先日の台風…私たちも随分用心して、店舗の閉店は勿論のこと
店先・庭先の植木も全部撤収して、普段降ろさないシャッターまで下したけど
幸い名古屋は拍子抜けするほどの台風だったので、想像できなかったけど
ものすごく甚大な被害をメディア越しに知り、ショックを受けてます。
命を落とした人がこんなにも多いだなんて。
今、「サンマが高い」とか言ってフツーの生活をしてるけど
ふと我に返ると、絶望を感じてる人たちもたくさんいるんですよね。。。
どうやったらその人達を慰めてあげられるんだろうと考えます。
私の声は被災者には伝わらないけど、誰も「対岸の火事」とは思ってないよ
立ち上がれるまで応援してます。と伝えたいです。頑張ってください。
そんな事言っておいて、シラーと宣伝に入るこの嫌らしさを許してね。
本日、新商品を6点アップしました。
画像の、クレイユ&モントロー大好評の鳥巣のコンポートやデュルフィの耐熱器など。
ご覧頂けたら嬉しいです(^_-)-☆
そして今週の金・土曜日は催事に出店します。(実店舗はお休みを頂きます)
2回目となりました「名古屋みなと蚤の市」
港区のららぽーとという商業施設前、蔦屋書店の軒先でアンティークショップとお花屋さんが集まります。
生憎、お天気は両日ともイマイチ(>_<)
でも1日中降るわけではありませんし、雨宿りにふさわしい商業施設がありますので
雨の合間を縫っていらしてください。
ったく、雨女は誰なんだろうね!
*フランスでのお金が絡んだちょっと嬉しい話*
私がフランスに着いた9月5日、「モンパで働く内科医」がやってきた。
彼は、私の留守中に私宛の郵便物を管理してくれてる、付き合いの長ーい爺さん(笑)
その彼が束になった手紙とは別に、1通を指で挟んで宙にヒラヒラさせながら。。
『パリ市がお金を返してくれるってー』
ブラボー!やったね(^_-)-☆ 諦めた方が良いのかな?と思っていたのでとにかく嬉しい。
事の発端は、私の不法駐車。
「すぐに終わる用だから」と車をマドレーヌ近くのスーパーの前に止めて、戻ったら車が無かった。
レッカーで持って行かれたことは安易に想像できたので、近所のカフェで8区の警察署の電話番号を
聞いて掛けたら「凱旋門の下の駐車場にある」という。
すぐに向かい「罰金」「レッカー代」「駐車料金」を支払って、帰ろうとすると
なーんと、私の車のドアがベコリと凹んでて、ドアが半分しか開かない。
私はこれに猛烈抗議(笑)なんで猛烈かって言うと、警察が認めないから。
補償の為には既存の損傷ではなく、レッカー移動の際に生じたものだと立証しろという。
地下駐車場で、すっごいハンサムな若いポリス1名、マイクタイソンよろしくなブーデーの黒人ポリス、
もう一人はおっぱいもお尻も私の3倍はあるテニスのセレーナにそっくりな黒人女性の
計3ポリスが!私の車の前で私を取り囲み!ニコリともせずー!
3人ともが胸元で腕を組みながら「今付いた傷だと立証せよ」という(涙)
やり取りは長いので端折るけど「このドアでは、あと15キロ痩せないと乗れないよ」と言った。
セレーナが「助手席から乗れるだろう」と言うので「あなたなら毎日それ出来る?」と答えると、
若くてハンサムポリスが「OK」(もういいよ)と言ってくれた(*^^*)
今後の手順としては、まず修理工場で見積もりを取り→ポリスに郵送し許可が下りれば修理。
しかし日本への帰国が迫っていたので、そんな遠回りもしておられず
ガレージに持ち込み修理。いったん修理代を立て替えて領収書を郵送したんだけど
この請求から「パリ市がお金返してくれるってー」までが…約1年でっせ。
フランスは(恐ろしいくらいに)アナログ世界で、全て書簡を交わして進めるのだけど
不在の間にも「提出する書類」や「申請書」などが届いていて
私はフランスにいる間は私が対処し、いない間は爺さんが私に成り代わって手紙を書いてくれた。
警察は諦めるのを待ってるの?と思うほど、いろんなことを要求されたけど
修理代は10万円を超えていたので、私も簡単に諦めきれない。
喜んだのは修理屋さんだけだよね。。。
やっと「お金返いたる」の手紙を受け取って、文言書いて、「神に誓うわ」って書いて
サインして、振込んでもらう銀行の口座詳細を入れて、すぐに送り返した。万歳万歳!
私はお世辞にもフランス語が上手いわけじゃないので、こんな事にはすごくエネルギーを消耗してしまう
でも頑張った甲斐が有った。人間何事も諦めちゃいけない。
「モンパで働く内科医」を誘って、焼き肉屋にでもご招待しようと思った。
爺さんも同じことを考えていて「焼肉とか?ご馳走して貰わんと」と言ってきた(笑)
「実際にお金が振り込まれてからにして。振込みにも1年かかるかも」とお預けにした。
最終的な手紙を送って、丸1か月経ち銀行で調べたら
案の定、まだ振り込まれていない。。。