まわりで起こっていること

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くるもの拒まず?!

2009年07月27日 | 素人郷土研究
来年のワールドカップ、南アフリカで、開催されるんだけど。

1625年、というから、ざっくり、今から、400年前。

オランダから、入植者が、あったらしい。

言葉をかえれば、勝手に、よその土地にやってきて、今日から、俺たちのものだ、と宣言したわけだけどね。

その当時、南アフリカには、コイ族という人たちが、いた。

牧畜の民。

ヨーロッパ人は、ホッテントットという蔑称でよんだ。

中国人が、1500年以上まえ、日本人を、倭人、とよんだように。

一万年単位で、そこで、くらしていた、という。

70年して、コイ族は、消滅とはいえないけど、急激に減少した、という。

それは、戦争や病気ではなく、彼らの文化が、消滅したからだ。

そういうのは、「エレファントム」のなかで、ライアル・ワトソン。

家畜を飼って、生計をたてる、ということが、できなくなった。

『オランダ人は、牛をとりあげ、牧草地に侵入し、オランダの法律をコイ族に押し付け、現地労働者として、彼らを雇い入れた。』

『家畜がいなくなると、指導者はその威信を失い、牧畜をしていた人々は、入植者の土地で、食べ物や煙草や酒のために、働かざるをえなくなった。』

こんな文章を見ながら、さまざまな、先住民、といわれる人々のことを、考えた。

アボリジニ、プエブロ、インディオなどなど。

日本でも、その昔、ヤマト朝廷が、入ってくる前の、先住民族。

出雲がそうなのか、白山がそうなのか、飛騨がそうなのか。

なにより、この駿河の地にも、安倍川とか、安部郡とかいう地名に、先住民族の痕跡がのこされているようだし。

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