英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

トレース ~科捜研の男~  第8話

2019-02-28 17:36:32 | ドラマ・映画
御手洗治(渋谷謙人)と根岸秀司(落合モトキ)の悲壮な決意・選択だった…
 “いい話”っぽいけれど、少なくとも良い選択ではなかった。

 自分たちを“橋本梨央(石井杏奈)の汚点”のように切り離したプロダクションに、益山英彰(弓削智久)から強請られていると相談すればよかったのに。
 (まあ、こういう突込みはドラマレビューとしては無意味だけれど)

 それより、ふたりの犠牲的行為を尊重して、真相を伏せてしまった虎丸(船越英一郎)の選択は良かったのだろうか?
 二人の犠牲にして女優の道を進む梨央の生き方もどうなのか?
疑問に感じた
 もっと疑問なのは、益山の弟が即座に復讐したこと。“いい話”を構築するための無理やりな設定だった。

 それにしても、血の乾き具合や足跡の検証など、鑑識の現場検証が杜撰だった(まあ、科捜研が主役なので仕方がないかも)
 それにしても、殺された益山は“ダニのような奴”だった(ダニに失礼か?)


【ストーリー】番組サイトより
 真野(錦戸 亮)は、友人を刺殺した男の事件を担当する。「同居している友人を刺殺した」と警視庁に通報が入った。自首してきた御手洗治(渋谷謙人)によれば、夜9時半に帰宅後、口論をきっかけに同居する友人・根岸秀司(落合モトキ)をナイフで刺したという。死亡推定時刻は夜9時から11時ごろ。死因は出血性ショックで、凶器には御手洗の指紋が残っていた。
 事件から2日後、 ノンナ(新木優子)は、妹の カンナ(山谷花純)から、高校時代からの友人だという人気女優・橋本梨央(石井杏奈)を紹介される。実は梨央は、御手洗や根岸とは同じ児童養護施設で育った幼なじみだという。梨央は、家族同然で暮らしたふたりが殺人事件に至る理由がわからず、事件を調べ直してほしいとノンナに懇願する。
 ノンナから話を聞いた真野が捜査資料を見直すと、夜11時ごろに根岸を刺し、すぐに警察に通報したという御手洗の供述に不審を抱く。鑑識が事件現場の写真を撮影したのは、通報から1時間ほど後の深夜0時ごろ。にもかかわらず、現場の血液は完全に乾いていた。血液の量から推測すると、乾くまでには最低2時間は必要だという真野。つまり、殺害してから通報するまでに1時間以上の空白の時間がある、というのだ。真野は虎丸(船越英一郎)と共に捜査を始める。
 殺害現場に臨場した真野は、珍しい種類のネコの毛を発見する。都内のペットショップを当たると、フリーライターの益山英彰(弓削智久)という男が最近そのネコを購入していた。だが、虎丸が益山のマンションを訪れると、益山は何者かに殺害されていて…。

脚本:岡田道尚
演出:松山博昭
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2018-19 Wリーグ プレーオフ・セミファイナル トヨタ自動車 vs 三菱電機 ~第1戦、第2戦~

2019-02-28 00:11:48 | スポーツ
16-17シーズンから、Wリーグの公式サイトで「プレイ バイ プレイ」(得点やファールが経過タイムで記録したもの)が公開されなくなったのが、ゲームを振り返る上で痛いです(全日本選手権のサイトではでは公開されています)。

第1戦
 “着実”……自分の役割を着実にこなす
 “確実”……確実にプレイする
 “忠実”……基本に忠実
 そんな言葉が頭に浮かんだ三菱の勝利


 ゲーム序盤は拮抗した展開ながらも、トヨタペースと思われたが、第1Q終盤から三菱のオフェンス、ディフェンスともに機能し始めた。
 その要因は、空回り気味でいったんベンチに下がったが、コート復帰後、機能し始めたこと。特に、ゴール下の王にタイミングよくパスを通し、王が確実に決める。それによってトヨタのディフェンスが王に気を取られ、渡邉を中心に自在なオフェンスが可能となった。三菱は脚をよく動かしながらもメンバーの位置をしっかり把握して、パスを回していた(練習通りのオフェンスが展開できた感がある)。
 渡邉はドライブも鋭く、ストップジャンプシュートもストップのキレも鋭く、シュートの軌道も滑らかで、ネットに吸い込まれ方も綺麗だった。臨機応変に送るアシストパスも見事だった。

 さらに、全日本メンバーで3Pシュートが武器の根本も3本の3Pシュートの他に、ドライブシュート、斜めに跳びながらのジャンプシュートなど、縦横に活躍。川井、西岡も役割をきっちり果たしていた。
 ディフェンスもペイント内をしっかり守り、ボールマンへのマークも厳しかった。
 この試合は出来が良すぎという気もしたが、このチームがJXにどれだけ通用するのか見てみたい気がした。
 
 
 トヨタはディフェンスでは三菱のオフェンスに翻弄された。オフェンスでは馬瓜エブリンが21得点と奮闘したが、全体的に単発なオフェンスになり、ボールマンが孤立することが多かった
 ゲーム後半は“どうしようもない”感じになり、各選手の表情にはストレスが滲み出ていた。
 

第2戦
 第1Q序盤、7-2とトヨタがリードするも、三菱は渡邊が快調にジャンプシュートを決めるなど逆転、残り1分05秒で14-9とリード。第1戦を再現するかのような展開。堪らずトヨタがタイムアウト。
 タイム明け後、ルーキーの竹原がパスをスティール、そのままゴール下へ。ところが、イージーなドリブルシュートを外してしまった。スティールしてシュートミスなので、差し引きゼロなので、三菱にとっては痛手とはならないが、トヨタにとってはタイムアウト明けのターンオーバーとなるところだっただけに、シュートミスは“救われた感”が強かったのではないだろうか?
 この後、オフェンスリバウンドを取っての長岡のシュート、さらに、安間のブザービーターで、第1Qは三菱14-13トヨタで終了。第1Qのフィールドゴール成功率は三菱44%、トヨタ21%と、第1戦に続いてトヨタは低率。それでいて1点差、さらに、クォーターの終了1分間の内容で、気分的に三菱は遣り損なった感じで、トヨタは盛り上がったことだろう。
 あと、三菱にとって懸念材料は、王が開始3分で2ファールでベンチに下がるファールトラブル。それによるオフェンスが単調になり、渡邉と根本の個人技で得点を上げるという状況。

 第2Qは開始4分30秒で、得点は2点ずつ。よく守っていると言えなくもないが、シュートミスやターンオーバーが多く、オフェンスがモタモタしている感じ。
 ここで、ファールトラブル後、第2Qの3分までベンチに下がっていた王がフックシュートを決めるが、モタモタした流れは継続した。
 膠着状態を破ったのは馬瓜ステファニー。遠目のジャンプシュートを決めたのが、それがこのクォーター開始5分30秒で、ようやく4-4。
 ステファニーはこのクォーター1分過ぎからコートに入ったが、ここまで何本かオフェンスリバウンドを取るなど、良い動きをしていた。このシュート成功で乗ったのか、ファールを受けたがターンしながらジャンプシュートを決め、バスケットカウントの3点プレーで、逆転。トヨタ20-18三菱。
 この馬瓜ステファニー、ラッキーを伴って大活躍。この直前のプレーのアウトオブバウンドの最終タッチをしたように見えたが、トヨタボールの判定。さらに、先の3点プレー後のディフェンスでは、トヨタ・三好がマークしていた三菱・西岡にぶつかってしまったがノーファール。この時体勢を崩した西岡のパスがステファーニーの所に飛ぶ。そのオフェンスでは、味方の放ったシュートミスのエアボールがステファニーの足元に落ち、イージーシュートを決める(ポジション取りも良かった)。トヨタ22-18三菱。
 三菱もファールを2本貰い、4本ともフリースローを決めて、22-22の同点。

 結局、前半はトヨタ30ー26三菱で終了トヨタは三好の3Pシュートの他、長岡、馬瓜エブリンが決めるなど、徐々にオフェンスのリズムが良くなってきた。馬瓜ステファニーがオフェンスリバウンドや得点で繋いだのが大きかった。(オフェンスリバウンドはステファニー3本を含めて10本)
 三菱第2Qの12得点のうち8点がフリースローによるもの。シュートがファールで阻まれているというよりも、シュート準備段階でファールを貰った感じで、ファールがなければシュートが決まったというわけではない。ファールを受けずに放ったシュートも決まらず、徐々にシュートセレクトも悪くなった。きちんとアシストパスが通ってシュートが決まったのは前半終了前の26点目だけだった。
 王のプレー時間が短いということもあるが、トヨタが王を上手く守っていた。また、渡邉に対しても、身体能力の高い水島を中心に、徐々に封じ込めることが出来てきている


 第3Qも守り合いの様相だが、三菱は単発のオフェンスでシュートも不正確なのに対し、トヨタはチームオフェンスが機能してきており、三好や水島がその流れで3Pシュートを決める。開始2分30秒でトヨタ38-28三菱と10点差がつく。
 この後、三菱もオフェンスを建て直し2つのフィールドゴールを決め、トヨタ40-32三菱としたが、この直後のプレーが大きかった。
 西岡がポジション取りのファールを取られて個人ファールが3つとなり、継続したトヨタのオフェンスの時、水島、三好が3Pシュートを外したが、2度ともリバウンドをトヨタが取り、最後に栗原の3Pシュートがネットに沈む。トヨタ43-32三菱。
 結局、第3Qはトヨタ55-43三菱で終了

 トヨタは長岡の活躍の他、チームオフェンスが機能し、そのことで三菱のディフェンスが的を絞れなくなった。西岡が5分30秒で4つ目のファールでベンチに下がり、王も3つ目のファールを犯したのも痛かった。また、トヨタの集中力も高く、オフェンスリバウンドを良く捕った
 オフェンスが機能するので、トヨタのディフェンスも足がよく動く、厳しい。特に、水島が渡邉を抑え込み、窮した渡辺のパスミスも増えた。三菱オフェンス個で攻めることが増え、シュートも決まらない。


 第4Qもこの流れが続き、差も広がる傾向だったが、三菱も川井を中心に頑張り6点差に詰めるが(残り2分10秒、トヨタ65-59三菱)、長岡が気迫のシュートを決め、譲らない。
 ゲーム終盤はまさに棋力と気力のぶつかり合いとなったが、トヨタが75-65で押し切った。


 トヨタはリバウンド47本、特に16本オフェンスリバウンドを取ったのが大きかった。
 第1戦を修正し、ディフェンスも良かった。特に王と渡邉を封じたのも勝因。

 長岡16得点、三好14得点、馬瓜エブリン13得点、馬瓜ステファニー13得点、安間9得点、水島7得点。

 三菱はディフェンスが振り回されペイント陣のファールがかさんだ(西岡5、王4、控えの櫻木も5)。オフェンスリバウンドも取られ過ぎた。
 オフェンスも封じられ、個で攻めるシーンが多くなった。ただ、第4Qで見せた気迫のオフェンスは第3戦に繋がるような気がした。

 川井18得点、渡邉15得点、根本10得点、西岡8得点、王6得点。


 あまり文句を言うのも何だが、この試合の実況の拙さが目立った。名前や得点の3Pシュートなどの誤認識、誤判断が多かった。
コメント (6)
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2018-19 Wリーグ プレーオフ・セミファイナル JX‐ENEOS vs デンソー

2019-02-26 22:57:08 | スポーツ
第1戦
 開始直後は互いにオフェンスがピリッとしなかったが、渡嘉敷が3Pシュートを2本決めるなど、それなりのオフェンスで得点を重ねたのに対し、デンソーはJXの厳しいディフェンスに抑え込まれ、得点できない。
 10-0、さらに、16-2と大きく差を広げられては、デンソーの勝機は限りなく小さくなってしまった。結局、第1Qは28-9の19点の大差。

 JXは梅沢がインサイドで頑張った。時には状況判断ができず、“無謀”なオフェンスも見られたが、ペイント内でボールを受けると、多少のディフェンスは寄せ付けないパワーで得点を挙げていった。リバウンドもよく取っており、第1Qの大差は梅沢によるところが大きかった。ゲームを通しての得点は14点、13リバウンド。
 渡嘉敷、宮澤もそれなりに活躍。“それなりに”と言っても、渡嘉敷21得点、9リバウンド、宮澤12得点、11リバウンド、3ブロックショット。渡嘉敷は3Pシュートが2-2。渡嘉敷に3Pシュート…“鬼に金棒”状態で、国内の相手チームにとっては迷惑この上ないだろう。
 最も感心したプレーは、第3Q残り1分20秒(JX64-41デンソー)、デンソーが外したシュートが吉田に渡り、ドリブルをし始めると同時に、岡本が猛ダッシュしリング下に走り込み、パスを受けてランニングシュート。ファストブレイクのシチュエーションを見極め、即、猛ダッシュ。吉田も阿吽の呼吸でパスを送る。これまでに私が見た最も速度のあるファストブレイクだった。ゲーム後半(終盤に近い)にあのスピード、ジャストミートでそれに合わせたパスを送る吉田。見事だった。

 岡本は3Pシュート3本の他、ペネトレイトなどで15得点、5アシスト、3スティールと縦横無尽の活躍だった。

 第1Qで痛すぎるビハインドを負ってしまったデンソー
 第2Qで立て直し、前半を終えて、JX39-28デンソー(第2QはJX11-19デンソー)。ただし、デンソーの立て直しの他に、この日(特に第2Q)のJXは集中力が低下することが多かったという面もある。
 第3Qは、再び、JXのラッシュを浴びてしまった。第3QだけのスコアはJX29-13デンソー。今一つのJXではあったが、ここぞという時に畳み掛けるJXの強さで、やはり、チーム力がワンランク違う。
 最終スコアはJX81-54デンソー

第2戦
 JXはこの日も全体的にはピリッとしなかった。昨日も感じたが、藤岡のパス回しや宮澤のシュートが正確さを欠いていた。梅沢の体調も良くないのか、プレー時間も短かった。全日本では梅沢に代わってコートに入った石原が”カバー”以上の活躍をしたが、このセミファイナルでは目立たなかった。
 という訳で、デンソーが付け入る隙はあったはずだが、渡嘉敷が攻守にわたり活躍し(21得点、21リバウンド、7アシスト)、岡本が要所を締め、吉田がゲームをコントロールするなど、大きな綻びを見せなかった。さらに、何より、ゲーム全体を通して、ディフェンスが厳しかったのが勝因。

 あと、感じたのは、JXのオフェンスは、目一杯頑張ってシュートに持ち込むのではなく、常にオプション的なオフェンス選択を視野に入れている(他のメンバーも受け皿になる準備をする)。それが、オフェンスに厚みを持たせ、ここぞという時にオフェンス成功率を高め、ラッシュを可能にしている。
 さらに、安定して厳しいディフェンスが連続失点を防ぎ、相手にペースを握らせない。たとえ、相手のオフェンスが連続ヒットしても、3連続でヒットで返す。結局、試合が進むにつれ、得点差をじわじわ広げていく……(この試合は、第1Qで広げた点差を維持した趣が強いが)
      1Q  2Q  3Q  4Q   計
 JX   27  18  16  19  80
 デンソー 13  20  10  17  60

 デンソーは赤穂姉妹が奮闘した。エースの高田が目立たなかったが、赤穂姉妹のフォローに回ったのかもしれない。この3人にオコエを加えたペイント陣はかなり強力で、稲井(第1戦で捻挫したがスタメンで出場)や伊集(けがで万全でなかったようだ)、アーリーエントリーのルーキー渡部らのガード陣と噛み合えば、JXに対抗できる可能性は低くない。
 いっそのこと、高田、赤穂(さ)、赤穂(ひ)、オコエの4人を同時にコートに立たせてはどうか?無謀かなあ
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アルペンスキー世界選手権、ノルディックスキー世界選手権、2018-19Wリーグと……

2019-02-24 14:54:12 | スポーツ
 年末年始からスポーツ中継が盛りだくさん。1月下旬になりやや落ち着いた感がありますが、それでも、週末になると、2つか3つ、スポーツ中継があります。スポーツではありませんが、NHK杯将棋トーナメントも佳境に入ってきており、先週は準々決勝の羽生-豊島もあり、落ち着かない日曜日でした。幸いにも、羽生九段が勝利し、ここ一週間は気権が良かったです。

 で、この記事の目的は、現在行われている、Wリーグのセミファイナルトヨタ自動車-三菱電機戦の勝敗予想を書き留めておくことです。
レギュラーシーズンは視聴できないので、16年ぶりにセミファイナルに進出した三菱は初見です。メンバーを見ると、知っている選手は3人だけで、タレント揃いのトヨタとはかなり見劣りします。
 昨日の試合も、序盤はトヨタペースで、相手が馴染みの富士通やシャンソンでないのが寂しいと思っていましたが、なんのなんの、いいバスケットを展開していました。やはり、レギュラーシーズン3位のことはありました。
 詳しくは、別記事で書きたいのですが、書けない可能性もありますし、せっかくなので試合が終わる前に、予想だけ、書いておこうと、スマホから書いています。

 昨日の試合、出来がよかったと思われますが、その出来の良さが飛び抜けたものでなければ、ファイナルに進出するのは、三菱電機だと思います。
コメント (2)
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メゾン・ド・ポリス  第7話「アゲハ」

2019-02-23 17:26:54 | ドラマ・映画
ストーリーに安定感があると言うか…毎回、安定して面白い

【多少の疑問点】
①本郷(井上順)にヒ素を盛る前に、遺言書の内容を確認する方が先であろう。
②《ドリルで小さい穴を開け、蝶の鱗粉をまぶして、その光の反射を感知して、ダイアルを読み込む》
 その技が実際有効なのかも疑問だが、金庫に穴を開けるという行為が“伝説の金庫破り”と称されるほどの名人技なのか、疑問。

 おぼろげだが、夏目(西島秀俊)が警察を辞めた事情が明かされてきて、ひより(高畑充希)の父の死(転落死)にも関連があるらしい。
 個人的には、シリーズを通して核となる事件は求めていない(引っ張る割にはつまらない真相であることが多い)。
 それでも、このドラマの安定した面白さから、ひよりの父の転落死事件の真相にも期待したい。

【ストーリー】番組サイトより
 ある日、本郷幸成(井上順)という資産家の邸宅で窃盗事件が発生した。本郷は内縁の妻・小倉汐里(西丸優子)と訪問看護師の赤井美香(太田美恵)の3人で箱根の別荘を訪れている間に金庫破りに遭ったようだ。犯行翌朝に本郷宅に出勤した家政婦の本宮カレン(大西礼芳)が発見・通報したという。そして本郷は旅先で体調を崩して入院してしまい、事情聴取は拒否されていた。
 その本郷は都内に多数のビルを保有する資産家で、黒い噂が絶えず政財界や裏社会とつながるフィクサーとも目されている男だ。そして昔から数々の美女と浮名を流し“世田谷のジゴロ”とも呼ばれている。
 ひより(高畑充希)たちが現場検証をしていると、迫田(角野卓造)・藤堂(野口五郎)・夏目(西島秀俊)が現れた。なんと伊達(近藤正臣)と本郷が幼なじみで、伊達が本郷から直接捜査を頼まれてしまったという。藤堂が金庫を調べると、強引にこじ開けられた跡の他に小さな穴が開けられている。さらにその穴には鱗粉が付着している。この特徴的な痕跡に、迫田たちは昭和の時代に世間を賑わせた伝説の金庫破り“アゲハ”を連想する。
 その一方で、藤堂は本郷が飲んでいる薬に違和感を覚える。さらに、本郷を巡る汐里・美香・カレンという3人の女性の関係が非常にややこしく……。

脚本:黒岩勉
演出:木下高男
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【歳時メモ】 梅がちらほら

2019-02-23 16:59:16 | 歳時メモ
「歳時メモ」と勝手に銘打っていますが、このカテゴリーの意味は、植物の様子や気候などをメモして、翌年以降に現記事を振り返ると、季節の進み具合が分かりやすいかなと思い、記事にしています。

 梅がちらほら咲き始めました(まだ、ほとんどの樹は蕾ですが)
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刑事ゼロ 第7話

2019-02-23 12:12:42 | ドラマ・映画
 “セブン”の正体、そして時矢たちが正体にたどり着く過程など、面白かった。
 今回の自殺誘導が、3年前の“セブン”をあぶり出す為に山之辺刑事(阿部進之介)が模倣したモノというのも面白く、Ⅴチューバ―の田所(須藤公一)が生動画配信中に、トチ狂った榊原(坂口涼太郎)が惨殺してしまうシーンも刺激的だった。

 時矢(沢村一樹)&智佳(瀧本美織)の兄妹風喧嘩も面白かった。

(“面白い”の連発や“刺激的”と表現するのは不謹慎だと思いますが、ご容赦を)

【疑問点】
 時矢が「残りの5人を特定する」と約束していたが……≪えっ?“あと4人”じゃないの?≫と思ってしまった。
 ひとりはⅤチューバ―田所だとして、もう一人は3年前、逮捕直前に服毒自殺した川上(亀山貴也)。私は“トチ狂い”の榊原もそうかと思ったが、単に“月影カレン”の狂信者だっただけ。認知心理学者・兵藤(石橋蓮司)が主催するオンラインサロンの塾生だったというのに、人に踊らされるとは……


【ストーリー】番組サイトより
 記憶を失う前とは打って変わってズボラな性格になった時矢暦彦(沢村一樹)を、佐相智佳(瀧本美織)は見かねて注意。そんな智佳に時矢は反発し、2人はケンカになってしまう。そこへ、“月影カレン”という女性が何者かに連れ去られたという知らせが入り、智佳は時矢を置いて内海念也(横山だいすけ)と現場に急行する。
 そんな中、警視庁捜査一課の山之辺裕作刑事(阿部進之介)が時矢を訪ねてきた。山之辺によると、2日前に東京、京都、仙台で発生した同時自殺事件が、以前時矢と共に捜査に当たった事件と酷似しているという。
 それは3年前の冬、全国で7人の女性が同日同時刻に自殺を図った事件で、いずれの現場にもイギリスの詩人、ウィリアム・ブレイクの詩集『無垢の予兆』が残されていたという。やがて、自殺者たちが失恋者専用のサイトにアクセスしていた事実が発覚。“セブン”と名乗るサイト管理人・川上昇(亀山貴也)が言葉巧みに自殺をほう助していたことが判明したものの、彼は逮捕直前に服毒自殺。事件は被疑者死亡で幕引きとなったはずだった…。
 ところがつい2日前、またしても3人の女性が同時自殺を図り、現場に『無垢の予兆』が残されていたという。かねてから真犯人は別にいると考えていた山之辺は、3年前、同意見だった時矢に協力を依頼。時矢は、右腕の智佳がいないまま、捜査に乗り出す。
 一方、連れ去り事件の捜査を開始した智佳は、被害者は女性ではなく、“Vチューバー”の田所健三(須藤公一)だと知って驚く。田所は“月影カレン”というキャラクターになりきって動画配信を行っていたのだ。智佳は、彼の自宅で認知心理学者・兵藤幸雄(石橋蓮司)の写真を見かけるが…!?

ゲスト:阿部進之介 石橋蓮司

脚本:及川拓郎
監督:及川拓郎
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相棒 season17 第16話「容疑者 内村完爾」

2019-02-22 17:23:26 | ドラマ・映画
 思い出すのは、season10 第2話「逃げ水」
 ちょっとした諍いの後、立ち去ろうとした相手に腹立ちまぎれに投げた石が、急所に当たり、死に至らしめてしまった事件(傷害致死)。
 事件の被害者家族の怒りと悲しみ、加害者家族も世間の非難や贖罪の気持ちが圧し掛かり、更なる悲劇が生まれるという、非常に欝なストーリーだった。

 特に、加害者の姉は気の毒だった。

 今話もテーマ(殺人事件の被害者家族と加害者側の苦しみ)は同じだが、異なる点が3つ
①第三者の自分勝手な正義(ネットを利用した懲らしめ)が絡んでいた
②加害者が自分の犯した罪を後悔し、贖罪の気持ちを非常にもっていた(「逃げ水」の加害者は自暴自棄になっていたが贖罪の気持ちは薄かった)
③内村刑事部長(片桐竜次)が事件に関係し、容疑者として身柄を拘束される


 加害者を弁護し、社会に更生させようとした弁護士を殺害したのは①の第三者
 ネットで服役した男をネットで晒し者にした行為を、弁護士に咎められ、逆上して殺害したのだった。
 殺人は一生背負わなければならない罪だが、服役した以上第三者がとやかく言う資格はない(被害者家族の気持ちは清算できないが)。
 ただ、殺害された弁護士も、蔑むような非難をするのではなく、「暖かい手を差し伸べるのを強いることはできないが、更生しようとしているのを妨害するのは正義ではない」と諭すぐらいしてほしかった。
 それにしても、この第三者の幼稚な正義感の持ち主は、沸点が低すぎ。

 ②…12年前の加害者は、実は贖罪の気持ちを強く持っていた
 被害者の母の手紙に返事を書けなかったのは、《どう書いても言い逃れになってしまう》という気持ちからだった。
 しかし、手紙の受け取り拒否というのは駄目だろう。その辺り、弁護士がもっとケアすべきだった。

 ③の内村刑事部長の関わりは、被害者の父と学生時代の山岳部仲間で相談を受けていた。
 今回の事件直前にも、妻の様子(包丁を持って出かける)を見て、内村に相談したのだ。
 内村は事件の経緯がはっきりするまでは、黙秘を続けることにした。
 黙秘せずに事情を話した方が、事件の真相がはっきりするだろうが、友情を重んじたようだ。まあ、どうせ、特命係がしゃしゃり出てくると読んでいたのだろう。
 事件解決後、“花の木”で右京たちが内村の噂をしている時、絶妙なタイミングで乱入?してきたが、表で入ろうかやめようか躊躇し中の様子をうかがっていたと解釈したい
 わざわざ“花の木”まで出向いたのだから、感謝していたのだろうが、「今回は大目に見てやる」とだけ言って立ち去ってしまったのは、刑事部長らしくて思わずニヤリとしてしまった
 多少、突っ込み処はあるが、面白かった。

【多少の突っ込み処など】
・上述した犯人の沸点の低さ、人権派?弁護士の対応のまずさなど
・凶器の石をなぜ冷蔵庫に保管したのだろうか?
・他県の警察の管轄なので、突っ込んだ情報を得られないので仕方がないのかもしれないが、匂いから12年前の殺人犯にたどり着くのは強引な展開
・数年前?の部長を回想するシーンで、参事官の髪が増量していたが、変な髪型だった
・神奈川県警に対する伊丹の小学生のような言動が笑えた


第1話「ボディ」第2話「ボディ ~二重の罠」第3話「辞書の神様」第4話「バクハン」第5話「計算違いな男」第6話「ブラックパールの女」第7話「うさぎとかめ」第8話「微笑みの研究」第9話「刑事一人」元日スペシャル 第10話「ディーバ」
第11話「密着特命係24時」第12話「怖い家」第13話「10億分の1」第14話「そして妻が消えた」第15話「99%の女」


【ストーリー】番組サイトより
警視庁震撼!! 弁護士殺人の容疑者は内村刑事部長!?
特別に捜査権を与えられた特命係が真相解明に走る!!


 神奈川県内の河川敷で、人権派として知られる弁護士の他殺遺体が発見され、現場にいた内村刑事部長(片桐竜次)が容疑者として拘束される。
 捜査に乗り出した右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、遺留品を手掛かりに、近くの線香工場で聞き込みを。すると従業員の中に、12年前に女子高生を殺害した罪で懲役刑を受け、最近出所したばかりの男が、殺害された弁護士の紹介で働き始めていることが判明。しかも、男はこの日、無断欠勤しており、行方が分からなくなっているという。
 右京と亘は、12年前の事件と今回の一件の関係を調べるため、娘を殺害された被害者遺族の元へ。しかし、母親の由美(あめくみちこ)とは会えたものの、父親の笹山(江藤潤)は海外出張中とのこと。ただ、内村と笹山は大学の同期で、12年前の事件の際も、内村は遺族の便宜を図っていたことが分かる。

完全黙秘の内村刑事部長の真意とは…
そして弁護士殺害と12年前の通り魔事件に関連が…!?
交錯する正義の先に思わぬ真実が浮かび上がる!


ゲスト:江藤潤 あめくみちこ

脚本:児玉頼子
監督:内片輝
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全国的に春の陽気?(2019年2月20日)

2019-02-21 17:08:30 | 気象
≪また、何か言っている≫と思われる方も多いと思います。スルーしてください。

 19日、20日は低気圧(南風)が暖気をもたらし、全国的に暖かくなりました。
 北陸地方も19日から20日の明け方頃までは、平年よりかなり暖かかったのですが、徐々に寒気が入り込み、日中は9℃台で推移し、≪寒い≫という感覚でした。日中の気温が9℃台というのは、3月初旬に相当しますが、平年の2月20日ごろに比べて1℃強高いので、“暖かめ”とは言えなくもないのですが、≪平年より1℃強しか高くなく、3月初旬では“春の陽気”とは感じない≫というのが、実感です。
 でも、寒気は日本海側⇒太平洋側と移動するので、暖寒の変化にはタイムラグを生じます。で、予想された現象(報道)が起こります……

日本テレビの夕方の報道番組『news every』の第一声が
「今日は全国で気温がぐんぐん上がり、関東では20℃を超えました」で始まり
“真冬とは思えない日差し”“半そで姿”“季節外れの暖かさ”“暑いくらい”“ぽかぽか”という言葉が飛び交い、

『列島各地(千葉県・館山市、山梨県・甲府市、栃木県・宇都宮市、三重県・尾鷲市、静岡県・牧之原市、東京都心)で聴かれたのは
「2月とは思えない(暖かさ)」
という言葉』
 と、報じられました。


 確かに、上記の地点での様子(波乗り、スケートリンクの氷の融解、菜の花の早咲き、河津桜や紅梅の満開など)や最高気温などを見る限り、第一声の「今日は全国で気温がぐんぐん上がり、関東では20℃を超えました」という言葉は、的を射ているように思えます。
 しかし、“全国で”という表現は適切ではありません



 昨日(20日)午後2時のアメダスの気温データを見ると、15℃以上の薄い黄色や20℃以上の黄色の地点は関東以西の太平洋側に限られています。
 北日本は基本が寒いので青色系が多くなり、この図ではよく分かりません。おそらく3月下旬並みの気温になっても薄黄色にならないような気がします。なので、昨日の午後の気温を平年値と比べてみました。札幌市は3月上旬並み、秋田市は3月10日ごろに相当、北日本ではありませんが松江市は2月下旬並みでした。

 念のために強調して言わせていただくと、「太平洋側や関東地方や都心が春の陽気だと言って騒ぐな」と怒っているのではなく、「太平洋側(関東)が暖かいからと言って、“日本中が暖かかった”かのような表現をするのは不適切だ」と文句を言っているのです。
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トレース ~科捜研の男~  第7話

2019-02-19 17:21:16 | ドラマ・映画
“新章突入”という割には、真野(錦戸 亮)の兄関連事件は進展なしだったなあ…

それにしても、
偶然が重なりすぎ。これだけ偶然が重なると、“偶然”とは言えなくなる
・人を撥ねた都議会議員の伊集院和明(徳重聡)の愛人が事故現場から去った後、男たちに絡まれる
・その付近で合コンしていたノンナ(新木優子)たちがその現場に遭遇
・ノンナとその女性のパスケースが同じ
・揉み合いの際、その女性の持ち物とノンナたちの持ち物が散乱。女性がノンナのパスカードを間違えて持ち去る
・女性が起こした事故(表向きは都議会議員の秘書が事故を起こしたことになっていた)の処理を、何故か虎丸(船越英一郎)が担当

【その他の疑問点】
①なぜ、ノンナだけ帰宅後を狙う?パスケース(パスカ)を取り戻すのなら、帰宅途中のバッグを狙うほうがはるかに効率的
②合コンの二人が狙われたのなら、当然、用心というか、返り討ちを狙うのでは?鈍すぎ…
③真野と早川(萩原聖人)の密談、なぜ、目撃されやすい窓際に座るのか?
④エアバッグが発動してもシートベルトによるアザがつくのか?

【今話の教訓】
運転中の喧嘩は危険


【ストーリー】番組サイトより
 真野(錦戸 亮)は、25年前に殺害された当時高校生の姉・仁美(夏子)が妊娠していたことを知る。真野は、兄の義一(倉悠貴)も通っていた高校の教師・早川(萩原聖人)に会い、姉に関する情報を求めた。
 ノンナ(新木優子)は、 英里(岡崎紗絵)と科捜研物理科の坂上亜希(木原実優)に誘われ、合コンに参加する。その帰り道、ノンナたちは、公園で女性が男たちに絡まれているのを目撃し、助けに行く。男たちは、ノンナが科捜研の研究員だと知ると逃げ去ったが、そのときにはすでに女性の姿はなかった。
 一方、虎丸(船越英一郎)は、捜査一課長の江波(篠井英介)から、都議会議員・伊集院和明(徳重聡)の秘書が起こした交通事故の捜査を手伝うよう命じられる。事故は、真夜中に徘徊していた認知症の高齢男性が、伊集院の秘書・住井葉子(河井青葉)が運転する車にはねられて死亡したというもので、車には伊集院も同乗していた。
 所轄の刑事・柏原依子(宇野実彩子)とともに捜査を始めた虎丸は、真野たちに事故車の調査を依頼する。虎丸は、運転をしていたのは葉子ではなく、飲酒していた伊集院ではないかと疑っていた。実は、事故発生から通報までに約1時間のタイムラグがあったが、その間、伊集院と葉子は事故の衝撃で意識を失っていたというのだ。
 そんな折、ノンナと一緒に合コンをした亜希が階段から突き落とされ、バッグを奪われるという事件が起きる。さらにそのすぐ後、今度は英里がひったくりに襲われ…。

脚本:相沢友子
演出:三橋利行
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