気温も上がり、日光もふんだんに注いでくれましたので、気持ちのいい陽気でした。
ニ三日、こうした天候が続いてくれますと、夏物の衣類などを整理し、冬に向かう衣類の準備が整うのですが。
でも、この天気、すぐに崩れて雨模様になり気温も低くなるそうです。
昨晩は、ちょっと気にかかることが生じて夜中の2時頃まで寝付かれませんでした。
いっそのこと起き出して本を読もうかと思いましたが、寝入らなくても、横になっているだけでも明日の健康のためには「良」、と聞いていますので、明かりをもラジオも消し床の中に入っていました。
うつら うつら と。
気が付きましたら、5時近く。
夜明けにはまだ間がありましたが、夜の帳には明るさが混じっていました。
5時40分。
アラームが鳴りだしましたので起き出しました。
着衣を終えて、昨日書いておいたブログの記事をアップし、今日の始りです。
本当は、午前中少し横になって眠りたかったのですが、電話があったり、来客があったせいでそれもなりませんでした。
でも、いつもの自分の体調に落ち着きました。
柿も、かなり色付き始めました。
キウイフルーツ、今年は豊作です。
沢山の実がぶら下がっています。
秋です。
そこにも、ここにも 秋が。
人生の秋・白秋も、私に臨んでいます。
いや、玄冬かも。
《青春・朱夏 白秋 玄冬》
その時代、時代の世相を生きてきました。
過去形で語りはしますが、原初的なものに連なっています。
そんなことを思いながら、少し遅めの時間帯の散歩をしました。
頭を垂れた黄金色の稲穂の広がりを眺めていますと、私の会ったこともない多くの農民の方々の、こうした実りの季を眺めていた喜びが、風に乗って伝わって来ます。
気が付いたら、
♪ 夕焼け小焼けで日が暮れて 山のお寺の鐘が鳴る
と、口ずさんでいました。
『だまつて今日の草鞋穿く』
『まつすぐな道でさみしい』
『何もかも雑炊としてあたたかく』
(山頭火)
農道が、真っすぐにのびています。
ずーっと ずーっと。
山頭火さんを、身近に、ふっと覚えました。
〈ゴマメのばーば〉