Go Hollywood!!映画れびゅう

今まで見てきた映画の覚え書き。(ネタばれ注意!)雑記録。

邦題:ミルク Milk (2008)

2009-08-27 11:08:48 | 映画レビュー(マ行)
Milk (2008)
Director : Gus Van Sant
Writer : Dustin Lance Black
Cast : Sean Penn, Josh Brolin, James Franco, Alison Pill, Victor Garber

まだまだゲイに理解のなかった時代にアメリカで初めて自分がゲイであるとカミングアウトしながら選挙に出馬。
市議に当選したハーヴィー・ミルクの半生を映画化したものです。


1972年、NYの金融業界で働いていたハーヴィー・ミルク(ショーン・ペン)は、スコット・スミス(ジェイムズ・フランコ)と恋に落ちた。
ハーヴィーは仕事を辞め、スコットと西海岸に向けて旅に。
サンフランシスコのヒッピーやゲイの集まる街、カストロにアパートを見つけた二人はそこに住み“カストロカメラ”という店を始める。
人を惹きつける話し上手なところと、持って生まれた人柄でハーヴィーの店はいつもゲイのカップルやヒッピーたちでにぎわっていた。そのうちハーヴィーはその人気から、”カストロの市長”とまでいわれるほどに。

ついに彼はゲイの人権、子供の教育、老人に安く住める住宅をというマニフェストを掲げて市議選にでることに。
しかし3回の選挙に落選。選挙は一人で出来るものでもなく、恋人のスコットの疲れた様子を見て「後一度だけ挑戦させてほしい。これで落選したら、もう一切やめるよ。」と告げるハーヴィー。

しかし彼は1977年、ついに市議に当選。
プロポジション6『ゲイは教師として教壇に立ってはいけない』という法案に反対し、1978年には彼の力でこの法案が否決。
ゲイでありながらも精力的に政治改革をしてゆく彼には多くの支持者がついた。

おりしも、財政的な理由や支持者の減少により辞任に追い込まれていた市議ダン・ホワイト(ジョシュ・ブローリン)は、ハーヴィーとモスコーニ市長(ヴィクター・ガーバー)を逆恨みし、拳銃をてに市庁の地下室から侵入。
市長を銃殺した後、ハーヴィーをもその手にかけたのだった。

1978年市庁内で銃弾に倒れたハーヴィーは、以前より自分が暗殺される可能性があることを覚悟していた。
自分が暗殺されたときのためにと残してあった彼の肉声のスピーチ。
それは彼の死を惜しむ人々の集まったメモリアルで流された。

「希望のない人生は生きる価値がない。だから、皆に希望を与えなければ。」
彼の演説はそのまま彼の生き方であった。



エンドロールでは、本物のハーヴィー自身や彼を支えた支持者たちが出演者とオーバーラップするようにスクリーンに映し出されるので終わってもすぐには席を立たない方がいいですよー。
本物のハーヴィーはショーン・ペンよりももっと人懐っこくて親しみのある顔立ちの人でした。
沢山の支持者が彼を取り巻いていたというのがうなづけるような気がしました。


ダン・ホワイトが拳銃に10発も弾丸を込めて持っており、金属探知機に引っかかるのを恐れて地下から侵入下にもかかわらず、判決ではその殺人に計画性がないということになり刑が軽かったことを受け、ハーヴィーの支持者たちは暴動を起こしたということだ。
また、彼の弁護士は「いつも健康に気をつけているダンがここ最近ジャンクフードや砂糖をとりすぎて精神に以上をきたした。」などと言ったため、当時、ジャンクフードを食べると頭がおかしくなるという風説が流れたそうである。



いきなり、ラブラブなショーンとジェイムズ・フランコのキスシーンがバンバン出て来て、最初は面食らってたんですけども、その後の展開にどんどん惹きつけられる映画です。
ゲイ同士のラブシーンが苦手な方は、最初の10分ほどは気をそらしながら見て頂けるとよいかと思います~。
彼らの熱々キスシーンは、ショーンの元妻マドンナにもちょっと衝撃的だったみたいですよ・・・。

邦題:恋愛適齢期 Something's Gotta Give (2003)

2009-08-26 11:09:33 | 映画レビュー(ラ行)
Something's Gotta Give (2003) 恋愛適齢期
Director & Writer : Nancy Meyers
Cast : Jack Nicholson, Diane Keaton, Keanu Reeves, Amanda Peet

50歳バツイチの売れっ子脚本家エリカ(ダイアン・キートン)。
彼女は離婚後、NYのハンプトンビーチにお気に入りの別荘を購入し、そこで過ごす時間を楽しんでいる。

ある日、エリカの娘マリン(アマンダ・ピート)はボーイフレンドと母の別荘で甘ーい週末を過ごそうとやって来た。
ボーイフレンドは、業界の有名人ハリー(ジャック・ニコルソン)63歳。
娘とえらく年の離れた彼氏がいちゃいちゃしているのも知らずやって来たエリカと鉢合わせ。

心臓が弱いのにバイアグラを飲んでいたハリーはぶっ倒れてしまう。
行きがかり上、救急病院に連れて行くエリカとマリンだが、病院のイケメン医師ジュリアン(キアヌ・リーブス)がしばらくはここを動かず療養した方がいいと提案。

いやいやながらもハリーを別荘に預かるエリカ。
ハリーは、女性は30代以下じゃないと相手にしない主義。(イコールエリカなんて眼中に無し。)
エリカはじいさんのくせに若い女性との複数の恋愛に興じるハリーのことがいけ好かない。

恋愛なんて私にはもう遠い過去の話、なぁんて思ってたエリカだけど、思いがけずジュリアンから好意を寄せられドキドキ!
どぎまぎする彼女にジュリアンは情熱的にアタック!!
さぁ、どーする、エリカ???

そして奇妙なハリーとの同居生活で、なんだかお互いに相手を少しずつ理解し始めた二人。
これは友情?愛情?




この映画がテレビで再放送されるのを目にする度に旦那が、「あぁ、老いらくの恋か。」って。
まあ、そういった映画だけども。
後もう10年ちょっともすれば、アタシたちだって身近に感じることになるかもしれないじゃん?
バイアグラとニトロを同時に服用したら危ないとかね。(???)
エッチの前に血圧計ってからことに挑みましょう、とかね。

この前クーガーの話をしましたが、今の私に10~20も年下の彼氏って現実味がないけど、10年後に30代後半40代の彼氏・・・(それもキアヌばりの)ってのは、妄想するのにあり得ない話でもないかなと。

こういうことを考えるのには面白い映画だと思うのよね。


監督は、主人公の二人をあて書きで脚本を起こしたそうです。
なので、ダイアン・キートンもジャック・ニコルソンも等身大な感じで演じているような気がします。

しっかし、海辺の別荘はすてきなのよねぇ。
外観も白を基調にしたインテリアもむっちゃいい。
海の音を聞きながら眠る・・・なんてロマンティックだわ~。
一度は経験してみたいもんです。



夏の終わり。

2009-08-26 02:32:57 | Weblog
庭のバジルとシソがすんごいことになっております。
もう畑状態。
記憶が正しければ、どちらも最初はたった一株だったはず。
さすが雑草!強い生命力!

手巻き寿司になったり、薬味になったり、パスタソースになったりと活躍してくれてます。
なんせ無農薬な上に元手ほとんどかかってないってとこが、主婦の節約心をくすぐるじゃありませんか~。
何よりうまいし。
うまいに勝るものは無し。
冬まで持つ保存法ってあるのかな?検索してみよう。




高校野球、中京大中京が優勝しましたね。
おめでとー!!

私の地元校は残念ながら一回戦で敗退。
旦那やその同窓生は自分の母校の高等部が何十年ぶりに甲子園に行ったと盛り上がっていましたが、2回戦敗退だったようです。(一回戦勝ったときは何十回もyoutubeで校歌を聴かされて大変でしたよ、もう!)

高校野球の写真をふと見て思ったワタクシ。
みんな眉毛が整い過ぎ???

最近の若者アイドルの眉毛も気になっておりましたが、高校球児も細眉なのね。
頭がスポーツ刈りで、眉毛くらいしか青春を表現するところがないと言えば・・・、そうかもね。
かくいう私も校則があった頃は前髪の長さを細工したり、いけないパーマをかけてたりしてたもんね。

でも海外の男性であのように美しく細く眉を整えているのは、おしゃれ系ゲイのイメージなんだな。
いわゆるストレートの男性は手を入れない自然な眉毛をしてます。
だからそーゆー人たちがもしこの高校野球を見てしまったら、「まぁ、私達の仲間ばかりがこんなにたくさん集まって野球を真剣にしているわ!」と感動なさるかもしれません。
感動の高校野球を見ながらこんな不謹慎なことを考えて、どうもすみません。



こっちはすっかり涼しくなってきちゃいました。
実家の母も「なんだかもう涼しい。」と電話口で。
地元の友達もさっき「秋風のような風の中を家に帰ってる」なんて言ってたけど、日本の残暑って昔はもっと暑かったよねー。
今年は少し気温が低めなのね。エルニーニョ??
ということは、冬は暖冬だといいなと希望的観測を・・・。

“秋”なんていうともうなんだか感傷的な気分になっちゃうわねー。
色づく木の葉でもみながら読書って気分かしら。
食欲もわいてきちゃうわねー・・・、ってわかしちゃダメぢゃん!

こちらの秋は割とイベント目白押しで、感傷に浸っていられないほど学校のボランティアも忙しかったりするんですけどね。
新学期にハロウィーンにサンクスギビング・・・なんてね。
お店にはもうハロウィーン用品が並んでるし、キッチン用品店のファブリックは落ち葉柄。
お店が、黄色、オレンジ、茶色系になってきてます。

うーん、過ぎ行く夏を惜しみながら物思いに耽っておりますと・・・。
え?アイスクリームを食べに連れて行けって???
かように娘が申しております。
子供たちは夏を惜しみつつ、アイスを食べたいんだそうです。
では、行ってくるか。



邦題:恋とスフレと娘と私 Because I Said So (2007)

2009-08-21 10:34:59 | 映画レビュー(カ行)
Because I Said So (2007)  恋とスフレと娘と私
Director : Michael Lehmann
Writer karen Leigh Hopkins
Cast : Diane Keaton, Mandy Moore, Gabriel Macht, Tom Everett Scott, Lauren Graham

ダフィネ(ダイアン・キートン)は、若い頃に夫を亡くし女手一つで3人の娘を育て上げた。
長女次女の二人が幸せに結婚し、最後に残るは男の見る目がないと言うか男運が悪い三女のミリー(マンディー・ムーア)。

ミリーにいい男を見つけて幸せになってもらわなくっちゃと思ったおせっかいママのダフィネは、新聞広告に“花婿募集”の公告を載っけちゃう。
面接を重ね、母親のお眼鏡にかなったのは弁護士のジェイソン(トム・エヴェレット/スコット)。
母親の差し金と気づかれないようミリーに近づくようにしむけるダフィネ。
しかし、惜しくもダフィネの面接には落ちてしまったが、ミリーに興味を持ったミュージシャンのジョニー(ガブリエル・マクト)はこっそりミリーに接近。

なんだか分かんないけどいい男二人と偶然出会ってしまったミリーは、どっちも捨てがたく二股をかけてつきあって行くことに。
ジェイソンとの恋の進捗状況は全て母に知られているとは知らず・・・。

二兎を追うミリーはことわざ通り二人を失うのか、それともどちらかを選ぶのか・・・?
そして彼女の選択はダフィネを満足させられるのか???



”Because I said so."ってゆーのは、ごちゃごちゃだだをこねる子供に「ママがそう言ったらもうそれに決まり。でももへったくれもありません。」みたいな感じと説明すればよろしいでしょうか。
母親の常套句です。


でも、私はこんなオトナになった娘の恋愛にまで口出しするようなベタベタの親子関係はキライです。
この映画の母子の関係みたいなのは、ぜーったいやだ!!!
でもねー、母親の言葉ってのはちょっとした影響力ってもんがあってさぁ。
自分がどんなに気に入って買ってきた服でも、得意げに見せた時に母親が「なにそのお父さんのランニングみたいなシャツは。」なんて言われた日にゃ、それからそのシャツを見る度におやぢのランニングにしかみえず、着る気にならんということがままありますな。
母親のカース(呪い)にかかってしまっとるわけです。

この映画で一つだけ興味があるのは、”ふ・た・ま・た”。
二股です。
一般的に二股なんてゆーと、「ひどい!!そんなの信じられないわ!!」なんて、女性の皆様から総スカンを食らいそうな、ドロドロしたマイナスイメージがありますが、これを何ともあっけらかんとやっちまうミリーがね。うらやましい。
実際、やろうと思って出来ませんよ、二股なんて。
ミリーなんて、どっちともすることやっちゃってますからね。
いやいや、真似が出来ませんな。
そーゆーのをあれだけ明るく描いてるってところが面白かったんだけど。


ま、とにかく、私はあんなに娘の人生に入り込んでくる母親には共感できないし(自分がされたらいやだから!)、これを反面教師に娘の人生に入り込んであれこれ言うような母親にはならないようにしようっと思った映画でした。

Bottle Shock (2008) 日本未公開

2009-08-21 08:34:29 | 映画レビュー(アルファベット)
Bottle Shock (2008)
Director : Randall Miller
Writer : Jody Savin, Raldall Miller
Cast : Chris Pine, Alan Rickman, Bill Pullman, Rachael Taylor, Freddy Radriguez

1976年、フランスで有名シェフを招いて行われたブラインドテイスティングで初めて、フランスのワインを差し置いて見事優勝を獲得したカリフォルニアワイン、シャトー・モンテレナのシャルドネ。
この実話に基づいてテンポよく仕上げられた映画です。


パリで”アカデミー・デュ・ヴァン”(ワインアカデミーとでも訳せばいいのでしょうか)というワインセラーショップを営むイギリス人スティーブン・スパリエ(アラン・リックマン)。
お店は繁昌してるんだか、してないんだか・・・。暇な昼下がり、いつものように冷やかしにやってきた2軒隣のセレクトデリショップの友達に「アカデミーなんていってさー、ほとんどフランスワインだけじゃない。アカデミーならもっと世界のワインがあってもいいんじゃないの?」と言われて気がついた!
「よし、私は新しいワインを開拓しに行くぞ!!!」
「どこへ??」
「カリフォルニアだ。」
さて、カリフォルニアに「自分たちが一番。」とふんぞり返っているフランス人の納得するようなワインがあるんだか・・・。


一方カリフォルニア、ナパ。
今でこそワインの聖地と呼ばれているが、まだまだ世界での認知度は低い。
弁護士をやめて、ワイナリーを営むジム(ビル・プルマン)という男がいた。
ワイナリーの名前はシャトー・モンテレナ。経営はあまりよくない。
銀行でも、今回の借金が返済できないようならワイナリーは人手にと釘をさされているような状態。
ぶどう畑で働く人夫たちの中にはヒッピーの息子ボー(クリス・パイン)や、その友人グスタヴォ(フレディー・ロドリゲス)、そして最近やってきたワイナリーとしては珍しい女性インターンのサム(レイチェル・テイラー)。
ジムは持ち前の几帳面さで、妥協を許さない丁寧なワイン作りをしてゆく。
そして、グスタヴォは主人のジムに内緒で自分なりの赤ワインを作っている。

そんなナパにやってきたスティーブンは、ナパ中のワイナリーでお金を払ってテイスティングにまわる。
テイスティングにお金を払うなんていう習慣のなかったナパでは、金を払ってくれるイギリス人がいるとの情報が回り、スティーブンの廻りにはワインボトルを抱えた人たちでいっぱいに!

そんな折、グスタヴォの手がけたワインも熟成して納得のいく味に仕上がった。
彼もそのボトルを抱えてスティーブンのもとへ。

「なんてことだ、ここのワインはどれもうまいじゃないか!」
スティーブンは20数本のワインを選んでフランスへ・・・。




ま、実話なので結末が分かっているからその課程を見るのが面白いわけで。
スティーブンがナパにいるあいだのエピソードや、ブラインドテイスティングでの気取りまくったシェフたちの姿とか、ネタバレになるのであんまり書けないけど面白いわけです。


グスタヴォのワイン。
サムに「飲んでみて。」と彼女の家に持ってゆくんだけどね、あまりのおいしさに感動したサムは感動のあまりグスタヴォとベッドをともにしちゃうんです。(彼女の本当に好きなのはボーなんだよね。)
そんなワインって、すごすぎない!!!!
素晴らしいって言葉で言い尽くせなくて、ベッドでなんてさー。
飲んでみたいじゃん、GustavoThrace!!!
ネットだと手に入るようですが、なかなか入手が難しそう。既に売り切れのワインもあるし。

勿論シャトー・モンテレナも実在のワイナリー。
こちらもネット販売はされているようですが、なかなか入手困難。
いつかは入手したいと思いますっ!

いやぁ、カリフォルニアワインっておいしいんですよ、皆さん。
日本ではまだまだどのワイン売り場に行っても8割がたがフランスワインでしたけど。
もっと普及して日本の皆さんもカリフォルニアワインを飲めるようになるといいなと。
あのね、安くっても美味しいのいっぱいありますからね。
高級なオーパスワンばっかりじゃないんだもんねー。




邦題:レスラー The Wrestler(2008)

2009-08-21 07:54:10 | 映画レビュー(ラ行)
The Wrestler (2008) レスラー
Director : Darren Aronofsky
Writer : Robert D. Siegel
Cast : Mickey Rourke, Marisa Tomei, Evan Rachel Wood


80年代に一世を風靡したレスラー、ランディー・ザ・ラム(ミッキー・ローク)。
あれから20年、彼は未だにスーパーのパートタイムをしながら落ちぶれたレスラーを続けている。
しかし長年にわたって使い続けたステロイドの為に彼の心臓はボロボロになっており、ある日、試合の後心臓発作で倒れてしまう。
生死をさまよった後、目をさました彼に医師はレスラーをリタイアするように通告。
もう彼の心臓は、トレーニングにも試合にも耐えられないのだ。

突然のリタイアを受け入れざるを得なくなったランディーは、昔別れた娘ステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)のことを思った。なじみのストリッパー(マリサ・トメイ)に一度会ってみたらと背中をおされ、娘との関係を修復しようと彼女のもとを訪れる。

レスラーを捨て、スーパーでの仕事の時間を増やし、娘のためにも父親らしく生きて行こうとするランディー。
でも彼は、そんな普通の生活をこつこつと送ってゆく普通のおじさんにはなれなかった・・・。

もう一度、リングに戻ろうとするランディー。
その先には何が待っているのか、彼には分からない。
でもランディーの生きるべき所はリングにしかなかった・・・。



なぁーんか結構評論の星の数も多いし、ミッキー・ロークはゴールデングローブもとっちゃうし、ちょっと期待して見たんですが・・・。私がもっとプロレスのことを良く知っていたら、もう少し感動できたのかもしれないなぁ。

プロレス素人の私の感想は、一言で言うと情けなさのエッセンスがたっぷりかかった悲哀が満載の映画。(失礼!!)
過去の栄光を背負って、落ちぶれたのにまだまだレスラーを続けている駄目な男の悲哀。
娘に真摯であろうと心に決めたのに、あっさりしょうもない男の欲望を先行させちゃう駄目おやじの悲哀。
昔はセックスシンボルなんていわれてたのに、整形で無惨なことになっちゃってるミッキー・ロークの悲哀・・・。
マリサ・トメイもちょっと老け感ある安物ストリッパーの悲哀が・・・。


日本の映画紹介ではさもストリッパーとの愛とかみたいなのを前に打ち出して、女性客を獲得しようとゆー意図を感じますが、はっきり言いますけど恋人同士で見に行くような類いの映画ではありません。
また、女性だけでいくのもキツイかなぁー。
私にしてみれば、どこをどう見てもあの二人のあいだに恋愛は起こりえない!
そんなうたい文句を掲げるなんて卑怯だわと思っちゃった。


初めはね、中島らもの”お父さんのバックドロップ”的な落としどころが最後にあるのかなと思ってたんだけど、そういった部分でも予想を裏切られましたね。
ま、アメリカ人の監督があんな日本の浪花節みたいなストーリーを作るわけないか・・・。
あんまり皆が「感動、感動」って言うから・・・。



ちなみに監督はミッキー・ロークが主役でどうしてもやりたくて、制作側が「興行的にはニコラス・ケージ」と言ってきたのを強硬にはねのけたために、かなりの制作費を削られたらしい。
監督、やっぱりこの悲哀がだせるのはニコラス・ケージじゃなくて、ミッキー・ロークですわよね!それは、ワタクシも強く同意致しますわ!
そのためミッキー・ロークのギャラも雀の涙、おまけに曲を提供したブルース・スプリングスティーンにいたってはノーギャラで「僕の作った曲、好きに使っていいよ~。」っておっしゃったそうですねん。太っ腹~!


この映画、プロレス素人の私が見たのがいけなかったんです。
多分『素晴らしい!」とお書きになってる皆さんはそういうことにも精通なさってて、あの映画でもっと感じる所があったと思われます。すみません~!



またまたほっこり~。

2009-08-19 12:43:28 | Weblog
遠き友より、便り有り。
・・・とゆーか、電話がね、あったんですの。
楽しい会話が出来て、ウフフな私。
メールばかりじゃなくて、時にはちゃんと声を聞いて話をするもんデスネ。
そうなの、声を聞きたい時があるんわださ。

だから今日は朝からからほっこり~。


最近関係を修復した黒猫ちゃん、今日は私の姿を見つけるなり”にゃ”と鳴いて、猫ちんのほうからからやってきた。
愛いヤツめ。
よーしよーし、ナデナデしちゃうもんね。
私のされるがままになる猫ちん。

あ~、気分がいいぜ!
ほっこりするにゃ~。


面白い本を立て続けに6冊も読んじまった。
ほんまにおもろかってん。
よかったわ。



別に特別大事件があったわけじゃないけど、ささやかな楽しみをウフフな顔して楽しんでいる今日この頃です。

ほっこり~

2009-08-14 08:33:40 | Weblog
家より一本西の通りに一人暮らしをしている黒い大型犬を飼っているおばあちゃん。
今日、ひっさびさに散歩中にお会いしました。
立ち話を少々。

犬もおばあちゃんも元気そう。
もうおばあちゃん80才はとっくに過ぎてるはずなんだけど、相変わらずキュートできれい。(80歳とは思えない肌の張りですわよ。)
歩き方が姿勢も抜群で若々しいんだもん!
若干犬の方がかなりの高齢でスローな歩きを・・・。

おばあちゃん、まだまだ元気でいてくれそう!
きれいなおばあちゃんの笑顔を見てるとほっこりするよ。




邦題:ブラインドネス Blindness (2008)

2009-08-12 13:37:33 | 映画レビュー(ハ行)
Blindness (2008) ブラインドネス
Director : Fernando Meirelles
Writer : Don McKeller
Novel : Jose Saramago
Cast : Yusuke Iseya, Yoshino Kimura, Mark Ruffalo, Julianne Moore

ある日突然発生した奇病。
目の前が白い牛乳を流したように真っ白になって失明する。
そしてそれは感染する。

最初に発病した日本人(伊勢谷友介)からその妻(木村佳乃)、診察した眼科医(マーク・ラファロ)、診察室にいた患者・・・と感染者が広がってゆく。

やがて感染者は牢獄のような施設に隔離され銃を持った兵隊に監視される。
その中で、秩序を失い絶望した患者たちは人間としての理性や尊厳を忘れ、秩序のない社会が生まれてゆくのだった・・・。
なぜかたった一人感染をしなかった眼科医の妻(ジュリアン・ムーア)は、夫を思い、感染したフリをして収容施設に。
しかしそこで彼女は地獄のような感染者たちの姿を目にすることになる。
彼女は「失明するより、ここで一人だけ目が見えていることの方が恐ろしい・・・。」と口にするのだった・・・。



はじめは奇病がパンデミックのようにものすごい勢いで広がる恐怖を描いた映画化なんかだと思って借りたんだけどね。
マーク・ラファロも出てるし見てみるか・・・と。
全然違ってたよぉ、パンデミックのこわさじゃなくて、恐怖によって理性を失った人間の恐ろしさを描いた映画なんです、これ。


ほんでもって、伊勢谷友介や木村佳乃が出てるのも知らんと借りてきてん。
二人ともさすが帰国子女、英語がお上手です。
・・・というか日本語の台詞もめっちゃ多いけどね。
日本語の台詞は伊勢谷さんがお書きになったようです。
ですので、ちょっと若者言葉になりすぎてるきらいがあったような気がしますけど、その方が彼らにとっては感情移入しやすかったんかもしれませんね。

知ってました?
彼って山本寛斎の腹違いの弟なんですって。
えらい年の離れた・・・。
娘の夫、椎名桔平と変わらへんのとちがいます?

二人ともハリウッドの大物俳優を前にして、見劣りしない演技、あっぱれでした。

私的には、人間ってもっと理性が保てて、あんな風に荒れきったりすることはないような気がするんですけど・・・。
皆さん、どう思います?

それともう一つ。
今回の夏に懸念されていた新型インフルエンザのことを思いました。
感染した人、また疑いのある人をまるで犯人のように扱うマスコミの報道に、この映画の感染者を隔離して銃を突きつける兵隊と重ね合わせてみていました。

日本で怪我をした父を連れてある総合病院へ行った時、表に大きく新型インフルエンザについての張り紙がありました。
蔓延している国に渡航した方云々と書いてあって、そこには括弧してメキシコ、アメリカ、カナダとあったんです。
「???蔓延なんて、してませんけど???」って思わずつっこんだわよ。
アメリカは日本に比べたら、むっちゃ大きな国です。人口比率を考えても、蔓延してると言うなら、日本の方が人口に対しての患者の数の比率が高いでしょうって。
これじゃ、普通の風邪を引いても病院なんかにかかったら、「疑い有り。」で隔離されて親兄弟に迷惑がかかるなぁと。
恐ろしいですね~。むやみに怖がらんといて頂戴な。

新学期準備

2009-08-11 07:00:48 | Weblog
新学期が始まるまでにしておくことがいくつかある。

いろいろな健康診断。
注射されるのがいやで、ブルーになってる娘たち。
でも逃げられないのよ~。
注射も血液検査もあるからねー、覚悟おし!!



今日は学用品を買いに行って参りました。
新学期までにそろえなければいけないノートなどの文房具はホームページで知らされます。
それをプリントアウトして文房具店へ。
勿論ひとそろいのパッケージで学校に注文しておくことも出来ますが、いらないものも注文しなくちゃならない上に少し割高。
それならセール品を狙って広告をチェックして店に行き、ちまちま買った方が良いかと。

新学期前の文房具店は殺気立っている~。
「そんないらないものは返してらっしゃい!!!」
「何が必要なの?説明しないとママは分からないわ!」
いろんな所でイライラしたママの声が聞こえてきます。

ただでさえかなりの種類の指定品を広い店内で探さなきゃならないのに、山のようにある文房具に心躍らされた子供たちが関係ないものをつかんでは「ママ、これ買っていい?」なんておねだりしてくる。
ママのキレそうになる気持ち、分かりますよ~。



7月には90度を上回る日がなかった冷夏のシカゴ。
この週末はかなり温度も湿度も高い日が続きました。
おかげでビール飲みすぎて胃が痛いわ!!
猛暑の中ゴルフに出かけた旦那は、途中で激しい夕立にふられて全身ずぶ濡れになって帰ってきました。
暑いわ、濡れるわ大変やったね~。

冬の長いシカゴに住む私達にとって、夏が冷夏だと寂しいものがあるんです。
が、あまりに気温が上がりすぎると外出もままならず、それはそれで困ってしまう。
実際、昨日は子供たちにプールに行くのを提案したのですが「こんな日差しが強いのに行きたくないー。屋内プールの方がいい。」だって。

明日はもう少し過ごしやすくなりそうです。
涼しいうちにウォーキングに行くかな?


邦題:リリー、はちみつ色の秘密 The Secret Life of Bees(2008)

2009-08-10 22:40:20 | 映画レビュー(ラ行)
The Secret Life of Bees (2008)  リリー、はちみつ色の秘密
Director & Writer : Gina Prince Pythewood
Novel : Sue Monk Kidd
Cast : Dakota Fanning, Queen Latifah, Jennifer Hudson, Alicia Keys, Sophie Okonedo

南部の州サウスカロライナ。
14歳のリリー(ダコタ・ファニング)は深い深い心の傷を抱えて生きていた。

それは彼女が4歳の時の記憶。
銃を持ち出してあらそう父と母。
その時、リリーは誤って母を撃ち殺してしまったのだ。

それから10年、リリーに対し冷たくあたる父。
しかし父も愛する妻にさられた事実を昇華することが出来ず、やりどころのない気持ちを娘に向けるしかないのかもしれない。
その上「お前の母親はお前を捨てて出て行こうとしていた。」と冷たい言葉を浴びせかける。
母親に愛されていなかった自分はその見返りに母をこの手で殺したのかと、彼女の傷は益々深くなるばかり・・・。

時は1964年、公民権法が制定されたが、全てのアメリカ国民に平等の権利があると政府は言うものの、世の中には根強い黒人差別が残っていた。
町中で平等を訴えたために袋だたきにあったリリーの家政婦ロザリン(ジェニファー・ハドソン)は、彼女の唯一の心の友であった。

父からの仕打ち、そしてロザリンを半殺しの目にあわせた街から逃れるために二人は家を出た。
ある街の商店で見つけた黒人の聖母マリアが描かれたラべルのはちみつ。
なぜか心惹かれたリリーは、ロザリンを連れてそのはちみつを作っている養蜂場訪ねる。

鮮やかなピンクの家には、慈愛に満ちた笑顔のオーガスト・ボートライト(クイーン・ラティファ)、涼しい目をしたクールなジューン(アリシア・キーズ)、優しくて繊細なメイ(ソフィー・オコネド)の3姉妹が。

訳ありな二人を何も言わずに受け入れるオーガスト。
リリーの養蜂場での生活が始まった。
その時リリーは、このピンクの家で自分の過去と初めてきちんと向き合うことになる予感はあったのだろうか・・・。




全ての出演者の演技力も確か、隅々まであふれるはちみつ色の暖かい愛。
心穏やかに見られたハートウォーミングな映画でした。


公民権法から40数年。
アメリカには有色人種の大統領が誕生しました。
たった40年で世の中は大きく変わった。

しかしこの映画の描かれている時代には、黒人は白人と同じ場所にはいられない、厳しい棲み分けを強いられていた時代でした。
黒人と白人が同席すれば、黒人は半殺しの目にあう。理由すら聞かれずに。

映画の中でも、リリーとその友人のザックが映画を一緒に見たというだけで彼は映画館から引きずり出され数日間行方不明になり、ひどい仕打ちを受けて戻ってくるというシーンが。
彼には弁護士になりたいという夢がありました。
そんな仕打ちを受けても彼は夢を実現しようと強く心に決め、自身の心を荒ませなかった。
そしてリリーに「僕はきっと将来弁護士になって、作家になった君のサインをもらいにゆくよ。お互いに夢を諦めないでがんばるんだ。」と。


クィーン・ラティファは歌っても演技しても圧巻です。
存在感が違うもんね。(身体が大きいのもあるけんど。)
そして、話す声も美しいアリシア・キーズのクールビューティーさ。
ダコタ・ファニングは、出来すぎてこわいくらいです。
あれは少女の皮をかぶった大人だ、と思うくらい。
相当な人生経験を積まないとあの演技は出来ないだろうと思うのですが、さすが天才子役はすごいですね。

邦題:エレジー Elegy (2008)

2009-08-08 01:03:51 | 映画レビュー(ア行)
Elegy (2008) エレジー
Director : Isabel Coixet
Writer : Nicholas Meyer
Novel : Philip Roth
Cast : Penelope Cruz, Ben Kingsley, Dennis Hopper, Patricia Clarkson

知的な初老の大学教授デイビッド(ベン・キングスレー)は、教え子のコンスエラ(ペネロペ・クルズ)に恋をした。
自宅でゼミのカクテルパーティーを開いた時、彼は思い切ってコンスエラに声を掛けてみた。

きっかけを得たデイビッドはそれからも彼女を個人的に観劇などに誘い、ついに関係を持つことに。

迫り来る老いと将来への不安を抱いているため、彼女を今の欲望の赴くままに抱くことしか出来ないデイビッドに、不信感を抱き始めるコンスエラ。
彼女はデイビッドとの将来を考えていたのに、彼はそれから逃げようとするばかり。

ついに二人は決別という袋小路に追い込まれる・・・。



元になった小説の題名は”ダイング アニマル”。
まさに老いて死にゆく男が、生と性を渇望しもがきあえぐ物語・・・なのかも。

デイビッド、知的な話題でコンスエラに近づくんだけど、どんなに知的な話をしてても、「あなたを抱きたい。」と言う欲望が見え隠れ。
決して、かっこいい大人の男とは言えない振る舞いをしちゃうわけです。(そこが興味をそそるんですが。)
いざつきあっても、いつ若いのに彼女がさらわれて行くんじゃないかと不安でついついいらんことをゆうてしまう。
初老の男の焦りが、まるで高校生の男の子のような行動をとらせてしまうのでしょうか???


自分の恋の進捗状況をいちいち友人ジョージ(デニス・ホッパー)に報告してるとこがまた、みっともない!
だけどジョージは言うわけです、「美女は外見にとらわれて中身がみえにくい。お前は彼女の本当の姿をちゃんと見ているのか?」と。
ごもっともです。
深い仲になれば、当然女性は「私の中身も見て好きになってくれているもんだ。」と思うもんです。
それが「全然分かってなかったのね・・・。」なんて瞬間があると、それはそれは哀しいものよ。


最後にちょっとショッキングな転換があるんですけどもね。


コンスエラに(というか彼女の美しい顔や官能的な身体に)魅了されていたときのデイビッドは「女を抱きたいという欲望なしに好きだという感情がわくとは思えない。」なんてことを言っておるわけですが、衝撃的な出来事によって、性欲や独占欲が取っ払われると、なんだか澄んだ関係が生まれてきちゃうんだなぁ。
エッチをしない男と女の、深く厚い関係というものがあるわけです。

今、時代はフェロモンむんむんのチョイ悪おやじではないかもしれないですぞ!

Picture parfect

2009-08-07 03:44:03 | Weblog
写真がPCで整理できるのはとっても便利だなぁと思う。(私は見るだけでしないけど。)
日時やイベントや人物で分類できるし、なにせこれだけの量の写真を現像すればものすごいかさばるもんな。

昔の写真に写る子供のちっちゃくって可愛いこと!
あんなんだったよね、数年前は!
今や育って、おねえさんになってしまいましたからねー。
あらぁ、私も育って・・・。
・・・って、育っちゃいけませんけど、順調に育ってしまったわよ。


ほんでもって私、良く髪型も変えてるなぁ。
同じ髪型をずーっと変えないって言うことが出来なくて、流行と違うことがしたいタイプだし。

日本でも20年来のおつきあいのある美容師さんにバッサリ切ってもらった。

ところが今回こっちにに戻って友達に会ったときの第一声がこれだ。
「何?その髪型!!そんなの日本ではやってるの?」
「私が流行の髪型にするわけないじゃん。流行ってないよ。」と答えましたが、もしかしてそんなに変やったんか???

でもこうやってぱらぱら~っと見ると、私に似合う髪型は「これや!」ってのが客観的に分かる。
戻すかなぁ、それに。
それよりもっと戻さなきゃいけないもんがあるだろって感じだよね。
育った私ですか??
はい、そーですね。


娘が「可愛いマンホールを見つけたよ。」と写真を取っていた。
ほんとに可愛いね。
「これでワッフル焼いたら、面白いね。」って。
・・・そういうの、昔探偵ナイトスクープのネタであったよな。




読書日和

2009-08-06 07:37:38 | Weblog
せっかくの夏休み、ちょっと車でどこかに連れてってやろうかと思いまして。
読みかけの本と昨日子供たちと焼いたクッキーを持って、シカゴボタニックガーデンに行って参りました。

植物園と言っても広大な敷地内に23ものテーマガーデンが点在する大きな植物園で、一回りするのも結構な運動量になります。

お天気はよいが、風は涼しく、散策、読書、昼寝、時々物思いにふけりと気持ち良い一日を過ごせました。

夜の9時まで空いていて、曜日によっては野外コンサートも行われていると貰ったブローシュアで知ったので、今度はお弁当とワインをぶら下げて夕方から行くのもいいかな。



春にウサギが生まれた話をしましたが、その時載っけ忘れた写真を。
穴の仲でむくむくうごめく小ウサギちゃんです。


うちは、数年前に天井裏でアライグマが出産したこともある。
居心地、いいんすかね?

さすがにアライグマが屋根裏にいるのは、うるさい上に家も傷むのでプロを頼んで捕まえてもらった、
鋭い爪であけた屋根の穴の所にケージをしかけると、授乳でお腹をすかした母アライグマが2~3日で捕まった。

その日から、まだ目も空いてない小アライグマが母親を探して天井裏を這いずり回って、もううるさいことうるさいこと。
天袋から雪かきシャベルで赤ちゃんを救い出したが、元気なヤツは這いずり回ったあげく壁伝いに地下に落ちていた。
地下室の壁を注意しながら切りあけて、落ちていた2匹も救出。
犬の子供みたいな可愛いのが5匹捕まった。

母子は専門業者さんに(お金を払って!)引き取ってもらい、きっと森に放されたと思う。
このときの写真もどこかにあるな。
またそのうち・・・。





どうした気持ちの変化なの?

2009-08-06 00:20:33 | Weblog
別れた恋人が戻ってきました・・・。

そんな気分です。

巣から落ちた小鳥を襲う彼をこわい顔で怒ってから、彼は私を避けるようになってっしまったの。
あんなに仲良くしてたのに、それからぱったりと私に近寄ろうともせず。
完璧、嫌われたわね。
さみしかったわ。

それからはお互い微妙な間隔を取りつつ。
目を合わしても、素知らぬ振りして通り過ぎ・・・。

それが昨日、それまでのよそよそしさを忘れたかのように私の前に身を投げ出してきた彼。
どうしたの?
これ見よがしに私の足下で伸びをするなんて、何がしてほしいの、あなた?

おそるおそる彼の首筋に手をやる私・・・。
あら?
触らせてくれるのね???

一掻き、二掻き・・・。
いいのね~、思いっきりやって!
ええ、ゴロゴロ言わせてやりましたとも。

二人の仲は晴れて修復されました。