まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.600 各駅巡り・JR学研都市線(2)

2016-10-26 10:11:34 | 鉄道
おはようございます。





今回は各駅巡り、JR学研都市線を前回の続きから走って行きます。走ったのは今年から祝日となった「山の日」の8月11日、巷ではリオデジャネイロオリンピックでメダルラッシュに湧き、夏の甲子園も真っ盛り、今、携帯しているラジオから聞こえているのは中越vs富山第一の試合、緊迫した投手戦が繰り広げられています。甲子園同様、走りも暑さの中で高揚しているわけなのですが・・・↓↓↓



あまりにも暑いと思っていたら、気温が49度もありました、ってそんなわけないやん!どうやらこの暑さでデジタルの電光掲示板もになってしまったらしい。ただ気温はどうあれあまりにも暑いので、ここは涼しい気分になりたいところだ、となるとやっぱりこの近くではあそこに行くのが一番だろう。








交野市倉治の古い町並を通り過ぎて行くと山の裾野の近くにあるのが源氏の滝、ここは『こころ旅』でも訪れたことがある所で自分(一人称)も前に一度来たことがあります。大阪の都心の近くにこんな滝があったなんて、しかも隠れたスポットらしく人の姿もほとんど見かけない。徒歩で滝へと続く深い森の中の道を進んで行くと、突き当たった所で水が流れ落ちる場所へとたどり着く、それほど大きな滝ではないが近くまで寄ってみると水しぶきがチラチラとはね返って来て気持ちいい。水を頭からかぶりたい気分だがさすがにそれはできない、ずぶ濡れになって走るわけにはいかない、と言っても汗だくだからずぶ濡れとあんまり変わらないか。でも水の流れを見ているとやっぱり落ち着いた気分にさせられる、涼しい森の中で一時だけだけど暑さを忘れさせてくれる時間を過ごすことができた、さて、本題であるJR学研都市線各駅巡りを再開するとしようか。








府道736号線を通って枚方市に入ってすぐにJR津田駅、町中にある普通の駅と言った感じでこれと言った特徴のない駅、府道側から見ると高架駅っぽく見えたが、山手側は小高くなっていてこちらから見るとれっきとした地上駅である。駅は味気ない感じだが、府道を少し北に進んだ線路の東側には山根街道に当たる道が通っていて、旧街道の雰囲気が漂う古い町並が続く所となっている。ところで甲子園の方だが中越の投手が7回まで富山第一をノーヒットに抑えている、これは大記録達成の可能性も、しかし試合は0-0で中越も得点がとれない、なんとか打線が援護してあげてノーヒットノーランを達成してほしいところだが・・・









写真1枚目、JR藤阪駅が見えた所でラジオからは大歓声が上がった、試合は8回裏、富山第一はノーヒットながらも四球などで2死満塁のチャンス、ノーヒットで勝つと言うのも滅多にないことだから面白いかも・・・と思っていたところだった、アナウンサーも興奮していて一瞬何が起こったのか分からなかった。投手真正面に飛んできた打球はそのままグラブに吸い込まれた、ピッチャーライナーだった、ノーヒットはまだ続いている、ここは何とか9回表、点を取ってあげたいところだが。
JR藤阪駅もこれと言った特徴のない駅、再度府道側へと出て次の駅を目指して走る。9回裏、試合は0-0のまま、ああ~1死後、富山第一4番打者に初ヒットが生まれた、2塁打だった、これで大記録もなくなってしまった、中越の今村君、これからは北陸の西口とネタ扱いされるのだろうか・・・。走りの方は写真3枚目、4枚目にある次のJR長尾駅に到着、枚方市第2の中心地で周辺は人やバスの通りも多く賑やかな所である。以前、片町線が東半分非電化区間だった頃はこの駅が境界になっていて、木津からここまではディーゼルカーがトロトロ走るローカル線、ここから先は通勤路線と言う感じだったが、今は全線電化以来木津からも大阪方面への流れもあって完全な通勤路線である。この駅も終点駅の座をひとつ先の駅に譲ってしまってはいるが、大阪方面へは通勤、京都府方面へは通学のお客さんで賑わう、JR学研都市線の中でも主要駅には変わりはない。あっ、また大歓声、どうやら富山第一がサヨナラ勝ちしたようだ、つい数分前まではノーヒットで苦しんでいたのが、9回表、4番5番の連続2塁打であっけない終幕。ただ中越今村君にとっては悔やんでも悔やみきれないと言ったところだろう、大記録から一気に地獄へと突き落とされたのだから、でもいい試合だった、緊迫した投手戦はラジオで聞いているとじれったくなってしまうものだが、自分(一人称)はこの試合が今年の夏の甲子園のベストゲームである。
JR長尾駅を出ると町中を抜けて風景が開けてくる、府道に沿って通っていた山根街道は北側に分かれていき、まだまだ開発が続いていくであろう場所の中に通る道を東へと進んで行くと京都府八幡市へと入る。ここから先はニュータウンの風景の中を走ることとなり、味気ない四角い建物ばかりを見ながらきれいに整備された道を先へと進んで行く。道はややこしいまるで迷路のようで、頼りにしたい線路もどこにあるのか分からない、所々に駅の場所を示す道標があるので、それに沿って進んで行くと第2京阪道路を下に見るように越えて写真5枚目、6枚目にあるJR松井山手駅へとたどり着く。ホームは駅舎の下でまるで地下になっているかのような所にあるので、線路を見失ってしまっても仕方ないところ、ニュータウンらしく人の流れも多く、駅前には店も多くあって賑やかな所である。さて、今回の走りはここまで、四條畷市内からここまで、はっきり言うとそれほど特徴もなく味気ない感じの駅ばかりだったが、ここから先はローカル情緒漂う路線となるので、いい風景が見られることではないだろうか、その模様は次回でのお伝えとしておきましょう、今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。         まちみち

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