ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

9001審査見習い、「ダビンチ・コード」、ローマ人の物語12へ

2006年06月20日 | 審査・コンサル
昨日は、会社にて10:00~16:00までISO9001審査員の研修会。今日と明日は本千葉にある企業でISO9001の審査見習いである。一般に言うトレーニーであり、交通費を含めてお手当ては一切出ない。この点を会社も考慮し、なるべく東京都内か近郊での審査が選ばれる。

模範になる主任審査員に同行するのがベストであるが、対象審査のスケジュールと当方のスケジュールとの兼ね合いでベストモードになるか否かは「あなた任せ」の部分が大きく、当方の希望はどおりとはなかなか行かないものだ。

それでも今日同行した審査員は所属審査機関では比較的良い審査員だった。参考になる部分も少なくない。

本千葉までの乗車時間が1.5時間ほどあるので読書も進み、漸く「ダビンチ・コード」を読み終わる。

あれこれ端折っている映画に比べれば理解できるが、薀蓄を傾けすぎ、文化的バックグラウンドの異なる日本人には後半は冗長すぎる。

正直言って、映画は監督、キャスティングなど話題性はあったが、小説を端折るものだから、めまぐるしく、ストーリーに無理があり、評価できない。

小説も後半に来ると魅力が急激に薄れた。騒がれたけれど、だからどうだったの。ダビンチの絵画に謎めいた部分があることは認めるが、だからと言って、更に好奇心が高まったわけでも、知識欲が向上したわけでもなく、キリストが人間だったか否かに興味はなく、最後は「あ、そう」と言ったところか。所詮、宗教的・文化的背景が違いすぎる。

随分遠回りしたが、そろそろ、ローマ人の物語12に戻ろう。こちらのほうが遥かに人間の本質に迫れる。

木曜と金曜日は都内で環境の審査がある。金曜の午後、名古屋に移動し、土曜日は新規登録のための第1段審査にあたる。