英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明 最終話の感想

2023-06-29 15:50:04 | ドラマ・映画
第5話で離脱した『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明』だったが、ドラマ初回冒頭の涼子(天海祐希)の傷害事件(誰かをタコ殴りにしたシーン)が気になったので、最終話だけ観ることにしていた。
 想像通り《“催眠術”で操られていた》、予想通り《黒幕は諫間(仲村トオル)》

・催眠術という古典的で常套手段……昭和の『土曜ワイド劇場か』?!
・黒幕が諫間というのは許容できるにしても、その理由が《涼子が邪魔だったため》とは!
・しかも、何らかの怨恨で、《涼子を法曹界から追放させる》という意思があったのなら、何とか納得できるが、雇った手下に丸投げ!
 《社員を守りたい》という思いから、グループ社員とその家族1万人の生活を守るために利益を求め、軍事用ドローンを製造する「3776計画」の話に乗ったという。
 グループ社員1万人いる企業のトップの割には、ショボ過ぎる人物だった。
 最終話では、中途半端な娘への愛を見せたが、だったら、自分の命を顧みず娘を助けようとする見せ場ぐらい作ってやれよ!


さらに許せないのが、
“ディープフェイク”のようなCG細工で、《諫間や視聴者を騙す》反則技…手
CGで騙すなら何でもありだ!


【その他の些細な突っ込み】
・ロック解除のパスワード……「3776計画」→富士山 というのは面白かったが、では、「3776計画」の名称の意味は何? (日本の代表的イメージの富士山から名付けられたのだろうか)
・最終話でも、相変わらずチャチな変装・潜入だった



【ストーリー】(番組サイトより)
こんな展開あり得ない!?涼子(天海祐希)を破滅させた黒幕の正体は諫間(仲村トオル)!?
次々に明らかになる真実に、涼子と貴山(松下洸平)が反撃ののろしを上げる!


 弁護士だった当時、涼子(天海祐希)に催眠をかけるよう依頼し、法曹界から追放したのは諫間(仲村トオル)だった。理由が分からず、納得できない涼子は、貴山(松下洸平)に促され、諫間グループの顧問弁護士だった頃のことを思い返す。
 すると、諫間が、負債を抱えた技術系の小さな会社と合併しようと躍起になり、それに反対してもめたことがあったと思い出す。しかし、父親の後を継ぎ、顧問弁護士として2代にわたって会社を支え、信頼関係を築いていたことから、その程度のことで諫間が自分をおとしめるはずがないと話す涼子。いくら考えても理由が分からず、もはや本人に聞くしかないと意を決した涼子は、貴山を連れて諫間の元へ向かう。
「あんな姑息(こそく)な手、私の知ってる諫間慶介なら、絶対にやらない」——。
うそであってほしいと願う涼子に、諫間は驚くべき言葉を口にして…。

 諫間の胸の内と、傷害事件の真実を知った涼子。
 さらに、椎名(野間口徹)が拉致・監禁されるという新たな事件も勃発!
 父親の非情な仕打ちを知ったとき、娘の久実(白石聖)が選ぶ道とは。
 涼子と貴山、最強バティ最後の闘いが始まる——!


脚本:根本ノンジ
【原作】柚月裕子「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」(講談社文庫)
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小田原・箱根・東京紀行 その3「ホテルおかだ」

2023-06-28 17:33:38 | 日記
「その1」「その2」の続きです。

 「ホテルおかだ」に到着したのは5時40分ぐらいだった(予定は5時ごろ)。「少し遅れそう」と連絡はしたが、夕食の関係もあり(6時45分)、気を持たせたのではないだろうか。
 《夕食前に温泉に浸かって汗を流す》という心づもりだったが、《温泉→夕食》が《夕食→温泉》の手順前後となってしまったが、ほぼ、影響なし。(将棋では、ちょっとした手順前後で形勢を損ねるということがよくある)

 箱根は外国人観光客が非常に多かった。
 中国人、韓国人と日本人の区別はつきにくいが、中国語はよく耳にした。中国人、欧州・米州の人たちもマスクをしている人はいたが、日本人が圧倒的にマスク着用率が高かったように感じた。
 

 料理は非常においしかった。
 ……《記述はそれだけなの?》  という突っ込みは甘受します。
 将棋、スポーツ、ドラマ、アニメ、気象、草花、時事と多趣味(多興味)なので、食事にまでエネルギーが回らない。妻には申し訳ないと思っている。(結婚記念日などに、食事には出かけているが、おそらく、いや、間違いなく、不満を持っている……
 一応、毎年、誕生日、クリスマス、ホワイトデーにはプレゼントを贈っているが、普段が普段なので……
 もちろん、おいしいものを食べたいという欲求はある。でも、行列に並ぶくらいなら、空いている店を選ぶという“うつけ者”である。

 本来なら、実際の料理を撮影し、画像をアップすべきですが、ご容赦ください。
 刺身、八寸(前菜)、椀物、煮物、焼き物など、すべておいしかったです。(献立を見ないと、品目が分からない“うつけ者”です)
 

 料理を堪能した後、浴衣に着替えて大浴場に。
 ここで、小さな不満を一つ。
 コロナ禍で人員削減を余儀なくされた観光業界。
 コロナも沈静化して(”第9波”に入っているという話もある)、活気を取り戻してきているが、飲食、旅館、タクシー、観光バスなど多くの業界で人手不足(タクシーやバスそのものも足りないと聞いている)。
 すべての旅館がそうではないかもしれないが、部屋係がいない。箱根の観光スポットやバスなどの運行状況などを聞きたかったが、叶わず。
 浴衣も部屋に置いてあるだけ。サイズの確認もなし。
 ホテルには、女性のみ色浴衣を550円(税込)に貸し出しもあるらしい(サイズは、フリーサイズとLサイズ)。ホテルおかだ公式サイトからご予約の客は、予約特典として無料で利用できるらしい。ホテルに勤務している友人に手配してもらったので、浴衣貸し出しはあとで気がついた。おそらく、特別に割引していただいたと思われるので、友人には感謝、不満などあるはずない。

 脱衣所につくと、先着者と目が合った。……少し驚いたような感じがした。
 周りを見ると、ほとんどの人が脱衣を終えかけていたが、薄い紺の丹前を羽織っていた。え?、私の丹前は、明るいエンジ色なんだけど……《もしかしたら、女性用?》
 少し動揺しながら脱衣を急ぐ。間違えていても、脱いでしまえば問題ない。
 浴場は数人いるだけ。湯舟には一人もいない。
 かけ湯をした後、湯船に入水。
 ジェットバスのところに行き、背中に程よい感触………!
 …………ここで、大きな過ちを犯していたことに気がついた!





 ……………………マスクを……付けたままだった。

 幸いなことに、浴場に入ってから、他のお客さんと正面から相対してはいない。
 マスクに気づいても、相対しないように気遣ってくれていたのかもしれない。
 すぐさま、身体を拭き、脱衣所のくず入れの中にマスクを隠した(笑)のは言うまでもない。
 大概の失敗は、嫁さんに話して、恥ずかしさを発散させてしまうのだが、さすがに話せなかった(内緒である)


 思い返すと、先ほどの脱衣所での驚いた様子だったのも、浴衣にマスクという“出で立ち”だったからかもしれない。無粋な姿だったかも。
 無事?温泉に入り、部屋で明日のプランの確認をした後、テレビを観ると、ビートルズのドキュメントをしていた。
 興味深く観ていたが、番組終盤の記憶がない。寝落ちしてしまった。1時間ほど畳の上で寝ていたのかもしれない。ベッドに入り、すぐ眠りに。やはり、疲れたのだろう。
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小田原・箱根・東京紀行 その2「箱根登山バスと箱根神社」

2023-06-27 21:45:41 | 日記
「その1」の続きです。

 箱根湯本についたのは3時過ぎだったろうか?
 ここで、今日の方針を決めなければならない。
・宿泊先の「ホテルおかだ」に直行し、ゆっくりくつろぐ
・2日目がタイトなスケジュールなので、2日目の目的地のひとつの箱根神社に行く

 将棋で言うと、戦型が決まり、駒組の第一段階が終わり、急戦で行くか、持久戦で行くかなど、今後の展開・方針など構想を練る……といった辺りか。
 ここを深く考えずに、何となく進めてしまい、後で後悔するというパターンを何度経験したことか!

 と言う訳で、駅近くのカフェで、水分補給と休憩を兼ねて、夕食までの予定を決めることにした。
 で、やはり、《時間に余裕があるのなら、少しでも回っておこう》ということになり、箱根神社に行くことにした。
 事前調査では、箱根登山バスで「箱根神社入口」停留所まで32分。参拝に30~40分かかったとしても、チェックイ予定の5時頃には間に合うだろう。

 ……この選択は疑問手だった(いろいろ要因はあったが、当然、この時は気づいていない)

 駅のコインロッカーに荷物を預けて、いざ、登山バスへ!
 「大平台」「宮ノ下」「小涌園」など、箱根駅伝でよく聞く地点を通過。………よくこんな上り坂を走れるなあと、感心というか驚く。
 芦ノ湖が見えてきたが、ここまでで第一の誤算が既に生じていた。45分ほどかかっていたのだ。
 更に、箱根神社の最寄り駅の「箱根神社入口」は、昼間は停まらないとのこと。第2の誤算だ。
 まあ、バス停1つ分なので大した距離ではないだろうと気を取り直して、降りる。
 箱根神社を目指しては急ぐが、なかなか到着しない。
 ようやく、第三鳥居(←たぶん)に辿り着いたのが、4時40分頃。参拝をしていたら、絶対チェックインが遅れてしまう。夕食の予定は6時45分。ホテルに迷惑を掛けるわけにはいかないので、第3鳥居を観て、参拝したことにして、すぐ来た道を引き返す。


 バス停に引き返す道中、おそらく、ふたりとも幾分かの後悔はあったと思うが、それほど、失敗したという雰囲気はなかった。“徒労”とも思える40分の徒歩、そして、小田原城での消耗もあったはずだが、芦ノ湖からの風が慰めてくれて、苦にはならなかった。芦ノ湖畔を二人で歩くのも、観光なのである。
 《「初日の内に周れるとこは周っておきたい」と言ったのが嫁さんで良かった》と内心思っていたことを、ここで白状しておく(笑)

 そもそも、箱根神社は“できれば周ろう”という候補地で、旅館でリサーチするつもりだった。なので、《所要時間や停留所の誤算はやむを得なかったのだ》と密かに言い訳。

 大山十五世名人も「悪手は続けて指してはいけない」という金言を残しているではないか。
 悪い手を指してはいけないのは当然の理で、一手でも形勢を損ねる悪手を続けてはいけないのは当たり前ではないか!と、最初読んだ時には思ったものだが、《悪手を指して、失敗したと悲観や後悔したり、失敗を挽回しようとして無理な手を指して、傷口を広げてしまう愚を犯してはいけない》という戒めだ。それに、最初の悪手はそれほど深手になっていないことが多く、2度目の悪手が致命刺傷になるのである。
 とは言え、内心、《カフェでレモンスカッシュなど飲むんじゃなかった》などと後悔していたことは、内緒である。

 すぐ引き返したこと、帰りのバスは1号線ではなく、新道だったの往きで往きほど時間は掛からなかったのが、功を奏して、チェックインは6時前だった。帰りのバスは混んでいて、ずっと立たねばならなかった。それでも、全く気にならなかった。“旅の力”だろうか。
 箱根神社案内図を改めて見ると、すぐ引き返してよかったなあと。ネットなどの情報では所要時間30分とあったが、それでは済まないだろう。それに、停留所からの所要時間も考慮していなかった。
 箱根神社に行ったのは多少の疑問手だったが、初日に経験しておいてよかった。2日目に寄っていたら、相当、厳しい2日目になっていただろう。
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小田原・箱根・東京紀行 その1「小田原城」

2023-06-25 15:22:16 | 日記
 6月18日6月22日の記事でご報告しましたが、旅行に行ってきました。
 1泊以上の旅行は5年ぶり(詳しくは6月18日の記事で)。
 いつもと違うのは、嫁さん帯同ということ。……あ、そうだ!4年ほど前に、ふたりで“なばなの里”にイルミネーションを観に行ったっけ(長島温泉の宿泊代が高いところに一泊)。ごめん、忘れていた。
 この時も、《私の賞味期限が3年ほど延びたかな》と思ったが、今回は《5年は大丈夫かな?》と。

 午前10時前に”しらさぎ”に乗車、米原で“ひかり”に乗り換えて、小田原駅に12時半ごろ到着。
 福井は晴れていたが、上空の寒気の影響で静岡県に入った辺りから、曇り空に。富士山は見えず、妻は残念がっていた。
 小田原は陽が射していて、暑いくらいだった。この3日間、平野では青空が広がることが多かったが、上空に寒気があると、山に雲が発生しやすくなる。箱根湯本、芦ノ湖(2日目)でも富士山を観ることはできなかった。でも、3日とも雨は降らなかったので良かった。

 初日は箱根湯本泊だが、観光のメインは芦ノ湖や大涌谷付近になるので、2時過ぎに箱根湯本に入っても、中途半端になる。そこで、小田原城へ。
 小田原駅を降りて、駅付近にあった、街の地図で方角を確認して歩くと、すぐに小田原城の天守閣が見えてきた。しかし、次の交差点では、天守閣とは違う方に曲がれという標識。
 《さては、誤情報で本丸に近づけさせないという策略か?さすが“難攻不落の小田原城だ》(←「んなこたぁ~ない」(タモリ調でお読みください)

小田原城公式サイト園内マップより】


 城址公園(小田原城の敷地)はとにかく広い……と思ったが、江戸時代に縮小され、三の丸以内が城域となり、さらに二の丸以内の部分に縮小されてたのが現在の城址公園らしい。
 それでも、城付近についてからが長かった。「駅から歩いて10分」というネットの情報だったが、どこまでを指して言っているのだろう?
 ようやく、正面入り口に辿り着いたと思ったが、馬出門銅門(あかがねもん)常盤木門(ときわぎもん)が丁寧に出迎えてくれる。

    銅門


    常盤木門

 3つの門を通過して、ようやく本丸。
 お腹の要求に応えて、本丸茶屋で昼食。メニューに「小田原どん」(とある。《これは食せばなるまい》と注文するが、“販売停止”とのこと。
《ぬぬっ!またしても計略か?》(←「んなこたぁ~ない」)
 この記事を書く際に調べてみたが、小田原挙げての企画メニュー
【小田原どん……定義】
一 小田原の海と大地で育まれた新鮮な食材を、一つ以上用いること
二 伝統工芸品・小田原漆器の器に盛って饗すること
三 お客様に満足していただき小田原をさらに好きになっていただけるよう、おもてなしすること

 15店舗それぞれの創意工夫と心を込めての”おもてなし”とのこと。
 ちなみに、本丸茶屋の“小田原どん”の正式名称は「小田原戦国武将 茶漬け丼」という気合の入ったもの。
 《自家製だしまき卵に小田原名産の板わさ》《無農薬米の茶飯おにぎりに 幻の杉田梅の梅干を合わせた茶漬け》で、”限定10食”とのこと。
 まさに幻のお茶漬けであった……

 腹ごしらえを済ませ、いざ、天守閣!

 とは云うものの、天守閣までの石段もなかなか手強い。一段ごとの幅と高さがある。
 さらに、天守閣自体も5階建て。

 石垣からの高さは27.2mで、全国第7位!
 お陰で、見晴らしはなかなかのモノ。



 小田原城で観光気分(“アスレチック気分”かも)を盛り上げ、箱根登山鉄道に乗り込む。
 箱根湯本までは約15分。しばらくすると、景色も温泉郷ぽくなってきた。いよいよ、箱根だ。
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将棋世界7月号のインタビュー記事…からの “和田はな女流1級考” 「その4」

2023-06-23 21:26:52 | 将棋
“和田はな女流1級考” 「その1」「その2」「その3」の続きです。

 和田はな女流1級の将棋を7局並べてみての印象は……「将棋がこなれている」

「こなれる」の意味は、国語辞典(旺文社)によると
①砕けて粉になる。
②食物が消化する。
③まざって調和する。よく熟して味が出る。
④熟練して身につく。円熟する。


 将棋の場合、④の意味であるが、③でも良いような気もする。①も良いかもしれない(粉になった後、再生すれば)
 上から目線になって申し訳ないが、和田女流1級の場合、若いこともあり、熟練、円熟の域までは達していないと思うが、《こういう将棋はこう指すもの》という指し口が多々見られ、戦い方のコツを身につけているように感じた。
 センスもあり、よく研究し、稽古も積んでいるのだろう。精神的にも強く、指し手も柔軟で粘り強い…

   …………《勝ち星が上がらないのが不思議》だ。なぜか?


木村女流1級戦や他の6局でも感じたが、
《不退転の決意が感じられない》
《”読み切れず、妥協する》ことが多く、《踏み込めない》
  具体的には、「中盤では切り合いを避け、争点に歩を打って局地的に勢力を確保する」「ギリギリの一手勝ちを読み切らず、“王手○取り”で相手の攻め駒を抜く」という妥協策を採ることが多い。


【ここからは、更に私の憶測(妄想に近いかも)】
 将棋世界のインタビュー記事を読んでの印象は
・才能があり(←将棋だけではない)、適応力があり、ソツなくこなすことができる。
・(才能があるが故)将棋に身を削るほどの修練、慟哭の経験はない(『将棋世界』のインタビュー記事の踏み込みが弱かっただけで、大変な思いをしているのかもしれないが)
・(多才であるが)将棋一筋ではない
……“将棋一筋でなければならない”と主張しているわけではなく、いろいろなことを学び、チャレンジする豊かな人生も一局であろう。ただ、「では、何故、女流棋士になったのか?」という余計なお世話的疑問は感じる。

 更に、“余計なお世話的戯言(ざれごと)を言わせていただくと
①将棋のレベル(特に終盤)をもう少し上げれば、将棋が長くなっても“結局は勝つ”ことができる
②(①の道ではなく)中盤でもっと踏み込む


 もっと、勝てると思う。
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無事、帰りました

2023-06-22 17:14:29 | 日記
 昨夜、旅行から帰りました。
 「旅先から帰る」と記した方が、趣がありそうですが、何となく大袈裟です。それに、“旅先”と言うと、《ある程度狭い範囲を指すような》気もします。今回は、箱根、東京の2か所で、広範囲のようなそうでないような微妙さがあります。それに、東海道新幹線(米原周り)、北陸新幹線(長野、金沢周り)と周回コースなので、“旅先”という言葉を使用するのに、若干抵抗があります。
 「旅から帰る」と言うと、《気の赴くまま》の意味がありそうな気がします。
 で、結局、「旅行から帰る」に落ち着きました。もっと、風情を感じさせる表現をしたかったのですが。

 たった3日間ですが、1年分歩き、5年分の人を見て(30年分の外国人を見て)、1年分の緊張をして、1か月分の感動をした気がします。(←実感で、正味ではありません)
 ストレスは霧散しましたが、心身が大量に動いたので、ふわふわ、ゆらゆらしています。

 大小いろいろトラブルがあったのですが、小トラブルがほとんどで、《ブログ記事のネタになるなあ》という程度で、楽しい旅行でした。
 本当は、すぐにでも報告したいのですが、多少仕事が溜まっていたのと、ゆらゆら状態なので、書き始めるのは少し先になりそうです。
 取りあえず、旅行記より先に、書き終わっていない「和田はな女流1級考」を書きあげるつもりです。
 
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明日から旅行

2023-06-18 20:47:48 | 日記
 昨日で、毎日更新が途切れました。
 それは、別に良いのですが、途切れた原因というのが、昨日(17日・土)の未明に、目が覚めてしまうほどの胸のムカつきです。
 いつも服用している胃薬を飲んで、一時的にマシになるのですが、また、ムカついてくる……

 ムカつきの原因は、ストレス。
 仕事でトラブルが続いたせいだと思いますが(大きなトラブルではありません)、ちょっと、根を詰めてブログ記事を書いていたのも原因のような気がします。
 それで、取りあえず、昨日は記事を書くのはやめて、疲労しないように努めました。一応、仕事はしました(三日も休むので、旅行に行く前に済ませられることは、済ませておかねばなりません)

 午後には85%ほど回復したので、旅行には行けそうです。
 行先は、箱根とスカイツリー。1日目、早朝の仕事を終えて箱根へ。昼過ぎに小田原に到着。予定では小田原城に行った後、箱根へ。
 2日目は箱根観光後、東京・押上のホテルにチェックイン後、スカイツリーへ。2日目がハードスケジュールです。
 3日目は浅草かソラマチを巡って、帰路へ。

 実は、2009年、2013年、2018年、そして今年(2023年)と、ほぼ5年ごとに上京。
 でも、どんどん、支払い(改札)などのシステムが進化してきており、特に、最近は進化の速度が急激で、田舎者の私が無事行程を消化できるのか非常に不安。
 実は、初めてICOCAを使用します。これまでの上京の際に、自動改札でもドキドキしていたのに、大丈夫なのか?
 《ICOCAって、首都圏でも使えるよね?》というレベルで、うまく、読み取り機にタッチできるか心配です。ICカードを切符挿入口に入れようとする人はいないのかな?
 今回は嫁さん同行。と言うか、嫁さん孝行です(半分、命令?)。
 おそらく、嫁さんは私より初心者。あ、でも、7~8年前、息子と北海道に飛行機で行っているから、大丈夫かも。見栄を張らずに、相談して行動しよう。

 そんな訳で、明日からしばらく、ブログはお休みします。
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箏と琴

2023-06-16 16:55:01 | 芸能
 最近まで、「箏」と「琴」の違いが判らず、単に《“琴”の古い書体(漢字)が“箏”なのかな」と思っていました。
 実は、違っていました(正確ではなかった)

 本来(元来?)箏と琴は別の楽器。大雑把に言うと「支柱があるかないか」(支柱…“柱(じ)”というそうです)。←「部外者が大雑把に言うな」と叱らないでくださいね
 それと、弦の数ですが、箏は基本的に13本、琴は7本のモノが多いようです。
 一般的に《箏を琴と認識され、「琴」と表記されている》のですが、、現代でも箏と琴の両者は存在しており、しっかり区別すべきだと思います。

 まず、なぜ、混同されている現状になっているのか?ですが、ここからは私の推論なので、間違っていたら、ご指摘ください。

国語辞典(旺文社)によると
箏(そう)
……桐の胴に13本の弦を張った和楽器。こと。
琴(こと)
……① 邦楽の弦楽器。空洞の桐の台の上に糸を並べて張り、これをひき鳴らす。現在は13弦。
  ② もと、琴・箏・琵琶などの弦楽器の総称


【私の推論】(というほどではない)
《国語辞典には「箏」に「こと」という読みがなかった》⇒柱(支柱)がある弦楽器の名称の音「こと」に「琴」の字を当てはめた。
 それが、「箏」=「琴」と認識されてしまった。
 「箏」は常用漢字ではないということから、公文書などでは「箏」ではなく「琴」で表記したのかもしれない。

 現在のPCやスマホでは「こと」⇒「箏」と変換できる(賢い)

ちなみに、
「Wikipedia」では
「箏」
……一般的に、「箏(こと)」と呼ばれ、「琴(きん)」の字を当てることもあるが、「箏」と「琴」は別の楽器である。最大の違いは、箏は柱(じ)と呼ばれる可動式の支柱で弦の音程を調節するのに対し、琴は柱が無く、弦を押さえる場所で音程を決める。ただし、箏の柱(箏の駒)は「琴柱」とするのが一般的で(商品名も琴柱)、箏の台は琴台(きんだい)という。

「琴」(きん/こと)
……日本の伝統楽器。日本で「こと」と呼ばれる楽器は、(1)琴(きん)、(2)箏(そう)、(3)和琴 (わごん)、(4)一絃琴(須磨琴)、(5)二絃琴(八雲琴)がある。
 (1)琴(きん)と(2)箏(そう)は混同されることがあるが、両者の違いは、(1)琴は弦を押さえる場所で音程を決めるが(和琴は柱を使う)、(2)箏は柱(じ)と呼ばれる可動式の支柱で弦の音程を調節することである。いずれも、指にはめた爪(ピック)または指(あるいは手の爪)で弦を弾いて音を出す。


【私の疑問】
・現在では「箏」は「ソウ」の他に、「コト」と読むことも一般的になっているようだが、いつから、「箏」を「コト」とも読むようになったのか?
・柱のある13弦の楽器の名を「箏」と言ったが、「箏」という字は当初「こと」とは読まなかったのではないだろうか?
 「ソウ」を「コト」と言うようになったのは“いつから”で、”なぜ”なのだろうか?

【答え】
「コト」というのは絃楽器の総称をあらわす大和言葉で、「箏(そう)の“こと”」「琴(きん)の“こと”」とか言っていたそうで、それが変じて「コト」と呼ぶようになった。


 実は、上記の疑問(箏の読み方)に関して調べてみたら、金子さやか氏のブログに答えがありました。上記の答えも、兼子氏のブログを基に書きました。
 その上、私の推論と同じ主旨が、金子氏のブログではもっと詳細に明確に書かれていて、「ありゃ」と思いましたが、一応、自力で考えたので、記事としてアップします。
コメント (4)
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gooブログで、時々不具合が生じる気がする

2023-06-16 09:18:42 | 日記
 私の操作ミス、私のPCに原因がある可能性もあるが、記事が二重に投稿されたり、記事を削除できなかったり、記事が正しく反映されないことがある。
 スマホで閲覧すると、「いいね」の評価数も出ない記事がある。(私のスマホに原因がある可能性が高いかも)

 私だけなのでしょうか?
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将棋世界7月号のインタビュー記事…からの “和田はな女流1級考” 「その3」

2023-06-15 19:26:00 | 将棋
“和田はな女流1級考” 「その1」「その2」の続きです。


 図より、和田女流1級は▲5三と寄。自然な一着だが、この局面に於いては速度が足りなかった。
 つまり、次に▲6二と寄としても、△8一玉と普通に逃げられて、すぐには攻めが届かない。
 直前に▲8二金(第6図)と打って清算した為、

飛角の壁形が解消してしまっている。後手の木村女流1級が▲8二金に△同角と応じたのも、第7図となれば、先手から速い追撃はないと判断したからだろう。

 しかし、第7図では▲6二とがあった。△同玉に▲5三角と打てば、角が7一まで利いていて、しかも、次に▲3五角行とすれば、角2枚の追撃隊は超速である。おまけに、6四の金取りにもなっている。
 同じような狙いで、第7図で▲5三角と打つ手もあるが、この手には△6三金打と頑張る手があるので、▲6二とより劣る。

 ところが、木村女流1級は△6一歩。《守る必要がないのに、守った》という意味で疑問手。
 しかも、▲6一とと取る手がある。

 第7.5図に比べると変化図2は、手番は同じ後手ではあるが、先手の持ち歩が1枚増え、さらにと金が後手玉に近づいている(▲6二と上がる△8一玉に▲7一とが生じている)
 なので、▲6一とに△6一同玉とするしかないだろう。これは大きな利かしである。
 ここで▲6三歩とすれば形勢はともかく、先手が勝ちやすそう。

 ▲6三歩では、▲7五角や▲4六角と角を活用する手の方が良いかもしれない。

 実戦は、▲6一とではなく▲3五角。ここでの▲3五角は攻め駒が重複しているように感じる。
 攻め合う手もありそうだが、木村は△7四銀上と、抜け穴を開ける。(受けが好きだなあ)
 和田女流1級は▲7五歩。銀を上ずらせ、6三に利かなくさせる手筋だが、木村女流1級はここで一転、△3八飛。角取りと同時に先手玉への足掛かりを作る。
 和田女流も、飛車が自陣から遠のくので、角を取られるのは構わないと、▲7四歩と銀を取る。
 木村女流も手抜きで△7六桂! 現在7三の桂取りになっているのも放置、只で取れる角にも目もくれない。一気に、スパークだ。
 △7六桂は詰めろ。▲7三歩成と王手で桂を取られても、集中放火されそうな6二から逸れるのが大きい。

 和田女流は一旦、▲6三銀と攻めるが……

……先手の攻め駒の重複感が半端ない。実際、△8一玉とかわされてみると、渋滞感がさらに強まった。

 以下は、順調に木村女流1級が勝ち切った。


 本局を含めて7局、和田女流1級の将棋を並べた。
 実は、今まで持っていたモノとは、違う印象を持った。
 それについては「その4」で。
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