1992.10.8(Thu) Vladivostok
駅周辺をI氏、O氏と散歩する。夕暮れが急速に迫って来ていた。
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鉄道駅(左)と郵便局(右)
鉄道駅のすぐ隣には船客ターミナルがあり「海の駅」と呼ばれている。その「海の駅」には吹き抜けのホールがあり、真ん中に灯りのともった噴水が据えられていた。しかしあまり人けはなく閑散としていて、しかもホールのそばの通路は電気が点いておらず、ほとんど真っ暗だった。ウラジオの街に慣れてきたとはいえ、そういうところを通るとやはり俄に緊張してしまう。
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海の駅のホール Google Map
小さな子供が物陰から二人出てきて「写真を撮ってくれぃ」と身ぶりで話したので一枚写真を撮ってあげる。撮ったところで、日本のフィルムに対応したDPE店がないウラジオでは現像・プリントができないので、写真をあげられないのだが・・・。
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中央広場から、スヴェトランスカヤ通りを走るトラム
19:45に中央広場に集合。さすがに夜は暗い。迎えのバスを待つ間、通りを走る車や市電を眺める。市電の車内灯までが白熱灯で暖かい雰囲気なのは少し意外だ。
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スヴェトランスカヤ通りを走るトラム
音楽活動をしているF氏は、友人への土産物として450RB(180円)のアコーディオンを3つも買っていた。広場で早速代わる代わるアコーディオンを弾いてみる。しかしバンドネオンタイプの物で、全てプッシュスイッチになっているので、どのボタンを押せばどの音階が出るのかよくわからず、なかなか目指す曲は弾けない。ましてやハーモニーをつけるのは、すぐにはできないことだった。
1992年10月 ロシア日記・記事一覧
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