本日は普通の勤務日。適当に疲れました。家に帰ってやることやって、ちょっと一息。
街も田舎もすっかり春めいていて、ぽかぽか気温でした。皆様の地域はいかがだったでしょうか。
書店の店頭では、ラズベリー・パイ 5を特集した一般向けの電子系技術雑誌が目立ちます。念のために買ってしまいましたが、ラズパイ5を使う予定は今のところ無しです。
LINUXが動作する高性能組み込み用ボードで、たしかGPUまで付いています。
私が食わず嫌いになっているのは、これに入れ込むのならWindowsのシステムを極めた方がいろいろ私の用途には便利ではないか、の感じが拭えないことです。価格は全く違いますが。
ちなみに、ラズパイ・ピコは普通のよくある組み込み用マイコンで、ラズパイ5とは感じが全く違います。こちらは私の次の電子工作の基軸の一つになる予定です。
まあかつての人工知能ブームだったころに私は大学にいて、当時は科学技術用にはUNIXのエンジニアリングワークステーションというのが流行していました。今から眺めると、ちょっとだけ高級なパソコンです。
仲間は国産の経済的なエンジニアリングワークステーションを嬉々として使っていましたが、私は開発系の貧弱さにやや興ざめしていました。ええ、普通にプログラムを作るには困りません。
しかし、当時流行しかけていたウィンドウシステムで画面を作ろうとするとたちまち壁にぶち当たります。
ところが、米国製のUNIXエンジニアリングワークステーションでは全く問題なく、とても快適でした。しかし、そうこうするうちにインテルの80486とマイクロソフトのWindows 3.0がDOS/V機で動くようになると、普通のパソコンで十分に快適な感じになりました。
要はハードだけ用意してもだめ、ということ。ラズパイなら問題ないと思います。うん、国産、頑張って欲しいです。