Go Hollywood!!映画れびゅう

今まで見てきた映画の覚え書き。(ネタばれ注意!)雑記録。

夏休み最終週

2008-08-29 22:59:25 | Weblog
いっそうダラダラしております、娘たち。
もうプールに入れる様な暑さでもないので、出かけることもなく・・・。
先週知り合いの方にお貸しいただいた”らんま1/2”全巻をひたすら読破したり・・・。
あまりのダラダラぶりに見てるほうがいやになる~。
早く学校に行ってくれ!

昨日はダラダラを打開すべく「パンでも作るか?」と提案。
あんぱんとクリームパンを作るべしと中身を準備していると、
「動物パンが作りたい~。」ってさ。

やってみたけど、なかなか難しいもんですねー。
生地はどんどん発酵して膨らんでゆくので、うまく出来たと思っても、2時発酵が終わった頃には「こ、これはなんですか?!」ってなことになっている。
猫の目もひげも、熊の顔も膨らんで台座に生地から流れ落ちて・・・。
「ま、食べておいしけりゃいいじゃん!!」と励ましながらオーブンへ。

日本の姪っ子は一足先に幼稚園の2学期が始まってるらしい。
久々の園に、初日も2日目も「泣いたゆーもんじゃない。」ってくらい、行くのをぐずったそうだ。
お迎えのときにはニコニコででてくるらしいんだけど。

うちの娘も泣いてたことあったなぁ。
泣いてる娘を「大丈夫。」と先生が人さらいのようにぱーっと連れてっちゃう。
親の私は泣いてる姿が目に焼き付いて、「一日中泣いてるんとちゃうやろか?」と思ってたが。(なんせ1歳半だったので。)
帰りに先生に聞くと「5分でしたよ。」
あれ以来、子どもが私とはなれるときに泣くのは母へのサービスだと思っている。
友人の子を何度も預かったことがあるけど、やっぱり泣くのは最初の5分。
お母さんの外出が長いと、途中一度思い出してめそめそ。でも何時間もずーっと泣き通しってことはない。

さすがに娘たちはもう泣かないけど、今度は長女がだんだん大人になって親の踏み込めない領域が増えていくのが寂しいかな?

自分が子どもの頃、「夏休みが終わるのいやだー。」なんて思ったけど、娘たちは休みに入った途端に「休みやだー、学校がなくてつまんない。」
終わりが近づいても「早く始まんないかな~?!」
先日新しいクラス分けの張り出しを小学校に見に行きました。
なかよしさんと同じクラスになれた次女はうれしそう。
早く始まってほしいね、学校。

邦題:戦場からの脱出 Rescue Dawn(2006) 

2008-08-28 23:07:56 | 映画レビュー(サ行)
Rescue Dawn (2006) 戦場からの脱出
Director & Writer : Werner Herzog
Cast : Christian Bale, Steve Zahn, Jeremy Daries

実話に基づいた映画です。

時はベトナム戦争のさなか、ラオスにて。
パイロットのダイエター(クリスチャン・ベール)は空撃中に墜落。
助けを求めてジャングルをさまよっているうちに、ベトコンに見つかり捕虜に。
北ベトナムにある捕虜用キャンプに連れて行かれる。
そこには数年に渡り捕虜生活を送るアメリカ兵たち4人が。
過酷で希望のない日々を過ごした彼らには、もう逃亡や反抗の気力のかけらもない。
絶望も通り過ごして無気力な状態で生きている。

しかしダイエターは決して諦めないよう皆を説得。
見張りのベトコンの毎日のルーティーンを調査したり、食器の一部をくすねて刃物に改造したり。
持ち前の明るさで皆を説得。

戦況が悪くなり、ベトナム人たちの食料も底をついてくる。
当然捕虜の食料なんてウジ虫のような幼虫を皿に持ったものだけがでてくるが、「ここでへたばっちゃ行けない。逃亡は体力勝負。」と笑顔でそれを食べるダイエター。

とにかく彼は怖いもの知らずで、明るい。
自分自身もそうだけど、精神まで参っている捕虜仲間をあそこまで協力させた彼の性格ってば、なんて前向きなんでしょ。
ほんまに、私にぜひ欲しい、あの前向きな明るさ!

見張りの手薄な時を狙って全員で脱走。
キャンプの外で仲間割れがおき、ダイエターは一番気弱なデュエイン(スティーブ・ザーン)とともにアメリカ軍の救護ヘリコプターに出会うべく、ジャングルの中へ入ってゆくのだった。



まぁ、今回もやせるんでしょうね、クリスチャン・ベール。
と思っていたら、はい、やってくれました、今回も。
見事にガリです。ガリガリです。55パウンド落としたそうです。
捕虜仲間のスティーブ・ザーンは40パウンド。捕虜内のリーダー格を演じるジェレミー・デイリーズなんて元が細いのにさらに30パウンドオフで、ほぼ骸骨です。
でも、主役があのクリスチャン・ベール。皆も本気でやせなあかん状態よね。

撮影はクリスチャン・ベールがやせた状態から取り始めたということなので、つまり脱走から取り始めていったんですね。
気持ちの持っていきようが、大変だったんじゃないでしょうか。順序が逆で。
いつも思うんだけど、映画やテレビって、撮影が脚本の流れ通りに行われないじゃない?
それにあわせて泣いたり、喜んだりの感情を作って役作りする役者はすごいもんだなぁと。
舞台だと、2時間3時間きちんと流れに従って演じていくから、シーンが細切れになることもないしシャッフルされることもないもんね。


実在したご本人のダイエター・デングラーさん。
救出された後も懲りずにパイロットに復職。
何度も戦地をお飛びになったようで。
ホンモノの怖いもの知らずですね。
彼の辞書にはトラウマなんて文字はないのかもしれません。

Wiiが・・・。

2008-08-28 02:02:51 | Weblog
遅まきながらWiiを入手。
ほとんど衝動買い。

・・・というのもこちらではまだ、簡単には手に入らぬ代物。
お店には本体が売ってあることは皆無。入荷すると数分で売れてしまうらしい。

Targetという食品から洋服、日用品におもちゃまで売っているお店でふらっとゲーム売り場に入った旦那が血相を変えて走って来た。
「ママ、ママ!なんとWiiが一台だけあるねん!」
「ウッソー!・・・あ!ほんまや、ある。」
「どうする?どうする?」
と言いながら、心は決めていたようで、既にお店の人にショーケースのカギを開けてもらっている旦那。
あ、買うんですね。

・・・ということで、何の前触れも覚悟もないままやって来たWii。

とりあえず、WiiスポーツとWiiプレイのソフトは付属でついて来た。
しばらくはこれで遊んでみよう。
娘は図書館でクッキングママのソフトを借りて来たりして楽しんでいる。

私と旦那はWiiフィトネスが欲しいんだけど、やっぱこれも在庫なし。
まだまだ先のことになるでしょー。

邦題:ラストコーション Lust, Caution(2007)

2008-08-28 01:47:39 | 映画レビュー(ラ行)
Lust, Caution(2007)  ラストコーション(色・戒)
Director : Ang Lee
Novel : Eileen Chang
Screenplay : James Schamus
Cast : Tony Leung Chiu Wai, Wei Tang, Lee-Hom Wong

前評判をインターネットで見た時はやたらと性描写の部分ばかり取り上げてあって、”アクロバティック”だとか”官能的”だとか。
その時点では見る気ゼロだったんだけど、友人に「この前見たけど、良かったよ。」の一言で心変わり。

1942年、日本占領下の上海。
大学の演劇青年たちが反日運動にその青春を捧げ、敵対する傀儡政策主義のボス、イー氏(トニー・レオン)の暗殺を企てる。
普通の演劇を愛する女子大生だったワン(タン・ウェイ)も、密かに恋するリーダーのクァン(ワン・リー・ホン)の情熱に心動かされて参加。まだ精神的には幼いながらも美しいワンは、演劇部のヒロインとしてどの公演でも観客の心をつかみ感動を読んでいた。
クァンはそんな彼女を貿易商の有閑マダム、マク・タイタイに仕立て上げ、イー婦人と懇意になるよう指示。
その後、イーに近づき誘惑刺させ、暗殺するという計画を。
クァンへの愛情をこのスパイ行為という形に変容させ、貿易商婦人マク・タイタイを演じ続けるワン。
ついにイーを誘惑し、彼と身体の関係を持つ。しかし、その行為は深みにはまっていく。
敵なのか味方なのか、この激しい二人の行為は愛なのか憎しみなのか?


ここからはネタバレになる可能性があるのでお気をつけ下さいませ。

セックスシーンは3回。
その3回とも二人の心理描写を露にしていると思う。
いつも暗殺、裏切りに脅かされているイー氏は頑強な塀で囲まれた城のよう。
最初はワンをレイプまがいにねじ伏せる。決して身体を自分のほうに向けさせないように縛り上げてしちゃうのだ。
そりゃそうだ、一番無防備なときに殺される可能性もあるからね。
しかし回を重ねるごとにワンの献身的な行為に(もちろん演技)少しずつ心を開いてゆく。
ワンは征服されるセックスから、イーを征服するセックスに。

見ててつらかったのは、ワンが未経験だったので「既婚者なのに経験がないのはまずい。」と言うことになって、演劇部の中で唯一経験者の青年と何日か練習するのよ。
それをつらそうに見る童貞のクァン。一度踏み出した彼らはもう後戻りすることは出来ない。
クァンの目線を避けるように、寝室に入りその青年と特訓するワン。
つ~ら~い~!!
女性ってやっぱり心と身体は一つになってないその行為は、残酷の一言につきると思うのよね。

さて、ワンとイー。
二人の行為は愛だったのか・・・と言う問題ですが。
イーは途中から完全に心を許してしまっている。これは明らか。
ワンはどうでしょう?
かなり最後まで演技だったと思うな、わたしは。
ただ、行為の終わりにイーがすっかり自分に心を許してしまったことを感じたと思うんだ、彼の表情を見て。
それから何か小さいものが彼女の心に生まれたような気がする。
そして思いもかけぬすごいギフトを彼からもらい、彼のさらけ出した自分への気持ちが心にドーンときて・・・。
最後の決断をしてしまったんだろうなぁ・・・と。

一方クァン。
彼も抗日への情熱とワンへの愛情の狭間で苦しんだねー。
抗日上層部の前でイーとの性行為がどれだけ壮絶なもので命を削りながらやっているかを決壊したダムのように訴えるワンに対して、初めて自分の気持ちを伝えるクァン。彼女を道連れにしたことを悔やみ、謝罪するが・・・。
遅いのよー!!遅いの!
私の心の叫びと同時にワンも言いました、「3年前に言ってくれれば良かった。」と。
ほんまやで。自分の友達とエッチの練習をする前に言うたってや!!
それが切ない、つらいね。もう後戻りは出来ないし、心の傷も身体の傷も元通りには治らない。

余談ですが、エッチシーン、そんなに衝撃的ではなかった。
というのも、アン・リー監督。前回の”ブロークバックマウンテン”の時もエッチーシーンを見た時から「ねちっこい演出する人やなー。」と感じていたので、今回も「やっぱ、アン・リーだ。」と。
いつも通りやってくれましたね、みたいな。

クァン役のワン・リー・ホン。漢字で書くと王力宏。
「あれ、玉木宏がでてるの??」と見間違えてしまった。
ははは。

ヒロインのタン・ウェイ。
ほしのあきを清純にしたような顔立ちの可愛い系。可憐~。
でも、幼い顔ながらお年は27歳らしく、以外に大人なのね。
時代がら、脇の処理をしてない状態でのラブシーン。
あそこまで伸ばすのは大変だったでしょうと感心したりして?
彼女の上唇の上の傷(手術の傷?)が何となく可愛くて、さわってみたい衝動が・・・。
無処理の脇にしろ、全裸のエッチシーンにしろ、ほんとに体当たり演技で素晴らしかったっす。



サンフランシスコ最終日

2008-08-28 00:06:58 | 旅行
前日ナパから、またダウンタウンに戻って車から降りたら・・・・。
寒っ!!!!
街ゆく人の中にもウールのハーフコートをきている人がちらほら。
関西風だしのうどん屋さんで温かいうどんをいただいて、身体の冷えないうちにホテルへ戻ったのでした。

翌朝もかなり寒そう。
霧のサンフランシスコ・・・、そんな歌があったわね。
金門橋が見えるオーシャンビューの部屋だったのですが、霧で橋の全貌が見えない。

タンクトップにで朝ご飯を食べにいったら、おばさまたちに「今日はそれじゃあ寒いわよ。」と。
もちろん外へはパ―カーを羽織ってでたのですが。
おっそろしく寒かった!
ほんまに8月???

「橋を歩いて渡ろう!」
寒風吹き晒す中、不機嫌に歩く私たち。
カメラ小僧の旦那が「ほら写真取ろう。笑って!」と言っても「寒くて笑えない~。早く帰ろう~。」と震える娘たち。
橋ではコーチバスやってきたたくさんの日本人の子どもたちに会いました。
小学生のグループ、中学生、高校生。
学校の夏の留学プログラムか何かなのかな?
小学生の男の子、ギフトショップで「ボクまだお財布に300ドルあるから、いっぱい買えるよ。」
「おー、お金持ちだねぇ。私の財布にはもう100ドルほどしかありませんぜ。」と心の中でつぶやくわたし。
中学生か高校生の子たちはかったるく歩いてて「もう、日本に帰りたいよ~。」だって。
もしかして、来たくて来たんじゃないのかな?
そんなこと言わずに、いっぱい楽しんで帰ってね、と思いつつ。

飛行機は夕方の便に乗る予定。
ダウンタウン最後の締めは、高級飲茶。
チャイナタウンではなくて、オフィス街にあります。
Yang Singレストラン。
お、おいしい!!
シュウマイも、カニ爪も、ちまきも!何もかもが、むっちゃおいしい。
もう2-3人いたら、もっといろんなものが食べられたかも。
お値段もそこそこ高級でしたが、ほんとにおいしかったので許す。

旅行に行ったら、観光とともに食べ物も楽しまないとという主義の私たち。
今回はどちらも目一杯楽しませてもらいました。



ワイナリー巡り

2008-08-27 00:46:03 | 旅行
サンフランシスコからほど遠くないところに”ナパ”と”ソノマ”と言う有名なワイナリー地帯があります。
今回はナパヘ。

今日は大人の日~!
ワイナリーではいくらかのお金を払えば、何種類かのワインを試飲させてくれる。
試飲だけで、買わなくても大丈夫。
飲む気満々なわたし。いいんでしょうか~、昼からワイン~!飲んじゃうもんね~。

ヨセミテへの行き帰りは広大なナッツ畑が右に左に広がっていたけど、ここはぶどう畑!(当たりまえですが。)
気分も盛り上がってくるねぇ。

高級なところや有名ワインナリーでは試飲さえ予約が必要ですが、たいがいは飛び込みで大丈夫。
ツアーはもちろん予約要です。
あんまり小さいワイナリーだと試飲の後買わずにでるのが心苦しいので、気の小さい人はそこそこの大きさのワイナリーせめたほうがいいですね。
中には庭をピクニックエリアに解放してあるところもあって、ワインとちょっとしたデリを店内で購入して屋外で飲むことも可能。

運転手のパパはあんまり飲めずにかわいそうだったけど、中にはへべれけに酔ったおばさま二人連れも。
お店から出る時、庭のパラソルに激突してぶっ倒していきましたが、運転は?どーすんねん?!
地元のちょっとお金持ちな方々はおしゃれしていらしてたので、ジーンズ姿のわたしは「あー、スカートでくれば良かった。」と。
別にジーンズでもいいんですけど、ちょっとおしゃれしてたほうがこなれた感じでかっこいいっしょ?
優雅な気分も倍増!・・・みたいな感じでね。

ワインもですけど、ここでは優れものがジェットを発見!
赤ワインに空気を効率よく通して味を高めるVinturiという“じょうご”なんですけど。
それを通してワインをグラスに注ぐと、ワインをデキャンタにうつしたりグラスをぶんぶんゆらす必要なないんですねぇ。
お値段を聞いてみると約50ドル。
「ひゃっ!高!」と思ったその横から旦那が「買います!」と。
ガジェット好きの彼にはたまらんかったようですな、この優れものガジェットが。
確かにおいしいんだな、これを通して注ぐと。

「ええもん買いましたで~!」とこっちに戻ってから友人に自慢したのですが、その数日後同じものを10ドル安くCrate& Barrelで見つけてしまった・・・。




ヨセミテでし残したこと・・・。

2008-08-26 08:47:00 | 旅行
ビレッジ内のホテルやキャンプ施設はシーズン中に予約を取るのは不可能に近い。
ヨセミテ付近でホテルは無理と少し離れた場所に泊って、また翌朝ぐいぐい山道を登ったんだけど。
そこまで遠くに行かなくても泊れそうなところがマリポサ付近にあったなぁと旦那と話した。
そうすれば、もう少しヨセミテで長い時間が過ごせただろうね。
次回は!

有名なアワニーホテル。
歴史ある素晴らしいホテルなんですが、一泊400ドルはくだらないと言う高級ホテル。
「レストランも高そうだったよ~。でも機会があったら、行ってみて。」と友人。
確かにレストランは高そうだった。
でもテラスかカフェで軽食はそうでもなかったんだよ~。
始めから「無理!」と決めてたので、昼食を済ませた直後に行ったんだよね。
テラスは眺めも最高。あ~、気持ちいい自然の中で食事が出来たのに~。
次回は!

河原で遊んだ私たち。
子どもたちも存分に楽しんだ。
楽しみすぎてびしょぬれ!
サンダルと水着を下に着ていけば良かった!
次回は!

天気は最高、気温も95度くらい。
川の水はきれいだし、野生の動物もやってくる。
時間とお金が許せば、もっと長くいたかったね。
夜のヨセミテも見てみたかったよ。
次回は!


ヨセミテ国立公園

2008-08-23 00:35:10 | 旅行
中2日は国立公園で自然を満喫!
これが私たち家族が一番楽しみにしていたことなんっすよ~。
サンフランシスコのダウンタウンを出て走ること5時間。

くねくねした急勾配のヘアピンカーブを上っていくに連れて旦那のテンションも上がってくる。
「ヨセミテによっせみて(寄って見て)!」とベタなオヤジギャグを飛ばして娘たちに無視されること数回。
むむ、次女の様子がおかしい。
「ママ、おなかいたくて吐きそう・・・。」カーブ続きの道と前のキャンピングカーの排気ガスで、車酔いした様子。
平坦なシカゴにはこんな勾配のある道はないもんね。車酔い初体験な、娘。
幸い大事には至りませんでしたが・・・。

こんな勾配の道、ましてやかたや断崖絶壁なのに、背の高いキャンピングカーで運転するのはさぞや大変だろうと思っていたら、対向車線から大型車が大量に下ってくる!
消防車です。

実は一週間前、ヨセミテで大規模な山火事が起きていたんです。
近隣の町から応援の消防車がおそらく数百台、集まっていたようです。
無事鎮火して、役目を終えた消防車が列をなして降りてきていたのでした。

国立公園の入り口で1週間出入り自由のパスを買い、はいるとそこには壮大な大自然が広がっていました。
ヨセミテにはたくさんの滝があるのですが、まずはブライダルベールの滝。
夏は水量も落ちて一番いい時の1/3の水量らしいのですが、それでもスケールは大きい!!

谷に設営されたヨセミテビレッジに車を駐車し、散策開始。
ビレッジにはキャンプ場、ホテル、ツアーインフォメーションなどが点在。
もちろん、滝ノ水が集まって出来たクリークや数カ所の登山口などもあって、それらを無料のバスで自由に回ることが可能。
例えば上流のチューブボート(浮き輪ボート)で川を下っていっても、下流で浮き輪を返した後、バスに乗って上流に戻ることも出来るし、軽食が出来る場所やキャンプ用品を売っているお店なども、離れたところでキャンプしていてもバスで買いに行ける。便利ですね~。

初日はヨセミテ滝まで散策。
自然が身近で感じられる国立公園。
手の届くところで草を食べているバンビちゃんや、幸せの青い鳥(ステラーカケス)を間近で見たり、2人で手をつないでも抱えきれないような大木やたぶん上から落石してきた大きな岩。
滝に近づいてからは落石した岩がゴロゴロしているところをえっさえっさと上って、水にさわれるあたりまで進んでいくのですが、これが一番楽しかった!!




サンフランシスコ2日目グルメ巡り

2008-08-21 04:39:35 | 旅行
乗ったケーブルカーの終点がフィッシャーマンズワーフのまさに入り口。

フィッシャーマンズワーフといえば、来る前に友人より「屋台で売ってるエビやカニがおいしいよ~。」とのアドバイス有り。
あの有名な看板のところから中に入ると、いきなりその屋台を発見!!
うちの家族でエビを食べるのは私だけ。
家でエビ料理をすることが皆無に等しい私は、「今日は食べるぞ~!!イエェー!!」意気込みムンムンで鼻息も荒い。
ところが「ほらあそこに見えるお店のクラムチャウダーもおいしいらしいし、ここじゃないところにもっといい屋台があるかもしれないから先にアシカを見に行こう。」と旦那。
「え~~!!」でも時計はまだ11時。
そうね、焦っちゃ行けないわとはやる気持ちを抑えピア39へ。
でもねぇ、ピア39内のお店はいかにも観光客向け。友人の言ってたお店は絶対あれやろと「後で絶対あそこに戻ってね。」と旦那に懇願。

ピア39のところに群れているアシカを眺めていても頭の中はエビカニでいっぱい。
ところで、アシカって言うのは結構攻撃的な動物なんですかね。
なんか複雑なアシカ模様(人間模様?)を見たというか・・・。やったらと場所取りでけんかしてるんです。
牙を剥いて追い払ったりして、生傷も作っちゃってる。
イメージ的にイルカみたいに友好的な動物かと勝手に想像していたので、娘共々ちょっとショックをうけてしまったわ~。

ということで次女のおなか空いたコールが始まりもときた道を戻ることに。
娘たちはBooudin Sourdough Bakery and Cafeのクリーミーなクラムチャウダーを。
このパン屋さんはサワードーというちょっと酸味があって固めの丸いパンの中をくりぬいてそこにスープを入れてサーブするというメニューを初めて考案したお店だそうです。
パンを作っている様子もガラス越しに見ることが出来るし、レストランとテイクアウトも併設。
私は、一人走りましたよ!エビとカニを求めてもと来た道を!

フィッシャーマンズワーフの近くにあのチョコレートで有名なGhiradelliのショッピングスクエアーもあります。
これはチョコも、食べなきゃいかんでしょ。
アイスクリームショップでチョコレートのたっぷりかかったパフェを1つオーダー。
ケチったわけじゃないけど、ものすごくボリュームがあるんだもの!
女三人で鼻を突っ込んで食べられる量でしたよ。
お店の中は甘ーい、チョコレートの香りでいっぱい!
子どもには小さなチョコレートとお絵描きのセットを漏れなく下さいます。
11歳の長女にも下さいました。恐縮いたします。

せっかく一日パス券を買ったので、今日はケーブルカーやバスに乗りまくろうと飛び乗ったケーブルカーは、私たちをピア1の端まで連れて行ってくれました。
そこでまた別のケーブルカーに乗り換えて、ユニオンスクエアで降りてみる。
うーん、さすがゲイの多いサンフランシスコ。ゲイカップルがいっぱい。
中にはけんかして拗ねたり、泣いてさる彼(彼女?)を追いかけるドラマのようなシーンが・・・。
つい見入ってしまった、私。
ゲイの男の子はさすがに細身で可愛いビジュアル系。
見つめちゃってごめんね。
ユニオンスクエア前のリーバイスではオーダーメイドを受け付けているそうです。
あなただけのジーンズを作りたい方はぜひ。

またまたケーブルカーに乗って中華街の近くまで。
今日の締めは中華だぜ!!
ところが、お店が多すぎてどこに入っていいのか分かんない。
でも、いかにも観光客向けのような派手めのところには入りたくない。
ぐるぐる歩き回って、天仁名茶(神戸にもありますね)でお茶なんか買わされたりしながら(おばちゃんの売り込みがすごいっ!)お店を物色。

見つけました!じみーだけど、何となく心を引かれるお店が。中をのぞくと、時間が早いせいかお客はゼロ。
「でも私は、ここだと思う。」
「よっしゃ、ママの勘を信じて入ってみるか。」
私たち家族が入るとそれに引かれたように4組もお客が入ってくる。きっと皆どこに入るか迷ってたのね。
お店の名はUtopia Cafe。
英語のメニューは限られたものしかない。壁に貼られた中国語のメニューの漢字を解読しながらいくつか注文。
当たりでした!!おいしかった。
ただ一つ後から後悔したのは、ここの名物を食べなかったこと。
看板のしたに小さくHong Kong Clay Pot Cuisineのサインを見落としていた!
ここは土鍋料理が売りだったのだ。
うー、食べとくべきだった!!
「次回には是非!!」と心に誓った私たちでした。


サンフランシスコ2日目

2008-08-16 06:27:30 | 旅行
2日目は市内観光。
ダウンタウンの駐車場は高いので一カ所に停め続けて、公共の乗り物を利用したほうがお得と友人からアドバイスが。
まずは、あの有名な花の坂道へ。
映画で見た坂を上り下り・・・。
ホンモノは映像よりすごかった!
下りなんて、あまり日坂が急すぎて走るべき道が見えへんねんもん!
まるでジェットコースター。それ系の乗り物が苦手なワタクシは「ヒャー!」と悲鳴を上げ通しでした。
その急な坂道に車を道に直角に駐車。怖ー!!
下り側からでた私、ドアを開けた途端に転がり落ちそうになっちゃったわよ。
花の坂道の両脇のお家はいかにもおされでお高そうです。
こんなところに住むのも素敵かも・・・、なんて夢想しながら。
でもなんだか、神戸の高級住宅街を歩いているような錯覚に陥ったんですけど。似てません??
左官屋さんがきているお宅があったのですが、もちろんトラックが家の前に駐車なんて出来ません。少し下がったところの広い道から人夫さんがえっさえっさとコンクリートなどの資材を運んでいます。
一仕事も二仕事も多いですよね、こんなところの改築は。
咲いているお花も、シカゴとは種類が違う。鮮やかな花々が塀や家の壁にツタが覆うのように咲き誇ってる。
冬になるとほとんどの植物が枯れてしまう北西部とは違いますね。

きれいな風景を堪能した後、ケーブルカーにアクセスの良い駐車場を探す。
なんとアーリーバードスペシャルで夕方の6時迄置き放題10ドルと言うリーズナブルな駐車場を発見!
中華街を少し北に行った辺りで探すといいですよ~。

そこからまず、ケーブルカー博物館(入場無料)で見学。
実際に今稼働しているケーブルの上にミュージアムが建っているのですが、機械油のにおいがすごくてにおいに敏感な次女には不評でした。ずーっと鼻をつまんでる。
しかし一見の価値ありですよ、だってダウンタウンを走っている全てのケーブルカーの心臓部が見られるんですから。

そして、実際にケーブルカーに乗ってフィッシャーマンズワーフへ。
ケーブルカーには運転手さんと車掌さんが乗っていて、車掌さんが「切符を拝見。」とやってくるわけです。
1日乗り放題券を4人分購入いたしました。
片道5ドルのところが11ドルで乗り放題です。(バスなどの他の公共の乗り物にも使えるんでお得です。)
両親の住む岡山にも路面電車はあるのですが、このケーブルカーはもっともっと古式ゆかしい感じ。
それになんと言っても壁がなくて外の風を感じ放題だもんね。気持ちいい~!
オールドファッションなケーブルカーは車両中央の床からぶっ立っているレバーを引いたり押したりして運転します。
急な坂を上るときなんて座席を滑り台みたいに滑ってしまうので座っていても柱をぎゅっと握っておかなくちゃ。






サンフランシス1日目続き

2008-08-14 07:16:06 | 旅行
CupertinoからSanta Rosaまで車を走らす。
工事のせいかかなりの渋滞。
睡眠不足で寝てしまいたいんだけど、運転している旦那に悪いから目に力を入れて頑張る・・・。
が、「グァー。」自分の発した”音”で目が覚めちゃったりなんかして。
寝とるやんけ!!

予定より大幅に遅れて到着!
駐車場から一番近い建物をミュージアムと勘違いした私たち。
実はそれギャラリー&ギフトショップだった。
一階部分はショップだが、2階にはちょっとした展示物(古い漫画本や世界で販売されているマスコットなど。)が。
「へ?これがミュージアム?こりゃ小枝探偵に報告すべき、ちょっとした”パラダイス”やったなー。」
「来てみな分からんもんやな。」などと夫婦で話しておりました。

渋滞のため極限まで我慢していたワタクシはぜひとも行かねばならぬところが!!
すり足状態で探してもそこに目当ての小部屋が見つからず、お店の人に「トイレは?」と聞くと「隣のアイスリンクに行って下さい。」とのこと。
ここにはホッケー好きの作者が建てたアイスリンクがあるんですねー。
一般の人も利用できるし、子どものためのクラスもある様子。
カフェも併設されていてちょっと一息も出来ます。

そこまで来てミュージアムはアイスリンクの裏だということに気づいた。
立派なのがドーンと立っているではありませんか。「やっぱ、あれじゃなかったんや!」
ガーン!!閉館時間まで後30分!
受付の優しいおばあちゃんが「30分でも見られますよー。」とおっしゃるので大急ぎで見て回ることに。
作者の生い立ちや、書いてきた作品の展示。作案中に書いた落書きなども。
30分で効率よく見たいのに、優しいおばあちゃんがついてきてのんびり説明をしてくれちゃう。
「おばあちゃんありがとう、でも今は私たちをほうっておいて~。」笑顔の裏で懇願しつつ・・・。
50年ものあいだスヌーピーを書き続け、世界中にファンがいて愛され続けたなんて素晴らしいことですね。

「パパ、夜は何を食べるの?」既におこちゃまたちは腹ぺこな様子。
「海に面したレストランで、ダウンタウンを見ながらイタリアンやー。」
どこでリサーチしていたのか、用意周到な旦那です。
サンフランシスコ目指して車を走らせる途中、”こちらNapa, Sonoma”の看板が出てきたりなんかして。
「あー、ワイン飲みたい~!今晩は、ビールじゃなくて、ワインや。」みたいなことを考えながら・・・。
ダウンタウンへかかるゴールデンゲートブリッジが見えてきたところで高速を降りる。
橋の麓にあるSulsalitoというオサレな町へ。
海沿いの道におしゃれなレストラン、ホテル、ブティックが並んでる。そぞろ歩いても楽しそう。
海に飛び出すように建てられたレストランでおしゃれに夕食。
お高かったです、ハイ。眺めの良さも代金に入っているんでしょう。
お高いパスタを、子どもたちはあっという間に平らげました。
というのも料理の"盛り具合”も、アメリカ式のドカーンではなくお上品な量でしたから。
対岸にダウンタウンやアルカトラズ島を眺めつつ、お上品にワインを傾けた夕暮れでございました。

サンフランシスコ1日目

2008-08-13 08:11:11 | 旅行
旅行先はサンフランシスコでした。
乗り換えで寄ったことはあるけど、12年目にして初の西海岸です。

旅行に関しては発案から計画に至るまで、旦那が綿密にやってくれるので今回も丸投げ。
みんなが行きたいところを(てんで勝手に)お伝えしたところ、レンタカー/ホテルの手配から運転経路までみっちり計画を立ててPCに入れ込んでおりました。
あ~り~が~と~!

ということで、早朝シカゴを発った私たちは10時にはサンフランシスコの空港でレンタカーを借りて出発OKとなりました。
今日はパパの好きにしてええデー。
PCにGPS機能を搭載して、私がそれを抱えて出発です。
PCからナビお姉さんの声が。
このお姉さん、私たちが道を間違えると容赦ありません。こわーい声で怒ります。
私「あ!なんかこの道、間違ってんでー。どーしよ、ナビにおこられるぅ~!」
姉さん「Off route!! Off route!!」
私「分かってますって、ちょっと待ってー、すぐ戻りますから。」
こんな感じで、今日はいきなりゴールデンゲートブリッジを渡っちゃいまーす。
快晴の初日。青い空に真っ赤な橋が映えるねぇ~。

どこに行くのかと言うと、オタッキーなパパが目指すのはアップル本社。
「そこにしか売ってないグッズがあんねんてー。」目がキラキラです。
「それはアップル最中とか、三角のペナントとか?」
どうやら”ボクはマザーシップを訪れました。”と印刷されたTシャツとか、キーホルダーとかペンとかを購入するつもりらしい。

ところが1時間ほど走ると子どもたちの「腹減った。」コールが。
朝、むっちゃ早かったもんね。
私なんか準備と洗濯で2時間しか寝てなくて、なんだか頭がふわふわしてるし。

途中、ラーメン屋に寄ったのですがなんと夏休み。
仕方なくその向かいのNIJIYAスーパーでお弁当を購入。
ニジヤがニンジャに見えてしょうがない私と子どもたち。
おにぎりだのカレーだのを車の中で食べていたら、ニジヤで手にした地元情報誌を見ているとなんとアップル本社の側にハウスのカレーレストランが!
カレー、そこで食べたかったよぉ。

「”カレーハウス”があるなんてアップルにも日本人が働いてるのかな?」
「いや、ロスのカレーハウスは日本人よりこっちの人の比率が多かったしな。アメリカ人ウケするんちゃう?」
なーんて話していると目的地に到着。(Cupertino, California)
むっちゃはしゃぐパパに、子どもたちも「パパ、思う存分楽しんでちょーだい。」と。

さすがアップル社、洗練されたオフィス。
こんなところで働くのはかっこえーなーと。
地下駐車場に入っていく車も高級車が多い。あー、やっぱ、もうけてんねんな。
学校もあるのかまたはインターンシップか、学生さんのような若者も歩いてる。

ショップでしこたまアップル関連グッズを買い込んだ旦那。
i-phone G3のカバーを探してみるが、ここでも気に入ったものがなく。
こーゆーアクセサリーは、もしかして日本のほうが機能的でいいものがあるのかもしれないなぁ。

写真も取りまくり満足した夫。
「さて、スヌーピーのところに行くぞ!」
作者チャールズ・シュルツの生前住んでいた家の側にミュージアムがあるんだって。
子どもも楽しめるスケジュールを立ててるなんて、やるじゃん、旦那よ。


旅行から帰ってきました。

2008-08-07 21:35:24 | Weblog
さて、どこに行ったのでしょう?

2時間の時差と疲れに未だダラダラしておりますが、深夜2時帰宅の翌朝にはちゃんと会社に行った旦那に申し訳ないので週末まで頑張ります。