まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

3302. シンメトリー

2021年01月31日 | 日記

 何だかいろいろ起こっていたりして。いや、世間的には大したことないです。
 例の古典幾何学書の翻訳計画で、今頃になってsymmetric groupとsymmetry groupが別用語であることが分かったりして、大慌て状態なのです。

 普通に数学の群論で対称群と呼ばれているのがsymmetric groupで、symmetry groupは紛らわしいのか今はあまり使われていません。定訳は何と結晶群で、空間群と同じものみたいです。しかし、結晶群はcrystallographic groupという専用の述語がありますし、空間群は普通にspace groupです。
 幾何学の本なので、結晶群と呼ぶと範囲が狭くなりそうな感じで、空間群の方は普通の人の語感だと何かいろいろ勝手に想像しそうです。

 もう一つ。synthetic geometryという用語があって、内容ははっきりしています。analytic geometry、つまり座標を導入した幾何学の対照語で、定木とコンパスの幾何学という表現の意味のものです。定訳は総合幾何学なのですが、みなさん、知ってました?。純粋幾何学という訳もあって、こちらは幾分使えそうです。私は古典幾何学と仮に訳しましたが、こちらはこちらで無限小を扱わない幾何学を想像してしまいそうです。

 なので、関連図書を手当たり次第に読んでみることになりました。まあ、余計な知識が増えること。射影幾何学とか、結晶にまつわる他の対称性の用語とか。
 私がメインに据えたいコンピュータグラフィックスと多少は関連しそうなので、損した感じはしません。

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3301. 亜美・真美の中の人の誕生日

2021年01月30日 | 日記

 本日、1月30日は765アイドルの双子、双海亜美、双海真美の声優、下田麻美さんの誕生日だそうです。いつものようにPS4のアイマスゲーム、ステラステージの新着PV欄に有志がお祝いのPVを上げるはずです。

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3300. 積分器

2021年01月30日 | 日記

 今は計算機があるので、かえって微分方程式の方が無限級数よりも身近な感じがしてしまいます。web検索するなら積分器やアナログコンピュータをキーワードにすると良いと思います。

 アナログコンピュータの積分器は、コンデンサの働きを増幅器で増強したものです。
 コンデンサの説明図は平面電極を近い距離の平行状態に置いたものです。電流を流すとエネルギーは電界として蓄積され(…多分この解説で合っているはず^_^;)、電極間の電圧が上がって行きます。このときの電流と電圧の変化の関係がコンデンサの容量で、ファラッド(F)と呼ばれる単位で表されます。つまり、理想コンデンサならば電流を流すと際限なく電極間の電圧が上がって行きます。
 もちろん、現実にはそうはならなくて、電源電圧で止まってしまいます。無理に電流を流すと、今度は耐圧を超えるのでコンデンサが電気で破壊されてしまいます。また、電池をコンデンサにいきなり接続すると、所定の電圧まで一気にエネルギーを蓄積しようとして、理論的には無限大の突入電流が発生します。
 なので、普通の回路では抵抗器と組み合わせて電流を制限します。電源との電圧差を許容する訳ですが、こちらの場合はオームの法則によって抵抗でエネルギーが消費されて、熱になってしまいます。エネルギーを消費したくない場合は電流制限にコイルを使えば良いのですが、振る舞いは複雑になるので、うまく回路を作らないといけません。

 ですから、実験のための最も簡単な回路はコンデンサと抵抗を直列に繋いだ回路となります。まず両端をショートさせて、コンデンサに残っていたエネルギーを抵抗で消費させて、コンデンサの両極の電圧差を零にしておきます。
 電池を両端に接続すると、抵抗経由で電流が流れて、コンデンサの電圧が上がって行き、ついに電池の電圧に達すると抵抗の電圧差が零になって電流が止まります。何だか、文字にするのも馬鹿馬鹿しいくらいの簡単な動作です。

 このときの抵抗の両端の電圧差の推移は指数関数になります。ということは、コンデンサの電圧は一定値から指数関数を引いたグラフになります。これは1階微分方程式の解になっているのですが、もちろん曲線なので、線形では無いのでアナログコンピュータとしては都合が悪いです。立ち上がりの最初の微小な電圧差の所は電流と電圧の変化が直線に見えるので、ここを増幅してやれば積分器の動作になる、これがアナログコンピュータの積分器の動作です。つまり、概念としてはコンデンサと無限増幅率のアンプとの組合せとなります。

 皮肉なことに、計算して欲しいのは微分方程式の解なので、積分器の出力と入力を抵抗で結んで、つまりフィードバックさせます。これで指数関数で変化する電圧が観測され、これがアナログコンピュータの計算結果です。正の値でフィードバックさせると、複利計算の感じで発散するので、普通は負の値でフィードバックさせます。-1の係数が必要で、反転増幅器と呼ばれ、これの実現は簡単です。

 元に戻った感じがして、なんだかむなしい動作に思えますが、これは前座です。欲しいのは2階微分方程式の解で、これには積分器を2個直列にし、それぞれの出力を全体の入力にフィードバックさせます。何と、振動解が出てきて、係数、つまりフィードバックの値をうまく調整するとサイン波とコサイン波が出てきます。X-Yプロッタに接続すると円が描かれます。

 うむ、たったこれだけの解説が長文になってしまいました。やりたいのは、表計算ソフトでアナログコンピュータのシミュレーションを披露したかったのですけど、しばらくこんな調子になりそうです。書いててつまらないと思った時点で中止しますので、先に知りたい方は適当に用語を拾ってweb検索してみてください。お願いします。

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3299. 保型形式

2021年01月28日 | 日記

 今週は月火がなぜか忙しくて、昨日と本日はそれほどでは無かったのに、疲れ果てた感じがします。うーん、日曜日に数学書を3冊速読してしまったのが効いているのか。
 2冊は線形代数で、どちらも統計の主成分分析の方向に行ってしまって、要するに実用数学でした。1冊は3次元回転でコンピュータグラフィックス関係の感じで、どれも得るものはあったから良しとするか、でした。

 その直前にとある数理系の雑誌を購入して、その特集が保型形式です。聞いたことはあったのですが、内容は知らなかったので調べてみたら、何と英語はautomorphicで、automorphismが自己同型ですから、自己同型の数式の意味のようです…、まだ曖昧な理解の段階。日本語で同型の英語はisomorphismで、要するに集合論の全単射のことだと私は理解しています。
 なぜか偶然たまたま楕円関数の解説書を買っていて、同じ図が出てきました。基本領域は、私が知っている幾何学の群論で出てくる基本領域と同じものみたいです。だったら、うっすらイメージは湧きます。幾何学での基本領域は(平面だと)その辺でペタペタと折り返すと全空間をきっちり1回覆う図形で、そのタイル張りの様式が群論の群になっているもの、ということ。ちなみに有限回覆う図形も考察対象(リーマン面)になり、しかし無限回のものは私は一部しか(複素数の対数関数あたり)知りません。
 保型形式の方は式や関数ですから代数学系なので、何となくガロア理論と関係しそうで、ちょっと調べる気になりました。

 出てきたのはガロアでは無くガウスでした。ガウスは史上最も有名な数学者で、でも、その業績は? と尋ねられると、ガウス分布(正規分布)とか代数学の基本定理とか今はfloor関数と説明できるガウス記号とか、個別の事項しか浮かんできません。ここは良く知っている方に解説して欲しいところで、私の感覚ではこちらの感じがします。
 具体的には超幾何関数のあたりで、ある種の2階微分方程式と無限級数(等比数列)が結びついていて、解析学、つまり実数の正体に迫る領域です。ここは随分と元の保型形式から離れた感じがしますけど、知りたくなったのはこちら。

 無限級数はニュートンもオイラーも魅了された代数学の話題で、いかにも西洋数学の香りがします。早急に知りたいのは、その2階微分方程式と無限級数の結びつきの部分で、しかしとっかかりに出会うまでにまだ時間がかかりそうです。上述の記述がキーワードが並んだだけの言葉のサラダに見えるのはそのとおりで、要するに旅の始まりです。

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3298. PS5が消える、続き

2021年01月28日 | 日記

 まあ、言われてみれば意外に深刻な事態で、PS5世代で言えば4Kゲームをどうすれば盛り上げることができるか、です。
 4K解像度については映画界では普通になっているはずで、放送界では数年前に民放も対応できるようになったはずです。ですから、開発機材に関しては資金だけの問題になっていると思います。

 個別の問題はネットでその時代の要請に合わせた話題が語られていると思います。なので、ここではもっと大雑把な意見を。
 4K/HDR対応テレビはどんどん普及している状況なので、やはりこのクラスのディスプレイで訴えかける絵作りは必要と思います。実際PS4時代でも、4K/HDRを活かしたゲームで売れたものはあって、しかし、4Kが良かったとかHDRが良かったとかの直接の感想はめったに聞きません。私などは、ほー、へー、と感心しながら見ているのですけど、技術そのものに関心の無い人には単に綺麗に見えているだけでしょう。でも、直接言われないからと言って、しっかり訴えは効いていると思います。

 なんか、開発者同士のいろいろをユーザーの責任みたいに言っている意見がネットに出ていて、私なんかは苦笑してしまいます。そりゃあ、時代を画すような表現ができる真のクリエーターなんて、極めて数が限られていると思います。大抵は、他のコンテンツの良い点を真似するのがせいぜいで、しかし真似と言っても限度があって、丸々のコピーでは直接にせよ間接にせよ業界を破壊する方向に向かうと思います。具体例はとても言えません。パクりなのかオマージュなのかの境界線は曖昧と思います。私から言えるのはせいぜい、ばれないようにパクれ、です。
 日常生活のふとしたことや、旅行したときの感心したことやびっくりしたことを自分の表現手段でうまく表現できない人は、おとなしくしておいて欲しいです。業界の端っこで、おこぼれで生活させてもらっているだけです。

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3297. PS5が消える

2021年01月27日 | 日記

 PSネットワークの表示で、フレがPS5を使っているのを見たのですが、また消えてしまいました。要するに継続して稼働していません。
 生産量は充分あると思えるので、品不足感は単に人気が継続しているだけと思います。まあ、私もまだ買えてませんが。

 関連業界から少し意見が出てきていて、あまり良い感じでは無いみたいです。急速に普及していたとしても、ゲームの日本市場があまり活性化しそうも無いのだそうな。
 PS4の後期には良質な和ゲーがいくつもあったような気がしますから、それらの経済面での手応えが今一、ということだと思います。

 しばらくは、そのような画期的なコンテンツが出てきたとしても、PS5が普及していないから無駄なので、ゆっくりハード周りの普及を待つしか無い感じです。今のペースだと、1年くらいかかるので、PS5がデビューした感じは今年の年末になってしまいそうです。
 悲観しているのではありません。期待が大きすぎたというか、今のところは嬉しい方向の誤算の範囲と思います。

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3296. 3日で作曲、続き^6

2021年01月25日 | 日記

 microKORG XLにもRoland JUSTY HK-100にも物理キーボードが付いていて、音はそちらのキーボードで打ってみることができます。どちらもタッチレスポンスに対応していて、強く、つまり速い速度でキーを押し下げると(対応している音色では)大きな音などになります。
 MIDI規格の基本は、このキーボードの押下情報をキーボード部からシンセサイザー本体に伝える仕組みで、MIDI専用の物理ケーブルの信号規格です。パソコンからMIDI信号を送る場合は、普通はUSB接続するので、信号パターンのみが関心事となります。

 キーボードのキーが押下されると、ノートオンと呼ばれる3バイトの信号が送られます。その中に、チャンネル(1~16)とノートナンバー(0~127)とベロシティ(0~127)の数値が入っています。チャンネルは普通は1楽器のことで、チャンネル1がピアノ音、チャンネル2がベース音などと設定しておきます。和音だと、連続する異なるノートナンバーのノートオン信号が続くことになります。ベロシティも変えられるので、一音ごとに音の強さが異なる指定ができます。
 キーが離されると、ノートオフ信号が送られます。したがって、ノートオフが来るまでは、持続音では音が鳴り続けることになります。ただし、ノートオフはベロシティ0のノートオン信号でも良いことになっています。

 これが基本で、ただし、ドラムスは1チャネル(習慣的にCH10)でノートナンバーの違いでバスドラムが鳴ったりシンバルが鳴ったりします。いずれにしても、信号が送られたタイミングで発音するので、MIDI信号自体にはタイミング情報はありません。
 しかし、MIDI信号の編集ソフトではもちろん発送のタイミングが極めて重要です。ですから、初期のシーケンサでは、ノートナンバー、ステップタイム、ゲートタイム、ベロシティの4数値を一組として打ち込みました。
 パソコンで扱う場合にはファイルとして保存する必要があり、もちろんタイミング情報を入れないといけません。ですから、MIDIファイルの規格は少し遅れて制定されました。

 MIDI信号には、他に発音中に音程を変えたり、チャンネルの音色を変更したりするパターンが用意されています。Dominoのような現在のMIDI編集ソフトは、それらも便利に扱えるようになっています。
 MIDI編集ソフトの打ち込み画面はトラックと呼ばれる単位で表示され、オーケストラの総譜の一行に相当します。通常はトラックは上述のMIDIチャンネル1個に対応しています。

 まあですから、HK-100のような今感覚での普通のキーボードに接続すると、トラックとチャンネルの位置が一致するので分かりやすいです。しかし、これに別のシンセサイザーを追加するとなると、あるトラックは別の装置の該当チャンネルに接続させないといけません。結果的には設定は簡単でしたが、管理は煩わしいと思います。

 後は、キーボードとシンセサイザーの音をミキサーでミックスしないといけません。
 先日、量販店の該当コーナーに行くと、新型コロナ感染症のためかYouTuberが増えているようで、個人用の小型のミキサーが売り切れていました。メーカーのwebページにも品薄の表示が出ていましたから、かなりの規模です。
 当方は、そんなに急がないので、とりあえずはDominoでmicroKORG XLを扱うのに慣れるのを目標としたいと思います。いろいろ揃えるのは、その後です。

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3295. 3日で作曲、続き^5

2021年01月24日 | 日記

 本ブログで取り上げているシンセサイザー、microKORG XLは1音につき、2オシレータ(VCO)、2フィルター(VCF)、1アンプ(VCA)、3エンベロープ・ジェネレータ(EG)、2 LFO、1イコライザー、1楽器音につき、2エフェクタで構成されています。非常に豪華な構成です。
 こうなったのには理由があって、しかも、いろいろ経緯があって、良く知っている人に聞くといくらでも解説してくださると思います。以下は私の記憶をたどって。

 ヤマハのエレクトーンのような電子楽器は随分昔からあって、多分、教会のパイプオルガンの代わりに使われたハモンドオルガンあたりが起点だと思います。代替品のはずだったのですが、ハモンドオルガン風の音は今でも聞きますから、プロに受けいれられた楽器です。ピアノは場所があればグランドピアノが、アップライトピアノも珍しくはありませんでした。学校などではリードオルガン(ハルモニウム)がよく見られたと思います。

 電子回路によるシンセサイザーは初期には効果音発生器だったと思います。鍵盤が付いたのは有名なモーグ・シンセサイザーが最初期のもので、しかし、世間に知られ出したのは冨田勲の月の光とウェンディ・カルロスのスイッチト・オン・バッハのレコードだと思います。
 当時の音楽は、日本の歌謡曲、西洋風のポピュラー音楽、ロックあたりが主流でしたから、モーグ・シンセサイザーの音はそれはそれは衝撃的でした。しばらくして、都心の楽器店にはミニ・モーグが陳列されましたが、とても高価で、アマチュアが買えるようなものではなかったと思います。その数年後に最初に見たのはローランドのSH-1000だったか。コルグもほぼ同時に小型のシンセサイザーを発売して、楽器店では、こちらは試し弾きさせてくれました。
 その後は、ヤマハも含めてシンセサイザーの開発競争が起こったと思います。当時のことですから、エレクトーンも含めて全部アナログです。
 ですから、初期のシンセサイザーの音と言えば、元のモーグ・シンセサイザーの音色に似ていました。

 その次は、カーペンターズが不思議な楽器を使っているとの噂が立って、それがストリングスのキーボードです。バイオリンの多重演奏風の音が出てきました。シンセサイザーでストリングスの音を出すには、少し構成を工夫する必要があり、しばらくすると、その仕掛けは普通になったと思います。
 その次がFM音源で、ヤマハのキーボードが有名で、あっという間に歌謡曲系には普及してしまいました。モーグ・シンセサイザーの太い音とは異なり、キラキラした音色が出ました。このFM音源の簡易版チップがパソコンでサウンドブラスターのような追加カードで普及し、ゲーム音楽に多大な影響を与えたと思います。microKORG XLのオシレータにも、簡単なFM音源風の仕掛けが入っています。

 その頃はまだ半導体メモリは高価だったので、楽器音を全て収録するPCM音源では無く、1波長のみを記憶するウェーブテーブル音源が出たようです。これはあまり知らなかったのですが、microKORG XLのオシレータに残されています。要するに、のこぎり波のような倍音を多量に含む波形をいくつか(8種とか16種とか)用意したと言うこと。
 スイッチト・オン・バッハの方はモーグ・シンセサイザーの音色をそのまま活かして多重録音したものでしたが、冨田勲はギターのエフェクタなどを多用しました。フェイザーの効果は、こちらで初めて聞いたような気がします。これらのエフェクタもmicroKORG XLに入っています。

 ですから、このミニ・シンセサイザーは21世紀初頭までのシンセサイザーの歴史をぎゅっと濃縮したような構成になっていて、見かけよりもずっと複雑で、説明書にさりげなく説明されている仕掛けは、知っている人が見たら、ああ、あのころのあれだ、と思い出すはずです。

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3294. 3日で作曲、続き^4

2021年01月22日 | 日記

 前々項のシンセサイザーに関する書き込みは、全く知らない方が見たら訳が分からないと思います。この標準的な減算式のシンセサイザーに関して一般的な設定のやりかたの本がいくつか売られていると思います。また、web情報でもある程度分かるはずです。

 元のモジュラー型アナログシンセサイザーでは、各要素の自由な組合せができたみたいですが、操作しやすい標準の組合せがあって信号の流れが、鍵盤(KB)→発振器(VCO)→濾波器(VCF)→増幅器(VCA)→出力、の順になっています。キーボード(鍵盤)は発振器の周波数と出力のタイミングを制御します。つまり、通常の楽器としてのキーボードは、鍵盤→発振器→開閉器→出力、になっていて、発振器の音色がもろに聞ける、ということ。

 シンセサイザーのシンセシスは合成の意味なので、シンセサイザーは合成器で、普通の文脈ではミュージック・シンセサイザーを指します。音を合成する装置です。
 大型のモジュラー型アナログシンセサイザーはかなり衝撃的な姿をしていて、絵になるというか、今でも多分売られていると思いますが、とても高価な装置です。表面には設定のためのつまみと、接続のためのジャックが所狭しと並んでいて、しかし、出てくる音は単音で、音楽を作るためにはマルチトラックのテープレコーダが必要でした。
 本ブログで取り上げているmicroKORG XLは、もちろんすべてデジタル化されていて、初期の大型モジュラー型アナログシンセサイザーよりもずっと高度な楽器になっています。

 普通の鍵盤楽器はキーごとに発音体があって、1音ごとに念入りにチューニングされています。ピアノやパイプオルガンのこと。
 シンセサイザーの発振器は概念的には1個で、音階、つまり周波数はキーボードの鍵ごとに割り当てられた電圧で決められます。1オクターブ1V(ボルト)が標準だったか。この電圧で周波数を制御するので、voltage-controlled oscillator (VCO)と呼ばれています。
 今はもちろんデジタル化されていますが、用語として便利なのでそのままVCOと呼ばれています。本物のアナログのVCOは今もありますから、文脈に注意です。
 VCOの出力は、のこぎり波や方形波などの倍音が豊かな荒々しい音で、これを整えるのがフィルターで、音色を決めます。ここも電圧制御されていて(VCF)、刻々と音色を変えることが出来るのがシンセサイザーの特徴と言うこと。増幅器も電圧制御されていて(VCO)、音の立ち上がりと余韻を自由に決めることが出来ます。

 シンセサイザーの要素として必須なのはあと2つ。ADSRとLFOです。
 キーボードは音高に対応する電圧とは別に、ON-OFFのゲート信号が発生します。このままでは音がON-OFFになってしまうので、電圧をスムーズに変化させるのがADSRです。オシロスコープで見ると波形の外包の大きさに相当するのでエンベロープと呼ばれ、ADSRはエンベロープ・ジェネレータ(EG)が正式名称です。
 Aはアタック時間で、ONになってから100%の電圧になるまでの時間で、急激に変化させると固い感じがして、徐々に変化させると柔らかい感じになります。Dはディケイ時間で、100%に達してからすぐに減衰が始まり、その変化の緩急です。Sはサステイン値で、ディケイが終了した時点で何%の電圧にするかで、100%なら持続音、0%なら音がそのうち消失し、残すのなら50%とかに設定します。Rはリリース時間で、鍵盤がOFFになってから音が消失するまでの時間を設定します。
 飽和・減衰・消失の曲線は指数関数が普通で、アタックは線形にすることがあるようです。

 LFOはlow-frequency oscillator、つまり低周波発振器で、周波数や音色や音の大きさの揺らぎの信号を発生します。つまり概ね20Hz以下の発振器なのでlowです。
 ADSRが指数関数担当ということは、1階微分方程式の解なので、LFOは2階微分方程式の解、つまり振動 = サイン波の担当と言うことですが、面倒なのとメリハリを出すために普通はLFOは三角波の出力です。ぽよよん、みたいな感じにする場合にはサイン波を選択すべきでしょう。

 現実の楽器としてのシンセサイザー、たとえばmicroKORG XLは上述の原理的なアナログシンセサイザーよりははるかに複雑な構成の装置です。取扱説明書を見ることが出来ると思いますが、いきなり読むと頭がクラクラしてきます。また、音作りは慣れていないとまったく言うことを聞いてくれない感じがすると思います(無音が典型的)。なので、入門書が売られている、ということ。そのため、アマチュア音楽家がターゲットのシンセサイザーには大抵、プロが厳選したプリセット音が選択できるようになっています。
 いや、無責任に解説しましたが、私も慣れているとは言い難いので、これから練習です。

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3293. ポップリンクス開始

2021年01月22日 | 日記

 昨日、スマホアプリ、アイドルマスター・ポップリンクスの本配信が始まったようです。

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3292. 3日で作曲、続き^3

2021年01月21日 | 日記

 ミリオンライブ・シアターデイズで何かあったようです。しかし、私は全く気付かなかったので、情報収集中です。何か言った方が良い状況になったら言います。

 もともとデジタルシーケンサはアナログシンセサイザーなどでCMなどの商用音楽を作成するためのものだったと思います。General MIDIの楽器音セットはその後のもので、しかし、私が2000年頃に買った(物理的)シーケンサにはGM系の音源が入っていて、すでにその頃には、ピアノやオルガンやギターやドラムスを演奏して、たとえばアマチュアバンドの伴奏をさせるような使い方になっていたと思います。リズムマシーンの発展系と考えるとしっくりくると思います。
 ですから、MIDI編集ソフトのDominoをmicroKORG XLに接続するのは本来に近い使い方だと思います。ですが、どうやらGeneral MIDIに慣れてしまっていたようで、思い出すのに数日かかりました。

 まず、グローバルとかプログラムとか、何を指すのかをすっかり忘れていました。グローバルは楽器としてのシンセサイザーの設定で、つまりA=440Hzなどの設定を指し、プログラムは個々の音色セットに(独自)音色をセットすることです。
 今はお手軽キーボードでもGMの音色セットが入っていて、ピアノやギターやドラムスなど128種ほどの(固定)音色が選べると思います。
 microKORG XLにもプリセット音色が128種入っていて、個々に編集する、つまり別の音色にすることが出来て、本体のつまみで設定することも出来ますし、音色編集のためのパソコン用のソフトが発売元から配布されています。
 この128音色はmicroKORG XLの大きなダイヤルで選択します。しかし、GMの音色の配列とは全く異なります。MIDI信号では同じプログラムチェンジと呼ばれる信号で選択しますから、ここで私は多少混乱した、ということ。

 ややこしかったのは、microKORG XLでは同時2音色(ティンバー)が選択できて、しかし、それはプログラムごとに単音色か2音色かを決めます。単音色の場合はMIDIチャンネル1でMIDI信号を送信し、第2音色がある場合はそちらはCH9に割り当てられます。こんな簡単なことを思い出すのに数日を要した、ということ、ふう。

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3291. 四条貴音と中の人の誕生日

2021年01月20日 | 日記

 明日、1月21日は765アイドルの一人、四条貴音の誕生日だそうです。その声優、原由実さんの誕生日でもあります。いつものように有志PがPS4のアイマスゲーム、ステラステージにお祝いのPVを上げるはずです。

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3290. 3日で作曲、続き^2

2021年01月19日 | 日記

 要は普通のキーボードの方をオーケストラにして、アナログシンセサイザーエミュレータをソロパートに利用しよう、と言う魂胆です。
 ハードの型番を言った方が良いような気がしてきました。

 キーボードはRolandのJUSTY HK-100で、これ自体はやや特殊用途(ブラスバンドの練習用)で、普通には同社のGO:KEYSを選択すると良いと思います。音色がGM2と呼ばれる豪華なセットに対応していて、遊べます。DominoのGM2用音色ファイルは別途導入しないといけません。
 アナログシンセサイザーエミュレータはKORGのmicroKORG XLです。現在はmicroKORG XL+ (プラス)というのが売られているようです。中身はほとんど同じで、プリセット音色が主な変更点のようです。こちらは古き良きアナログシンセサイザー(mini MOOG相当)を再現しているので、GeneralMidiのような便利なセットはありません(探せばどこかにあるかもですが)。

 で最初、このmicroKORG XLとパソコンの接続でドジしてしまい、USBでなかなか繋がりませんでした。今はうまく繋がっているようです。純正の音色エディタが使えますし、Dominoから発音させることもできます。
 microKORG XLも経済的なマシンですが、こちらもプロが使っても不思議でない本格的な楽器です。
 基本的にはつまみを回して、いわゆる減算式のシンセサイザーとして音色をつくります。しかし、簡易な、しかし十分なFM音源のオシレータも用意されていて、さらにシンセサイザーに不可欠なエフェクタが各種用意されています。
 設定はいくつも作れますが、同時には2音色が選択できて、同時発音数は8音です。ソロ楽器としては充分でしょう。

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3289. 名刺交換ソフト

2021年01月18日 | 日記

 スマホアプリ、アイドルマスター・グリーティング・キットが本日から配信されたようです。もう私のスマホの記憶域はぎりぎりなので、動くかどうか。

 アニメにあったように(武内Pの姿が想起される)、プロデューサー同士で仮想名刺を交換するだけのアプリのようです。声優ライブなどでP同士で物理名刺を交換する習慣があり、昨今の状況によりクラウド化とあいなった訳です、多分。

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3288. 3日で作曲、続き

2021年01月17日 | 日記

 で、その入門書は結局コード進行の話になってお終いでした。それにしてもうまく肝を突いている。多分、この著者の音楽はどこかで聞いていると思います。
 ま、一応私もアマチュア演奏家だったので、後は何とかなりそうな気がします。

 さて、昨日打ち込んでみた入門書のファイルを再生すると、ベースが聞こえません。いろいろ調べることとなり、結局は弱くキーボードのスピーカーから出力されていました。
 楽譜? をよく見ると、中央のドのドレミからから3オクターブも低い音を使っています。ピアノの左端の1オクターブで、32Hz~64Hzのオクターブで、これじゃあ普通の小型スピーカーでは再生できません。なので、キーボードのスピーカーはあきらめて、ミニステレオプラグから私の愛用しているオーディオセットに接続しました。この装置構成だと、32Hz付近まで出てきます。

 このスピーカーはいわゆるトールボーイです。普通のブックシェルフ型だと60Hz付近が最低再生周波数です。いや、120Hz以下は音程も何も無いのですけど、あの超低音の独特の感じは捨てがたいです。
 私はクラシックファンだからこれで良いですけど、続かない方には馬鹿馬鹿しいので、さっさとヘッドホンを使うのが吉だと思います。私の経験では2千円とかの普及型のいわゆる密閉型のヘッドホン(ミリオンライブの伴田路子(ロコ)が使っているヘッドホンの感じ)で最初は十分と思います。これだけのために10万円出せる方は別です、好きにしてください。

 と言うことは、音源を組み合わせるのなら、とりあえずアマチュアバンド用のミキサーが必要となり、時間があれば職場近所の量販店で調べてみます。たしか今は多チャンネルレコーダが普及価格で手に入ったはずで、ミキサーにも多分なるはずです。
 いやたしか、アナログシンセサイザーエミュレータの方にはミキシング機能があったような、こちらも調べてみます。

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