B面でかせごう!

京都なまりのフランス語通訳
*人見有羽子のポップでキュート*

マルジャンとヴァンサン「チキンとプラム」

2011-10-27 22:28:30 | シネマ&芝居

きょうは爽やかな1日でしたね。

昨日は北鎌倉は円覚寺、小津安二郎監督のお墓参り。
なんて殊勝なことを言うつもりはなくて、フランス人の映画脚本家のミシェルさんが行きたい!というので、はい、じゃあ、いっしょに行きましょう、という、牛に引かれて善光寺、の感じでした。

でも、ひさしぶりの鎌倉。姿を替えた大銀杏の鶴岡八幡宮。
クレーム・ビュルレ風味のソフトクリームをなめなめ、参道を歩くのはいいんだけど、ゴミ箱がない!ない! 

ムっとしながら、鎌倉駅前の交番でたずねたくらいです。

というわけで昨日はすっかりデート気分で羽根を伸ばしましたので
きょうは真面目にフランス映画を一本。

『ペルセポリス』のマルジャン・サトラピ&ヴァンサン・パロノ監督のコンビ第二作『Le Poulet aux prunes /チキンとプラム』。

マチュー・アマルリック君が主演なのでそれなりに楽しいんですが、妄想か現実か、話がけっこうシュールに飛躍し、演技もやっぱりちょっとコミック風。マルジャンもヴァンサンも、おたがいアイデアを出し合って、こうしたほうが愉快じゃない? それよりさあ、ここでこうするほうが!とか、キャッキャしながら作ったような気がする!

キャストも豪華でね、愛しのマリア・デ・メデロスがこの役でいいのか!いまだにカワイイのに、報われない愛を抱える役なんて、ほんまかいな。

そしてキアラ・マストロヤンニは凄みがでてきましたねえ。
ほくろのある側からの口元がセクシーでうらやましい。

ちょうど24日、フランスキュルチュールの「ル・ランデブ」というラジオ番組でマルジャンとヴァンサンが出演してました。相変わらず、進行役に抗ってたマルジャン! ヴァンサンがうまくフォローしてました。ほんと兄弟みたいな2人です。

こんど会えたら、またいっしょに笑い転げそうな気がします。ちょっと会いたいな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京国際映画祭、がんばって通う。

2011-10-26 01:25:43 | シネマ&芝居


いつも東京国際映画祭は一作品ほどしか観られないのですが
今年はもう(?)2作品観た!

大江健三郎の芥川賞受賞作「飼育」の舞台を1972年のカンボジアに移したリティー・パニュ監督の『飼育』。

ぐぐぐときましたね。ラストもさりげなくて、70年代の音楽が心に沁みてくる・・。カンボジア出身のパニュ監督はドキュメンタリーで評価の高い監督ですが、IDHEC 出身なんですね。秀才じゃん!
ちょっと気合いを入れてみていただきたい作品です。

囚われの身となる黒人アメリカ兵役のシリルくんは素顔はとてもチャーミング。ティーチインで熱く真摯に語る姿も好感度高し! コードジヴォワール出身のフランス青年です。

で、昨夜はセドリック・カーン監督の「より良き人生」。
こういうタイトルだと絶対に甘い作品になるわけがないのがフランス映画ですが、ラスト近くまで、このお金がなくてどうしようもなくなるカップルの話って明日は我が身?とか思ってしまって(ま、わたしの場合、カップルでさえないんですが!)、けっこうきつかったよ~。

でも、まあ、ラストは、ね! 

カーン監督って絶対、飛行機や船が ープラモでも本物でもー 大好きだよ。しかも息子以上に楽しむパパだよ、きっと。って、思いました。そういうシーンは愛情や幸せ感が漂ってます。

さてさて、次はもうちょっと肩の力を抜いて観られる作品を観ようかな。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今は、福島にフォーカス中。

2011-10-22 22:39:13 | ひとりごと

うわ、前回のブログから1週間たってる。

ちょっと集中して何かをすると他が完璧な手薄になります。

いま、わたしの頭はこの月初めから緊急避難準備区域が解除になった
福島原発周辺の町や村のことで一杯です。解除になったって戻れるわけでない・・・。

19日のルモンド紙の記事を読んでひどく落ち込みました。
"Dans les "villes mortes" autour de Fukushima
(Philippe Pons, Le Monde, dans l'edition du 20.oct.2011)

そして、朝日新聞の原発事故の裏事情を語る長期連載「プロメテウスの罠」にも注目です。
わたしは毎日新聞派なので、へ、朝日?とか思うタイプですが、今回はやっぱり読まなきゃ、な感じ。

というわけで、きょうオープニングを迎えた東京国際映画祭もなんだかよそごとのような日々を送ってますが、フランス映画けっこう上映されるんですね。こちらも首突っ込まないといけないな、ああ、二股三股は大変。

今年は、阪神を見捨てたのでそのぶんちょっと楽だったんだけど。
そのかわり、パリへの想いが再燃して、厄介。

On verra.  Je ne suis quand meme pas malheureuse.


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遅ればせながら東北支援

2011-10-16 22:00:16 | ひとりごと

気力充実で東北から戻ってきました。

東京から大船渡まで車で往復(女川で一泊)しましたから、体はちょっと疲れてますが、わたしが運転していたわけでもなく、力仕事をしたわけでもないので、疲れたなんて口がさけても言えない!

今回2日間で訪れた仙台空港近くの名取市美田園、女川は銀鮭養殖の御前浜、そして陸前高田・米崎中学のそれぞれの仮設住宅で前向きに気丈に暮らしていらっしゃる被災者の皆さんを思えば、なにもできなくてごめんなさい、という気持ちです。

しかもわたしなどはすでに震災後すぐに支援グループを発足した出張居酒屋「明星の会」の第六次隊に合流させていただいた新米とびこみメンバーですから、ほんと、とんまなことを言ったりしたりしないよう、一生懸命ついていきます! という感じでした。

私が語るのも畏れ多いので、詳細は代表の神山(こうやま)さんのサイトを見ていただければ、と思います。

神山典士『熱血ライター』
http://www.the-bazaar.net/index.htm

facebook にもザ・バザール東北支援「明星の会」で検索できます。
”畏れ多い”のは彼等の志であって、それをカポっとのぞけば、普段の姿はみんな集まって飲むのが大好きなおじちゃまたちですわ。

ワゴン車の旅も、お兄ちゃんや弟といっしょにいる雰囲気。
妙にこちらが懐かしかったりして、まったくもって不届きモノのボランティア新米でした! 

facebook は、わたしも今回のドッキリ写真をアップしてるので、どうぞご笑覧ください!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「サラの鍵」の取材通訳

2011-10-13 15:07:29 | シネマ&芝居



週明けはフランス映画『サラの鍵』の通訳でした。
昨年の東京映画祭で最優秀監督賞と観客賞をダブル受賞し、
フランスを始め、世界各国で(アメリカでさえも!)ヒットをとばしている作品です。


ひさびさに2日間ホテルの部屋に缶詰で20件以上のインタビュー取材は、
わたしよりずいぶんお若いジル・パケ=ブレネール監督でも疲労困憊されていましたが、わたしも2日目の午後は頭がくらくら~。早口で監督の口から飛び出す英語の固有名詞がつかみきれない~。何度も聞き直して笑われてました・・・。だって英語苦手なんですもん・・。


でも監督はお疲れながらも最後には、日本のジャーナリストの本映画に対する深い関心と理解にいたく感激されていて「フランスで昨年秋に公開以降、プロモーションで世界中を回って、日本がほぼ最後の国だけれど、これまででいちばん深いディスカッションが出来た気がする」との感想でした。

通訳としても、なんだか得意な気分になりますわ!

余韻にひたるまもなく、明日明後日と初めての被災地ボランティアです。
 
ちょっと緊張しますが、同行を受け入れてくれたグループのかたがたに迷惑をかけないよう、現地の人たちの気持ちに添えるよう、がんばってきます!

めざすは宮城の海岸沿い。
福島以北は今回、初めて。
浮かないようにしないと・・・が、目下の課題。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする