Milk (2008)
Director : Gus Van Sant
Writer : Dustin Lance Black
Cast : Sean Penn, Josh Brolin, James Franco, Alison Pill, Victor Garber
まだまだゲイに理解のなかった時代にアメリカで初めて自分がゲイであるとカミングアウトしながら選挙に出馬。
市議に当選したハーヴィー・ミルクの半生を映画化したものです。
1972年、NYの金融業界で働いていたハーヴィー・ミルク(ショーン・ペン)は、スコット・スミス(ジェイムズ・フランコ)と恋に落ちた。
ハーヴィーは仕事を辞め、スコットと西海岸に向けて旅に。
サンフランシスコのヒッピーやゲイの集まる街、カストロにアパートを見つけた二人はそこに住み“カストロカメラ”という店を始める。
人を惹きつける話し上手なところと、持って生まれた人柄でハーヴィーの店はいつもゲイのカップルやヒッピーたちでにぎわっていた。そのうちハーヴィーはその人気から、”カストロの市長”とまでいわれるほどに。
ついに彼はゲイの人権、子供の教育、老人に安く住める住宅をというマニフェストを掲げて市議選にでることに。
しかし3回の選挙に落選。選挙は一人で出来るものでもなく、恋人のスコットの疲れた様子を見て「後一度だけ挑戦させてほしい。これで落選したら、もう一切やめるよ。」と告げるハーヴィー。
しかし彼は1977年、ついに市議に当選。
プロポジション6『ゲイは教師として教壇に立ってはいけない』という法案に反対し、1978年には彼の力でこの法案が否決。
ゲイでありながらも精力的に政治改革をしてゆく彼には多くの支持者がついた。
おりしも、財政的な理由や支持者の減少により辞任に追い込まれていた市議ダン・ホワイト(ジョシュ・ブローリン)は、ハーヴィーとモスコーニ市長(ヴィクター・ガーバー)を逆恨みし、拳銃をてに市庁の地下室から侵入。
市長を銃殺した後、ハーヴィーをもその手にかけたのだった。
1978年市庁内で銃弾に倒れたハーヴィーは、以前より自分が暗殺される可能性があることを覚悟していた。
自分が暗殺されたときのためにと残してあった彼の肉声のスピーチ。
それは彼の死を惜しむ人々の集まったメモリアルで流された。
「希望のない人生は生きる価値がない。だから、皆に希望を与えなければ。」
彼の演説はそのまま彼の生き方であった。
エンドロールでは、本物のハーヴィー自身や彼を支えた支持者たちが出演者とオーバーラップするようにスクリーンに映し出されるので終わってもすぐには席を立たない方がいいですよー。
本物のハーヴィーはショーン・ペンよりももっと人懐っこくて親しみのある顔立ちの人でした。
沢山の支持者が彼を取り巻いていたというのがうなづけるような気がしました。
ダン・ホワイトが拳銃に10発も弾丸を込めて持っており、金属探知機に引っかかるのを恐れて地下から侵入下にもかかわらず、判決ではその殺人に計画性がないということになり刑が軽かったことを受け、ハーヴィーの支持者たちは暴動を起こしたということだ。
また、彼の弁護士は「いつも健康に気をつけているダンがここ最近ジャンクフードや砂糖をとりすぎて精神に以上をきたした。」などと言ったため、当時、ジャンクフードを食べると頭がおかしくなるという風説が流れたそうである。
いきなり、ラブラブなショーンとジェイムズ・フランコのキスシーンがバンバン出て来て、最初は面食らってたんですけども、その後の展開にどんどん惹きつけられる映画です。
ゲイ同士のラブシーンが苦手な方は、最初の10分ほどは気をそらしながら見て頂けるとよいかと思います~。
彼らの熱々キスシーンは、ショーンの元妻マドンナにもちょっと衝撃的だったみたいですよ・・・。
Director : Gus Van Sant
Writer : Dustin Lance Black
Cast : Sean Penn, Josh Brolin, James Franco, Alison Pill, Victor Garber
まだまだゲイに理解のなかった時代にアメリカで初めて自分がゲイであるとカミングアウトしながら選挙に出馬。
市議に当選したハーヴィー・ミルクの半生を映画化したものです。
1972年、NYの金融業界で働いていたハーヴィー・ミルク(ショーン・ペン)は、スコット・スミス(ジェイムズ・フランコ)と恋に落ちた。
ハーヴィーは仕事を辞め、スコットと西海岸に向けて旅に。
サンフランシスコのヒッピーやゲイの集まる街、カストロにアパートを見つけた二人はそこに住み“カストロカメラ”という店を始める。
人を惹きつける話し上手なところと、持って生まれた人柄でハーヴィーの店はいつもゲイのカップルやヒッピーたちでにぎわっていた。そのうちハーヴィーはその人気から、”カストロの市長”とまでいわれるほどに。
ついに彼はゲイの人権、子供の教育、老人に安く住める住宅をというマニフェストを掲げて市議選にでることに。
しかし3回の選挙に落選。選挙は一人で出来るものでもなく、恋人のスコットの疲れた様子を見て「後一度だけ挑戦させてほしい。これで落選したら、もう一切やめるよ。」と告げるハーヴィー。
しかし彼は1977年、ついに市議に当選。
プロポジション6『ゲイは教師として教壇に立ってはいけない』という法案に反対し、1978年には彼の力でこの法案が否決。
ゲイでありながらも精力的に政治改革をしてゆく彼には多くの支持者がついた。
おりしも、財政的な理由や支持者の減少により辞任に追い込まれていた市議ダン・ホワイト(ジョシュ・ブローリン)は、ハーヴィーとモスコーニ市長(ヴィクター・ガーバー)を逆恨みし、拳銃をてに市庁の地下室から侵入。
市長を銃殺した後、ハーヴィーをもその手にかけたのだった。
1978年市庁内で銃弾に倒れたハーヴィーは、以前より自分が暗殺される可能性があることを覚悟していた。
自分が暗殺されたときのためにと残してあった彼の肉声のスピーチ。
それは彼の死を惜しむ人々の集まったメモリアルで流された。
「希望のない人生は生きる価値がない。だから、皆に希望を与えなければ。」
彼の演説はそのまま彼の生き方であった。
エンドロールでは、本物のハーヴィー自身や彼を支えた支持者たちが出演者とオーバーラップするようにスクリーンに映し出されるので終わってもすぐには席を立たない方がいいですよー。
本物のハーヴィーはショーン・ペンよりももっと人懐っこくて親しみのある顔立ちの人でした。
沢山の支持者が彼を取り巻いていたというのがうなづけるような気がしました。
ダン・ホワイトが拳銃に10発も弾丸を込めて持っており、金属探知機に引っかかるのを恐れて地下から侵入下にもかかわらず、判決ではその殺人に計画性がないということになり刑が軽かったことを受け、ハーヴィーの支持者たちは暴動を起こしたということだ。
また、彼の弁護士は「いつも健康に気をつけているダンがここ最近ジャンクフードや砂糖をとりすぎて精神に以上をきたした。」などと言ったため、当時、ジャンクフードを食べると頭がおかしくなるという風説が流れたそうである。
いきなり、ラブラブなショーンとジェイムズ・フランコのキスシーンがバンバン出て来て、最初は面食らってたんですけども、その後の展開にどんどん惹きつけられる映画です。
ゲイ同士のラブシーンが苦手な方は、最初の10分ほどは気をそらしながら見て頂けるとよいかと思います~。
彼らの熱々キスシーンは、ショーンの元妻マドンナにもちょっと衝撃的だったみたいですよ・・・。