いつもの定位置に帰って来た。
旅の終わった朝。
表題のごとくに、1日を始めた。
イフニさんのブレンドコーヒーね。
四国を離れる時の、ガイドさん、白地山地蔵寺のご住職と感謝と別れの挨拶。
何回も味わって来た、哀切、名残惜しさ、なんとも言えない、あの感覚を。
一同共有し、なんて瞬間。
もしかしたら、旅はあの瞬間に尽きる、なんて言い方も可能かも。
またお会いしましょう、また来ます、なんて言葉を出したくなっちゃう、あの瞬間。
まるで、生き死にの境を疑似体験するかのような、なんとも切ない瞬間。
そこから始める、振り返り、来し方を整理整頓し、と言うのが、この何日かのお仕事とも言える。
か、と思いつつ、竜巻のような、実務の現業が押し寄せても来るわけだ。
そのあたりの、通り過ぎ方も、長い年月生きて来ると、随分と上手にもなってもいて。
なんだろうね。
いずれにしても、今回は、ガイドさんが、上記のような方で、しかも。
地元愛、剣山がらみの、様々な伝承、事実などなどへの思入れのおありの方で、とにかく。
情報量が多くて、メモを片手に、なんてやっていたんだけど、しまいには。
それも追いつかず、こうなりゃ、体感を大事にするしかない、と言うくらいのもので。
濃密な数日を過ごすことができた。
テーマの一つに、剣山に眠る、失われたアークに絡む宝物の秘密の地に。
天孫ならぬ、市井の民が降臨する、があったんだけど。
深山の懐に入り込みながらの時間は、それ以外にも、新たなテーマに気づきもし。
書き出せばきりがないのかも、と言うくらいでもあって。
this is 旅、ってとこだ。
そんなことを考えている中、今も、現場へ走る社員さんが出社。
さまざま、出来事への対処を検討。
なんて時間もやって来て、ほら、すでに竜巻がやって来た。
それはそれで、それが、この世の定め、定法、デフォ、でもあって、そことの。
つまり、次元が違うのか、アナザーワールドを楽しみながら生きる、と言うのか。
なわけで。
なんて具合に、今日も、明日も、続いていくのが、世の習い、ってことだ。
さて、久しぶりの定位置での骨ストレッチに入るとするか。