これは磯田湖龍斎(1735~1790・享保20~寛政2年)の浮世絵
「風流十二支」だ。
掛け軸の絵が蛇なので巳年の図だろう。
1770(明和7)年の作とある。
芸者が三味線箱から三味線を出して調子を合わせているところで、
唄本を広げてている所を見ると、これから稽古をするのだろう。
黒い箱が三味線の箱だが、延べ棹の箱ではなさそうだ。
サイズ的には二つ折れの三味線か。
もう一人の女は前帯の遊女だろう。
それにしてもこの三味線、おっぱいのあとが6つもある!
おそらく八ツ乳(やつじ)というもので、
生まれたての猫の皮をまる一匹張ったものだろう。
皮が薄くて音量も小さい。
「風流十二支」だ。
掛け軸の絵が蛇なので巳年の図だろう。
1770(明和7)年の作とある。
芸者が三味線箱から三味線を出して調子を合わせているところで、
唄本を広げてている所を見ると、これから稽古をするのだろう。
黒い箱が三味線の箱だが、延べ棹の箱ではなさそうだ。
サイズ的には二つ折れの三味線か。
もう一人の女は前帯の遊女だろう。
それにしてもこの三味線、おっぱいのあとが6つもある!
おそらく八ツ乳(やつじ)というもので、
生まれたての猫の皮をまる一匹張ったものだろう。
皮が薄くて音量も小さい。