都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

Bern 6 教会など

1993-03-10 | スイス  

1993 Europe日記
1993.3.10 Wed Bern

 旧市街のランドマーク建物

 市庁舎(Rathaus)は15世紀に建てられたものだという。想像していたよりかなり小ぶりな建物で、川を背にしてやや狭い道の突き当たりに建っている。前を横切る道もアーケードのある通りだが、市庁舎前に大きな広場などがあるわけでもない。歴史のある建物ではあるがおとなしい佇まいで、それが不思議な感じでもあり印象的だ。

 カトリック教会は規模はさほど大きくないが、ゴシックの尖った鐘塔が街並みの中から突き出していて、これもランドマークになっている。

ベルン大聖堂(Berner Münster)

 ベルン大聖堂は1421年に建設が始められたが、完成したのは約470年後の1893年。ゴシック様式の大聖堂で尖塔の高さは100.6m。これは教会の塔としてはスイスで最も高いものという。

 訪れた時は尖塔の正面側上部の修理が行われていて、空中に足場が架けられていた。長い時間を掛けて造られた大きな教会堂はそれだけで、心に残るものだった。

大聖堂正面玄関の装飾

 ゴシックアーチの中の人物像は砂岩で造られているが、20世紀の大気汚染で傷んだため、現在はレプリカに差し替えられているというが、壮麗な装飾はやはり見る者を圧倒する。

Kirchenfeldbrückeから、ベルン大聖堂と旧市街

 大聖堂は約100mの尖塔だけでなく、聖堂全体も街なかの一般の建物群よりひとまわり高い。アーレ川に架かる橋や川の対岸から旧市街の街並みを見ると、大聖堂はひときわ高くそびえており、街並みスカイラインに求心性を与えるものになっている。

ヨーロッパ旅行記 1993.2.28〜3.21
Google Map 1993.03 Europe

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