Go Hollywood!!映画れびゅう

今まで見てきた映画の覚え書き。(ネタばれ注意!)雑記録。

私のハズカシイ過去

2010-02-26 00:34:33 | Weblog
ちょっと前にオリンピックの開会式に向かう若い選手のファッションが批難されてました。 
ドレッドに鼻ピの男子が着たずるずるパンツは、完璧なファッションでしたねぇ。
でも昭和の私としましては、ドレッド&鼻ピでも制服をキチンと着ていたら・・・、「おー、この若者やるなぁ!かっこいい!」と思っただろうなと。
ギャップがねぇ、人の心をぎゅっとつかむことがあるもんだ。
「あなたのファッションが理解できないと否定するつもりはないんだよ。でもね自分の持っている色やセンスを発揮する場所はあそこじゃなかったのよ。」とあの若者に言ってあげたくなる私はもうかなりのおばさんなんでしょうかね?


そこでふっと思った。
昔の自分の写真を見たり、昔の映画やドラマを見るとこっぱずかしくなることってありませんか?
例えばねぇ・・・、原色のボディコンワンピースとか、スリムのジーンズとか、ストーンウォッシュのジーンズとか、肩パット入りの服とか・・・。
もう「あ~~~~~!!!」って感じ!
でもあの頃はそれがトレンドだったもんな!(開き直り!!)

6、7年前に日本に残してあったタンスの中にある洋服を思い切って整理した。
生地はいいし縫製もいい、捨てるには忍びなくかなり悩んだ。
お値段もそこそこよかったし。
だけど、肩パットデザインのものはたとえ肩パットを外しても裁断がいかり肩・・・。
プレーンなタートルネックもウエスト部分がゴム編みになってラインがちょっと丸い・・・。
どれもこれも今、着回せるものが全くない。
・・・泣く泣く処分致しました。

最近、人がくれたJJを見て思った。
か・・・かわいすぎる!!!
大きなりぼんやら、フリルやら、最近の大学生はキュート路線なのね。
私達の頃は大人っぽさばかり追いかけていたような気がするよー。
時代は確実に変わっているのね・・なぁんて。


鼻ピの彼もおじさんになったとき、感慨深い気持ちとちょっぴりこっぱずかしい気持ちで2010年の写真を見る時が来るのかな?

邦題:サンシャインクリーニング Sunshine Cleaning (2008)

2010-02-19 00:04:12 | 映画レビュー(サ行)
Sunshine Cleaning (2008)
Director ; Christine Jeffs
Writer : Megan Holley
Cast : Amy Adams, Emily Blunt Alan Arkin, Steve Zahn, Clifton Collins Jr.


高校時代はチアリーダーとして学校の人気者だったローズ(エイミー・アダムス)。
でもそれは過去の栄光。今はシングルマザーの彼女は、賃金の安いハウスキーパーとして働いて息子のオスカーを育てている。
高校時代の彼氏マック(スティーブ・ザーン)と不倫関係は続いているが、結局不倫は不倫。彼には妻子を捨ててローズと一緒になる気はない。

妹のノラ(エミリー・ブラント)は定職に就かずブラブラしているフリーター、父親(アラン・アーキン)は、ポップコーンの訪問販売やエビの訪問販売で一攫千金をねらってる不安定な生活。

エキセントリックなオスカーが公立小学校で問題を起こし”クビ”になったことで、ローズは彼を私立の学校に入れようと考えた。
しかし先立つものはお金。
しがないハウスキーパーでは授業料が払えない。

刑事をやっているマックから寝物語に聞いた「犯罪現場のの後始末をする掃除やは破格の報酬がもらえるんだぜ。」と言う言葉。
彼女はマックに口をきいてもらい、バイト先をクビになったばかりのノラを誘って”クライムシーンクリーニング”の仕事を始めることに。ファミリービジネスの名前は”サンシャインクリーニング”。トレードマークはオスカーがデザインした。

彼女たちにとって血の惨状を見るのは初めてではなかった。
二人が幼い頃、ベッドルームで血まみれになって自殺していた美しい母。
その母の存在は彼女たちに心に暗い影を落とし続けていたのだ。

そういう掃除屋の常識も知らず仕事を受けた彼女たちのことは”ギョーカイ”の噂になっていた。
しかし、専門の掃除用品店の店長ウィンストン(クリフトン・コリンズ・ジュニア)は、ぶっきらぼうながらも彼女たちに適切なアドバイスを与え、なんとか仕事が軌道に乗ってきたのだが・・・。





犯罪現場の掃除屋さんとはなかなかコアでレアの仕事。
これを題材にして、主人公が女性とはなかなか面白いプロットでした。
それもエキスパートではなく、ド素人の二人が体当たりで仕事に向かっていくところなど、ちょっと物悲しい本筋にくすりと笑えるスパイスをブレンドした感じで、私達の心を惹き付けます。


幸せじゃないけど、なんとか生きていかなきゃと言うローズのど根性。
本当は資格を取ったりしたほうが安定した職に就けるんだけど、とにかく今お金が必要な彼女にとって「私は何でも出来る。きっと幸せになる。」と自分に暗示をかけて闇雲に突き進むところが何とも健気。
そして、昔のローズなら絶対に接点を持つことがなかったようなタイプの男性、ウィンストンと次第に友情をが芽生えていく課程もいい感じ~。
人間、いつも一人じゃ生きていけないんだよね。そんなときこんな人がいるといいねぇ、と。


一方、ノラが人生投げ出したような自堕落な生活をしているのは心にくすぶっているもやもやがあるから。
幼い頃に経験した母親の死を昇華できないでいる。その上それから目を背けていることが、彼女がいつまでも外へ向かって歩いていけない原因となっているみたい。
何の因果かローズに無理矢理引きずり込まれた仕事で、長年くすぶっていた気持ちに少しずつ目を向けるきっかけになったのは、ノラにはいいことだったのかもしれないね。


アメリカ映画と言えば、中流以上の人が主役で住んでいる家は大きく、今時のキッチンアプライアンスや家具がそろい、乗っている車はベンツやレクサス・・・な~んてのが多いでしょ。
いい例が”シャルウィーダンス”。
日本版じゃ、主役はしがないサラリーマンの設定で、こじんまりした家に住み(それもローン有り)乗ってる車は軽四。
アメリカ版じゃ、豪邸に住む主人公が乗ってる車はベンツ(だったっけ?)。
アメリカ人ってみんななんて豪勢な生活をしてるんでしょと思いがちでしょ?

でもこの映画のような家族もアメリカの真実、なんだよね。
リアリティーを感じるわー。






邦題:私の中のあなた My Sister's Keeper (2009)

2010-02-16 02:49:41 | 映画レビュー(ワ行)
My Sister's Keeper (2009)  私の中のあなた
Director : Nick Cassavets
Writer : Nick Cassavetes, Jeremy Leven
Novel : Jodi Picoult
Cast: Abigale Breslin, Sofia Vassilieve, Cameron Diaz, Alec Boldwin

11歳のアナ(アビゲイル・ブレズリン)の姉ケイト(ソフィア・バシリーヴァ)は幼い頃から白血病に冒され、抗がん剤治療を受け続けている。
元弁護士の母サラ(キャメロン・ディアズ)、消防士の父ブライアン(ジェイソン・パトリック)、兄のジェス(エヴァン・エリングソン)は、アナとともに家族が一つになって病気と闘いながらも明るく生きるケイトを支えていた。

実はアナは、サラのために遺伝子操作をしてドナーとして生まれた女の子。
赤ちゃんの頃から、骨髄や臓器などを姉に提供してきたのだ。

ある日、アナは「もうドナーとして生きたくはない。私の身体は私の意志で守りたい。」と両親を訴える訴訟を起こした。
しかし彼女のこの訴訟には、本当の理由が隠されているのだが・・・。



こういう親子ものは、もう無条件で泣けちゃうお年頃なんです。
でも頑張って見ましたよ~、いろいろなことを考えさせられながら。

娘が末期の癌で苦しんでいる。
娘はもう死を覚悟しているのだが、さて私は「そうなのね。今までよく頑張ったわ。」と死なせてやることが出来るのか・・・?

何も分からない幼い子供に「お姉ちゃんのためにあなたが必要なの。痛いけど我慢しようね。お姉ちゃんのためだもの。」と痛みを伴う処置や手術をさせることが出来るのか・・・?

どうしても母親の立場で映画を見ちゃうわね。
答えは出ません。
この鬼気迫るほど一生懸命なキャメロン演じる母の気持ちも分かるし、ケイトの気持ちも分かる。
正しい答えがどこにあるのか???
きっと、自分が正しいと思った道を全うするしかないと言う思いに駆られて行動するだろうから。



この姉妹の役をはじめはダコタ・ファニング姉妹にオファーしていたそうですが、ダコタ・ファニングが、髪の毛を剃ることを受け入れられなかったため、アビゲイルとソフィアに決まったそうです。
私には、この二人でよかったと思いますけど。
ケイト役のソフィア、「どっかで見たことあるな・・・。」と思ってたら、思い出しました!
人気絵本を映画化した”エロイーズ”を演じてたおしゃまな子だったわね。


そしてアビゲイル。
私にとってダコタは子供の皮をかぶった大人、と言ったイメージで、妙に大人っぽさを感じてしまうのね。
なので、それとは違って子供を等身大で演じていると感じさせるアビゲイルの方が感情移入しやすい。
これからも期待してますよ~、どんなお姉さんになってゆくのか。

ウマカッタ

2010-02-16 02:47:07 | Weblog
バレンタインのチョコレート。

「ママに買わなきゃダメよ、パパ。」と子供に意見され、高級チョコレート屋さんへ。

はい、美味しゅうございました。
おおきに、ありがとうございました~!

豚汁

2010-02-12 07:26:21 | Weblog
深夜食堂ってドラマを遅ればせながらビデオで見てたら、食堂のおやじ(小林薫)が美味しそうな豚汁を作るシーンが冒頭に出てくるのよね。

で、今晩のメニューは豚汁に。

ドラマのフードコーディネーターは、カモメ食堂やほぼ日のLIFEでおなじみの飯島奈美さん。
普段の料理をもう一度見直す機会を与えてくれる人だね、彼女って。
普通に何度も作っていた料理をもう一度丁寧に作ってみようかと言う気にさせる。


豚汁と言えば福山のトンカツやで麦飯と一緒に出てくる豚汁は、家庭の味とちょっと違っておいしかったな。
豚美人(チントンシャン)ってお店だったかな?

ディアドクター (2009)

2010-02-03 01:15:03 | 映画レビュー(タ行)
ディアドクター (2009)
監督/脚本/原作:西川美和
キャスト:笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、松重豊、岩松了、笹野高史、井川遥、香川照之、八千草薫

都会から遠く離れた山間の田舎町。
無医村だったこの村に3年前から勤務する医師伊野(笑福亭鶴瓶)は、村民から名医だ、神様だと感謝されていた。
その伊野先生がある日村からこつ然と姿を消す。
誰にも分からない失踪の理由。
何の前触れもなく村の頼りの先生はいなくなってしまった。

ひとりの医師の失踪に絡み合う、ある患者が彼についてほしいと頼んだ嘘と彼の抱えていた嘘。

二つの嘘は同時につき通せない・・・。

神様仏様と崇められていた無免許医は、自分の嘘を放り出して患者を救おうと決めたのだった・・・。

そんな彼をあなたは間違っていると言ってしまえるのでしょうか・・・?



原作は西川美和監督の「きのうの神様」。
きのうまで神様だったのにね、伊野先生。

すっごく考えさせられました。

ええ、法律上は決してあってはならない嘘なんですよ。それはよーく分かってます。
でもね、伊野先生も随分悩んでた。ひっくり返ったカナブンみたいにじたばたと。
でも、なんとか皆の期待に応えようとしちゃったんですね。
その辺は中盤よりあとにでてくる喫茶店での香川照之のセリフ、その通りなんだよな。

脇を固めるキャストはどの人も素晴らしい。
看護婦、余貴美子の演技はいつもながら素晴らしいと。
さっと伊野先生の表情を読んでサポートする姿や、救急患者への処置に気分の不安を押し殺して的確に指示を送る目の演技とか・・・。すごい演技力の女優さんです。
ひょうひょうとした香川照之の演技。
40歳を超えた辺りからの香川照之の演技はすごい!最近評価高いですよね。
そしてそして、八千草薫・・・・、うーんやっぱり大女優。
彼女の笑顔と健気さ、そしてかわいらしい声にやられちゃいましたよ。
ちょっとネタバレになるけど、咳で苦しむ彼女が我慢しきれなくなって小さく「先生、やっぱりあたしつらい・・・」とつぶやいたとこなんか、キューンときました。


未亡人の八千草薫が聞くご主人形見の落語のカセットテープ。
選んだのが本職鶴瓶ちゃんだそうで。
ストーリーとリンクするかののような“たち切れ線香”。
ご興味のある方は内容をwikiってみると、とこの映画がもうちょっと面白くなるスパイスになるかもしれません。

世の中には白黒つけられないこともある・・・と考えながら見てみて下さい~。

ワタシノ法則

2010-02-03 00:01:00 | Weblog
*車を洗うと雨(雪)が降る。

特に冬は、車がキレイなのは洗って15分くらいだよなぁ。
すぐシオシオ(凍結防止の塩)になっちゃうもん。
A型の旦那がそれこそ丁寧に車を磨き上げるとその日のうちに雨が降ります。諸行無常なり・・・。



*ホラー映画は食事をしながら見るとちーっとも恐くない。

この法則は中学生のときに発見いたしました。
脳が食欲の方に一生懸命になっちゃうからでしょうかねー。
ま、食べながら見られる私の神経もどうかと思いますけど。



*街やモールでいい男を見つけると8割がたがゲイである。(ダウンタウンに行くとその比率は9割にアップする。)

私のシュミがソッチ系なのかもしれません~。 
いやぁ、おしゃれなんですよね~、みんな。
この前もナンパしてお友達になってもらおうかと思ったくらいいい男(いやゲイの方)が・・・。



*本屋、図書館、書庫に入ったら、まずトイレの場所を確認しておかないとあとで大変なことになる。

ま、多くをかたりませんが皆様もそのような経験はございませんこと?ほほほ。



*パラペコのときにスーパーに買い物に行くとカートがいっぱいになる。

・・・・はい、気をつけます。
腹ぺこのレストランもかなり危険ですね!!
一番パラペコの人に主導権を握らせて注文させると大変なことになっちまいますから。



*気の抜けない相手にはだいたい気の抜けたときにあってしまう。

ユーミンの曲みたいですね。そんなロマンチックなもんじゃないけど。
女も家からでると7人の敵(???)がいると思って・・・。



*夜中に起きたときには考え事をしない。妄想する!

だいたい夜中の考え事はネガティブになりがち。
頭の中がどす黒~くなるまえにその思いを振り払って、お花畑にしてしまうのです!!
そして寝る!ひたすら寝る!
寝るのは得意分野なんで。


*ここだけの話はたいがいここだけでは終わらなくなる。

恐ろしいですね~。これは必然かなぁ。
先日もたった一人しか知らない話がぐるぐる回って私のところまでやってきました。
キャッチしたときにはあっちこっち転がってる間にいろんなものがくっついちゃってたよ。
伝言ゲームの答えは一番目の人が思ってもない答えになってるものだもんね。



*気持ちは通じることがある。思いはかなうことがある。

念は通じるものなんです。そう信じてます。
「あ~、あの人と話したいな。」と思うと、むこうも同じように思ってほとんど同時に電話し合ったり、メールを送り合ったり。ちょっとうれしくなる瞬間ですなー。
いや、人生前向きに明るいことを考えながら生きた方が良いと自分に言い聞かせているってことなんだけど。

日曜日、お互い背を向けて無言でPCを見ていた私と旦那がほぼ同時にばっと立ち上がって同じものに手を伸ばして・・・。
「何してんの?」
「いや新聞。」
「もしかしてリコールの広告?」
「そうそう。」
トリビューンのトヨタの一面広告を見たかったのが、たまたま同時だったんだけど。
あまりのシンクロに愛を感じました、はい。
もうすぐバレンタインです、チョコを死ぬほど食べたい私の気持ち、旦那に届いているでしょーか?(あっちも食べたい気持ちだけがシンクロしてたりして・・・。)