Antichrist (2009) アンチクライスト
Director/Writer : Lars Von Trier
Cast : William Defoe, Charlotte Gainsbourg
セックスの最中に我が子が窓から転落死した。
妻(シャーロット・ゲンズブール)は罪の意識からひどく精神を病み、セラピストの夫(ウイレム・デフォー)はその妻を自ら助けようと決意する。
妻は「なぜだか分からないが森が恐い。」という。
夫は森にある山小屋で生活し、森への恐怖心を克服すれば妻を取り戻せるのではないかと山小屋へ。
夫が尽力すればするほど妻の精神は悪くなり、悲しみが暴力的な衝動に移り変わってゆく。
愛し合う二人の姿が、恐ろしい地獄の様相に様変わりしてゆく様子を描く・・・。
この映画。
最初に言っておきますが、心が弱ってるときや、生半可な気持ちで見るのは絶対に絶対ににおすすめしません。
嫌悪感をもたらすだけか、悪くしたらもーっともーっと気持ちが落ち込むだけですからね~~~。
私にも、かなりきつかった~~~!!!!!
理解できない痛みと暴力と精神の悪化。
それと闘いながら見るんですよ。
だいたい監督のトリアが鬱病を患って施設に入り、退院して2週間ほどしかたってない頃に作った映画ですからね~。
精神を病んだ人がリハビリ目的で作った精神を病んだ女を主人公にした映画、みたいになってますねん。
解説によると、聖書のコリント人への手紙をモチーフにし、映画はGrief(悲しみ)、Pain(痛み)、 Desapair(絶望)をテーマに描かれてると言う。
悲しみはええんやけど、痛みがもんのすごい痛すぎて、最後の絶望から見てる私達も這い上がって来られへん。
おかげで、理解不能な映画になってしまってる。
昔見たコメディーで”MR.ビーン カンヌで大迷惑”の中で、ウィレム・デフォーがカンヌで上映した映画が自己満足の全く面白くない映画で観客は詰まらなさそうにしてて、ご本人のウィレム・デフォーだけが悦に入ってるっちゅーシーンがありましたねー。
で、途中で乱入したMr.ビーンの自分撮りビデオの方がウケたっちゅうオチ。
この映画もカンヌではあまりに鬱々し過ぎてて大ブーイングだったと言う報道がありましたけど、思わずあのシーンが頭に浮かんでプッと噴いちゃいました。
重ね重ね言いますが、重ーい映画ですよ。
セックスシーンがあるとか妻の自慰シーンがあるとか言う解説を見て”えろ”を求めてみたりなんかすると、大きなしっぺ返しに会いますからね。
ご注意を。
Director/Writer : Lars Von Trier
Cast : William Defoe, Charlotte Gainsbourg
セックスの最中に我が子が窓から転落死した。
妻(シャーロット・ゲンズブール)は罪の意識からひどく精神を病み、セラピストの夫(ウイレム・デフォー)はその妻を自ら助けようと決意する。
妻は「なぜだか分からないが森が恐い。」という。
夫は森にある山小屋で生活し、森への恐怖心を克服すれば妻を取り戻せるのではないかと山小屋へ。
夫が尽力すればするほど妻の精神は悪くなり、悲しみが暴力的な衝動に移り変わってゆく。
愛し合う二人の姿が、恐ろしい地獄の様相に様変わりしてゆく様子を描く・・・。
この映画。
最初に言っておきますが、心が弱ってるときや、生半可な気持ちで見るのは絶対に絶対ににおすすめしません。
嫌悪感をもたらすだけか、悪くしたらもーっともーっと気持ちが落ち込むだけですからね~~~。
私にも、かなりきつかった~~~!!!!!
理解できない痛みと暴力と精神の悪化。
それと闘いながら見るんですよ。
だいたい監督のトリアが鬱病を患って施設に入り、退院して2週間ほどしかたってない頃に作った映画ですからね~。
精神を病んだ人がリハビリ目的で作った精神を病んだ女を主人公にした映画、みたいになってますねん。
解説によると、聖書のコリント人への手紙をモチーフにし、映画はGrief(悲しみ)、Pain(痛み)、 Desapair(絶望)をテーマに描かれてると言う。
悲しみはええんやけど、痛みがもんのすごい痛すぎて、最後の絶望から見てる私達も這い上がって来られへん。
おかげで、理解不能な映画になってしまってる。
昔見たコメディーで”MR.ビーン カンヌで大迷惑”の中で、ウィレム・デフォーがカンヌで上映した映画が自己満足の全く面白くない映画で観客は詰まらなさそうにしてて、ご本人のウィレム・デフォーだけが悦に入ってるっちゅーシーンがありましたねー。
で、途中で乱入したMr.ビーンの自分撮りビデオの方がウケたっちゅうオチ。
この映画もカンヌではあまりに鬱々し過ぎてて大ブーイングだったと言う報道がありましたけど、思わずあのシーンが頭に浮かんでプッと噴いちゃいました。
重ね重ね言いますが、重ーい映画ですよ。
セックスシーンがあるとか妻の自慰シーンがあるとか言う解説を見て”えろ”を求めてみたりなんかすると、大きなしっぺ返しに会いますからね。
ご注意を。