Go Hollywood!!映画れびゅう

今まで見てきた映画の覚え書き。(ネタばれ注意!)雑記録。

邦題:恋とニュースの作り方 Morning Glory (2010)

2011-05-14 09:33:26 | 映画レビュー(カ行)
Morning Glory (2010) 恋とニュースの作り方
Director : Roger Michell
Writer : Aline Brosh McKenna
Cast : Rachel McAdams, Harrison Ford, Diane Keaton, Patrick Wilson, Jeff Goldblum


ローカル局の朝の情報番組をクビになったベッキー(レイチェル・マクアダムス)。
生活のためにも落ち込んでもいられず、就活に奔走。
やっとゲットした仕事はNYのテレビ局でプロデューサーポストだけど、またまた朝の番組。
ところがその番組『デイブレイク』は、低視聴率で打ち切り寸前だった。

持ち前の前向きなパワー全開で、上層部に打ち切りを撤回させてやろうと張り切るベッキー。


まずは就任当日にナルシストで実力ゼロの男性キャスターをすっぱりクビ。
潔さにスタッフ内でのベッキーのカブは急上昇~!

そしてその後がまに、伝説のアンカーマン、マイク・ポメロイ(ハリソン・フォード)を自ら彼のもとに出向いてスカウト。
ところがこのマーク、お固いニュースしか読もうとしないというかなりの堅物。
ベッキーの思惑をよそにパートナーのキャスターのコーリーン(ダイアン・キートン)とまったくそリが合わず、子どもの喧嘩のようにエンドロールのラストコールを争う始末。


しかし、ベッキーは、視聴率低迷の窮地を救うためにはどんな手を使っても「視聴者の目を奪ったもん勝ち!」と、キャスターたちにとんでもないカゲキなレポートを要求するけど・・・。





ハリソン・フォードやダイアン・キートンみたいな重鎮もたまにゃこんな軽いラブコメにでて息抜きしちゃうんだなぁ・・・的な映画ですよねー。
でも、レイチェル・マクアダムスは相変わらずかわいいので許しちゃうんですけど。
それに、身体を張ってカゲキレポートするお天気おじさんにも多いに笑わせててもらったしね。


ベッキーって、頭の中身ははっきり言って男なのよね。
一応恋の相手としてイケメンのテレビマン(パトリック・ウィルソン)が出てきて、二人はうまくいくんだけど、とっても衝動的でHもスポーツ感覚。
恋愛・・・と言うより、仕事のストレスを発散するかのようだし、終わった後もあっさり仕事に戻っちゃってる。
ワークホリックだよね~~~。
そんな女につきあってくれる、パトリック・ウィルソンみたいな奇特な男はいるんだろーか?
バリキャリの白馬に乗った王子様ってところかな?
発散したいときは受け入れてくれて、さっさと仕事に戻りたくなったら快く送り出してくれるなんてねぇ~~。
都合のいいオトコ???


脚本家は、あの“プラダをきた悪魔”を書いた人なんですけど、「別人ちゃうっ?!」ってくらい、質が違いますぜ。

なんでこんなに共感できないのか考えてみたんだけど・・・。
多分ベッキーが、出来すぎるんだなぁ。
出来杉くんなの。
前向きで、仕事もできて、いいオトコと恋におちて・・・順風満帆。
「キィ~~~!うらやましい、そんな女いないわよッ!」ってな具合で共感できないわけよ。
どっかでちょっとつまずいたり、もっともっと落ち込んだりすればもう少し感情移入できたかもねん。
ところが、共感は出来なくても主人公に対してひがんだ気持ちにならなかったってのは、レイチェル・マクアダムスの持つ魅力がたったってとこでしょーかね。


軽ーい気持ちで楽しめるラブコメではありますよ~ん。




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