あ〜やっと終わった。
いや、たぶんまだまだ修正が入るのだと思うので、終わってはないのですが
依頼されていたサッシャ・ギトリの5作品の解説と略歴、締め切りを大幅に超えて
ようやく昨夜書き終えました。
いやいや、編集者の赤がまだまだ入るのだと思いますが、とりあえず自分の中のものを「出した!」という感じ。
いずれにしても、わたしは執筆者の自負がないので、全く自信がなく、
フランス語で論文2本書いたのもほとんど地獄の苦しみ、できあがったのは奇跡、と今でも思っていて
内容はまったく覚えていません。読み返すことは一生ないでしょう・・・。
なので、今朝は甘いプチ・デジュネ。 おはぎと、旬の柿入りのヨーグルト。
和ですが、お紅茶は外せません。
奥の2冊の本は、左が、パリ時代からの友人の翻訳家・永田千奈さんの新刊!
『京都に咲く一輪の薔薇』(著者:ミュリエル・バルベリ)
う〜ん、とっても楽しみ。美しい日本語と感性に触れて、すこし脳みそをアップデートしないと
日本語の語彙が貧しすぎると今回の執筆で痛感。暗いニュース情報ばかりに脳みそを席巻されていました。
右の白い本は、昨日パリから届いた映画編集者ヤン・ドゥデの最新小説。ヤンは今でもフィリップ・ギャレルに頼まれて編集を続けているらしいのですが、トリュフォーの『アメリカの夜』の撮影にも参加している大御所・古株です。
なので、おそらく今回のLe Principe du Clap は映画の現場が舞台になっていると思います。 Clapはカチンコのこと。principeは読んでみないと訳せませんが「カチンコという原則」?でしょうか。カチンコにも何か原則的なことがあるようですね。
柿喰いながら、読書の秋です。