英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

【歳時メモ】 桜状況(2019年3月28、29日)

2019-03-29 16:32:30 | 歳時メモ
「歳時メモ」と勝手に銘打っていますが、このカテゴリーの意味は、植物の様子や気候などをメモして、翌年以降に現記事を振り返ると、季節の進み具合が分かりやすいかなと思い、記事にしています。

 昨日(3月28日)に福井市でソメイヨシノが開花しました。平年より6日、昨年より1日早いそうです。
 一昨日(27日)までの2、3日がとても暖かく、一気につぼみが膨らんだのですが、昨日は寒気が入り肌寒かったのですが、未明から早朝に掛けては暖かさが残り、これまでの勢いで花が開いたという感じです。

 今日は寒気がやや北上し、晴れ間もあったので15℃まで上がったので、さらに開花が進み、2分ほど咲いている樹があちこちで観られます。
 堤防の桜は27日に開花し(北側の桜は22日に咲き始めていました)、今日は工業高校や中学校の桜も咲いていました(昨日か一昨日咲いたのでしょう)。

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相棒 season17 第20話(最終話)「新世界より」

2019-03-24 15:53:55 | ドラマ・映画
(ほぼリアルタイムで視聴したのですが、忙しくて放置してしまったので、記憶が若干曖昧です。
 多少、再見してチェックしますが、そこまでするほどの内容でもないような……)


《金井さんには、スペシャルを任せないで欲しい》
   ………………というのが視聴後の第一の感想

1.詰め込み過ぎと言うか、寄せ集めと言うか…
・反科学主義を掲げている『楽園の扉』という団体……反社会的な教団ぽい
 (本編と関係ないが、PCゲーム「euphoria(ユーフォリア)」の 主題歌も「パンドラの楽園/楽園の扉」(唱:青葉りんご)というタイトル)
・ゲノム編集による新型ウイルスが引き起こすパンデミック
未来人、成瀬真一郎(渕野右登)、水原美波(八木優希)……『沈む天体』という小説の主人公と同じ名前
原始的生活主義者、鷺宮栄一(中原丈雄)……『沈む天体』の作者で未来人の男女と関わりがありそう。『楽園の扉』の代表の阿藤(小木茂光)は元同志
東国の女スパイ
 教団やウィルスや東国などは馴染み?の要素なので、“未来人”という新機軸を繰り出したが、ちょっと設定に無理があった。(詳細は“項目2”で)


2.“未来人”の設定は苦しかった
 《世間と隔絶した原始的生活》、《『沈む天体』の設定を過去の歴史として刷り込む》など苦心の設定だったが、やはり無理があった。“隠れ里”も発見されないはずがない。
 『ターミネーター』を思わせるふたりの登場だったが、結局、雷に打たれたということなのだろうか?ふたりとも丈夫だなあ…(このふたりについては“項目3”で)
 そもそも、ふたりを発見した男性は、雷が鳴る荒天の夜、何が目的でたき火をしていたのだろうか?

3.有能過ぎる“未来人”
 未来人ではなく原始的生活者だったが、世間に出てからわずか3ヶ月でPC操作、硫化水素系発生装置作製などをマスター。
 その上、冠城をまいた上、拳銃を入手し、八木橋准教授(大浦龍宇一)を狙撃(致命傷とはならず)する機動力や情報収集力や行動力を発揮。如何に人類滅亡を防ごうと必死だったとしても、有能過ぎる。ラストシーン付近でも、いち早く、八木橋と女スパイとの取り引き場所を掴んでいたし。
 新聞を読んで驚いた理由に関しては面白かった(記事ではなく、自分たちが思い込んでいた世界より約50年前の日付に驚いた)


4.馬鹿かお前(by 伊丹)
 遺伝子工学研究室の3人(機材メーカーの女スパイも含む)、如何にも怪しげだったが……
八木橋准教授(大浦龍宇一)
 こいつに関しては伊丹の言葉が端的に表現している
「馬鹿かぁお前、自分がしたことが分かっているのか?
 たったひとりの女の為に……おまえは……世界中の人々を殺そうとしたんだぞぉぉおおおっ!」

 女スパイにたぶらかされて、殺人ウィルスを製造し東国に渡そうとした。さらに、ウィルスのことを知った教授を殺害、さらに『楽園の扉』の手先だった助手をも殺害。
 こんな馬鹿な男でも、人類を滅ぼす兵器を製造できてしまうのが怖い。

助手・北尾(大谷麻衣)
 いかにも怪しそうな顔(笑)をしていたが、『楽園の扉』の手先だった。
 こいつも危険極まりないウィルス(偽アンプルだったが)をばらまくことに加担した馬鹿

女スパイ・中川麗子(長谷部瞳)
 東国のスパイは便利な設定だなあ。
 名前が『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の登場人物の中川圭一と秋本・カトリーヌ・麗子を合わせた名前だったのは偶然か?
 八木橋のアリバイが都合よく成立した証言者だったので最初から怪しかった。

秋川教授
 遺伝子工学の権威で頭が良いはずなのだが、准教授の悪事を告発しようとして殺害されてしまう。
 教授に限らず、ドラマで殺害される被害者は、なぜ、無防備に背中を向けてしまうのか?


4.フェードアウトさせられてしまった『楽園の扉』
 赤と黒の色使いに目玉を連想させるシンボルマーク と “如何にも”という感じの代表の阿藤修(小木茂光)で怪しさが充満。
 阿藤は元鷺宮と同志だったが、娘がネット誹謗の被害にあったことにより、歪んでしまった。
 反科学主義を掲げていて、2年前にクローン技術研究所に“サタンの母”と呼ばれる高性能爆薬を仕掛けたとして逮捕されたが、証拠不十分で不起訴(仕掛けたかどうかは不明だが、限りなく怪しい)
 そんな阿藤だったが、勇躍、殺人ウィルスをばらまいたと思いきや、偽アンプルで野望不発。その後、出番なし。
 代表同様に怪しげな事務局長?はともかく、『楽園の扉』の会員は普通そう(フォトスの記者・風間楓子の証言)だし、鷺宮の隠れ里と同じような生活をしていたようだ。その後、どうなったのだろうか?

 『ガイア・パブリック』に関しても説明不足。


5.小ネタは評価できる
・「やれぃ!杉下の勘に掛けてみるしかないだろう。……中園参事官、責任者としてしっかりやれぇぃ!」相変わらず、世渡りの上手い刑事部長
・奮闘する中園参事官
・暇か課長の弁当の予知能力(夕食の余り者の再利用)
・右京と冠城の扮装
・ガスマスクを手に避難する青木
 

6.不可解な事象
冠城の不可解な逃走ほう助
 捜一コンビの尾行を、冠城が邪魔をして真一郎らを解放。
 二人とゆっくり話がしたかったのだろうが、途中の駅付近でふたりを車から降ろしたのは不用意だ。

神出鬼没な鷺宮
 八木橋准教授の狙撃現場、さらに八木橋准教授と女スパイとの取引現場に登場


 いろいろな要素を繋ぎ合わせただけの残念なストーリーだった。
 甲斐(石坂浩二)と衣笠副総監(杉本哲太)の策士ぶりを示すために、東国の設定を都合良く利用したが、最近の甲斐の行動や考えを考えると、今回の甲斐の行動は不可解だ。
 伊丹は格好良かったのが救い……
 

第1話「ボディ」第2話「ボディ ~二重の罠」第3話「辞書の神様」第4話「バクハン」第5話「計算違いな男」第6話「ブラックパールの女」第7話「うさぎとかめ」第8話「微笑みの研究」第9話「刑事一人」元日スペシャル 第10話「ディーバ」
第11話「密着特命係24時」第12話「怖い家」第13話「10億分の1」第14話「そして妻が消えた」第15話「99%の女」第16話「容疑者 内村完爾」第17話「倫敦からの刺客」第18話「漂流少年~月本幸子の覚悟」第19話「漂流少年~月本幸子の決断」


【ストーリー】番組サイトより
記憶喪失の男女が訴える人類滅亡の危機!?
致死率100%のパンデミックを特命係は阻止できるのか?


 遺伝子工学の世界的権威である大学教授が殺害される事件が発生。准教授の八木橋(大浦龍宇一)によると、教授が取り組んでいたのは鳥インフルエンザに関する研究だったという。その後、現場から有毒ガスの発生装箱と、『楽園の扉』という反科学主義を標榜する団体のバッチが発見される。『楽園の扉』の代表・阿藤修(小木茂光)は、かつてクローン技術研究所に爆発物を仕掛けた疑いで逮捕されたものの、証拠不十分で不起訴になった曰く付きの人物。警察は、殺人への関与を疑い、阿藤を拘束するが、「天の仕業だ」と言って取り付く島がない。
 いっぽう、右京(水谷豊)は、防犯カメラの映像に不審な若い男女が映っているのを発見。2人の名前を突き止めるが、それは世界滅亡を描いた『沈む天体』という小説の主人公の名前だった。作者である鷺宮(中原丈雄)が何らかの事情を知っているのではないかと考えた右京は、亘(反町隆史)と共に、彼の元を訪ねる。すると鷺宮と阿藤が、かつて共同でIT企業を立ち上げていたことが分かる。
 そんな中、防犯カメラに映っていた若い男女の行方が判明。小説と同じ、成瀬真一郎(渕野右登)、水原美波(八木優希)を名乗る彼らから事情を聞くと、2人は記憶喪失で、事件とは関係ないと主張する。しかし、「このままじゃ世界が滅びる」と、奇妙なことも口にしていた。
 さらに、殺された大学教授の研究室では、鳥インフルから致死率100%の新型ウイルスを作ることが可能で、その研究成果が『楽園の扉』に渡っている可能性が浮上してくる。右京と亘は、『楽園の扉』を取材したことがある楓子(芦名星)の協力で、彼らの本拠地に乗り込むが…!?

男女が主張する滅亡のカウントダウン…
妄想か、未来予知か、それとも…!?
世界規模の危機に、特命係決死の捜査は通用するのか!?


ゲスト:中原丈雄 渕野右登 小木茂光 大浦龍宇一 八木優希

脚本:金井寛
監督:内片輝
コメント (4)
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【歳時メモ】 菜の花と桜の蕾 [追記]白木蓮

2019-03-21 10:52:19 | 歳時メモ
「歳時メモ」と勝手に銘打っていますが、このカテゴリーの意味は、植物の様子や気候などをメモして、翌年以降に現記事を振り返ると、季節の進み具合が分かりやすいかなと思い、記事にしています。
 梅があちらこちらで満開
 菜の花があちらこちらで咲き始めました
 桜の蕾に赤みが差し、樹全体が赤っぽく見え始めました

【追記】
 ご近所の白木蓮が開き始めました。
 木蓮の花の開き方は、最初のチューリップ状から更に開いていき、全開になった後、散っていきます。(チューリップの花もそうなのですが)
 並んで立っている紫木蓮は例年同様、少し遅れて咲くようです。
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トレース ~科捜研の男~  第11話(最終話)

2019-03-20 19:25:55 | ドラマ・映画
汚い表現で申し訳ありませんが、“胸糞悪い”話だったと言わせてください。
もっと適切な表現はないかと、“胸糞悪い”でググったら、『トレース最終回 大ブーイング「胸糞悪い」「観なきゃよかった」 』という記事が検索の上位にありました。


――胸糞悪い連中――
その1 源 仁美(夏子)
 真野の姉で『武蔵野一家殺人事件』の被害者の一人。
 教師の早川(萩原聖人)と関係を持ち、妊娠。
 自分を捨てた早川への復讐を、兄へのいじめを主導した壇(千原ジュニア)に依頼。
 いじめを受けた兄のことはどうでもいいらしい。

 確かに早川の行為は許せないが、妊娠については彼女にも責任がないわけではない。避妊など年長の男性が考えるべきだが(まあ、それ以前に不倫は駄目)、性行為がどういう結果(妊娠の可能性)になるか、考えないといけない。
 壇によると、生むつもりだったらしいが、出産やその後のことを考えていたのだろうか?破壊的な復讐よりも、責任を取らせるなど、もっと考えることがあったはずだ。


その2 新妻大介(伊藤高史)
 真野の兄・義一(倉悠貴)をいじめていた主犯格のひとり。
 第6話で遺体で発見される。事故による窒息死と鑑定されたが、早川が偽装し事故に見せかけて殺害したものだった

 自販機荒らしを壇にもみ消してもらう(壇の父が警視総監)代わりに、壇の“犬”となり、善一をいじめ、早川の授業で学級崩壊を引き起こす。
 さらに、『武蔵野一家殺人事件』では、壇に命じられるまま、佐保(袴田吉彦)とともに善一を殺害。

 卒業後、罪の意識からホームレスに落ちぶれた(早川の弁)らしいが、罪の意識があったかは怪しい。
 いじめや学級崩壊の様子からは、罪の意識は全く感じられなかった。

 (“新妻”という姓はややこしいので、別の名前にしてほしかった)
 
その3 佐保優作(袴田吉彦)
 高校時代の悪行は新妻と同じ。
 しかし、新妻とは違い食品会社社長に。
 ただし、悪行は継続。第10話では、所属プレーヤーのドーピング隠し工作、さらに、その工作が露見しそうになると、ドーピングの罪を押し付けた春日部(柾木玲弥)の殺害を新田清美(奥田恵梨華)に依頼。(糞女の清美は実行)
 真野が『武蔵野一家殺人事件』の真相を求めて会おうとしたが、その直前、ガス爆発で死亡(早川が事故に見せかける細工をした)

 新妻同様、いじめや学級崩壊の罪の意識は感じられなかった。
 《世の中の社長が悪事をしている》はずは全くないが、彼は社長になるため、さらに、社長の権力を利用して悪事を積み重ねていたに違いない


その4 早川尚文(萩原聖人)
 義一の担任。
 新妻の遺体発見を機に、真野に接近。義一のいじめに関して責任を感じているとして、『武蔵野一家殺人事件』の真相解明に協力するが、実は、犯人。
 学級崩壊の心労に加え、「仁美は子供を産むつもりで、苦しみから逃れるには仁美を殺すしかない」などとそそのかされ、仁美を殺害。さらに、引きこもりの義一の犯行に見せかけるため、両親も殺害。
 さらに、壇に命じられ、新妻、佐保をも殺害し、真野が『武蔵野一家殺人事件』の真相に到達するよう手掛かりとなる情報を提供。
 今回(最終話)では、壇を刺し殺そうとした(壇は意識不明の重体)。

 仁美を身ごもらせたが、妊娠を知ると捨てる。
 さらに、自身の為、仁美や両親を殺害。さらに、新妻、佐保を殺害。
 《兄が姉や両親を殺害して自殺した》という事実に苦しんできた真野を前に、善人ぶって協力。
 これだけ悪行を重ねて、よく心が崩壊しないものだ…


その5 壇 浩輝(千原ジュニア)
 偶然、義一の笑顔を見て、《彼の苦痛や悲しみに歪む顔が見たい》と思い立つ。
 警視総監の父の権力で新妻と佐保の窃盗罪を隠ぺいし、彼らを手下にして、義一をいじめさせる。
 さらに、義一の妹の仁美から早川への復讐を依頼されると、嬉々として手下に命じ、早川のクラスの学級崩壊をさせる。
 それでも飽き足らず、『武蔵野一家殺人事件』を引き起こす。

 真野が義一の弟であることを知ると、真野に『武蔵野一家殺人事件』の真相にたどり着かせ、苦しむ真野を堪能する。

 《偶然見かけた義一の苦しむ顔を見たい》というまったく理不尽な理由で、悲劇を引き起こした。
 しかも、安全圏にいて、自分の手を汚さず、証拠も残さない(権力を悪用)。
 その心理ややり方が糞過ぎる!



――《真野が早川の自殺を止めた理由》に疑問――
(「どうして?……俺は君の家族を殺したんだぞぉ…どうしてぇ!…どうして?どうしてなんだよぉ!」と問う早川に対して)
「分かんねえよっ!
 ふざけんな!…もううんざりだ、うんざりなんだよっ!
 俺は前に進みたいんだ。その為に真実を探してきたんだ。
 俺は、お前らみたいに絶対にならない。おまえらとは違うんだぁ!」


(「あの時、どうして壇と早川を助けたんだ?」と問う虎丸に対して)
「なんででしょうね…
 25年前、家族を失ったあの日から、俺はずっと暗闇の中にいました。
 “進むべき方向が分からず、立ち止まっているのは何よりもつらい”
 その気持ちがわかるから、何としても真実を見つけ出して、遺族に伝えてあげたかった。
 そうすればきっと、前に進むことが出来ると信じていたからです。
 でもあの時、自分自身の真実を知った時、もし、壇や早川を殺したら、二度と暗闇から抜け出すことが出来なくなる。
 俺は前に進みたい…そう思ったんです」


 確かに、《真実を求めて前に進む》《壇たちとは同じにはならない》《殺したら、暗闇から抜け出すことが出来なくなる》というのは嘘ではないだろう。それが彼の信条だったから。
 でも、壇や早川が死んでしまったら、兄の無実という真相が闇に葬られたままになってしまう。
 《真相を明らかにして進むべき方向を決める》ことも大切だが、《兄の汚名を雪ぐ》ことも重要なのではないだろうか。少しきれいごと過ぎた気がする。


 そもそも、壇と対決するのなら、ボイスレコーダーぐらい装備しておけよ!少なくとも2つ…いや、3つ用意して、《ボイスレコーダを発見し破壊して得意がる壇に、3つ目のボイスレコーダの存在を示して悔しがらせる》ぐらいして欲しかった。

 

――胸糞悪すぎる『武蔵野一家殺人事件』――
 早川を動かして、真野に真相に辿りつかせ、彼の悲しみ苦しむ様を堪能したかったという事件構造は筋が通っていた。
 しかし、その真相や壇の心理が胸糞悪すぎた。



――千原ジュニアの演技について――
 壇の狂人振りや気持ち悪さに関しては、充分良かったのではないだろうか? 氏の持ち味?がとても生かされていた(笑)
 しかし、壇が刑事部長として振る舞う常識人振りや有能さがぎこちなさ過ぎた。



【その他の疑問点など】
・発見した時や疑問を感じた時のノンナの驚き方がわざとらしいというか、大袈裟と言うか……気になった
・真野と壇を乗せた運転手はどこに行ったのか?……気になる

 

【ストーリー】番組サイトより
 『武蔵野一家殺人事件』の真相を追う真野(錦戸 亮)は、早川(萩原聖人)とともに食品会社社長の佐保(袴田吉彦)に会いに行った。ところが佐保は、ボイラー室のガス爆発に巻き込まれて死んでしまう。佐保は、不審死を遂げたホームレスの新妻(伊藤高史)と同じく早川の教え子のひとりであり、真野の兄・義一(倉悠貴)をいじめていた主犯格でもあった。
 科捜研に戻った真野は、虎丸(船越英一郎)を交え、ノンナ(新木優子)と海塚(小雪)にこれまでの経緯を話す。真野は、『武蔵野一家殺人事件』の証拠品だった軍手に残されていた身元不明のDNA型と、妊娠していた姉・仁美(夏子)の胎児の絨毛のDNA型を鑑定し、その2つに親子関係が認められることを突き止めていた。つまり、仁美を妊娠させた相手が、真野の家族を殺した犯人である可能性が高いのだ。そこで真野は、佐保の心臓血のDNA型を調べたが、親子鑑定の結果は不一致だった。
 佐保が死亡したボイラー室に臨場した真野は、ガスの元栓部分に付着した手袋の皮革を発見する。その持ち主と思われる人物の皮膚片から採取したDNA型は、『武蔵野一家殺人事件』の軍手のDNA型と一致していた。新妻の事件同様、佐保の事件にも捜査の打ち切り命令が出た中、仁美の交際関係をもう一度洗い直す真野たち。そこで得た証言を基にさらに調べていくと衝撃の名前が浮かび上がる…。
 そんな折、科捜研に刑事部長の壇(千原ジュニア)が突然視察に訪れ…。

脚本:相沢友子
演出:松山博昭
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メゾン・ド・ポリス  第10話(最終話)「最後の願い」

2019-03-18 22:07:50 | ドラマ・映画
夏目(西島秀俊)の反撃
他のメゾンメンバーも再団結
しかし、野間(佐野史郎)一味はその逆襲を制圧
勝ち誇った野間が、自分の殺人などを自慢?
ところが、それはひより(高畑充希)たちが仕掛けた罠で、人事一課の監察係の瀬川(竜星涼)がSITを引き連れ突入
野間の小芝居、更に「無敵なんだぁ!」とキレてひよりを撃とうとしたが、高平(小日向文世)が拳銃の腕?を披露し、鎮圧

その後、警察情報部までは一掃できなかったものの、高遠建設、青戸組らの癒着、内通者の間宮管理官(今井朋彦)の情報漏えいなどが摘発され、大団円
反撃が過激すぎだった夏目は、傷害罪と器物損壊罪の容疑でひよりが逮捕。


夏目が逮捕されたのは意外だったが、「夏目を踏み台にしてここ(捜査一課)に来た」ということにしたかったのだろう。
別に、捜査一課に行かなくてもいいのではと思うが、結局、事件現場に釈放?された夏目を含めたメンバーが押し掛け、また、ドタバタ捜査が……
という結末。



夏目の反撃振りやメンバーの安定した奮闘がよかった。
最終話前、最終話のジェットコースター的“上げ下げ”もお約束と言えばお約束だが、面白かった。
シリーズを通して、安定して面白かった。



【ストーリー】番組サイトより
 高遠建設常務の野間(佐野史郎)の周到な策略で、ひより(高畑充希)とおじさまたちはバラバラにされてしまった。
 誰もいないメゾンでひよりは失意に暮れる。すると、そこに伊達(近藤正臣)が帰ってきた。ひよりはこのピンチの原因は自分の判断ミスだと嘆くが、伊達は年をとると諦めが悪くなると語り捜査続行を示唆。そこに娘の名を出されて脅迫されていたはずの高平(小日向文世)も戻ってきた。高平も全く諦めていない。2人のやる気に接し、ひよりは野間と対峙する気力を取り戻す。
 そのころ、逃亡中の夏目(西島秀俊)は野間の実働部隊を率いる大黒(中野英雄)に接触。迫田も新木(戸田昌宏)と原田(木村了)を留置所に呼び出し署内の裏切り者探しを頼むなど、それぞれの持ち場でやれることを進めていく。
 しかし厳重に保管していた証拠のデータが消えるなど、野間の魔の手は署内にも蔓延っている。誰が味方で誰が敵なのか。ひよりたちは圧倒的に不利な状況から野間を追い詰めることができるのか。

脚本:黒岩勉
演出:佐藤祐市
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刑事ゼロ 第10話(最終話)

2019-03-17 22:02:23 | ドラマ・映画
事件の構造は面白かった
①タロットカードになぞらえた連続殺人
 タロットカードになぞらえた必然性は低かった。強いて理由を挙げれば、殺人の連続性を誇示することにより、犯行主旨のアピール。
 ドラマ的には派手さ(殺害状況の派手さ)を求めた。

②“秩序”による規則性
・“身内の被害者の数だけ殺人を犯せる”
・自分が罰せられる(殺害される、自害する)ことを受け入れる
・釈放理由の種類を揃える

③犯行の統括者・女教皇の存在
 藤林教授(南果歩)が黒幕ではなく、留置場の看守・草場(今野浩喜)だった。
・看守という存在の透明性で嫌疑を掛けられにくい。
・さらに、被疑者や被告人からも透明な存在で、それゆえ、彼らの本性を見ることが出来た。
・能見(高橋光臣)→外山(粟島瑞丸)→藤林(南果歩)への犯行の継承も、看守の立場であれば容易

【不満点・疑問点】
Ⅰ.“刑事の罪”
 拡大解釈というより、こじつけに近かった。
 時矢(沢村一樹)が突き落とされる直前の能見の言葉“刑事の罪”が記憶を失う要因と言うが、説得力がない

Ⅱ.時矢を突き落としたのは犯行数に入らないのか?
 上方から落下しながら鉄パイプで殴りつけ、その後も何度も殴った挙句、蹴り飛ばし、ビルから転落させかけた上、拳銃で撃とうとしたが、時矢の抵抗にあったので、蹴り飛ばして転落させた……逮捕を逃れるためとはいえ、殺意満々だった。

Ⅲ.時矢はいつ隠しカメラを投函したのだろうか?
 犯人に気絶させられ、意識を回復した後、「これを大学構内にあるポストに投函します」というシーンも撮影。
 その後、投函し、また現場に戻り、茫然と立っているところに、佐相(瀧本美織)が到着したことになる。

 これって、非常に変!



【ストーリー】番組サイトより
 3件の猟奇殺人で世間を震撼させた能見冬馬(高橋光臣)と同じく、タロットカードの図柄を再現する手口で2件の殺人に走ったネットニュース記者・外山直澄(粟島瑞丸)が、自殺――。時矢暦彦(沢村一樹)らが家宅捜索を行ったところ、外山は「これまでの5件の殺人はすべて自分ひとりの犯行で、能見に罪を着せた」とする遺書を自宅のパソコンに残していたことが発覚する。もし遺書の内容どおり、5件の猟奇殺人が外山の単独犯行だとすれば、時矢が逮捕した能見は無実ということになってしまう…。13係に動揺が走る…。
 そんな13係に追い打ちをかけるように、衝撃の事態が発生。なんと外山の遺書がネットニュースに晒されたのだ! その直前、13係長の根本留夫(渡辺いっけい)が記者会見で遺書の存在を否定していたため、京都府警には非難が集中。能見は処分保留で釈放されることになってしまう。時矢は記憶を失う直前、能見が自分に告げた言葉を思い出せば、彼が何をしようとしているかわかるはずだと考えるが、なかなか記憶はよみがえらず、焦るばかりだ…。
 そんな中、能見を勾留していた留置場の看守・草場友喜(今野浩喜)からの連絡をきっかけに、時矢は能見が6件目の殺人を予告していることを察知。いったいタロットになぞらえた一連の殺人はいつまで続くのか…!? しかも、13係の無期限謹慎、時矢に殺人容疑が降りかかるなど次々と危機が襲いかかるが…!?

 ついに最終話! 記憶ゼロの刑事・時矢は失われた20年を取り戻し、一連の事件の謎を解明することができるのか…!?  タロット連続殺人の真の黒幕とは、はたして…!?

ゲスト:南 果歩 高橋光臣 今野浩喜

脚本:戸田山雅司
監督:兼崎涼介
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相棒 season17 第19話「漂流少年〜月本幸子の決断」

2019-03-17 11:10:58 | ドラマ・映画
無条件に容疑者(彬少年)を信じ、寄り添い、支えたい……幸子
判明した事実や確証だけを基に、判断する……右京

  上記だと、右京は容疑者の無実を信じないように思われるが、あくまで予断を持たずに真実を追求する姿勢である。

月本幸子の決断とは
 椎名智弘(小原唯和)たちの事件と、その後の彼とのやり取り、そして、今回の事件が幸子の決断を後押しした
「世の中の方が間違っている時は、他に方法がないということもあるんじゃないかと思う」
 この彬の言葉が引き金になったと思われるが、ドラマ視聴中では、幸子が法を無視した過激な行動を取るか、彬を守るために自分の命を省みない行動を取るか………前編ラストから後編冒頭に掛けて、幸子が右京と対立するかのような構図があったので、前者かと思っていた。
「たとえどんな事情があっても、今は少年審判でも“何も知らなかった”では通らないんです。それが通用すれば、“知らなかった”と言って言い逃れをする者が次々と出てきてしまう。彼らを利用する大人たちが“捕まっても何も知らなかったと言えば済むんだ”とそそのかし、子どもたちを犯罪に引き込むを許すことになるんです」
「でも、彼らを利用した大人は捕まらない。捕まるのは利用された子どもだけ、大人は罪を犯しても捕まらずに逃げ延びる。違いますか?…それなのに彬くんは無実であっても罰を受けなければならないんですか?」

「彬くんは危険なものを持って逃げています。次に連絡があったら、必ず知らせてください」
「お約束……できません」


少年側の立場で補足する坂口淳の言葉
「今はな、何やったって正直者が馬鹿を見る世の中なんだよ」


幸子の選択
「“これからきちんと勉強して資格を取って、彬くんや淳くんのような子どもたちを実際にそばで支える仕事に就きたい”
 ……分かっていましたよ。あなたがそう決めたこと」
「私は本当に運のいい人間ですね。このお店を任せていただいた時から、杉下さんはずうっと待っていてくださったんですねぇ。私が自分で歩き出すのを」


「杉下さんに会えて、よかった………本当にありがとうございました」


幸子が歩いていく後姿………
………人がいなくなった“花の里”



 まあ、幸子の《自分で歩き出すのを右京が待っていた》という解釈はともかく、幸子の旅立ち、別離となった。
 サブタイトルが“幸子の覚悟”“幸子の決断”となっていたので、幸子の身に何か重大なことが起こるという気がしていたが、幸子の旅立ちはその予測を上回った。
 でも、やはり唐突な決断であった。
 幸子の決意の心内を推し量れそうなシーンは、椎名智弘からのハガキ、彬が幸子に投げかけた言葉、花の里でひとり物思いに沈む幸子、右京との対峙ぐらいで、具体的な表現はなかった。それに、この編以前にこれまで幸子の思索の描写もなかったように思う。
 それから、“勉強して資格を取って、彬くんや淳くんのような子どもたちを実際にそばで支える仕事”は曖昧過ぎる。これは右京の推測なので抽象的になるのは仕方がないとして、その言葉を受けた幸子が今後の具体的な予定を語るのが普通であろう。
 まあこれは、今後の脚本に幅を持たせる配慮と考えられ、幸子の再登場が期待できる。



漂流少年・彬と幸子の活躍
 彬は淳の受け子の仕事に巻き込まれただけ。淳は、逆境に負けない彬に嫉妬していて(彬の父が仕送りしていたと思い込んでいたこともある)、警察に彬も仲間だとうその証言をしたのだった。
 彬は淳の為、自分たちのような少年の為、詐欺組織の元締めを告発しようと奮闘し、幸子はそれを手助けしようとしていた。


 彬の元締めのおびき出し策、幸子のスマホで彬の位置情報を把握する策、フィルムカメラでの撮影をフェイクにしてスマホ撮影画像を幸子にリレーする行為など見事な連携だった。

不満点Ⅰ 唐突な“手配師”・山口 と “元締め”・ダディの浮上
 少年バスケットボールチームは突然すぎる登場で、怪しすぎる“ダディ”の存在も浮上
 “受け子”発掘・確保の為のバスケチームは巧妙かもしれないが、バスケに汗を流す健全そうな少年が“受け子”になるのだろうか?


不満点Ⅱ 迂闊過ぎる元締め・ダディ
・元締めが“受け子”に顔を見せることはないだろう
・元締めが金の受け取り現場に近づくこともあり得ない
・情報屋が殺害され、その近辺を警察がマークしているのに、その情報ノートに拘るのは危険
・幸子に車のナンバーを撮られたが気づかない。隠れて撮っていたのならともかく、真後ろに立って撮っていたというのに…
 


第1話「ボディ」第2話「ボディ ~二重の罠」第3話「辞書の神様」第4話「バクハン」第5話「計算違いな男」第6話「ブラックパールの女」第7話「うさぎとかめ」第8話「微笑みの研究」第9話「刑事一人」元日スペシャル 第10話「ディーバ」
第11話「密着特命係24時」第12話「怖い家」第13話「10億分の1」第14話「そして妻が消えた」第15話「99%の女」第16話「容疑者 内村完爾」第17話「倫敦からの刺客」第18話「漂流少年~月本幸子の覚悟」


【ストーリー】番組サイトより
右京と幸子の関係に亀裂が!?
青年の思いに共鳴した幸子が命懸けの行動に出る!


 リフォーム店の店主が殺害された事件の真相に繋がると見られるノートを持って姿を消してしまった彬(浦上晟周)。右京(水谷豊)は、彬が心を許している幸子(鈴木杏樹)に、「連絡があったら知らせてほしい」と頼むが、彬の思いを汲んだ幸子は、その依頼を拒否する。
 別の手掛かりを求めた右京は、彼が所属していた私設のバスケチームを訪問。そのチームは、金銭的に恵まれない子供のために作られたもので、“ダディさん”と呼ばれる篤志家の寄付で支えられていた。
 いっぽう、行方をくらましていた彬は、幸子と接触。幸子は、彬が自分一人で事態の収拾を図ろうと、危険な行動に出ようとしていることを察知し、協力を申し出るが…!?
 そんな中、捜査を続けていた右京と亘(反町隆史)は、古道具店の店主・品田(鶴田忍)とその孫の直人(長谷川ティティ)の情報から、リフォーム店主殺害事件の背景に、驚くべき事実があることに気付く。

青年が手にしたノートには危険過ぎる秘密が…
右京と亘がたどりついた事件の意外な背景とは!?
幸子が下した決断が、特命係に衝撃をもたらす!


ゲスト:浦上晟周 鶴田忍 長谷川ティティ

脚本:太田愛
監督:橋本一
コメント (2)
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『又吉直樹のヘウレーカ!』 「僕等はなぜ“絵”を描くのか?」 (~チンパンジーは絵を描くか?~)

2019-03-14 21:01:54 | 芸能
番組の最初から観ていたわけではなく、録画したドラマを見終えて、再生を停止した時に偶然放送されていたのがこの番組(こういうパターンで、この『ヘウレーカ』を視聴しています)。

実は、このレビュー記事を書いている動機は、もちろん、内容が面白かったからなのですが、再放送が今夜日付が変わった午前0:30(NHK Eテレ)からあるので、視聴をお薦めしたいからなのです。特に、絵を描く趣味がある人にお薦めです。

内容を書いてしまうと、番組の面白さが減少してしまうので、多くを語りませんが……
≪“想像する”能力は人間特有のモノ≫
≪絵を描くには、“あるモノ”が大きく関わっている≫
≪“あるモノ”は表現の上で大いに役に立つが、それによって損なわれるモノもある≫

といった内容です。

もしかしたら、絵を描いている方は、≪そんなことは充分承知している≫かもしれません。
 
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トレース ~科捜研の男~  第10話

2019-03-13 15:11:45 | ドラマ・映画
第8話「幼馴染の悲劇と嘘 空白の1時間の謎!」の再現のような、壮絶な死に方で、“いい話”っぽい終わり方だった。
でも、元結婚詐欺師の女が非道すぎて、その胸糞悪さが、やや進捗した『武蔵野一家殺人事件』が頭に入ってこなかった。胸糞悪さでは第5話「過去の悲しき誘拐 毛髪に秘められた愛」の神崎徹(石垣佑磨)に匹敵するのではないだろうか?

・原田(上杉柊平)が信じて打ち明けたドーピング騒動の真相をネタに、当事者の春日部(柾木玲弥)を強請る
・ゆすりについて春日部から相談された佐保(袴田吉彦)に、多額の報酬を餌に原田の毒殺を請け負う
・瀕死の原田を罵倒
・事情聴取に、「原田は薬物を持っていた」と死者に泥を掛ける嘘

 それにしても、看板の脚の部分をテニスコート風に整備するため使うとは……
 「原田が塗料を踏む」「看板の脚の部分に化学工場の成分が付着していた」「非道女がイヤリングを落とす」「非道女が詐欺の前科があり前歴者ベースにヒットした」など、偶然(必然?)な要素から、ドラマ後半からスピーディに事件解決。

あ、そうそう、もう一人むかつく女が…
科捜研法医科長・海塚(小雪)
 『武蔵野一家殺人事件』の真相に迫ろうとする真野(錦戸 亮)に「証拠は処分されているので、真相を解明しようとするのは無駄」と情けないことを言い、その上、事もあろうか、証拠隠滅(ねつ造)しようとした。
 今話でも、虎丸(船越英一郎)に、「組織(警察上層部)の方針に逆らって、無駄な捜査に真野を巻き込んで、責任を取れるのか?」と妨害。
 武蔵の事件の鑑定関係者に、取り次ぐとか、“いい人”ぶるなと言いたい

 『武蔵野一家殺人事件』の捜査進捗状況
・真野の兄をいじめていた新妻の他のメンバーの一人が佐保と判明したが殺害?される(爆死)
・新妻の事件と同様に、佐保が関わっていた原田事件も、上層部から捜査打ち切り命令が出ていた
・武蔵の事件の真犯人が、真野の姉のお腹の中の子供の父であることが判明


【ストーリー】番組サイトより
 家族を失った25年前の『武蔵野一家殺人事件』の真相を追う真野(錦戸 亮)は、唯一の協力者である高校教師の早川(萩原聖人)に会う。
 そこで早川は、数日前に歩道橋の階段から転落死した元テニスプレーヤー・原田恭一(上杉柊平)の話を切り出す。原田は、2年前に、ライバル選手だった春日部芳彦(柾木玲弥)のドリンクに禁止薬物を混入させて飲ませたドーピング事件が原因でテニス界から追放されていた。実は、原田や春日部が所属する実業団チームのオーナー・佐保優作(袴田吉彦)が、唯一消息がつかめなかった早川の教え子だと言うのだ。高校時代の名字は「倉本」だったが、間違いないという早川。その佐保は、以前、変死体で発見されたホームレスの新妻大介とともに、真野の兄・義一(倉悠貴)をいじめていた主犯グループのひとりだった。
 そんな折、真野のもとへ虎丸(船越英一郎)がやってくる。虎丸は、新妻の一件が『武蔵野一家殺人事件』と関連があるのなら真相を突き止めたい、と真野に申し出ると同時に、ノンナ(新木優子)にも事情を打ち明けたことを詫びた。それを受け、真野に協力を申し出るノンナ。しかし真野は、「お前には関係ない」と言い放ち、ノンナを部屋から追い出してしまう。真相解明のために虎丸の協力を得ようと考えた真野は、早川から聞いた佐保の一件と、姉・仁美(夏子)の司法解剖を担当した解剖医の行方を探していることを虎丸に伝えるが…。

脚本:相沢友子
演出:相沢秀幸
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メゾン・ド・ポリス  第9話「無敵の男」

2019-03-10 00:13:15 | ドラマ・映画
 ひより(高畑充希)とメゾンのメンバー、さらにフリージャーナリストの真琴(東風万智子)たちが、高遠建設の常務取締役・野間(佐野史郎)、青幸興行社長・大黒(中野英雄)を調べ始めた。
 しかし、ひよりらの動きは筒抜けで、先手を打たれてしまう。真琴(東風万智子)が野間のスパイ、さらに警察内にも内通者がいるようだ。
 証人の市野沢の妻・和子(宮地雅子)が殺害され、彼女の証言の音声データも消去され、夏目(西島秀俊)と迫田(角野卓造)は野間の手下の半グレ殺害の容疑者に仕立て上げられ、藤堂(野口五郎)は自室を爆破され、高平(小日向文世)は娘を拉致され、伊達(近藤正臣)はチェスで全駒取られてしまう(笑)など、皆が窮地に追い込まれてしまう。

 それにしても、ひよりたちが迂闊過ぎ!
 音声データのコピーぐらいは録っておけ!(もしかしたら、コピーしてあるかもしれないが)
 《罠かもしれない》というか、《間違いなく罠だ》という状況にもかかわらず、ホイホイ罠にかかるし
 証言を頼んだ和子(宮地雅子)が狙われることも分かり切ったことなのに……

 まあ、最終話前なので、盛り上げないと駄目なのだろう。展開は予想出来たが、面白かった。でも、和子さんは可哀そうだなあ。(それにしても、「思い出したことがあり、会って話がしたい」という連絡……典型的な死亡フラグ)
 唐突な登場だったなあ、佐野史郎。


【ストーリー】番組サイトより
 ひより(高畑充希)とメゾンのおじさまたちは、フリージャーナリストの真琴(東風万智子)とともに改めて高遠建設を調べ始めた。警視庁から天下りした常務取締役・野間仁(佐野史郎)という男が全ての鍵を握っているようだ。
 数日後、真琴は野間と青幸興行社長・大黒毅(中野英雄)の密会現場を写真に収めることに成功する。青幸興行は暴力団・青戸組のフロント企業で、渉外部部長を兼務する野間が青幸興行に仕事を発注する事案も多いという。野間と大黒が癒着しておりその不正会計を経理部の市野沢譲(税所伊久麿)や池原慎吾(関幸治)に処理させていたのではないか。そしてこの企みから逃げようとした市野沢は転落死に見せかけて殺されたのではないか。そして後任となった池原は刑事時代の夏目による苛烈な取調べを苦に自殺したとされてきたが、彼も自殺に見せかけた口封じだったのではないか。野間と大黒の接点が見つかったことで一連の事件が線としてつながり始める。
 ひよりたちは酔って橋から転落死した市野沢から再捜査を始める。そして彼の妻・和子(宮地雅子)の元を訪ねると、思わぬつながりが発見される。しかし、市野沢が亡くなる直前まで酒を飲んでいたバーに立ち寄った直後、覆面を被った暴漢に襲われてしまう。既に青戸組にひよりたちの情報が漏れているのか…。

脚本:黒岩勉
演出:佐藤祐市
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