まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

3534. SSD時代へ

2021年09月30日 | 日記

 ネット情報で、2.5インチハードディスクの一般向け市場が縮小傾向にあるとのことです。そう言われると、私が使っているノートパソコンも一つ前からSSDでした。
 このブログを書いている目の前のノートパソコンは1TBのSSDで、1TB程度が普及してしまうとたしかにハードディスクは陰が薄くなる感じがします。

 2.5インチハードディスクはノートパソコンではさんざんお世話になりましたが、たしかに衝撃には比較的に弱かった気がします。SSDになってからはトラブルの経験はたしかにありません。って、ちっともディスクではないので、SSDの名称はしばらくすると別のに置き換わるような気がします。

 2.5インチハードディスクはPS3/PS4のストレージとしても活躍しました。こちらも何度も換装した覚えがあります。外付けハードディスクは3.5インチHDばかりです。
 なんだか時代が変わったような気がして、私のような古参にはHDがお払い箱になるのは結構なショックです。

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3533. 岸田首相へ

2021年09月29日 | 日記

 今度の日本国の総理大臣が選出されたようです。何かマスコミが持ち上げていた方と違うような気がしますが、ネットではこれで間違いなし、の感じです。
 それにしても、菅総理はよくこの難局を乗り切ったものです。おかげで日本周囲の東アジア状況の平和なこと。多分、大きなシナリオは米国他発のような気がしますが、日本の政府関係者も動き回ったと想像します。
 今後はこの国際状況下で日本をさらに一段階発展させることが期待されているので、結構重大な局面と思います。特に南北格差は解消方向にあるとさえ言えない感じ。

 先日行った職場近所の量販店では65型4Kテレビが売れ筋商品として展示されていました。10年ほど前は家庭で55型のテレビはとても大きく感じましたから、少なくとも売る方はもう少し大きなテレビを推奨してくるみたいです。私が毎晩見ている4K/HDRモニタの縦横2倍の大きさです。我が家ではすぐには設置できません。

 基礎技術はすでに枯れてきている段階なのに、信号伝送手順と設置場所がネックになっていると思います。別の方向としては街のゲームセンターとか映画館とか野球場とか。

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3532. CVT

2021年09月28日 | 日記

 本日も昼食時に職場近所のショッピングモールへ。大型書店に寄って数冊購入。
 1冊は外れでした。IT産業の歴史みたいな感じで、しかし人工知能の受け止め方に違和感がある。著者は私の10歳以上上の方です。機械的判断で言えば、ベイズの定理は人間の偏見が持ち込まれないのが利点で、しかし元のデータが偏っていたら目も当てられません。

 ジャーナリストから見た、スーパコンピュータ富岳の開発の紹介はそれなりに面白かったです。事実の羅列で歴史を綴るので、どちらかというと社会的背景がメインで、学問の進展の印象とはやや異なる感じ。こちらからの接近方法も良いと思います。

 少し前に自動車のCVTに関する一般向けの技術解説書を見てみました。現在主流の金属ベルトとプーリの組み合わせの解説がメインです。普通のATとの比較がされていて、ちょっと思い違いをしていたのが分かって収穫でした。
 というのも、今乗っている車のパワーユニット(?)が非常に小型で、しかし80馬力も出て高速道も余裕なので小型なのが特徴なのかと思っていましたが、そうではないようです。エンジン部が3気筒なのが効いているのかな。

 その本によると、確かにCVTは低出力エンジン用とはいえ、何と3.5lクラスのエンジンまで対応できるそうですから、多分、280馬力くらいまではこなせる、ということ。
 それ以上はハイブリッド車になるのでしょうけど、280馬力なんて普通の乗用車では使わないです。レース場で無ければ思いっきりアクセルを踏むことは無いと思います、乗り心地は試してみたいですが。
 私の理解の範囲では、燃費が良いのはCVTではトルクコンバータが早々にロックしてしまうから、みたいに感じました。なのでトルコンは少し簡素化できるようです。

 やれやれ、これでは向かうところ敵無しになるのが分かったような気がします。だからガソリンエンジンの先の未来が模索されているようです。
 そういえば、誰かがネットでいっそのことエアカーにしたらどうか、などと言っていました。つまりタイヤを無くせ、ということ。専用レーンを作って地面効果翼機みたいにすると良いんじゃ無いですかね、とっさの適当な思いつきですが。

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3531. 景気

2021年09月28日 | 日記

 本日も昼食と称して職場近所の量販店へ。PS5はそのころにも販売中でした、買えるのはデジタルエディションだけみたいでしたが。
 PSNのフレではPS5は見かけるようになったものの、まだ少数派です。

 私の通勤電車の沿線では明らかに日本の景気は昨年比で上昇していて、本日行った出張先もまずまずの余裕の感じでした。
 そのためか、早くも先進国間でさや当てが始まっている気がします。具体例としてはガソリン車を今後どうするのかで、他の分野も似たような傾向があるような気がします。

 資本主義社会なので、放置すると好景気と恐慌の発振現象が起こるので、どこかで制御しないといけませんが、それは誰かが発展の機会を失うことですから政治の出番です。
 おおむね今後10年程度の期間での枠組みが見えてきたような気がしますが、うまく行くかどうか。

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3530. ファイルとフォルダー、続き

2021年09月26日 | 日記

 ディレクトリは住所録のことで、ファイルがどこにあるかを記録する、これ自体もファイル扱いされることがあります。ファイルは素朴にはオクテット列をハードディスクなどの記憶媒体に記録されたひとかたまりで、名称などのいくつかの属性が付属しています。

 Windowsを使っている方なら、スタートマーク(田)を左クリックし、「Windowsシステムツール」から「コマンドプロンプト」を起動すると黒字に白文字の昔のディスプレイのイメージがウィンドウで表示されます。MS-DOSの時代は電源を入れるとこの画面が出てきて、本日の作業を指令しました。ディレクトリ(住所録)の表示コマンドは「dir」なので、試してみてください。d、i、r、とタイプし、最後にエンター(Enter)キーを打ちます。
 表示されるのはファイル名またはディレクトリ名です。どのようなコマンドがあるかは、helpコマンドで一覧できます。コマンドプロンプトウィンドウでは逆スクロールできますから、マウスで前の方も見てください。
 help dir
と指令すると、dirコマンドの詳細が出てきます。/Aが面白そうなので、
 dir /a
と指令してみましょう。って、JUNCTIONって何だ。多分ショートカットです。
 危険なコマンドもあるので、これ以上はしかるべき入門書で勉強してから操作することをお勧めします。終了はexitコマンドです。

 この操作性は大型機もミニコンも同じような感じで、オペレータやプログラマはテレタイプやビデオ端末の前に座って、キーボードから指令を出していました。いや、いまもそうか。

 これに真っ向から対立するのがオブジェクト指向です。Windowsの画面にワープロ文書や表計算ソフトのファイルを置いている方は多いと思います。アプリ起動のアイコンも目立ってきましたが、本来は処理される方のデータのアイコンが表示されないといけません。
 データ(オブジェクト)に指令(メッセージ)を与えるのが、画面のアイコンだとマウスのポインタ(矢印)で指してクリックするのがメッセージ送信です。
 たとえば、文書ファイルに左ダブルクリックで開け、と指令するとワープロプログラムが起動します。この感じ。

 これの元になったのが名前は有名なXEROX Starで、我が国では富士ゼロックス社がJ-Starの名称で販売していました。これは極めて画期的なコンピュータで、現在のWindowsやMacなどの操作性は、これの子孫と言って良いと思います。
 テンプレートという空のファイルがあって、これを画面にコピーして適当な名前を付けます。テンプレートの代表が文書ファイルで、今で言うワープロファイルです。
 たしか、これをクリックすると指令待ちの状態になり、キーボードの左に10個ほど並んだコマンドキーの中の「開」ボタン(物理ボタン)を打つとワープロアプリが起動しました。ちなみに「閉」は今のWindowsと同様にウインドウのタスクバーだったかメニューバーだったかに「閉」ボタン(仮想ボタン)があったはずです。もちろん自動セーブです。

 テンプレートの中にフォルダーがあったはずで、関連する文書ファイルを格納します。フォルダー内にフォルダーを入れてもOKです。
 さらにドローワー(drawer: 引き出し)と言うのがあって、Windowsで言うCディスクやLAN上のファイルサーバーの区画を表現していました。ここにフォルダーや文書を入れます。うむ、先進的です。Windowsのエクスプローラーのネットワークがやや野暮ったく見えます。

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3529. ファイルとフォルダー

2021年09月25日 | 日記

 ネットでちょっとした話題になっているのがこれ。イギリスとかの大学での話。PCで特定のフォルダーからファイルを取り出せ、などの意味が学生に通じなかったので教授が困惑したとのこと。
 スマホではそんなの使わないとか、知っているのはじいさん扱いされそうになっていました。

 さらに老人の私から言うと、これはUNIX文化だと思います。UNIXではディレクトリと言ったか。IBM-PCのPC-DOS (マイクロソフト製のはず)でもディレクトリで、私はこれでディレクトリという言い方を知ったはずです。ファイルは大型機からある概念で、データやプログラムのディスクなどでの記憶域です。
 フォルダーという言い方は多分XEROX Starあたりが最初と思います。

 大型機でもミニコンでもユーザーごとに使える記憶領域が割り当てられていて、その中では自分勝手にファイルに命名できます。分類するには、大型機では区分データセットというのを使ったはずです。データセットはファイルのこと。ミニコンの商用OSもディレクトリだったか。

 派手にディレクトリを使うのはUNIX系で、6階層のフォルダーとかの文化はUNIXが元だと思います。ファイル名がやたらと長いのもUNIX風と思います。拡張子もUNIX由来か。
 ただし、UNIXと言っても初期のはファイル名などはきつい字数制限があったか。

 私はパソコンのBASIC → MS-DOS → とあるミニコンのOS → 大型機の固有OS、と進んだので、UNIXファンの独自文化自慢はうっとうしかったです。UNIXが極上のOSと考えていて、たとえば私がIBMのUNIX機(CPUはPOWER)、AIXを使っていた頃、備え付けのパーソナルエディタ(多分IBM PC由来)を嬉々として使っていたら、同僚の悪友がUNIX使いならviかemacsを使え、とか命令調で言ってきたときはかなりあきれました。ついでながら、当時私はパソコンではμEMACSを使っていたから余計なお世話。

 時代が少し進むと、UNIXフリークはWindowsフリークに入れ替わって、それを使わない人を見下し始めたので苦笑しました。私はWindows NT系は大好きですから、余計なことをしてくれるものだというのが正直な感想。

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3528. 高次元の正多面体、続き^5

2021年09月24日 | 日記

 とまあ意気込んで解説し始めたものの、よく考えたら私が計算機と関わる分野で最大のものは生物統計学で、主成分分析(注目すべきデータはどれか、優先順が知りたい)や判別分析(どの計算値で切り分けるのが最適か)のために固有値計算まではやりますが、最近は市販のパッケージに頼り切っていて、この方向で自分でプログラムを作ることはほとんどありません。
 プログラミングはその前のデータを揃える段階で、データベースを操ることになるので、入力処理と前段階の処理を書くことはありますが、要するに調査のとりまとめですから、どちらかというと事務計算と共通のことをやっている感じです。

 出力はCGにすると発表がかっこいい…、分かりやすくなるので、こちらもいざとなったら自分で作れる体勢は作っています。
 しかし、通常はその統計ソフトの一般向けの出力で十分です。売れないと困りますから、とても工夫されていて、私の普通の考えなどはとっくにライブラリ内に入っています。

 いきなり泥臭い話題に振りましたが、現場の実態はこんな感じだと思います。
 しかしそれでも、ある程度の原理的なところは知っていないと、市販のソフトなどでうまく行かなかったときにどうしようもなくなる、と思います。

 こちらからの切り口だと生物学などの他分野での教養の数学としての微積分と線形代数のペアは高校~大学初年度の知識として良い感じと思います。こんなもの何の役に立つのだ、と思われる方も多数でしょうけど、先輩からのありがたいアドバイスと思って、とりあえずつかず離れずで付き合っておくのが吉と思います。

 と言うことなのかどうか、その一般向け雑誌「数理科学」の線形代数特集の冒頭でも、多分我が国の某トップの大学で、なぜこのような基礎的知識を高校でやらないのだ、という学生側からの意見が紹介されていて、そのためか2022年度からは高校数学の授業に行列が復活するとか何とか。

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3527. 高次元の正多面体、続き^4

2021年09月23日 | 日記

 うむ、どちら方向から接近するか。

 工学系の現実問題をどのようにして電子計算機に合致させるようにモデル化していったか、の話の方が面白いでしょうけど、多分、計算機の事情の方が短くなるのでこちらを先にやってしまいます。

 バベッジの階差機関が19世紀前半に成功していれば面白かったですが、そうはならず、先に手回し計算機が普及して行きました。
 古来、計算と言えばソロバン(アバカス)に決まっていて、しかし、多分、西洋の産業革命期を支えたのはアラビア数字による筆算と思います。我が国ではほんの30年位前まではソロバンが実用で、金融に使われていましたからその計算結果は正確そのものでした。
 手回し計算機は完全に実用でして、たとえば光学レンズの光線追跡に使われていたそうです。我が国の計算機の歴史に富士フイルム社が出てくるのは、そのため。

 真空管の出現が20世紀冒頭あたりなので、計数型電子計算機が生まれるまでの50年という長期間の空白は技術史の謎の一つだそうです。一説では手回し計算機の威力があまりに優れていたので、それ以上の計算需要が無かったから開発もされなかった、ということ。
 最初期の電子計算機の一つとされるENIACの姿は人々の度肝を抜くには十分で、多分ここから電子計算機は何か得体の知れない能力を持つアイコンになりました。
 しかし、ひとたび成功例が出てしまうと、あとは速かったです。FORTRANは1957年に作られたそうですから、ENIACから10年後の話。一部の悲観的な予想は外れ、FORTRANはたちまち大流行してしまい、電子計算機は科学者や技術者なら誰もが欲しがるベストセラー商品になってしまいました。

 それに対応して計算機科学が勃興し、一つの方向は計算機言語の整備で、一般には記号処理として知られていて、私の意見ではCommon LISPがその集大成の一つと思います。
 もう一つが科学技術計算で、ナンバークランチャという言葉があって、今のスーパコンピュータは倍精度浮動小数点演算の化け物ですから、こちら方向にもものすごい頭脳と資金が投入されました。
 ちなみに、コンピュータグラフィックスで使うGPUは単精度浮動小数点数の単純計算が速い装置で、単精度は10進6桁程度、倍精度は10進16桁程度の精度と覚えておくと良いと思います。

 計算尺は実用の道具で、精度はせいぜい10進3桁程度です。電子計算機の精度がやけに高いのは反復計算をするからで、1億回程度のループなど当たり前にこなしてしまいますから、精度が低いと計算誤差でたちまち冗談では無いカオスに突入します。

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3526. 高次元の正多面体、続き^3

2021年09月22日 | 日記

 記法で言えば、積分「∫」と和「Σ」の書き方は現在と同じです。
 ところが、線形代数については現在と断絶があって、見た感じと扱いがかなり異なります。

 ちょうど「数理科学」と呼ばれる一般向け科学解説雑誌の10月号の特集が線形代数で、これは数学からの立場の解説ようで、よくまとまっていますが、抜けも目立ちます。
 数学者にとっては誰が何の目的で線形代数を現在の形式にまとめたかはあまり関心が無いらしく、この20世紀の前半と後半を分ける一大事が、私もよく分かっていません。

 まあ、まともな定義(考察対象)が書かれていないのは日本語の本ではよくあることですし、雑誌の一特集なのだからまあ良いでしょう。
 私の感触では、線形代数とはベクトル(vector)と行列(matrix)のことです。ベクトルが実体を表し、その変換に行列を使います。

 ベクトルは有向線分で図示されるように、幾何学由来の概念です。ただし、普通の線形代数ではユークリッド空間の直交座標が前提となっています。元のベクトルは斜交座標でも有効です。こちらを扱うのなら共変・反変ベクトルの解説が必要で、さらに別方向の考え方として極ベクトルと軸ベクトルの違いがあります。ここにはなぜかまったく触れられていません。

 行列はその前に行列式の時代があったと触れられているように、私の感触ではおそらく連立一次方程式の解法で出てきた概念です。ですから、こちらは代数学出身です。なので、数値の変換が出てくるのは関数みたいなもので当然でしょう。
 いわゆる群論で扱う要素は回転などの「操作」なので、部分的に行列と群論の相性が良いのは、どちらも操作だから、の一言で済んでしまいます。ところが、この操作の能力が行列にはかなりきつい制限があって、群論の方が遥かに多彩でややこしいです。

 もう、誰も言わないから私が勝手に妄想します。要は電子計算機に合致した数学が必要になった、ということ。目的は私のような各部門の技術者が容易に計算機技術を習得できること、です。

 最初の計算機言語、FORTRANは科学技術計算向きとされていて、アセンブラに比べて有利な点は実数の代用として浮動小数点数が気軽に使えること、複合型が配列という一概念に統一されていること、です。
 要は、一次元配列をベクトルとして取り扱い、二次元配列を行列として取り扱います。普通はどちらも実数型(一単位一要素)で、複素数型(一単位二要素)も用意されていますがめったに使わないと思います。計数と配列の要素の指定には計算機の整数型を用いると高速なので、これも残します。

 意地悪い言い方をすると、FORTRANに合致した数学手法が選別され洗練されて行き、それを線形代数と呼んだのだと思います。

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3525. 高次元の正多面体、続き^2

2021年09月21日 | 日記

 数式で面白かったのは、1/2が1文字フォントになっている場合が多かったことで、英語だとhalfですから多分、そう読ませるのだと思います。xの二乗の2は普通は右肩に書きますが、面倒なのでx^2と書かせていただくと、

 (1/2)x^2

 みたいなのが続出で、これはまだ変数に掛かっているからましな方で、

 (1/2)5^2

 などというのもあって、さらに、

 (1/2)5^(1/2)

 などとなると厳しいです。まだワープロは一段階の肩文字が打てるので少し見やすくなります。値は(√5)/2と同じですが、こう記述する理由は他と見た目を揃えるためです。

 ASCIIで表現するなら多分1/2の両端の()は必要です。なので、草稿段階ではそう打ってしまいました。

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3524. 高次元の正多面体、続き

2021年09月21日 | 日記

 学術方向はあるとして、もう一つの壁はもちろん英語と日本語の差です。これに関する解説書(数学の翻訳とは何か)を少し前に買ったのですがいわゆる積ん読の状態です。機会を設けて読みたいと思います。

 まず、基本的なところから。記述の数と計算の数は異なる、という驚くべき事実。今はアラビア数字「0123456789」が主流なので、これはいわゆる筆算が可能で、小学校で足し算や引き算はともかく、かけ算や割り算のアルゴリズム、というか斜め左右に伸びて行く書き方にうっとうしさを覚えた方は多いと推察します。
 算盤(ソロバン)が実用であった時代には解説は容易で、機械式手回し計算機でも説明は容易と思います。掛け算や割り算ではいわゆるシフト操作、つまり桁ぞろえの操作が必要となります。

 ああ、そういえば私の中学・高校の頃、物理・化学・生物の計算で桁の間違いは致命的なので具体的数値の計算時に苦心した覚えがあります。テスト問題用紙の左右上下の余白に必死で計算過程を書いたりして。
 今は計算機、というか私は具体的計算をパソコンにさせる場合は主に表計算ソフトを利用しているのですっかり忘れていました。主に、と言うのは例えば固有値計算のようにどうしても反復計算が必要な計算には無力だからです。

 現在のCPUやFPGAには加算機がメインなのは同じですが、ごく自然に乗算器が内蔵されています。つまり1クロック相当で(計算機の整数の)乗算結果が得られるのが組み込みCPUレベルでも当然なので、プログラマはその特性を利用していると思います。昔の計算機からはさすがに改良されています。
 割り算も究極的には有限桁数だと実質では無くレイテンシ(出力遅れ)でも1クロックに出来ると思いますが、近づける努力は実装されているものの、まだ実例は無いと思います。ってか、量子コンピュータ、頑張ってください。私の感触では上述の固有値計算も同様の扱いになるかも、です。

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3523. 高次元の正多面体

2021年09月19日 | 日記

 2年以上前から取り組んでいた古典幾何学書の翻訳計画が一段落しました。途中から仕掛け人のはずの図学の恩師が乗ってしまい、かなり大げさな話になっています。皆様がご覧になるとしてもおそらく半年後で、構想から3年以上経つことになります。
 いや、学術書なので発行部数は大したことないです。しかも高価なので(おそらく図書館狙い)このブログに書いても売り上げには関係ないと思います。だからあれこれ書ける訳。

 これに関連するコンピュータグラフィックスの経験があったし、私は数学のプロではないものの、まったくの素人ではないので全体としては楽しい作業だったと思います。しかし、正直言ってプロの数学者がどこで邦訳をたじろいだのかはまだ分かっていません。
 たしかに、すぐ隣の関連分野が超難解な話題はいくつかあります。それと20世紀初頭の数学なので、現在の線形代数全盛の世の中からすると、特に他分野の技術系には分かりづらい箇所があります。
 ですから、内容に関しては著者が何を考えて何をしているのかはよく分かります。しかし、数学の深い部分は分からない、そんな感じ。計算機言語にはある程度精通しているので、今も証明に使われる一階述語論理と現代数学のすれ違い部分はある程度分かっているつもりです。そのあたりかな。

 19世紀は科学の世紀で数学も例外では無く、もうこれ以上どう発展しようがあるのだ、みたいな感じだったと思います。ところが、物理では相対性理論と量子力学が出てきて、一気に危機感が沸き起こりました。どうやらすぐ隣に我々が全く知らない物理世界がある、と。
 数学でも解析学、つまり微積分が発達して、これは連続量、つまり実数を取り扱います。しかし一階述語論理が扱い得るのは可算無限までですから、ほとんど至る所(数学用語)が証明の範囲から外れてしまいます。有名なゲーデルの不完全性定理はこのことを言っている、というのが私の解釈です。

 たとえば、三角関数は関数そのものは実数や複素数を受け付けます。しかし加法定理などの数式は有限か、無限級数でも高々(数学用語)可算無限で、ここに落とし込むとほっと一息の感じ。
 って、はっきり言って欲しいです。要は20世紀初頭に数学の危機が訪れた訳。

 この危機に敢然と挑戦したごく初期の数学書の一つがこれ、ということ。直線や平面の中身は連続量のはずですが、幾何学ではなぜか普通の論理学(証明)でどんどん話が進みます。もちろん、それには理由があるでしょう。その理由とは具体的に何なのか、の話。

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3522. ファインダー、続き^4

2021年09月18日 | 日記

 で、8Kのその先とは何か。単に現在のテレビの形式ではこれ以上の解像度は必要かどうかは怪しいです。それどころかテレビの役割などニュースにしてもドラマにしてもドキュメンタリーにしても、アナログ時代のテレビで、多分主に1970年頃までの米国で開拓されまくって、ほぼどうやったらうまく行くかは既知になっていると思います。

 とは言っても、家庭の事情で今我が家の4Kテレビを横から見ていますが、地デジの解像度はフルハイビジョン(2K)の圧縮動画ですから、この40型4Kテレビで見てもなんとなくぼやけています。静止画ですら怪しく、パンやズームすると画質はガタガタ。色にじみやモアレなんか、アナログ時代を思い出して懐かしいです。ついでにモスキート雑音が加わっている感じ。いや、さすがにアナログ時代よりはずっとずっと高解像度ですが。
 ですから、PS4 proのアイドルマスター、ステラステージは元が2Kで補間の4Kでしょうけどものすごくくっきりに見えます。

 まあまずは、ここからでしょう。どうにかして普通のテレビ放送をド直球な4Kストリーミングにすることから考えた方が良いような気がします。経済的には好機でしょう。あとは放送業界とか映画界とかの利権構造との調和が必要で、ここは業界の努力も必要でしょうけど、何となく政治の出番のような気がします。

 技術的にはやはりVR系だと思います。視覚・聴覚・触覚・平衡覚以外の模索では無くて、操作性。巨大ロボットのコックピットとかミクロの決死圏とか。光速に近い移動とか極端な重力場だとか。超音波が聞こえる世界とか、紫外・赤外の色付け。昔々、NHKに4つの目という番組があって、通常・拡大(時間・空間)と科学の目だったか。科学の目ではシュリーレン画像が特に印象的でした。昆虫は偏光を検出できるとか。アイデアだけならわんさか出てくると思います。

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3521. ファインダー、続き^3

2021年09月17日 | 日記

 ファインダーと言えばカメラ以外では天体望遠鏡に付属しているファインダーと呼ばれる小口径の屈折式望遠鏡です。これはメインの望遠鏡で目標の天体を見失ったときにそれを探すための装置です。確かに原義通りのファインダーです。和訳あるのかな。
 私は簡単な屈折式望遠鏡しか使ったことは無いですけど、それでもファインダーに助けられたことは何度もあったと思います。決しておまけで付いている訳ではありません。多分普通は十字などの照準が付いていて、狙いの(あるはずの)天体に照準します。つまり比較的に明るい星(概ね4等星ほど)をガイドにして方向を決めます。

 顕微鏡にも同等の装置があるそうですが、私は知りません。一応、生物系技術者のつもりなのですが。目標の視野を探すときには普通の光学顕微鏡だと単に低倍率(50xとか)にするだけです。新型コロナウイルス感染症の報道で散々出てくる写真の電子顕微鏡の経験はほとんど無いです(ものすごい倍率の幅があります)、位相差顕微鏡などの特異的顕微鏡も。
 ついでに言うと普通の光学顕微鏡ではウイルスはまったく見えません。かろうじて普通の生物の細菌ですら(染色して)小さな丸か棒です。血球は識別は簡単ですが細部が見えている訳ではありません。

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3520. ファインダー、続き^2

2021年09月16日 | 日記

 なんかとんでもない間違い投稿してしまいました。見てしまった方、申し訳なかったです。

 その次は自分で購入した普及価格帯の一眼レフでした。一眼レフの最大の特徴はレンズ交換が容易なことで、ファインダーはフィルム位置、つまり実像の位置にスクリーンを置いてそれを拡大します。レフは反射で、カメラ内に45°傾けた鏡を置いてフィルムと90°異なる位置、つまり上面にスクリーンがあります。これをさらに90°傾けるのがペンタプリズムで、複雑な構造ですが機械式の光学カメラについては前述のレンジファインダーとともに決定版でした。

 今は銀塩フィルムでは無くCCDかCMOS撮像素子でオートフォーカスでしょうから、一時期流行したコンパクトデジカメにはファインダーは無く、液晶画面が背面に付いているだけでした。
 今の高級版の一眼カメラにはファインダーが付いていて、これは多分、視野決定とともにカメラ位置の安定のためだと思います。
 コンパクトデジカメの方式だと画面を安定させるには三脚を使うしか無いです。無論、ごく古い乾板時代のカメラだったらそうしていたはずです。
 しかし、スナップ写真や報道ではそれこそカメラを振り回す必要があって、その場合は顔面にカメラを押しつけて位置決めします。そのときに視野が見える必要がある、ということ。

 なので、今のところミラーレス一眼といっても全体の形状はかつての一眼レフとかレンジファインダーのカメラとあまり変わらない感じです。
 競争は激しいでしょうからかつての保守層にこびている訳では無いと思います。

 さっきカメラメーカーのサイトを見てみたら、4Kは当然で8K対応のカメラもあって、おそらくここで一段落のはずです。この先に行くには革新的なアイデアが必要と思います。

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