Go Hollywood!!映画れびゅう

今まで見てきた映画の覚え書き。(ネタばれ注意!)雑記録。

頑張ってる人たち

2011-03-30 21:07:23 | Weblog
今日の夜は、この秋から高校1年生になるフレッシュマンのために放課後のクラブ活動を紹介するイベントに行ってきました。
中学までにスポーツ関係で既に実績を積んでる子どもたちは、行きたい所がちゃんと決まっててそのブースで盛り上がってます。
全くの文科系のうちの長女。
文科系枠はかなり少ないんだけど、どれにも興味がわかない様子で仏頂面。

面白そうじゃなくてもいい機会だからいろいろ聞いて回ればいいのにと、娘のシャイさ加減にイライラする母でしたが、イライラをぐーっと押さえて「ママに学校新聞を一部もらって来てよ、新聞部で。」と一人でブースに行かせてみる。

案の定、新聞部のおねえさんたちにつかまって「みんなファミリーみたいで楽しいよ。文章を書くのが好きな子は記事を書いて、写真撮ったり、デザインが好きな子はそういう事をやって新聞を作るんだよ。私なんかあんまり楽しいから4年間もこの部に所属しちゃった。」とアピールされてる。
うしし、シメシメ。ママの策略にハマったなぁ~~~!
アート系に進みたい彼女にはうってつけの部活じゃん。写真とデザインのくだりにちょっと関心を持ったみたい。
楽しく充実した高校生活を送ってちょーだい。


ここでも、娘の友達のお母さんに日本の事についてお見舞いの言葉をいただく。
みんな本当に日本の事を心から心配して思って下さっています。
ありがたい事です。



youtubeにオリジナルオモシロ動画をのせて、常にトップランキングにいる日系アメリカ人のライアン・ヒガくん。
このこの存在は娘たちに教えてもらったのですが、ハワイ出身の彼は今、二十歳で大学生のためカリフォルニアにいるんだけど、これがなかなかの好青年。(日本語は喋れなさそうね・・・。何世の子かなぁ?)
彼は、"Honk for Japan"という動画で、「日本のことを思う皆、クラクションを鳴らして。」と書いた看板を持って友人たちとL.A.の街角に経って、鳴らされたクラクションの回数×10ドルを赤十字に寄付するという企画をやってたのよね。
動画を撮影した当日は一時間で600ドル、その後この動画が10万回閲覧される度に600ドルを寄付すると言うもの。
あっという間に10万回到達し、彼はその後も寄付をし続けてくれている。
彼のYoutubeでもアカウント名はNigahiga。よろしければ検索してみてね。



これもまた音楽の趣味が親子でそっくりという、うちの旦那と長女が好きな日本のアーティストMonkey Majik。(フジテレビ映画『西遊記』の主題歌を歌ってたと言えば皆さんもお分かりになる?)
メンバーのうち二人はカナダ人兄弟の、メイナードとブレイズといってとっても親日派なの。
拠点を仙台に素敵な音楽を作り続けている。
彼らの仙台の家は被災し崩壊、知り合いの会社に身を寄せていると言うんだけど、それがもう!毎日毎日毎日「キミたちは自衛隊か???」というくらい休みなく、仙台の被災者の家を片付けたり、炊き出しをしたりとボランティアの走り回っているんだよね~。
「水を吸って一枚の重さが50キロくらいになったた畳を一日50枚も運びだしたよ。」とか「今日は一人暮らしのおばあちゃんのおうちを片付けたよ。」なんて日本語と英語まじりのツィートで毎日の様子を教えてくれる。
彼らは日本で成功したからその恩返しをしたいと絶対日本から逃げ出さずに頑張るんだって。
すごいよね。



シカゴで内科医をやってらっしゃった頃には何度かお世話になった生原先生。
去年の末でここの医院を閉めてカリフォルニアにお帰りになったんですけど、日本に医療ボランティアとして行くとCNNのインタビューに出てらして「え!!いくちゃん(内輪でこの愛称で呼んでいた・・・)CNNニュースに出てる~~!!」とびっくりしたのですが。
日本で医療活動してらっしゃると週末の産經新聞に載っていました。
生原先生のお父様は知る人ぞ知るアイク生原と言って、日米間で野球の橋渡しをした第一人者という有名人なのです。
なのでアーティクルの見出しは“「母国・日本の力になりたい。」アイク生原の息子医療チームで来日”。
生原先生、ありがとうございます。
そして一人でも多くの人を助けて下さい、お願いします。



以前は左翼の人たちには毛嫌いされていた自衛隊と“友達オペレーション”でやって来てくれているアメリカ軍のお話。
勝谷誠彦さんが前にテレビで言ってたけど、自衛隊の救助の様子は全然テレビ画面に出てこないってホント?
いやぁ、見てほしいなぁ、彼らの勇姿を。
私はツィッターで陸自のツィートをフォローしてるし、HPもチェックしてるから「ホントに普通の人が出来ない事を休みもなく、風呂にもはいらず、十分でない食料だけで頑張ってくれてるんだなぁ。」と感じてたんですけど。
さすが厳しい訓練を受けて来ただけあって、瓦礫の中や冷たい水の中、そして原発の現場でもその力を発揮しています。

そしてアメリカ軍も。
昨日読んだニュースでは、サポートが足りない孤児院を助けようと在日米兵の奥様たちまでボランティアをしているというのもありました。
制服につけた“友達オペレーション”のワッペン、はじめて昨日見ました。
なかなか素敵です。
英語/日本語両方を表記されてましたが、英語の字体が中華料理屋さんでよく見るドラが聞こえてきそうな字体だったので、「アメリカ人のアジアのイメージはこれなんだ~。」とフフフと思ちゃったんだけど。



ホントに、みんな頑張ってる!



Spring Break

2011-03-28 12:13:33 | Weblog
3月も終わり。
未曾有の地震・津波からもうすぐ20日近く経とうとしています。
ここシカゴでもあらゆる所で、チャリティーの名のつくイベント、募金活動が精力的に行われています。

前回書いたけど、私以外にもそろそろ多くの人が「哀しいニュースを見すぎていてはダメだ。」と気がついてきたみたい。
ダメなのは、メンタル的にということね。

日本にいる小さなお子さんを持つ被災していない地区の友人数人が「子どもが夜泣きが激しい。」とか「大きな石につぶされる夢を見たとなく。」とメールに。
そう、大人の私達だってこんなに気持ちに影響を受けるんだもの、小さな子どもにあの映像は衝撃過ぎるわよね。
かつてNYで9/11のテロが起こった時、学校から「子どものあの映像を決して見せないこと。もし見てしまって不安を覚えたときは私は絶対あなたのそばにいるから大丈夫とケアする事。」とお達しが来た。
あんな大きな事件でしたが、子ども番組チャンネルは一切テロの事を流さずいつもと同じ子ども番組を放映してくれていたので助かったのを覚えてる。
うーん、小学校の中学年くらいまではあまり津波や地震被害の映像を見せないほうがいいかも。




先週一週間は子どもたちは春休み。
今朝やっと学校に復帰していってくれました、ホッ。
特にどこにも旅行に行く事もなく、地震の影響でか旦那はiPad2を買うのを諦め(一時的に控えてるだけ?)、思ったより寒かったので家にいる事の多かった春休みでございました。


春休み最初の日曜日には次女と観劇に。
彼女のタップの先生Mr.マークがやっている劇団のお芝居を見にダウンタウンへ。
セリフなし、全てをタップで表現するという、ダンサーは休む暇もなく踊りまくっているお芝居だったわ~~~。
去年も見に行ったけど、今年も去年同様マーク作のオリジナルストーリー。
ストーリーも素敵だし、ダイナミックなタップを堪能できてサイコーでした。
やっぱりマークのタップが一番私の心に迫って来る~~~~~!!
技術とハートがすごいっ!
タップだけで、あれだけ心情を表現できるのかと今回も感動致しました。行ってよかった。

終わった後、ロビーにキャスト数人が知り合いに挨拶しに出てくるのですが、「ほらMr.マークが出て来たよ、よかったよーって言っておいでよ。」と言っても恥ずかしがっていかない娘。
こう言う所が誰に似たのか(?)シャイなのよね、うちの子。
でも彼の方が娘を見つけてやって来てくれました。
「来てくれてうれしいよー。どうだった?楽しめた?ママにどの子がぼくの奥さんか教えてくれた?」(←彼は新婚ほやほや。)と、答える隙もなく話しかけてくるマーク。
フレンドリーな先生です。
ほら、「来たよ。」って言ったらこんなに喜んでくれてるじゃん、言ってよかったでしょと、娘をつつく。
昔ちょろっとタップをやったことがあると言ったら、「是非是非習いに来てよ~~~!」と言われたのですが、既に娘の技術も遥か高~~~くになっちまってるし長年のブランクもあるし・・・、ムリよね~~~ん。




懐かしいお友達にも会いました。
とは言っても、彼らはもう本帰国。
他州からシカゴ経由で日本に戻るのでシカゴに一泊。
彼らが仲の良いお友達の家に寄った際に声をかけてもらって、夕食会に誘って頂きました。
年明けに病気をして、ダイエットを余儀なくされた旦那様はこの2ヶ月の食事だけでスリムになっちゃったそうで。
あまりの変化にびっくり。
お腹がぺったんこ!!!!!あごのラインがシャープ!!!!!
奥様曰く「無駄に太った内蔵脂肪をやせさせるのなんか簡単なもんよ。」と。
ははー、そうですか!!!
素晴らしいっ。
無駄に太った私の頑固な脂肪もどうにかなるでしょうか、先生!!!と言いたい所。
とりあえず、うちの旦那の健康のためにも彼女が言ってた、食事にわかめとこんにゃくの多用を実践してみましょうー。




庭のバラ、赤い芽が出てきました。
春は着実にやって来ています。
景色に緑がふえる日が待ち遠しい!!!







気持ちの持ちようをかえて

2011-03-16 15:44:57 | Weblog
ここ3日間、USTREAMをつけっぱなしにしてずーーーーーっと家にこもって被害のニュースばかり見ていました。
何の心配もなく普通に生活できる自分を申し訳なく思い、面白いテレビ番組をちらっと見て笑ってしまった時に後ろめたい思いをしたり。
不謹慎なんじゃないかって。沈痛な顔をしてなきゃ日本人じゃない、みたいな。


冷蔵庫が空っぽになったので、今日は重い腰を上げてスーパーに行ってみました。
出かけるときも「不自由なく買い物できちゃうんだもんね。」なんて後ろめたさも抱えつつ・・・。

でも思い直しました、外に出て。
私までがこんな負の気持ちに感化されてここで暗くて思い日々を過ごしちゃいけないと。

ともすれば、コメディーなんか見て思い切り笑ってる娘たちにまでこの気持ちを強要しようとしていた私。
ダメダメ!


きっとこの災害の復旧は長丁場になる。
ということは、私達のサポートも長丁場になるってこと。
今ここで、気持ちがヘタってちゃいけないなと。




いろんな所で泣けるつぶやきを集めたサイトは皆が話題にしてたので、ちょっと変わりどころのツイッターネタを。

お友達がリツィートで教えてくれたある自衛官のつぶやき。
彼は(彼女かも???)現地で救助作業をしています。
訓練した自衛官もその全力で作業している様子が伝わって来る。
ちょっとオタク趣味ありそうな雰囲気を醸し出すこの方のツィートを読むのが楽しみになってしまった。(フィギュアが散乱してたから一所に集めて毛布をかけておいた、なんて言ってらっしゃいます。)

昔ここに駐在していた方の息子さんが防衛大学に入り、今や4年生と3年生。
立派になって制服を来てぴしっと敬礼した写真を年賀状に載せて送って下さいました。
とてもかっこいい。
すでにもう頼もしいです。
お父さんからお聞きした所、やはり私達には想像できないような厳しい訓練を受けるようで、高学年まで逃げ出さずに残った生徒はかなり根性が出来上がってるとの事。
彼らも期待の星です。



昨日の朝、シカゴのFOXニュースを見ていた所、「ではここで東京に住むシカゴアンにインタビューを。」と。
そのシカゴアンが日本の様子を説明する声をしばらく聞いてふと画面下方に目を移すとそこには“デーブ・スペクター”の名前が。
あら!デーブだったの!・・・とびっくり。

だって日本語でしょーもないギャグを飛ばしてる彼の声はかなり高め、でも英語を話しす声はちょっと低め。
全然分かんなかった~!
私も日本語で話すときと英語を話すときは声のトーンが変わる事を自覚してたので、やっぱり英語と日本語じゃ発声法が違うのかなぁと。

デーブは、まじめに(!!)日本の被害の状況やいかに日本人が冷静にまたお互い助け合って暴動なども起こす事なくこの惨状に耐えているか熱弁を振るっていました。
後で彼のツイッターをのぞいたら、「(アメリカのインタビューに、)一生懸命に不得意な英語で話します。」とか「こんなときのためにECCに行ってよかったと思います。」とオチ入りのコメントをつぶやいてます。
ははは、いいやつだ。



Pray for Japan

2011-03-14 14:24:03 | Weblog
ここアメリカにも、日本の事を考え祈り、寄付を申しでて下さる方が沢山います。

空母ロナルドレーガンを出した作戦名が"Operation Tomodachi"。

未曾有の大地震、見た事も聞いた事もないような規模の大津波。
何度もテレビで放映されました。

今は、自衛隊、消防隊、アメリカ軍、中国を始めとした救助作業の様子がどんどんアップされていきます。

一人でも多くの人が助かりますように。
ライフラインの途切れた地域、避難所に十分な水や食料が一刻も早く届きますように。

原発が最悪の事態を引き起こしませんように。