Go Hollywood!!映画れびゅう

今まで見てきた映画の覚え書き。(ネタばれ注意!)雑記録。

邦題:サンキューボーイズ Riding in Cars with Boys(2001)

2007-03-31 09:31:33 | 映画レビュー(サ行)
Riding in Cars with Boys(2001)
Director : Penny Marshall
Novel : Beverly D'Onofrio
Screenplay : Morgan Ward
Cast : drew Barrymore, DSteve Zahn, Brittany Murphy, James Woods, Lorraine Bracco, Adam Garcia

この映画は同名の小説を書いたビバリー・ドノフリオさんの自叙伝。
ラブコメのカテゴリーじゃないねー。

原題の通り、主人公ビバリー(ドリュー・バリモア)が息子と車で別れた旦那に会いにいくシーンから始まり、少女時代はお父さんっ子だった彼女は父の助手席に乗り、一時の気持ちに流されて車の中で男の子(後の旦那)とエッチして子どもが出来ちゃったり・・・。

ビバリーは今、息子のジェイソン(アダム・ガルシア)と別れた旦那のレイ(スティーブ・ザーン)のもとへ車を走らせている。彼女が描いた自叙伝にでてくる彼に出版の許可をもらうためだった。

ビバリーは15歳のとき失恋を慰めてくれたレイと一時の気の迷いで盛り上がり、たった一回のエッチで子どもが出来てしまったのだ。レイのことが好きな訳でもないうえに、進学だって控えているビバリーはパニックに!
厳格な警察官の父(ジェイムズ・ウッズ)と母(ロレイン・ブラコー)は子供をおろすこともシングルマザーになることも許してくれず、彼女は高校あきらめて結婚出産することに。
折しも、親友のフェイ(ブリタニー・マーフィー)も妊娠。二人は自力で高校卒業の資格をとって大学に行こうと約束。
ところがレイはとんだ怠け者のジャンキーで、いつもラリっているか酔っぱらっている始末。
同級生が高校生活を満喫している中、バイト料の安いハンバーガーショップで働く惨めさからぬけ出すために猛勉強する。
フェイは子育てに精一杯で勉強はあきらめるが、ビバリーは高卒じゃまともな職にもつけないとがんばり続ける。
ところが大学進学の資金まで、ヘロインにつかってしまったレイ。
激怒したビバリーは・・・?

「15歳の母」ってドラマがあったのよねぇー、日本で。
全然見ていないけど、たかじんの解説だけ最後まで聞いたわー。
旦那と恋愛感情があって結ばれた訳でもないし(観念して結婚したって感じ)、彼女の気持ちの中には大学に行って書く仕事がしたいという強い目標があるから、そんなにじめじめしていない。
歯を食いしばって無我夢中にがんばってるってゆーか。自分で自分の人生を切り開いてやろうっている気迫が・・・。
ドリューの体当たり演技をご覧ください。(高校生役もしているしね!)




邦題:太陽の帝国 Empire of the Sun(1987)

2007-03-31 00:12:39 | 映画レビュー(タ行)
Empire of the Sun(1987) 太陽の帝国
Director : Steven Spielberg
Novel : J.G.Ballard
Screenplay : Tom Stoppard
Cast : Christion Bale, John Malkovich, Nigel Havers, Masato Ibu, Kotaro Kataoka

あれから20年・・・。
クリスチャン・ベイルもいいおっさんになったし、ベン・ティラー(アメリカ兵としてまじめに出演?)もすっかりコメディー界の重鎮(?)になったしねぇ。
伊武雅刀は・・・あんまりかわってないかな?いやいや、ちょっと薄くなったし、顔もちびっと大きくなったか。

この映画はスピルバーグが、「シンドラーのリスト」の試作として作ったんんだなんていう話もある。
わたしは好きなんだけどね、当時なーんの賞も取れなかったんじゃなかったかいな?
この本の作者は日本兵が捕虜の扱いが割と人道的だったように描いているんだよー。
おおー、ありがとー、ありがとー!
いろんなところで悪者にされる、ともすれば同じ日本人からもそういわれる日本兵を好意的に描いてくださってー!!

日中戦争の頃、上海の外国人居留区に住んでいたイギリス人の少年ジェイミー(クリスチャン・ベイル)は飛行機が好きで日本の零戦に憧れていた。
日本兵が上海に侵攻して来たとき、彼は両親とはぐれてしまうことに。
少年一人では混沌とした助けてくれる者もない上海で、食べ物さえありつくことが出来ない。
惨めなジェイミーは両親を捜して町をさまよっているとき中国人に持ち物をはぎ取られ、絶望的な気持ちになっているところを不良アメリカ人のベイシー(ジョン・マルコビッチ)に助けられる。彼はジェイミーに図太く生きるための手ほどきをする。
その後、白人捕虜を収容されていた蘇州収容所に連れて行かれる彼ら。
ここでは日本兵に媚を売って暮らすのが得策とジェイミーは、収容所内でうまく立ち回り、長田軍曹(伊武雅刀)にも一目置かれる存在に。
零戦の戦闘員の少年(片岡孝太郎)と友情のような気持ちをかわすことも・・・。

蘇州収容所は、アメリカのムスタング戦闘機の急襲に会う。
零戦とは違う洗練された戦闘機に心奪われるジェイミー。「これこそ、空のキャディラックだ!」と叫び手をふり続ける。
日本兵は捕虜を連れ南島まで移動を強いられるが、過酷な道のりと物資不足で何人もの脱落者が。
ジェイミーも正常を失いかけたとき、空の彼方で美しい閃光が。
彼はそれが天国からの光だと思うのだが、じつは長崎に投下された原爆の光だったのだ。

あらゆる苦難の末、映画のはじめのジェイミー少年と最後、再会した両親の顔さえ思い出さない彼の顔は全然違う顔になっている。
見た当時、「何て役者なの、この少年は!!」と驚いた記憶がある。
日本語の部分は「上官にこの物言いはないやろー。」とか、零戦もちゃちすぎるとかいろいろ引っかかり所はあったけど、クリスチャン・ベイル少年の演技と片岡孝太郎と少年のやり取りにウルウルっとさせられるところもあり、私は好きです、この映画。



邦題:Dearフレンズ Now and Then(1995)

2007-03-30 00:56:01 | 映画レビュー(タ行)
Now and Then(1995)
Director : Lesli linka Glatter
Screenplay : Marlene King
Cast : Chrikstina Ricci, Rosie O'donnel, Thora Birch, Meranie Griffith, Gaby Hoffmann, Demi Moore, Rita Wilson, Ashleigh Aston Moore

これは女の子の友情物語。
いろんな事情や悩みを抱える少女たち仲良し4人組。
悩みを相談し合ったり、ちょっとしたけんかをしたり、探偵のまねごとをしたり・・・。
そんなことを通して、みんなの友情は堅くなる。その後、それぞれ違った人生を歩み始めても心は一つ。
こんなお話です。
お母さんと一緒に見たり、また自分の娘と一緒に見ると楽しい映画かも知れません。
見終わったと一緒に自分の昔話を語り合ったりねー。

1970年代のアメリカ。インディアナ州郊外の町が舞台。
映画はそれから25年後の現在に4人が出産間近の友人の家に集まるところから始まります。
お母さんを小さい頃なくしたのロバータ(少女:クリスティーナ・リッチ)は、医者に(ロージー・オドーネル)。
ティーニー(少女:ゾーラ・バーチ)は子供の頃からの夢を叶えていまはハリウッド女優(メラニー・グリフィス)になっている。
母と妹の3人暮らしのサマンサ(少女:ゲイビー・ホフマン)は作家(デミ・ムーア)。
厳しい家に育った潔癖性のクリシー(少女:アシュリー・アストン・ムーア)はいまや幼なじみと結婚して出産間近。(リタ・ウィルソン)

あんな頃もあったなーって思いながら見ていました。
いま思えばしょーもないことに真剣になって、お化けや占いをまじめに信じたり。
ところが私には小/中学校時代の友達とはほぼ交流なしなのです。
この前中学の同窓会広報を受け取った妹から「お姉ちゃん、不明者欄に名前があったよー。」って。
こっちへ来てから住所変更をしてなかったっけ?!それにしても不明とは・・・。
妹の名前があって私が不明じゃあ、なんか失踪したみたいじゃん!
ということで、私にはいまでもつながりがあるのは大学以降の友人ばかりなんです。

「うちの実家は田舎よー。」といつも言っている友達。
彼女は中学までもほぼ同じメンツで学校に通っていたんだって。
だから今でも実家に帰るとそのときの友達と濃ーい交流があるそうな。
結婚しても地元に残る人が多くて、地元の小学校には友達の子供たちが自分たちと同じように通ってる。
だから彼女は地元をとても愛していて、時にはホームシックになっちゃったりもする。
いいよねー、そういうつながりって。
彼女にはこの映画の少女たちのような思い出があるかも・・・ね。

春休み。

2007-03-29 01:21:13 | Weblog
一週間の春休み。
昨日の火曜日まではお天気がよかった。
日曜日は公園までお散歩。
自転車をこぎまくる長女とモンキーバー(ウンテイ)をしまくる次女を横目に旦那のDIMEを読む私。
しかし暑かったよ!あの日は。

月曜日は、誕生日が近い旦那のために子供たちがプレゼントを作りにペイントができるお店に。
そのお店には素焼きの白い皿やらカップやらの素材がおいてあり、好きな素材を選んでお店のペイントでお絵描きします。
子供のスタジオフィーは6ドル。その中に使用料、ペイント代、その後の焼き付け代が入っています。
それに素材のお値段を支払えばOK。一週間後には上薬を塗って焼き付けた作品をピックアップできるというシステム。
長女は毎年恒例のマグカップ。パパの会社用。
次女はハートのお皿をペイント。
プリティーなのが出来ました!一週間後が楽しみでございます。

火曜日はずーっと約束していた映画に。
久々の子供映画を見に近所のシアターへ。
"The Last Mimsy"未来から来たミムジーと仲良しになって超能力を持つことになる兄妹のお話。
映画館はお子ちゃま連れのお母さんやおばあちゃんたちでまぁまぁの入り具合。
子供は純粋に映画を楽しんでいましたが(当たり前か)、母の私は主人公一家のおうちの豪華さをついついチェック。
お父さんは仕事で家族と過ごす時間の少ないビジネスマン。(こういうアメリカ人は結構高サラリーをもらっているはず。)
家もミリオンハウスと言った感じ。キッチンもシステムキッチンで、キャビネットと家電は特別オーダーしてそろえてある。
うーん、どの部屋にあるテレビも薄型大画面やなー。おぉっ!風呂場にも大型液晶テレビが!!
車もメルセデスだしぃ、家具も高そうだしぃ。(所々にIKEAの御手頃家具有り。)
そんなんばっかり見ていた、私でございました。

そうそう、昨日はいやがる長女を説き伏せてショートヘアにカット。
イメージは”アミリ”(フランス映画)。
昨日はアミリだったけど、今日は・・・???寝癖ではねてる!
全然身だしなみに興味がない長女は、髪をとかずに学校に行ってしまうこともしばしば。
あたしにブラシを持って追いかけられるのも嫌らしく、毎朝困っていたのだ。
「ママに追いかけられるのと、手入れが簡単なショートにするのとどっちがいい?」と。
嫌々ながらも、「じゃあ、切ってもいいよ。」と長女。
よっしゃ、善は急げとばかりに美容院に連れて行ったのでした。
こっちの女の子でショートの子は皆無。ほぼみんなロングヘアーか、肩くらいの長さだ。
多分春休み明けに学校に行ったらみんなびっくりするだろうね。
私は可愛いと思うんだけど。(私はショート好き。)
あぁ、この子が女の子に目覚めるのはいつなんでしょ?
ボーイフレンドとか出来るのかなぁ・・・?


邦題:ブリジットジョーンズの日記 Bridget Jones's Diary(2001)

2007-03-28 06:37:22 | 映画レビュー(ハ行)
Bridget Jones's Diary(2001)
Director : Sharon Maguire
Screenplay : Helen Fielding
Cast : Renee Zellweger, Hugh Grant, Colin Firth, Gemma Jones, Jim Broadbent

これは、よかった!話もよくねれてたし、微妙な年齢になって恋愛や結婚、仕事で揺れる女の気持ちもきちんと書かれてたし。
出演者の性格や役どころがぷろっとにうまーくスパイスになってたよね。
パート2"Bridget Jones: The Edge of Reason(2004)"は作らん方が良かったと思うわ。パート2は2番煎じでしかなかったし、何よりもブリジットが不細工すぎた!(ちょっと太りすぎた?)
彼氏との恋愛にすがりつきすぎの感があって、面白さ半減やったし。多分、レビューも書かへんやろな。

レニー・ゼルウィガーは、この役のために25ポンド増やしイギリス英語のアクセントを完璧にマスター。
撮影前に身元を伏せてある出版会社でバイトをしてみたところ、誰も彼女がアメリカ出身の女優だと気づかなかったと言うエピソードが。
ブリジットの時の声はイギリス英語を話すために(?)少し作り声になっているので、撮影でしかレニーを知らなかったヒュー・グラントは「変な声の女優だなー。」と思っていたとか。

元々はイギリスの新聞に連載していたこの物語。
作者のヘレン・フィールディングは、マーク・ダーシーの(英ドラマ「高慢と偏見」のマーク・ダーシーを演じた)コリン・ファースとヒュー・グラントはあて書きした(最初から彼らのイメージで書くこと)したようです。
特にダニエル役のヒュー・グラントはいつものヒュー・グラントが演じる2枚目の役ではなく、実際の彼に近いキャラに(女にだらしなくて、不誠実ってことか?)描いてあると彼女は言う。
私は2枚目のヒュー・グラントにははっきり言って魅力を感じないので、こんな悪い男を好演した彼を評価しますー!
ほんま、浮気しといて子犬みたいな目してだってしょーがないんだもーん見たいに言われてもねぇ。
だけど、あたしゃ許すわー。「いつもの病気ねー。」って。

ロンドンの出版社で働くブリジットは彼もいないし、仕事もぱっとしない。焦りはあるが、30を目前にして焦ってもしょうがないことがわかっている。
女磨きもここのところおざなりだ。酒もタバコも食欲も減らせない。
ところが上司ダニエルがひょんなことからブリジットを誘ってくる。
「久々の恋愛かー?!」とテンションがあがりまくるブリジット。
この年だから失敗は許されないと、友人たちに知恵を借りながらダニエルと恋駆け引きを。(どーみても、彼女に勝ち目なし。)
彼女には幼なじみのマークがいるが、彼は優秀な弁護士で「なーんか、あたしのこと馬鹿にしてるいけ好かないやつ。」と。
どうやらダニエルとマークは大学の同級生で、ダニエルが言うにはマークに彼女をどうにかされたとかなんとか。
俄然マークを嫌いになっちゃうブリジット。
でも違うんだなー、ダニエルに裏切られた後マークの良さが見えてくる。
そのときにはもうマークには彼女が。あーあ、なんてタイミングが悪いんでしょ。
またブリジットは、もとの男なしで不摂生な日々に戻るのか・・・?

ネタバレになって申し分けないんだけど、わたしゃこの映画の中でいくつか好きなシーンがある。
その1。ブリジットの友人たちがうだうだ飲んでるシーン。(こんな仲間、えーなーって。)
その2。ダニエルとマークの超かっこわるいけんかシーン。(かっこわるすぎて、ほほえましー。)
その3。マークのキスシーン。
その3についてなんでございますが。
コリン・ファースってちょっともっさり感があるけど優しーキスの迫り方なんざますのよ、奥様!ちょっとご覧遊ばせ。
ラブシーン、キスシーンはどうしても日常がでちゃうらしいから普通もこんなんかもね。
そう思って検索したら、恋多き男のようだったわ。もっさりしてるけど、イケイケなのねん。

とにかく、これは二作目を作るべきじゃなかったわー。
つくるんやったら、ハッピーエンドにせーへん方が良かったわと思う。
けど1作目は完璧面白いよ。


シャルウィーダンス(テレビ番組)

2007-03-27 11:24:56 | 芸能
日本で南ちゃんと松坂慶子が司会をしている”シャルウィーダンス”。
元々はイギリスの人気番組だったらしいのですが、アメリカでも"Dance with Stars"という名前で2週間ほど前からニューシリーズが始まりました。
今回、日本でも名前の売れている出演者と言えば、”ビバリーヒルズ青春白書”のイアン・ジーリング(スティーブ)と去年ポール・マッカートニーと離婚したヘザー・ミルズが義足で(1993年に事故で片足を亡くしている。)トライするのが見所でしょうか?

今日放送があったんだけど、日本の芸能人に比べてどんな下手な人でもリズム感が圧倒的に良い。
うまさが違うねんなー。
悲しいかな、私らのDNAにはリズム感がはいってないのね。
体格もいい。お尻の丸みなんて、もうかぶりつきたいぐらい!!
セクシーなのよねぇー。

昔見たKaba.ちゃんは上手やったなぁ。ま、本職かだからねー。
とは言ってもいつもなよなよしてるからさー、ちゃんと踊ってるのを見たのは始めてだったけどかんどーした。
ちゃんと踊れる人って背中の筋肉がむっちゃ発達している。
これ、真剣にやったらやせるやろーな。ダンスでやせる、ダイエット、みたいな。

ところで、アメリカ版の辛口審査員ケリー・アン・稲葉さん。
昔日本で歌手だったとのことですが、誰か知ってる?
アイドルかなー。ハワイ出身らしいんだけど。(もしかして早見優ちゃんの2番煎じみたいなやつやろか?)
情報求む。



邦題:シザーハンズ Edward Scissorhands(1990)

2007-03-27 08:35:07 | 映画レビュー(サ行)
Edward Scissorhands(1990)
Director : Tim Barton
Screenplay : Tim Barton & Caroline Thompson
Cast : Jonny Depp, Winona Ryder, Dianne Wiest, Anthony Michael Hall, Kathy Baker, Alan Arkin, Vincent Price

私のジョニー・デップの原点はここにあります。
シザーハンズなくしてジョニデはない・・って感じやわー。
この物語はティム・バートンが ティーンエイジャーのときに描いた絵が元になっているんだとか。
主人公のエドワード(ジョニデ)は発明家が作った人造人間という設定で、手がはさみになっている奇怪な姿をしています。(この役のためにジョニデは25パウンドやせた。)
映画の中の色合いと言い、風景と言い、まさにティム・バートンンの世界。
どっちを向いてもどこを見てもティム・バートンのにおいがぷんぷん!!
この映画がもとで二人は仲良しになってタッグを組むことに。

町のはずれの丘の上に立つ幽霊屋敷のような建物。その昔発明家が住んでいたのだが、いまは誰も寄り付かない。
化粧品の訪問販売をしているペグ(ダイアン・ウィースト)は、「誰か住んでいるかもしれない。」とお屋敷のドアをたたく。
ドアは開くが誰の声もない。上の階にあがっていくと奇怪な姿の男がいた。それがエドワード。
一人でこんなところに住んでいるのは不憫になって、ペグは親切心から彼を家に連れて帰る。

発明家以外の人間と接したことのないエドワードは、何もかもが始めての生活におどおど。
ペグやペグの夫ビル(アラン・アーキン)の優しさに「何かお返しを。」と思ったのか、自分のはさみで庭の植木を家族の形や恐竜の形に刈り込みはじめる。
これが近所の人に思わず大受け!!珍しさも手伝って、近所からわれもわれもと注文が殺到する。

エドワーズはペグの娘キム(ウィノナ・ライダー)にひとめぼれ。
だが彼女にはちょっと性格の悪い彼氏のジム(アンソニー・マイケル・ホール)がいる。
純粋なエドワードを利用して盗みを働き、その罪を全て彼にかぶせようとするジム。
一転して町の嫌われ者になってしまうエドワード。本当のエドワードを知っているキムはなんとかエドワードのぬれぎぬを晴らそうとするが・・・。

せつなーい、せつなーい純愛物語。
この映画の中でジョニデはたった169語しか台詞がない。
台詞がなくて演技するのって難しいのよー!!
17年前の若かりしジョニデはすんばらしい演技力だったといえましょう。

ところで、万引き事件からあまり露出のないウィノナちゃん。
災難でしたね。(身から出た錆・・・ですが。)
彼女も演技派なので早く汚名を返上して、また活躍するようになってほしいもんです。

この映画の頃は彼女はジョニデとつきあってましたよね。
いまはジョニデも結婚はしてないけれどうつくしーパートナーのバネッサ・パラディーがいるし。
かわゆーいおこちゃまも!そういえば、おこちゃまがOー157で映画の撮影(「スゥィニートッド」)を中断して看病したとか。家族思いなのね。
ジョニデが結婚しないのはバネッサの名字があまりに美しいので変えたくないんだそうだ。
愛してるんだなぁー・・・。



邦題:タイムトラベラー Blast from the Past(1999)

2007-03-24 09:14:13 | 映画レビュー(タ行)
Blast from the Past(1999)  タイムトラベラー
Director: Hugh Wilson
Screenplay : Bill Kelly
Cast : Brendan Fraser, Alicia Silverstone, Christpher Walken, Sisiy Spacek, Dave Foley

今日の午後、友達に「アリシア・シルバーストーンって可愛いよね。」って話をしていたら、彼女が「何にでてた人?」と尋ねたとき一番に頭に浮かんだのがこれでした。
思い出したついでにアップしちゃおうと・・・。

出演者はベテランで固められているので突っ込みどころおおいラブコメだけど、安心してみていられました。
”ハムナプトラ”のブレンダン・フレイザー、TVドラマアイドルからでて来たアリシア・シルバーストーン、”キャッチミー、イフユーキャン”のクリストファー・ウォーケン、”キャリー”(古い?)のシシー・スペイセク。

アダム(ブレンダン)とイブ(アリシア)の物語です。(?!)
35年前の1964年、アメリカは冷戦の最中で科学者のカルビン(クリストファー)は起こりうるかもしれない核戦争に備えて家の庭に核シェルターを作って万一に備えていた。ある日に起きた飛行機事故を核爆弾が投下されたと勘違いしたカルビンは身重の妻ヘレン(シシー)を伴って地下の核シェルターに。
核汚染がある程度収まる35年間、ドアが開かないようにセットして閉じこもる。
その間、二人の子供アダムが生まれる。アダムは父に教育を受け35年間無菌培養(?)されて素直ないい子に育つのだった。

35年後、セットされたドアが開きアダムは年老いた両親に地上の様子を見てくるように言われる。
父はアダムに35年前のベースボールカードとIBMとAT&Tの株券を手渡されるのだった。

地上で偶然あったイブ(アリシア)にアダムは一目惚れ。
イブは世の中のことを何にも知らないアダムのことを『海外から来たひとかしら?』と面倒を見るのだが、世話をすればするほどアダムは彼女が好きになっていくようだ。
やることなすことハチャメチャなアダムに(だって社会を知らずに育ったからね。)、好意を持ちつつも「ちょっとヘンで怖い。」と複雑な気持ちのイブ。
もしかしたら頭のイカれた変態かもしれないと警察に電話してしまったり。
アダムと離ればなれになって、ゲイの親友トロイ(デイブ・フォリー)に「あんな純でいい子、今まであなたの周りにいた?!」と諭され自分の気持ちに気づくイブ。
アダムを探し当て、核戦争はなかったことを何も知らない両親に知らせにいく・・・。

アダムがむっちゃいい子なので、ほろりとしてしまいますー。
マッドサイエンティストっぽい父ちゃんも笑わせてくれるし。
あり得ない設定なんだけど、それはおいといて楽しめる内容です。
これが1999年に後悔されたところがみそなのかなー?世紀末だもんね。
ベースボールカードや株が35年の間にむっちゃ高額になってるからこそ、アダムちゃんは1999年でそれなりの生活が出来るし、新生活を始めることが出来る。そーいうの、とっとくべきなのかしら?

ゲイの親友!!!(そこに反応する私!)
えーやん。あんな親身になってくれて。えー友達やんかー。
あんなんほしーわ、私も。
(やっぱ、こーいう結論になりました。ちゃん。ちゃん。)

ドーナツ!

2007-03-23 12:44:38 | Weblog
M.O.P.(劇団名)の緑子さんのブログに行列の出来るドーナツ屋のことがのっていた。
『もしや?」と思い詮索してみると、やっぱり!アメリカの”クリスピードーナツ”が新宿にお店を出しているじゃない。
こちらではブームは3年ほど前にすぎた・・・感じではある。
一時期は私もお店に買いにいっていた。
アメリカのドーナツってみっちり詰まっていて重ーいものが多いのだが、ここのは軽い!
3つくらいペロって食べられちゃう。(でも周りにグレイズがついていてめちゃあまいのだ。)
お店だと1ダース買ったら、1ダースただでくれちゃうような気前の良さ。(でもそんなに食べられへんってー!)
今は近所のスーパーで手に入るので、ときどき子供のおやつに買う程度。
ちまたも、うちの家も一時の人気は去ったようだね。
日本で受けるのでしょうか?1個150円らしいし、ちょっと高い値段設定だよね。
Mr.ドーナツには勝てそうにないような気がするけど・・・。

ドーナツと言えば・・・。
こちらのフードチャンネルの人気ホステス、レイチェル・レイがニューオリンズの食べ歩きを紹介しています。(今は、10:40pm)私たちもニューオリンズではまった、ベニエというドーナツを食べているぞ。
あれはおいしかったよー。粉砂糖がたっぷりかかって。チコリ入りのコーヒーと一緒に食べるのよね。
あー、食べてー!
ニューオリンズの料理はスパイシーで、何を食べてもおいしかったんだな。ジャンバラヤもエビもザリガニもガンボも!!
また行ってみたいけど、ハリケーンの後治安が悪くなったらしいので子連れじゃちょっと無理かな?
今日はこの番組見て目だけ楽しむことにしますわ。


邦題:ギフト The gift(2000)

2007-03-23 00:12:40 | 映画レビュー(カ行)
The Gift(2000)
Director : Sam Raimi
Screenplay : Billy Bob Thornton,Tom Epperson
Cast : Cate Blanchett, Giovanni Ribisi, Keane Reeves, Katie Holmes, Greg Kinnear, Hilary Swank

日本のホラー映画と言えばサム・ライミ監督。
最近ではジャパニーズホラーをかなり勉強して自分のものにしたらしく、超コワーイアメリカンホラーを作ってらっしゃいます。
アメリカンホラーはシーンは派手だけど、日本のような這い上がってくるような恐怖感はなかったのよね。
それが、最近かなり怖いものが増えとります。

これは2000年公開もので、まだそーんなに怖くはないっす。脚本に俳優のビリー・ボブ(アンジェリーナ・ジョリーの元旦那)の名前が!!これには私もびっくり。そんな才能あったんやー。彼のお母さんは霊能力があったらしくてそれが物語のベースになってるのかもね。

アニー(ケイト・ブランシェット)はジョージア州の田舎町で3人の子供を持つシングルマザー。子供を養うため、占い師として細々と生計を立てている。彼女のもとに頻繁に訪れる、ヴァレリー(ヒラリー・スワンク)。夫ドニー(キアヌ・リーブス)の暴力からどうやって逃れれば良いかとアニーに相談しているのだ。そこに現れるドニー。アニーを魔女呼ばわりして暴力で威嚇、脅迫し、ヴァレリーを引きずって連れ帰る。

ある日、町の権力者が失踪した娘の居場所を探してくれとアニーのもとにやってくる。娘ジェシカ(ケイティー・ホームズ)はアニーの子供たちの通う学校の校長ウェイン(グレッグ・キニア)と結婚の予定もあるため家出をしたとは思えないし、また手ぬるい警察の対応に業を煮やしてアニーに占ってもらいに来たようだ。

アニーはそれからチェーンを巻かれて水中に沈む女の幻想をたびたび見るようになる。その女は見るたびにアニーに近づいて何かを訴えようとしているかのようだ。
アニーは警察に出向き、「水のあるところを捜索してみて。」と助言。半信半疑の警察もドニーの敷地内の池から死体が揚がり驚く。日頃の暴力的な様子から疑いをかけられたドニーは逮捕されるが、アニーはまだ女の幻想を見続ける。
「犯人はドニーではないのかも・・・?」彼女は自力で犯人を捜し始めるのだった。

今やトム・クルーズの奥様ケイティーのトップレスシーンが!!
じつはこの権力者の娘、お嬢様どころかやりたい放題の淫乱女だったと言う設定なので、かなり激しいお宝シーンがあります。
それまで彼女、可愛い清楚な役ばかりだったからこの役はかなり大胆なイメチェンになったのでは?
それにしても惜しい・・・。トムと結婚しちゃったことが。まだまだ女優やってたら良かったのにねー。
もっと演技が広がっていったかもねー。
なんか羽野亜紀ちゃんが元弥と結婚したときのようなもったいない感があるわ、私には。

鏡を引っ掻くような恐怖をそそる音とともに女の幽霊のシーンが突然挟み込まれたりするので、けっこうびくっとしながら見てしまいました。
アニーを信奉する障害者のバディー(ジョバンニ・リバイシ)やキアヌは、ただみたいなギャラでこれに参加したとか。
(バディーの演技はうまかったっす。)
ドンデン返しもあるし、ストーリーもちょっと桐野夏生の小説っぽくて面白かったと思う。

私の友人の占い師をやっている子がこのケイト・ブランシェットにそっくりなのよ。(日本人だけど。)
だから、この映画を見るとその子のイメージとだぶって「**さん!そこ、危ない!」とか妙に感情移入したりして。
彼女も知り合いから「この映画の主人公、あなたにそっくりだから見てみたら。」っていわれたらしいし。

キャストを見てもメンツがすごいでしょ、この作品。
演技派ぞろいのこの映画、ぜひ一度ご覧ください。



おこちゃまのコンサート

2007-03-22 00:01:09 | Weblog
昨日の夜は下の子のコンサートが学校で催されました。
2年生の彼女はソーシャルスタディーの時間に歴代の大統領について学んでいたのですが、そのまとめとしてこのコンサートが行われたようです。
America the Beautiful やThis is My Countryを歌ったり、歴代のすべてのプレジデントの名前をラップで覚えて、それを発表。
みんなよくがんばった!よく覚えたねー。

日本の子供のように一糸乱れずという綺麗さはないけれど、みんな元気いっぱいでいい感じ。
可愛いなー、2年生って。
中には「おー、エンターテイナーやなー!」て感じのノリノリの子も。
うちの子は・・・、かなり緊張していました。終わった後のほっとした顔と言ったら・・・。
根がまじめなんやろな、この子は。
今年は2年生のリーディングのボランティアに週2回行ってクラスの子供と顔見知りになったので、自分の子だけじゃなくてどの子も一生懸命やってる姿が微笑ましく自分の子のようにうれしい。
今日もお昼にボランティアに行ったとき、みんなはリハーサルを控えてかなりハイテンション。
「見に行くね。」っていうと、みんな笑顔で「うん!!」って。
私もこんな頃があったかなー。お母さんたちが見に来てくれるのがうれしかったかなー。(遠い目・・・)

写真をとるにはあまりよくない席に座ってしまったので、上の子にデジカメを渡してほふく前進で通路に出動させました。
なかなか良い写真とビデオを撮って来てくれたので、大助かり!
来月は上の子のコンサートがあるので、下の子に写真の取り方を伝授しておこう。
カメラをのぞいていると、じっくり見られないんだも-ん。
子供は昼に学校でこのコンサートを一度見ているらしく「ママ、ここに**が立って歌うからここから写真を撮ったら良いよ。」とか「次の**はあっちに移動するよ。」とか的確な指示をしてくれる。

どの家族も必ず夫婦で参加。(シングルペアレントの家庭以外は。)
こちらではちゃんとパートナーがいるのに二人で行事に現れないと「仲が悪いのかしら?」とか「離婚するのかしら?」なんて思われるんだよー。だから日本の家族はその点を気をつけなくちゃあいけません。
こちらに来た頃は日本式に私だけで行事に参加していたら「ご主人はあなたの教育方針やこの学校のやりかたに賛成してくれていますか?」と遠回しに聞かれたことも。
最近は「子供の教育のためにも出来るだけ参加してね。」と旦那に頼んでいる。

おじいちゃんおばあちゃんが見に来ている家族ももちろん何人もいる。
それがちょっとかわいそうだね、子供にとってもじじばばにとっても。
早速、じじばばにこの写真とビデオを送ってあげよう。

邦題:愛についてのキンゼイレポート Kinsey(2004)

2007-03-21 08:05:33 | 映画レビュー(ア行)
Kinsey(2004) 愛についてのキンゼイレポート
Director & Screenplay : Bill Condon
Cast : Liam Neeson, Laura Linney, Chris O'Dornell, Peter Sersgaard

キンゼイ博士は1948年に男性の性に関する調査結果をまとめレポートを発表、1953年には女性版を発表した。
今は開放的なアメリカもそれまでは性に関しての話題は閉じられたままで、密かに自分は異常なのではないかと思い悩む人が多かったと言う。

キンゼイ(リアム・ニーソン)は厳格な宣教師の父を持ち、しつけに関してもそして年頃になってからの性に関することもかなり厳しく禁欲的な教育を受けて育ったと言う背景がある。
成人しインディアナ大学で蜂の生態について研究をし、当時助手であったクララ(ローラ・リニー)と結婚。
初夜の夜、(二人は共に童貞/処女であった。)標準より大きな性器を持つキンゼイとクララは結ばれることができず、医師に相談することにするのだった。

この経験により、「この閉ざされたトピックについて人に言えない悩みを持っている男性は多いのではないか?」とアメリカ中の男性に性についての調査を行うことを決意するのだった。
このタブーに踏み込んだ調査は初め困難を極めた。
思ったより多くの男性がいわゆる正常な性行為と言われている以外の行為を試したことがあるだの、望んでいるだのと言うことがわかる。同性愛についても実践を伴った(助手とそういう関係に陥るキンゼイ)調査を行うし、妻にそれも隠さない。

そんなことを打ち明けられても受け入れるクララがすごい!!
私には考えられない話で「これは夫婦とも変わり者なんやなー。」と。
身近に研究者と言われるような人がいないので、そういう人たちの考え方がいまいちわからないのですがこういうもんなんでしょうかね?それともこの人たちが特に変わり者?!

男性版レポートを完成したキンゼイは、女性も受け身ばかりではあるまいと女性の研究も行う。
妻にも他のパートナーとのセックスを奨励し、夫婦交換なんかも試しちゃう。

やっぱ、理解不能。
ま、でも、こんな人がいないとレポートなんてものは完成しないのかな?

キンゼイは生まれてこのかた2000人もの女性(それも大人から子供まで)と性行為をしたと言う男性に会い、話を聞くが、あまりの激しい話に自分の立場を忘れて彼に説教をする。
「相手の望まないセックスをしてはいけない!!」と。

映画の本筋としては、アブノーマルは有りだが愛がないとしちゃいけないってことが言いたかったのかな?
私は”キンゼイレポート”の存在は知っていたけれど、キンゼイ博士がいったいどんな人なのか知らなかったので良い勉強になりました。映画の中では、この博士はあまり出来た人のようには書かれていない。
どちらかと言うと感情や欲望に押し流されるタイプに書かれてるような。そしてその根本に厳格な父への反抗がある。
映画はデフォルメされているだろうから、本当のところはわからないけれどね。
それにしても同性愛へ傾くきっかけって、あんな簡単なことなのかなと疑問に。
たまたま、博士自身と助手にその傾向があったと言うことなのかしら?

運動したり、おなかが痛かったり、お料理教室いったり。

2007-03-19 11:08:32 | Weblog
昨日の土曜の朝、ひっさしぶりにエクササイズに。
ステップと言って踏み台昇降運動に全身運動をプラスしたようなやつ。
普通の生活では使わない筋肉を使い、汗もいっぱいかいて一時間。
ひゃー、疲れた!!!!筋肉痛間違いなし!
始めてこれに挑戦した友人Mさん、大丈夫だったかしら?『ゆっくりやりなね。」って言ったのに、結構がんばってハードなのにトライしてたからなー。倒れてませんように。

日本人学校の終業式でいつもより早く帰ってくる子供たちを迎え、ランチへ。
ん?なんかおなかの調子が悪い。
そういえば、ここ2週間ほど気持ちよく***してない・・・。
もしかして、何年ぶりかの便秘?!
便秘は解消できたのだが、午後から夜中までおなかが痛くて、しょんぼり。
ちょっと体のどこかが痛いだけで、こんなに憂鬱になるとは・・・。
日頃の健康のありがたさを神様に感謝していないバチだわと、反省する。

そして今朝、9時からWilliam Sonoma(キッチン用品、瓶詰めの食材、料理本などを売っているお店)のお料理教室に友Iさんと初参加。
私も一緒に実践できるのかと思ったら、講義形式で先生の作るのを見せてもらいその後で試食という流れだった。
テーマはイースターブランチ。ズッキーニマフィン、アスパラガスソテー、フリタッタ、トライフル。
おいしゅうございました。作り方もばっちり習いましたので、いつか再現したいと思いまする。
アスパラソテーに使ったキノコ(聞いたこともない名前の)、先生が小さい小箱をさして「これで40ドル位かしら?」だって。
「おー!!なんと、松茸もびっくりの値段やなー。」と思ったが、それがうまいのなんのって!!さすが高いだけある!
クラス費用35ドルの内で占めるこのキノコの値段はいかに?!
けど、貧乏性の私はほかに代用できるキノコはないかと考えております・・・。干し椎茸じゃだめ・・・だわねー。

家に帰ってみると、パパの朝ご飯は子供たちが用意してくれたとのこと。
えらいぞ!!(たまには母は日曜に出かけようかしら?)
旦那は冬の間、汚れに汚れたガレージを掃除の最中でした。
天気がいいので、近所の公園に遊びに。
テニスコートに行くとビール瓶の破片が散乱している。旦那がわざわざ家のちりとりをとりに帰り、掃除。
どこまで掃除が好きやねん、あんたは?!そういう人なんです、うちの旦那は。

IKEA行ってDANIA行って(両方との家具屋)、日系スーパーにいって帰ってきました。
気がつけば6時。はやーい!
もう、眠い!!
元気なのは子供たちだけ・・・。
「ママ、ボードゲームしよう!」と誘ってる・・・、ねーさーせーてー!!!






邦題:あなたにも書ける恋愛小説 Alex & Emma(2003)

2007-03-17 02:32:16 | 映画レビュー(ア行)
Alex & Emma(2003) あなたにも書ける恋愛小説
Director : Rob Reiner
Screenplay : Jeremy Leven
Cast : Luke Willson, Kate Hudson, Sophie Marceau

大学生の頃みた「恋人たちの予感」は私のお気に入り映画の一つだけど、ロブ・ライナーもいつもいつも傑作は作れないのね・・・。というか、最近の彼の映画はあんまりでないかい?
それは私がトウがたっちゃったからのかなぁ?(そうじゃないことを祈る!)

えーっと、この映画の見所はソフィー・マルソーの美しさ。
自分に喝を入れるためにも食い入るようにみるべし。
あたしより一つ年上なだけなのに、どえりゃー色っぽい!!
新ラブコメの女王(のうちの一人)ケイト・ハドソンはおかーさんにそっくりな上、真ん中分けの髪型のせいで目がより離れて見えちゃう。メイクさんもう少しテクが必要だったんじゃない?

ギャンブルで作った借金を返すために30日で小説を一本書き終えなきゃ行けないアレックス(ルーク・ウィルソン)。だがその手はスランプで止まったまま。強面の借金取りに「払えなきゃぶっ殺す!』と脅されて大事なPCも壊されてしまった。
困ったアレックスは弁護士を装い、速記者のエマ(ケイト・ハドソン)を雇う。
『だまされた!!」と仕事を断るエマを説き伏せ、『女の魅力に心奪われ翻弄される男の恋愛小説を書いている。」と言うとエマは作品のないように引っかかるものがあるのか仕事を引き受けてくれた。

「小説は結論を読んでから面白そうなら読む。」と言う主義のエマは何かと話の内容に自分の意見を挟んでくる。
(優柔不断な)アレックスは彼女の意見も取り入れ、どんどん話を口述筆記させていく。
御定まりのプロットで、最初はいがみ合ってた二人が共同作業をするうちにデキちゃうパターンです・・・。
このありがちな筋に出てくる男は大概優柔不断か、強がってるけどほろっと優しさを見せるタイプか。
今回は前者です。優しさと優柔不断さは紙一重・・・みたいな。

小説の中で主人公の心を翻弄する女性ポリーナ(ソフィー・マルソー)のことがちょっと気になるエマ。
「ポリーナはあなたの実生活に存在するの?」と。アレックスは「あれは今まで付き合った人や出会った人、あこがれの集大成で架空の人物。」と答えるが・・・、いたんです!
実存したポリーナが男と別れてよりを戻しにアレックスのところにやってきた・・・。

あたくし、個人的にはにーちゃんのオーエン・ウィルソンの方が好みなんです。
あの曲がった鼻筋と唇をとがらすようにこしょこしょっとしゃべる様子がなんかキュート。
オーエンが出てくるとつい唇をじーっと見てしまう。でもね、ありゃつきあうと苦労するタイプだわ。
あ、そーいや今、ケイト・ハドソンとつきあっとるね。
堅実につきあうなら弟のルークって感じだわねー。(ほんとのとこはわかんないけど。)

内容には触れようがありません。
だって、アレックスの書く小説も「これで借金が返せるの?」って物語だし。
大木こだま・ひびきに来てもらって私とステレオで「そんな奴おらんやろー!」と突っ込んでいただきたいほど、突っ込みどころがありますしね。
ロブ・ライナー監督、もうひと頑張り、お願いします。

邦題:向かいの窓 英:Facing Window(2003)

2007-03-16 00:05:56 | 映画レビュー(マ行)
Facing Window(2003) 伊:La Firestra di Fronte
Director : Ferzan ozpetek
Screenplay : Ferzan Ozpetek & Gianni Romol
Cast : Giovanna Mezzogiorno, Raoul Bova, Massimo Girotti, Fillipo Nigro

イタリア映画です。英語字幕でみました。
かなり前にみたから一応監督名などを確かめるのに検索していたらほかの方のレビューがでてきたので読んでみたけど、日本のイタリア映画祭でみたとおっしゃるイタリア通の方からは「今ひとつ」の声がちらほら。
でも、私はお気に入りのラウル・ボヴァを差し引いても結構良かったんじゃないかと思ったんですけど。
心動かされるシーンがいくつもあったので、満足してます。(私がジョバンナと同じ主婦だからかな?)

ジョバンナ(Giovannna Mazzogiorno)は夫フィリポ(Filippo Nigro)と子供たちとの慎ましい暮らし。
生活に追われる毎日にジョバンナは満たされない気持ちで日々を送っている。
彼女は煙草を吸いながらキッチンの窓から見える向かいのアパートの一人暮らしの男、ロレンツォ(Raoul Bova)を垣間みるときだけが自分の生活を忘れられる一時なのだった。
ある日ジョバンナとフィリポは、道に迷っている痴ほう(記憶障害?)の老人(Massimo Girotti)に出会う。
老人はしきりと「シモーネ」とつぶやいている。彼の名はシモーネなのか?
反対するジョバンナを制し、フィリポは彼を放ってはおけなくて『保護先が見つかるまで」と家につれて帰る。

ジョバンナは本当は菓子職人になりたいという夢を持っていた。
生活に追われる中、夢の実現はかなわず鶏肉工場で働いているが、内職として近所のバーに手作りのケーキを作って持ち込み、買ってもらっている。
家で内職をするジョバンナの手元を見つめる老人。何かが彼の記憶の扉を開けようとしているのかもしれない・・・。

バーにケーキを納めているとき、偶然ロレンツォと会い始めて言葉を交わす。
折しも徘徊していなくなった老人を捜すのを助けてもらったりして、二人の距離は近づいてゆくのだった。

老人の記憶が戻り、彼は姿を消す。
彼はその昔ユダヤ人として迫害を受けた有名なパティシエで、名前はダビデ。シモーヌとは彼が若い頃愛して悲恋に終わった男性の名前だったのだ。
ダビデの家に招かれたジョバンナは、あらゆるすばらしい道具と材料で菓子作りの手ほどきをしてもらい夢のような時間を過ごす。
彼女の目の輝きはかわった。夢を実現する勇気をもらったからかもしれない・・・。

生活に追われてしたいことがあってもなかなか全力を傾けられないジレンマって、主婦の多くが体験していることなんじゃないかな?
「したいこと、したらいいよ。」って旦那は言ってはくれるけど、かかる時間と費用を考えてると後回しになったり、あきらめたり・・・。
そして、気になる男性(夫以外の)に心ときめかせるなんて、もう主婦のファンタジーだよねっ!!
それが、ラウル・ボヴァでキッチンの窓から見えるなんて。ぜ・い・た・く、贅沢!!カーテンあけたままお着替えしてくれたりなんかしたら、垂涎モノっすよー。
あら、興奮してしまったわ、失礼。
二人はちょっと一線を越えそうになるんだけど。そこが主婦の踏ん張りどころよー!!
母には家族を捨てる覚悟がなきゃ、不倫なんて出来ないんだよね。(男の人はどうかわかんないけど。)
ファンタジーは手に入らなかったけど、違うものを手に入れたジョバンナ。
主婦の私には共感どころがいっぱい。
あー、こうやって書いてみて思ったけど、男の人には面白くない映画なのかなぁ?それで評価が低かった?

主演のジョバンナ・メツォジョルノはきれいな女性で(生活につかれるんは少し若すぎる感はあるけど)、特にダビデとケーキを作っている時の輝ける笑顔がすてき。
この映画を見ると、あなたも何かを始めたくなれるかもしれません。