B面でかせごう!

京都なまりのフランス語通訳
*人見有羽子のポップでキュート*

またまたラブ・セカンド・サイト

2021-04-28 12:07:26 | シネマ&芝居

ゴールデンウイーク明けの5月7日、コロナにも負けず万難を排して全国順次公開されるのがフレンチラブコメディ『ラブ・セカンド・サイト/Mon inconnue』(=東京は緊急事態宣言で上映館閉館中。解除後に公開予定とのこと)

ラブ・セカンド・サイトとは、なんぞや、ですが、実はちょっとファンタジーが入っていて、

パラレルワールドで同じ人と二度めの恋におちるか否か! とっても楽しいラブコメです。

フランス語のタイトルも意味深で、「私の/Mon」という所有形容詞がつきつつ、「見知らぬ貴女/inconnue」ですからね、この矛盾感が本作のおかしみです。

このカップルを演じる2人が初々しくて可愛い!

今、急上昇中のフランソワ・シビルくん(『おかえり、ブルゴーニュへ』『ウルフズ・コール』『私のしらないわたしの素顔』など)も

実はインテリなのに超キュートなジョゼフィーヌ・ジャピのカップルは観ているだけでこちらまでも笑みがこぼれる。。。あれ、これすでにブログで紹介したかも。

公開延期になっていたから、わたしまで今回、2度めの恋落ち、セカンド・サイトになってます。

主人公の親友役のバンジャマン・ラヴェルネは、コメディ・フランセーズで鍛えた(?)絶妙の間(ま)で、脇役といえど、とってもひょうきんないい味出してます。

ジョゼフィーヌのピアノリサイタルのロングドレス姿もきらきら輝いて、うっとり・・・ですし、とにかく見応えありますので、おすすめします。

 

観に行くかたがた、コロナ対策万全にはもちろんですが本作を観れば免疫力アップまちがいないです。

カマルグ地方の土手を自転車で走る2人のシーンに、フランソワーズ・アルディの『恋の季節/Le temps de l'amour』は往年のフレンチポップスファンも、うわ、懐かし!  そうなんですよ、この作品、SFぽいかと思えば、60年代の決して洗練の極みでない、素朴な昭和歌謡的な香りもして、ある意味、恋する心に時代は関係ないという普遍性を体現してます。

王道の変化球かな。

 

 

 

 

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やっぱり豆が好き

2021-04-22 19:19:27 | 好きなもの

今週のおやつ。 黒豆のパウンドケーキ。

冷たい牛乳(=低温殺菌なのでほのかに甘い)で。

朝起きるのが遅いので、ほとんどブランチタイムに朝食をとる今日この頃。

いきおい、おやつがランチ代わりに。

これが意外と調子がいい。

 

一日一善ならぬ、一日一甘味の人生なので、いずれにせよ一日のうちどこかで甘いものが欲しくなる。

だったら、お昼に食べておけば、夜に猛烈な甘味飢餓感に襲われることもない。

 

こちらはニューオータニのパティスリー「Satsuki」の中島眞介グランシェフのエクストラ黒豆パウンドケーキ。

ありがたきいただきものですが、奇しくも、うちの地元のご近所さんの丹波産黒豆ですよ!

丹波大納言小豆のひいきのひき倒ししていたら、引き寄せたかなあ。 

同年の友人のご実家は丹波篠山で、紫頭巾という紫色の枝豆を作ったはりますが、まあ、豆がうまく育つ土地柄でしょうかね。

豆といえば、最近、美味しいお豆腐に出会った。東京で美味しいお豆腐は感激ものだ。

最近、長持ちするのでよく売れているという充填豆腐は、あまり好みじゃないので、水に浮いているお豆腐にこだわっていますが、なんと、東京のスーパーにも、南禅寺御用達というお豆腐屋さんのお豆腐が出回っている。試しに買ってみたら、裏切られなかった〜〜。これからは自転車で買いに行きますわよ。

そんなに高くないの。実家の近所のお豆腐屋さんに比べると30円くらい高い?

母の実家のある保津のお豆腐屋さんは数年前に店を閉めて、残念無念でしたが(=普段のがんもどきがおそろしく贅沢な銀杏入り。みんな箱で買って行くくらいだった。道の駅にも売っていた)、これでお豆腐難民は解消です。

お醤油も、やっと東京でヒガシマルを売っているスーパーをみつけたしね。

あ、この南禅寺御用達のお豆腐屋さんは100年の老舗「服部」さんです。手揚げのおあげも美味しそう・・

 

 

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19世紀末、パリの『狂女たちの舞踏会』

2021-04-16 10:12:52 | 本と雑誌

パリ時代の同窓・千奈ちゃんこと永田千奈さんの最新の訳書が刊行されました。

『狂女たちの舞踏会/Le Bal des folles』(ヴィクトリア・マス/Victoria Mas)

 

19世紀末、パリのサルペトリエール精神病院、シャルコーと聞けば、のぞいてはいけないような、一瞬、足がすくむ人もいるかと思いますが、読み始めればひきこまれること間違いなし。わたしはまだ手に取ったばかりなので、一章を一気に読んだばかりですが、冒頭、意外に柔らかで穏やかな空気感になにかが起こりそう・・・という予感。

すでにメラニー・ロラン監督・出演で映画化も決まっているそうですよ。

脱線しますが、メラニーといえば、タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』での赤いロングドレス姿が印象的。役柄とはいえ、その豪胆ぶりが、お飾りでは終わらない女優の気配を感じさせていました。

実際に取材でお会いしてみると、華奢で小柄。スクリーン上でのマヌカン並みのスケールの大きさを予想していた私はびっくり。でも、ウィットに富んだ受け答えに、う〜ん、小粒でもピリッと辛い山椒の粒みたいな人かも、とひとり納得してうなずいていましたよ。

監督作としては、フランスであれよあれよというまに大ヒットしたドキュメンタリー『Tomorrow/パーマネントライフを探して』は観た人もいるかな? とにかくちょっとただ者ではない人です。

なので、『狂女たちの舞踏会』を監督、というニュースはさもありなん。

とはいえ、日本公開はまだまだ先だろうから、まずはヴィクトリア・マス著・永田千奈さん訳の本書で話題を先取りしましょう!

 

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無防備に慣れすぎてる

2021-04-10 11:15:33 | ひとりごと

久しぶりに対面の通訳、しかもわりに大勢の人の前での通訳の仕事。

ワクワク嬉しいのだけど、きっとちょっと緊張していたのかな、慌てて1時間も前に会場に着いてしまった。

メールの待ち合わせ時間の見間違い・・。すごく急いだのに、なんてこと・・・。

 

というわけで、5時間も仕事場に滞在することになり、終わった頃には疲労困憊絶頂・・

人前で背筋を伸ばしていること自体に意識がいる。努力がいる。

高揚感はあるし、きっとアドレナリンも出ているのだろうけど、ああ、人前で仕事するって疲れるのね、

と再認識しました。ひとりで家で仕事するのも、誘惑に打ち勝つための努力が必要で、

それはそれなりに、ほっこりするんですけど(=京都で「ほっこり」の本来の意味は、ちょっと疲れた、という意味で、癒される、ホッとしたという意味ではありません)、この1年で、からだがなまってる!と

ちょっと危機感。

日頃着ている洋服だって、内と外では若干、違いますからね。ワンピースに袖を通して、あれ、脇や腕がキツイととか、これって太った?それともひさしぶりのきっちり洋服だから?って、不穏な違和感ありますよ。

一時間もすれば慣れるのですが、それでも帰宅時には、「はやく全部、脱ぎたい!」気分全開、ですよ。

 

そんななか、夜、バスで帰宅後「人見さん、ひょっとしてさっきバスに乗ってませんでした?」なんてメッセージが届くと、

お久しぶりメールはとても嬉しいけど、わ、わ、わ、わ、どんな顔してどんな姿勢で座ってたっけ、無防備に座席に座ってたのではなかろうか、と、かなり動揺。

コロナ禍の在宅の結果、無防備に慣れすぎてますね〜〜。

気をつけよう。

 

 

 

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手作りあんこが常備食

2021-04-05 10:21:57 | 好きなもの

あんこ アリコルージュ・シュクレ ですが、すっかり朝の定番です。

ちょうどストックがなくなる頃をみこして、前の晩から小豆を水に浸けておき、翌朝プチデジュネを準備しているあいだに煮始めて、朝食を終えたころにお鍋をのぞくとほぼ出来ている。

前回と今朝。雰囲気は毎回、ちょっと変わる。人に出すものではないので、私がおいしければ良いというスタンスね。前回から北海道の大納言小豆を使ってますが、京都の地元の大納言小豆はほとんどアクが出ないのに比べ、こちらは最初にけっこう出ます。育った土壌の違いかなあ。水も違うだろうしね。

はい、こちら前回。

 

こちら、今回。もうちょっつぶしてみました。

ヨーグルトにのっけるわけですが、あわせる果物は酸味の強いキウイやパインがぴったりです。色もきれいです。

イチゴやブルーベリーだとちょっと酸味が物足りなくて、色みも地味になります。

どちらにしても、きな粉を小さじ1杯ほど添えます。

朝食の準備ができる前に待ちきれなくて、スプーンですくって食べ始めてしまう!

 

ほんとはヨーグルトは食事の後半がいいとか言われてますが(=胃酸に負けないように)、まあ、好きなものから食べるのが精神的には正解ね。

ストレスフリーです。

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