、或いは修理に追い込まれることなどは経験していますが、全くもう!と言いたくなります。

エアコンは、買い替えることに。
そして本日はトイレの修繕に業者の方が来てくれました。
こちらは、部品を取り換えて修理完了。
部品・技術料・出張費・消費税、併せて2万6千円程かかりました。
換気扇と洗面所水道蛇口はこれから。
年度末で、何かとお財布も繁忙期なのに出費が嵩むとは。
トホホホホ。

でも、すぐに思い直しました。
家族の誰かが怪我や事故に遭ったりしたわけではないのです。
何とか、やり繰りを付けることが肝要かと。
『金は天下の回りもの』
回って来ることなどは無いのに、クチに出してみました。

孫が我が家に寄ってくれました。
医療従事者の孫です。
よくこのブログに登場させる「ひ孫のUちゃん」のパパです。
夜勤明けにもかかわらず、バイクで開花した隣町の「三春滝桜」を観に行って来たとか。
その帰りに寄ってくれたものです。
2年前、勤務している病院でコロナのクラスターが発生し、コロナ担当部署に居た孫も罹患。
会津若松の病院へ入院した孫です。
今は、元気そのもの。
割と自分を律することができる性格保持者。
私たち爺婆にも、「律する」ことを奨めすぎるのが難。
33歳にしては、日夜しっかり体を鍛えています。
嬉しいことです。

私たち・爺婆を今週末辺りに花見はどうか、と誘ってくれました。
ありがたいことですが、コロナ自粛で、すっかり出不精になってしまっている私には、同行に自信が持てませんので、お断りしました。
『高齢者の引きこもりはブー!だよ』
と、孫は言い残して戻って行きました。

確かに、引きこもりはブー!です。
コロナが「5類」になるからなどではなく、私自身のウイズコロナで行かなければと思ってはいます。
まずは、美術館かな。
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素直に喜べない「わだかまり」が、

2023-03-29 07:48:13 | 日記
春の穏やかな一日でした。
こうした気候の穏やかさを素直に喜べない「わだかまり」が心の裡に淀んでいます。
この様な暖かさの原因も地球温暖化に因るものかしらと言う不安が、ふっと心の淵から浮かび上がって来るからです。

コロナの新規感染者数は、大分少なくなりました。
《感染状況が落ち着く中、福島県は3月23日に感染レベルを初めて「1」に引き下げた。 内堀知事は3月27日の会見で「第8波のピークアウトは当然ながらしている」との認識を示し「感染状況を注視しながら時点、時点で臨機応変に対応していく」と強調した。》(福島テレビ3/27 20:35配信)
と、報じられています。
同ニュースの中で、医療関係の方が、
『むしろ5類になると行動制限がなくなりますから、ウイルスを持っている人が街なかに増える可能性が高いです。自分自身の防御、個人防御っていうのをしっかりしていただきたいと思います』
と、語られていましたが、私もそう思います。

去る3月15日、
《千葉市の幕張メッセ。防衛装備品の見本市「DSEIジャパン2023」の初日とあって、来場者でにぎわっていた。》
と毎日新聞(3/27)が報じています。
同新聞の記事内で、拓殖大の佐藤丙午(へいご)教授(安全保障)は、
《「軍拡競争を招くという指摘もあるかもしれませんが、韓国、中国や北朝鮮など、アジアでの軍拡競争は既に始まってしまっているのです」と指摘する。
その上で「一般的に軍拡は、各国の相対的な安心感が均衡することで止まります。
つまり、日本が防衛費を増額し、反撃能力があると伝えて各国の均衡を促すことは、この危険な競争を止め、平和を目指すための手段の一つなのです。
航空宇宙や海上警備に関するものなど、今後もさまざまな機会に大小の展示会を開いていくべきです」》

と話していました。
私は、世界情勢について専門的な知識による見識などは持っていません。
各国の軍事力の在り様についても、新聞等から得られる僅かな知識でしかありません。
でも、85年以上生きて来て、戦争を経験した私の僅少な見識かもしれませんが、佐藤教授の言われる、〈一般的に軍拡は、各国の相対的な安心感が均衡することで止まります。〉との見解には納得が行きません。
むしろ相互の国々の「軍備拡張」をもたらし、国際間の緊張を生みだしはしないかと。
同見本市には、開催に反対する声も上がっており、〈15日には、会場前に市民約300人が集まり、「武器見本市NO」「武器輸出反対」などと声を張り上げた。〉
とも。
《主催した「安保関連法に反対するママの会@ちば」の金光理恵さん(59)は「日本は唯一の戦争被爆国で、加害も積み重ねてしまった国。
戦争は『死の商人』がもうかることを意味します。
勇気を持って、戦争するな、武器は要らないとアピールしたい」と訴えた。》

とも、報じられました。
私も、「死の商人」が、高笑いし、多くの「いのち」が武器で殺傷されることには反対です。
私の嫌いな言葉、『防衛装備品』。
「武器」と、はっきり言うべきです。
自衛であろうが、「盾」であろうが、「武器」は武器以外の何ものでもありますまい。

23年度予算成立。
政府の防衛力の抜本的強化方針に従って防衛費が前年度当初比で26・4%増の約6兆7880億円と急増。
これって、本当に平和への道?

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「自然」に、体を預けて学んでみる

2023-03-28 07:48:58 | 日記
日射しは届いていましたが、薄雲がかかっていた一日でした。
雨模様が続いていましたので、今日こそ洗濯を、と思っていたのですが今日は中止。
庭木の剪定をして貰いましたので、葉っぱや小枝が結構散らばっています。
量はさほどのことはありません。
掃き集めてゴミに出しました。

冬が去って暖かくなりますと自然との付き合いが多くなります。
我が家の小さな庭だけでも、目を凝らしますと様々なものが見えて来ます。
苔ひとつとっても、拡大鏡で見ると大きな自然が観えて来ます。
そんなことを大切に過ごして行こう・・・そんなことを考えながら庭掃除をしていました。

「自然の捉え方」ということで、山際寿一と養老孟司両先生が、『虫とゴリラ』(毎日文庫)の中で語られています。
(山際)
『今西錦司さんが晩年、「自然学」ということを言い始めたんです。
「自然科学」ではなく、「自然学」をやりたいんだと。
科学の分析的な視点ではなく、自然の全体を見ることが重要なんだと。』
(養老)
『自然に触れている時に、何かいろんな「影響」を受けてるんだけど、本人もわかっていないんですよ。そこなんですね。
それを今の教育制度だと、すぐに点数にして出せっていう話になっちゃう。』

今西錦司、山極寿一、養老孟司、いずれの先生方も私の好きな先生方です。
そんなこともあってか、先生方の提案は、「そうですね」「ハイハイ」と、真っすぐに受け止められる私です。

ひ孫のUちゃんが幼稚園を卒園。
卒園証書等を見せて貰いました。
「通知表」の様なものには、Uちゃんの園での生活の中で先生方が感じ、気づいて下さったUちゃんの性格の、いい点などがピックアップして記されていました。
きっと、先生方は他の園児たちへも同じように、「良い点・好ましく思われる点」をピックアップなさってくださっているのでしょう。
ありがとうございます、と申し上げましょう。

前記『虫とゴリラ』の〈あとがき〉で、山際寿一先生は、
『・・・まだその美しさと力を残している自然に、もう少し体を預けて学んでみたらどうだろう、と二人とも思っている。
今の学びは生物としての人間を無視している。
人間の体も心も自然を感じ取り、自然と共鳴できるようにつくられている。

子ども時代にまずそれを学び、その能力の上に人間の世界の成り立ちを読み解く能力を身につけるべきなのだ。・・・』
(下線筆者)

先生の提言に私は「いいね!いいね!」「そうですね」の共鳴版を、いっぱい打ち鳴らします。
  
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1週間がんばるぞ!と。

2023-03-27 07:47:46 | 日記
日曜日でしたの教会での主日礼拝に出席しました。
昨日の疲れが残っている上に、雨模様です。
どうしようか、と出かける寸前まで迷っていました。
でも、「行きたい」という願いの方が勝って家を出ました。
気温も低かったので、しまい込んだコートを出して羽織りましたら、重く感じて肩が凝りそう。

教会に着きました。
〈来られた〉と、ひと安心。
着席する席は前方の席ではなく後部2列目に着席。
礼拝の途中で具合が悪くなり退出する様なことが起きた場合、前列からの退出は目立ちますし、他の人に迷惑(心配させてしまう)にもなりそうですから。
でも、無事礼拝に預かることができ、元気を頂いて帰途につきました。
ところが、帰りのバスが道路の渋滞に遭ってしまい、普段なら20分前後の乗車時間ですが、小1時間ほどかかってしまいました。
大きな声では言えませんが、トイレにも行きたくなり・・・
やっと、我が家へ戻った次第です。


《裸で生まれてきた私たちにとって、いただいたいのちだけが尊いのです。
・・・・・・・・・・・・
明日があると思ってはなりません。
今日一日が大切であり、今が大事なのです。
生きていることが習慣になってはなりません。
朝の目覚めは奇跡です。
今日一日、いのちをいただいたことに感謝しましょう。》
  (バレンタイン・デ・スーザ著『そよ風のように生きる』
           ーー旅ゆくあなたへーーより)

明日はお天気も回復する様です。
さあ、1週間がんばるぞ!
と、且つて所属していた労組での春闘の集会の様に、握りこぶしを挙げてみました。
今年の大手企業の春闘は満額回答、などと報じられていますが、中小企業はなかなか難しそう。
年金はどうなる。

あーした天気になーれ!
世界も平和になーれ!
コメント (2)
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