Go Hollywood!!映画れびゅう

今まで見てきた映画の覚え書き。(ネタばれ注意!)雑記録。

邦題:私の中のあなた My Sister's Keeper (2009)

2010-02-16 02:49:41 | 映画レビュー(ワ行)
My Sister's Keeper (2009)  私の中のあなた
Director : Nick Cassavets
Writer : Nick Cassavetes, Jeremy Leven
Novel : Jodi Picoult
Cast: Abigale Breslin, Sofia Vassilieve, Cameron Diaz, Alec Boldwin

11歳のアナ(アビゲイル・ブレズリン)の姉ケイト(ソフィア・バシリーヴァ)は幼い頃から白血病に冒され、抗がん剤治療を受け続けている。
元弁護士の母サラ(キャメロン・ディアズ)、消防士の父ブライアン(ジェイソン・パトリック)、兄のジェス(エヴァン・エリングソン)は、アナとともに家族が一つになって病気と闘いながらも明るく生きるケイトを支えていた。

実はアナは、サラのために遺伝子操作をしてドナーとして生まれた女の子。
赤ちゃんの頃から、骨髄や臓器などを姉に提供してきたのだ。

ある日、アナは「もうドナーとして生きたくはない。私の身体は私の意志で守りたい。」と両親を訴える訴訟を起こした。
しかし彼女のこの訴訟には、本当の理由が隠されているのだが・・・。



こういう親子ものは、もう無条件で泣けちゃうお年頃なんです。
でも頑張って見ましたよ~、いろいろなことを考えさせられながら。

娘が末期の癌で苦しんでいる。
娘はもう死を覚悟しているのだが、さて私は「そうなのね。今までよく頑張ったわ。」と死なせてやることが出来るのか・・・?

何も分からない幼い子供に「お姉ちゃんのためにあなたが必要なの。痛いけど我慢しようね。お姉ちゃんのためだもの。」と痛みを伴う処置や手術をさせることが出来るのか・・・?

どうしても母親の立場で映画を見ちゃうわね。
答えは出ません。
この鬼気迫るほど一生懸命なキャメロン演じる母の気持ちも分かるし、ケイトの気持ちも分かる。
正しい答えがどこにあるのか???
きっと、自分が正しいと思った道を全うするしかないと言う思いに駆られて行動するだろうから。



この姉妹の役をはじめはダコタ・ファニング姉妹にオファーしていたそうですが、ダコタ・ファニングが、髪の毛を剃ることを受け入れられなかったため、アビゲイルとソフィアに決まったそうです。
私には、この二人でよかったと思いますけど。
ケイト役のソフィア、「どっかで見たことあるな・・・。」と思ってたら、思い出しました!
人気絵本を映画化した”エロイーズ”を演じてたおしゃまな子だったわね。


そしてアビゲイル。
私にとってダコタは子供の皮をかぶった大人、と言ったイメージで、妙に大人っぽさを感じてしまうのね。
なので、それとは違って子供を等身大で演じていると感じさせるアビゲイルの方が感情移入しやすい。
これからも期待してますよ~、どんなお姉さんになってゆくのか。

邦題:わたしがクマにキレた理由(わけ) The Nanny Diaries(2007)

2008-09-09 12:04:05 | 映画レビュー(ワ行)
The Nanny Diaries (2007)  わたしがクマにキレた理由(わけ)
Director & Writer : Shari springer Berman, Robert Pulcini
Cast : Scarlett Johansson, Nicholas Art, Laura Linney, Paul Giamatti, Chris Evans

大学を卒業したはいいけど、これと言った目的が見つからないままのアニー(スカーレット・ヨハンセン)。
会社の面接で「自分自身について語って。」と言われ、言葉に詰まって何の一言も発することができなかった。
そこではたと気がついたアニー、「アタシってば、一体何で、何がやりたくて、何をやれるのかしら?」

そんな彼女がひょんなことからあるリッチな家族の一人息子グレイヤー(ニコラス・アート)の住み込みナニーになることに。
軽い気持ちで引き受けたものの、それがとんでもなく過酷なおシゴトだったのです。



ナニーにはいろんなグレードがあるらしくって、軽いほうから説明すると、週に何度かお家にお伺いして何時間かベビーシッターするもの。
通いで学校の送り迎え、夕方までのシッターに食事の世話。
住み込みで、ほとんど子どもの世話が一日出来ない両親に変わって、親の役割をほぼ受けもつ。
中には家政婦の役目までしなくちゃならないナニーさんも。

アニーは、その一番難易度の高いグレードのナニーをやらされるはめにおちいったわけです。
グレイヤーはとんでもない悪たれぼうずだし、母親のミセスX(ローラ・リニー)は自分は子育てをなんにもしないで外を飛び回ってるだけなのに、やれ食べ物はオーガニックだの、フランス語の勉強をさせろだの英才教育をナニーに押し付けてる。
見るからに、グレイヤーの素行が悪いのは両親の愛情が足りないせいだって感じが見え見え。

さてさて、邦題の”クマにキレる”ですが、その名の通りキレちゃうわけです、アニーは。
なんでクマなのか、どのへんでキレちゃうのか、それは見てのお楽しみ。

後ろからのパンティー姿も披露したパッツンパッツンの健康的な肢体のスカーレット。
今回もええ感じです。
ご堪能ください。(?)