まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.850 播磨の旅(4)・福崎町、銀の馬車道

2017-11-02 10:52:45 | みち
おはようございます。











「播磨の旅」は今回が4回目、前回のタイトルが(2)となってました、この項を更新後すぐに書き換えておくこととして今回も始めて行きましょう。前回は加西市の中心地となる北条の町をフォトチャンネルを交えてお送りしました。一通りの町巡りを終えて西へと走ることに、向かうは福崎町、JR播但線の真ん中あたりにある駅の町、中国自動車のインターチェンジがある町と言うことで名前は知っていたがどんな所かは知らない、初めて走る町はどんな所でしょう、楽しみに先へと進んで行ってみる。
県道23号線は特に見所もなく淡々と進んで福崎町へと入る、万端自動車道の下を過ぎて田尻交差点で県道と分かれて町中へと進んで行く。ちょっと趣のある町へと入って行くと写真2枚目にある「銀の馬車道」という看板が目に飛び込んでくる、この辺りで銀と言うと生野銀山、この馬車道は銀山と播磨の海を結んでいた道で福崎はその通り道となっている。旧街道の雰囲気が漂う町並が軒を為す馬車道コースをたどって進んで行くと、一番下の写真の場所から人々の楽しそうな声が聞こえてくる、ちょっと寄ってみることにしよう。














そこは公園みたいになっていて、相棒を駐車場に止めて徒歩で入って行くことにする。ハスが咲く池を過ぎて進んで行くと何やら物騒な姿の銅像がいくつか立っている、これは何だ・・・、いわゆる妖怪ってやつか?小屋からビュンと飛び出して来る妖怪もいて子供たちは嬉しがったり怖がったり、何で妖怪?と思って更に小高い方へと進んで行くと、文化財っぽい建物がありそこには柳田國男生家との看板があった。自分(一人称)は柳田國男と言う名前は何となく知っている程度、『遠野物語』、民俗学者と言った断片的な知識しかないが、遠野→岩手→座敷童とつなげていくとなるほど、だから妖怪なのかと言うことになる。「妖怪」と言うと漫画でも有名だがそんなものは実在もしない人々の概念が生み出した姿だと思うが、都会から離れた田舎や山里ではその存在を信じられている所もあり、人々の想像を掻き立ててくれる存在でもあるのだろう。でも自分(一人称)はちょっとこういうのは苦手だ、幽霊やお化けなど非科学的なものは信じないで生きてきたので、妖怪など人々を怖がらせる手段で生み出されたもんだろうと冷めた目でしか見ることができない、すみませんねえ~夢のない大人になってしまいまして、その割には神仏には畏れというものがあるのですが・・・。













さて、銀の場車道へと戻って旅を再開、まずはこの辺りでお目当てであった登録有形文化財を、と思ったが地図ではこの辺りにあるはずなのにそれらしい建物が見当たらない。写真3枚目を見るとその場所、奥に見える土壁と手前の民家の間が空き地になっている、目的の建物は多分ここにあったはずだろうが今はなくなっている、妖怪が消してしまったんだろうか・・・。銀の馬車道の趣のある町並を先へと進んで行くと国道312号線の辻川北交差点に突き当たる、その交差点の一角にある写真7枚目の病院、文化財ではないだろうけど文化財っぽい建物だったので写真に収めた。銀の馬車道はこの先国道312号線となって北へと向かって行く、自分(一人称)がこの先姫路方面へと向かうから今走っている方が姫路方面だと思っていたら逆方向だった。自分(一人称)はこの道のことは全然知らなかった・・・と言うかこの地方のことはほとんど分からないので急激に興味は惹かれるところだが、この旅自体が山陽電鉄のトラブルで急遽ルート変更となった旅、ここで知らない道に行ってしまって迷うわけにもいかないので今度は前以て予習をしてここへ来ることを次回への宿題として、この先は予定通りJR播但線を各駅巡りしながら姫路へと向かって行くこととします。また次回もお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。        まちみち



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