Slashdotで「超音波で脳へ知覚を送り込む」という特許のニュースがありました。
ITmediaの記事がわりと詳しいです。
4月1日だったら絶対信じなかったです。
記事に拠れば、「理論上可能」としている神経科学者もいるとのコメントもあるようです。脳波が電気的に観測できるんだから、磁場が制御しきれればできるのかも、とか、思い始めました。ITmediaの記事によれば、特許は「超音波を使って神経のタイミングを変える」というものらしいんですが、これはイメージできません。神経を導体と見て、磁場中で震動させて電流を起こすとかいう話なのかなぁ…。
ITmediaの記事は「ソニーだからゲームへの応用かね。うひゃひゃ」という感じの見出しですが、ハックしたときの破壊力を考えるとちょっと家庭用ゲーム機とかへの応用は非現実的な気がします。
まだ理論段階らしいです。
「内燃機関が発明されたから巨大ロボの登場は目の前だ!」とかいうレベルの飛躍はあるかと思いますが、
・バーチャルリアリティ方面で、視神経を騙して外部カメラの映像を脳に取り込んで「見る」むような視覚矯正用の「眼鏡」もできますし、踏み込んで、ロボットの「目」とかにつなぐのもアリです。「体感」も脳が作り出している以上、作りだせるでしょう。「殴られると痛い」エヴァンゲリオンみたいなインターフェイスもできそうです。極論すれば「脳だけ生かしておけば人間としての日常生活が送れる」ような体験ができるようになりそうです。ゼンゼンシティとか映画のマトリクスとかの感じです。
・経験が作り出せるということは、情報を誘発、記憶させることもできそうです。イメージ的には映画のJM(Johnny Mnemonic)の「記憶屋」が実現します。単位時間あたりの書き込み速度とか読み出し技術とか次第ですが、JMの場合は接触型ですし、インプラントまでしてることを考えるとどうにかなりそうです。記憶の改ざんとか洗脳もできます。
・脳の研究も恐ろしい勢いで加速されそうな気がします。脳の知覚力とか処理速度の向上だとか、一人で並列思考とか。記憶の入出力ができれば、外部記憶装置の実現とか。あと、外部接続での並列処理とかがはじまると、もはや個人という概念がなくなるかもとかいう気もします。精神の構造がソフトとして取り出せるところまで行けたら、巨大コンピュータを「お父さん!」と呼ぶようなのも現実になるかも知れません。
それが、5年後なのか1000年後なのかは、わかりませんが、そういう方向の理論だと思えます。
もっとおとなしくて、商業的に現実的な研究と見ることはできるのかぁ。
これ以上おとなしいレベルの想像ができないわたしは想像力が足りないんでしょうか。
% mount -fs wetwarefs /dev/brain0 /mnt/dev/brain0
Diska
ITmediaの記事がわりと詳しいです。
4月1日だったら絶対信じなかったです。
記事に拠れば、「理論上可能」としている神経科学者もいるとのコメントもあるようです。脳波が電気的に観測できるんだから、磁場が制御しきれればできるのかも、とか、思い始めました。ITmediaの記事によれば、特許は「超音波を使って神経のタイミングを変える」というものらしいんですが、これはイメージできません。神経を導体と見て、磁場中で震動させて電流を起こすとかいう話なのかなぁ…。
ITmediaの記事は「ソニーだからゲームへの応用かね。うひゃひゃ」という感じの見出しですが、ハックしたときの破壊力を考えるとちょっと家庭用ゲーム機とかへの応用は非現実的な気がします。
まだ理論段階らしいです。
「内燃機関が発明されたから巨大ロボの登場は目の前だ!」とかいうレベルの飛躍はあるかと思いますが、
・バーチャルリアリティ方面で、視神経を騙して外部カメラの映像を脳に取り込んで「見る」むような視覚矯正用の「眼鏡」もできますし、踏み込んで、ロボットの「目」とかにつなぐのもアリです。「体感」も脳が作り出している以上、作りだせるでしょう。「殴られると痛い」エヴァンゲリオンみたいなインターフェイスもできそうです。極論すれば「脳だけ生かしておけば人間としての日常生活が送れる」ような体験ができるようになりそうです。ゼンゼンシティとか映画のマトリクスとかの感じです。
・経験が作り出せるということは、情報を誘発、記憶させることもできそうです。イメージ的には映画のJM(Johnny Mnemonic)の「記憶屋」が実現します。単位時間あたりの書き込み速度とか読み出し技術とか次第ですが、JMの場合は接触型ですし、インプラントまでしてることを考えるとどうにかなりそうです。記憶の改ざんとか洗脳もできます。
・脳の研究も恐ろしい勢いで加速されそうな気がします。脳の知覚力とか処理速度の向上だとか、一人で並列思考とか。記憶の入出力ができれば、外部記憶装置の実現とか。あと、外部接続での並列処理とかがはじまると、もはや個人という概念がなくなるかもとかいう気もします。精神の構造がソフトとして取り出せるところまで行けたら、巨大コンピュータを「お父さん!」と呼ぶようなのも現実になるかも知れません。
それが、5年後なのか1000年後なのかは、わかりませんが、そういう方向の理論だと思えます。
もっとおとなしくて、商業的に現実的な研究と見ることはできるのかぁ。
これ以上おとなしいレベルの想像ができないわたしは想像力が足りないんでしょうか。
% mount -fs wetwarefs /dev/brain0 /mnt/dev/brain0
Diska
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