2092. シンデレラガールズ5th、SSA公演の感想

　アイドルマスター・シンデレラガールズ5th声優ライブツアー、7地点目の最終地、さいたまスーパーアリーナ(SSA)。2日間の公演で総入れ替え。初日が30名、二日目最終が31名の参加です。両日とも4時間15分の公演で途中休憩無し。ぎっしり詰まっていたのでサプライズ出演はありませんでした。坂上Pも出る時間が取れなかったようです。
　ライブビューイングは国内110館と多く、海外も10館でもちろん単独ライブとしては過去最大規模でしょう。

　いつになくPの応援がすさまじく、いつもは打ち解けた雰囲気のシンデレラガールズだったのが少し超えていた感じでした。中身は一瞬765AS風だったり、ほんの一瞬ミリオン風の箇所もあるにはありましたけど、全体としていつものシンデレラガールズでした。
　声優さんやバックダンサーの演技のすばらしさがあって、しかし全体としては慎重に演出された楽しさが特徴と思います。

　出演者がかぶっているので安全のために大道具は同じです。西洋風のお城があって正面の門と左右の出入り口に大きなLEDディスプレイが設けられています。門は円筒形で中心から別れて開いて声優さんが出入りします。短い階段で小さなステージが何カ所も繋がっていて、メインステージに至ります。メインステージは正面がやや円形に出っ張っていて奥行きもあり、左右に階段の出入り口と3箇所のせり上がりがあります。
　左右に縦のアーチ状のLEDディスプレイがあって、小さな滝の感じでした。お城は微妙に左右非対称なのが特徴です。電飾で飾られています。照明は普通の上から左右から正面からと、演出用のLEDによる光線状のもの、それにプロジェクタ。3個のミラーボールがあって、曲によっては使われます。他に説明用のスクリーンが左右に1箇所ずつ。
　今回はレーザーによる演出が追加でした。さらにLEDスクリーンには今回に限って何度かスターライトステージと同じポリゴンアイドルが表示されました。
　(多分) 6人乗りの馬車(トロッコ)が2基使用され、特定の曲で左右の通路を行き来します。LEDによる電飾付き。
　レーザーの演出のためか人工のミストが濃いめだったように思います。声優さんがPの熱気だと言っていたのは冗談です。コミケ雲ではありません。　

　カメラが多くて、うまく切り替えていてライブビューイングではゲーム機のステージフォーユー(S4U)の画面みたいに見えます。音響は抜群と言って良いと思いました。ライブビューイング会場のPの応援も熱かったです。
　実は今回は2日とも座席が最前列中央に近く、いくら4K画像と言っても横12mくらいのスクリーンから5mほどしか離れていないのでドットがわずかに見えます。なので、ロングカメラではまるでPS-VRを使用したシンデレラガールズ・ビューイングレボルーションみたいな絵になっていました。知っている人が見たらああ、これだこれの感じ。私にとっては思わぬびっくりでした。

　事務員のちひろさんの開始宣言に続いてシンデレラガールズ劇場のキャラによる注意点の説明。ステージではこのアニメのエンディングテーマが出てきたので、これがないとイメージが湧きませんから適切な判断だったと思います。

　楽曲が多くて次から次へと出てきます。ソロ曲も選抜で使用されていました。
　やはりというか、途中でメドレーが出てきました。スターライトステージにあるランダム選曲のぴにゃリクエストの再現のイメージです。スターライトステージの楽曲とキャラが合っていない特性を利用しました。

　スターライトステージの楽曲がメインで、さすがと言ったところ。アニメの楽曲が要所で使用されていました。記憶としては過去のものとなりましたが、名曲が多いです。
　ソロ曲以外でもCDの録音のキャラの構成にこだわっていた感じ。

　親しみのある曲と新曲が選択基準だったようです。シンデレラガールズの楽曲はたくさんあるので、もっと聞きたい感じが周囲から感じられました。
　開始前になりますけど、周囲のPが雑談していてスターライトステージのSSRカードに4万円使ったとか8万円使ったとかの会話が出てきて、重課金者は会場にも来ているものだと改めて認識しました。私はソシャゲも含めてカードにはあまり課金しませんが、アイマス系は他でたっぷり使っているのでお許しください。

　要するにシンデレラガールズは今が絶好調。少し前の記事に書きましたが私は絶頂期の765ASの声優ライブの雰囲気を一瞬ですけど想起しましたです。よくもまあ13人であれだけ回したこと。人数分の効果と考えれば良いのでしょうけど、シンデレラガールズの方が規模は、はるかにでかいです。そして本物のアイドルマスターが見られました。