ベリーダンス・スタジオAl Amalのブログ

名古屋の千種・今池徒歩3分にあるベリーダンススタジオ・アルアマル主宰・Amani(アマーニ)のブログ

Showのお知らせ と 亀のイワオ

2008-05-28 22:26:57 | SHOW

岐阜の素敵なお店でShowがあります。
木造の温かい雰囲気のお店で、おいしいお食事と、ベリーダンスをお楽しみください。

Date 2008/7/4(Fri)
Start 19:30 -21:30(ダンスは20:30から)
Fee 前売りチケット¥3500(食事と1ドリンクつき) 当日¥4000
Place  Natural Cafe & Gallery  〒500-8034岐阜市本町2-14
            tel&fax 058-2695788
            http://natural-group.com/natural_cafe/
 ※駐車場に限りがございます。公共交通機関(バス停:本町3丁目)をご利用いただくか乗り合わせにてお越しいただきますようご協力をお願いいたします。

Dance  Amani  Megumi Chie Aiko

▽チケットお申し込み方法
 1.NaturalCafeでご購入いただけます。
  2.もしくは下記までご連絡くださいませ

  携帯:090-6807-2721
  携帯mail:rx-78c.a1966@docomo.ne.jp
   e-mail:kader0404@v7.com

お店1階には美しい亀、その名もイワオ君がいらっしゃいます。写真で見ると小さそうですが、結構大きいです。アフリカ原産です。一瞬置物かと思いますが、亀の割には意外にも俊敏に動きます。この写真を撮るのにも一苦労でした。

とってもかわいいですよ~~


ルブナ

2008-05-27 00:33:05 | SHOW
今回スタジオの発表会ゲストダンサーとWSのために来日したルブナ、あっというまに帰ってしまいました。(発表会出演者のみんな、お疲れ様でした&ありがとうございました。)

WS、すごく楽しかったです。教えるのも上手だし、きっと今回の来日でファンがぐっと増えたんじゃないでしょうか?小柄でキュートなのにとってもパワフル。
ショーは残念ながら見れなかったのですが、3回も着替えをして大サービスです。サイーディドレスを本物のエジプシャンが着るとやっぱりすごくかっこいいですね。
ハードなスケジュールや狭い楽屋にも文句ひとつ言わず、いつもにこにこしている彼女に大尊敬です。

彼女は9歳から舞踊団で踊ってるので、キャリアはなんと40年以上!!
ナグワフォワードのバックダンサーとして、長年ナグワと一緒に仕事をして、ナグワのスタイルを学んできました。

ここ数年のオリエンタルダンスブームで急激に環境が変わったことを、まったく予想外の出来事だといってました。これは、他のエジプト人ダンサーにも共通した意見のようです。
実際、ナグワフォワードも、ブームを予想していなかったため自分のオリジナル音楽の著作権をまったく気にしていなくて、いまや無料で使われ放題になってしまったそうです。

自分よりもずっとキャリアが少ないダンサーが、世界中から招かれてWSやショーをして荒稼ぎ(?)をしているのを見て自分たちの若い頃との違いに驚いているそうです。

私もベリーダンスを始めた頃は、このダンスがこんなにメジャーになって、専門雑誌ができたり日本各地で衣装が手に入るようになるなんて予想していなかったけれど、当のエジプト人自身が一番驚いてるなんて、何だかおかしいです。





今までのゲストは日本食や日本文化にはまったくといっていいほど興味を示さなかったのですが、ルブナは焼肉やお寿司も
「おいしい!」
と食べてくれました。

しかも、日本文化にも興味があって、芸者やお寺についてもいろいろ質問されました。
残念ながら芸者は見せてあげられなかったのですが、名古屋で有名な東別院に連れて行ったら、とっても喜んでましたよ。


次回は日程に余裕があれば京都に連れて行ってあげたいです。

また来月カイロで会えるのを楽しみにしてます!



ルルのWS続き

2008-05-07 23:49:33 | Oriental Dance

忘れないうちに続きを書きます。2回に分けて日記を書くあたり、私がどれだけルルのWSを楽しんだかお分かりでしょう。
これで来年のルルのWSは3割り増しかしら。(すでに定員いっぱいでしたけど)

2日目は、最初のクラスがモナ・サイードのテクニックをメインに。
彼女の特徴はいつもルルベ(ドゥミ・ポワントのこと)、そして膝をあまり曲げません。エジプシャンダンサーとしては珍しく、ヒップドロップを軸足をまったく曲げずに行うスタイルを持っています。

ちなみにモナはまだ踊っていますが、最近の彼女でなくて、全盛期のモナのテクニック。ルルに言わせると最近のモナサイードは
”人生のあまりよくない時期”
だそうです。

最後のレッスンは現在エジプトで活躍しているダンサー、ランダ、ダンダッシュのテクニック。
ダンダッシュといえばあの腰のダウンアクセントが特徴的ですよね。
二人とも腰を動かすときあまり大きく動かず、小さな動きで、でもものすごくクリアに見せますよね。体の違いもあるけど、なんと言っても筋肉でしっかり体をコントロールして、腰の動きだけがクリアに見える様に動いてますよね。

ルルいわく
”日本のダンサーは才能豊かだと思うけど、筋肉が足りないわ。”
だそうで・・耳が痛いです。
確かに、ディーナもしっかり腹筋割れてるしね。

そして、
”テクニックを確実に行えるようにしなさい。あなたが信じても信じなくても、踊っているときはあなたは女王なのよ。テクニックの心配をしていたら女王のようには踊れないでしょ?”



さらに驚いたのが、WSの後にパフォーマンスをしてくれたのですが、なんと
”ランダ風とダンダッシュ風、どっちがいい?”
とみんなに聞きました。
どんだけコピー上手なの?(結局ランダ風になりました。)
妊娠しているとは思えない、スピード感あふれる素晴らしいパフォーマンスでした。ほんと、素敵でした。

踊り終わったらルルが突然泣き出してびっくりしました。

”私は日本にはとても感謝してるのよ。

日本でWSを行うと世界中のどこの国よりお金を儲けることができて、そのお金でブラジルのスタジオに投資もできたし(会場爆笑)、なによりもみんなとても熱心に学んでくれるわ。
もう学ぶ必要もないんじゃないかと思える人たちもたくさんいるのに、そんな人たちが私から学んでくれるのよ。

踊りの世界で生きていくことは、簡単じゃないわ。とてもとても難しい。私も何度もやめようと思った。数年前、ひろみ(主催者のフーリヤさん)が日本に呼んでくれなかったら本当にやめていたと思うわ。”

私なんか週に一度は辞めたいと思いますが、ルルのような素晴らしいダンサーもそんな風に思うことがあったなんて、なんだか勇気をもらえました。

 そして、初心に戻って筋トレします。

 


 

 

 

 


WS三昧

2008-05-05 17:01:23 | Oriental Dance

先月末から今月はWS三昧の日々です。

先月末はヨースリー、こちらはいつもどおりインスピレーションを刺激される素晴らしい振り付けでした。そして昨日、おとといは東京に”ブラジルの至宝”ルル・サボンギのWSを受けに行ってきました。再来週にはトルコ人のセマ、トルコ人から学ぶのは初めてなので楽しみ。そして今月末は我がスタジオがお招きした、ルブナのワークショップ。
いまや毎月どこかでWSを開催しているくらいに日本中いろんなダンサーのWSをやっていますが、なかなか休みがとれず受ける時間もないので、この機会をとにかく楽しんでます。


ブラジルに大きなスタジオを持つルルは、カイロのワークショップで何度かお見かけして、パフォーマンスも拝見したことがありますが、WSは初めて!

ベリーダンスおたく

といわれる彼女のレッスンがどんなのか、とってもわくわくしていました。。
全部で4クラスを受けましたが、すべて振付はなくテクニックのみ。教え方がものすごく丁寧で、ホワイトボードを使って腰の動きや体重が足のどの部分にかかっているかを図解したりして、まるで解剖学を受けてるような時間もありました。

 「動きを学ぶにおいて、とても大切なのは重心をどこにおくか知ること、それなのにそれについては、誰一人として教えてくれなかったわ。どんな素晴らしい先生、振付師でさえもね。今私がみんなに教えてることは、すべて私が自分で研究して見つけ出したのよ。」

普段何げなくやっていた動きも彼女にかかると、明快に分析されて、目からうろこといった感じ。
個人的にはWS中の講義の時間が好きなので、とても楽しいレッスンでした。
ファリーダ・ファフミ(エジプトのレダ民族舞踊団にて長年ソリストを勤めた女性オリエンタルダンサー。現役は引退していますが、WSはまだカイロで受けられます。)も講義が多い先生で、似てるなーと思ったら、ルルはオリエンタルダンスは主にファリーダから学んだそうです。
だから本当にクラッシクなスタイルのオリエンタルダンスなんですね。キャメルもいわゆる”アイソレーション”とは少し違います。

「今日はアメリカの”BellyDanceSuperStars" の動きは忘れなさい。彼女たちは”商品”としては素晴らしいわ(会場爆笑)。彼女たちをすきなのは自由だけど、今日はエジプシャンスタイルを学ぶ日よ。」

最初のクラスはアラベスクのバリエーションを学んだのですが、アラベスクの教え方がレダ舞踊団のそれとほとんど同じだったのも、ファリーダの教え子と聞いて納得。
さまざまなアラベスクとそのコンビネーションを学びました。

その次の時間はフィフィ・アブドのテクニックを学ぶ時間。ルルはかなり正確にいろんなエジプシャンダンサーの動きをコピーできます。
アラベスクひとつでも、ランダのアラベスクはこう、フィフィのアラベスクはこう。
スヘイラのダウンアクセントはこう、ダンダッシュのダウンアクセントはこう。
スヘイラ・ザキ、モナ・サイード、ランダ、ディーナ、ラヤ・ハッサン、アイーダ・ヌール・・・・同じブラジル出身のソラーヤまで!

誰かのコピーと聞くと、オリジナリティがない人がするような、後ろ向きなイメージがなんとなくあります。
でも、ルルは言います。

「いいダンサーの動きをどんどんコピーしなさい。ダンサーはみんなコピーでできてるのよ。
レバノンのアマーニだってサミア・ガマル(今は亡き伝説のエジプシャンダンサー)のコピー。そのサミアガマルだって〇〇〇(忘れた)のコピー。
コピーするのはとてもいいことよ。そのうち自分自身のテクニックになっていくのよ。」

フィフィの動きって単純であまりヴァリエーションがないと言う人もいます。うちの夫も
「同じ動きで〇分もたせるから、面白くない」
と言います。
でも、いざ自分でやろうとすると何て細かいテクニックが必要で難しいんでしょう。
それを見事に分析するルルもすごい・・。

またルルの教え方のきめ細かさ。
参加者ひとりひとりの動きを細かくチェックしてくれるんですよ。
"WSはとにかく振り付けを学びたい!"という人にはちょっとげんなりのWSかも知れませんが・・・。

この夜は懐かしいダンサー仲間と再会でき、楽しい夜でした。

長くなりそうなのでWSの話は次回に続く・・・

 


 

 


祝★合格

2008-05-02 00:30:39 | Weblog

今年はじめからヨガのインストラクターの養成コースに通っていたのですが、

昨日で無事にハタヨガインストラクターの資格を取得しました。

決められた単位のほかに、数種類の筆記試験、実技試験とあって、学生に戻ったように必死に勉強しましたよ~。

終了してすぐ研修に通って教え始める人もいますが、私は、すぐに教えるというよりも、何かの役に立てばという気持ちで資格を取りましたのですぐに教え始める予定はありません。
たとえば、生徒さんの体の硬さやくせを直すときにアドバイスがもっと的確にできるようになったらいいなあとか。
が、思って以上に得たものが大きかったです。
自分の体にも変化があったのはもちろん、心にも変化を感じ、 ”やっぱり心と体はつながってるんだなあ・・” と思います。
体に関しては、当然ですが柔らかくなりました。もともと肩関節がすごく硬くて、可動域が狭い分肉がつきやすくて、ベリーダンスの元師匠にもダンスの途中に

”〇〇ちゃん、あなたの背中おやじよ”

といわれたことがあります。はっはっはー。
が、さまざまな柔軟法を続けて確かな変化を感じました。
そして、ある部分が柔らかくなると、それに伴って他の部分も柔らかくなりやすくなる、そうするとどんどん自分の体が好きになってくるんですよね。
本当にヨガは楽しくて奥深くて、やっと入り口にたどりついた所という気がします。
もっともっと一生学び続けていきたいです。将来的には教えられたらいいなと思ってます。踊りをやめても教えられるしね。
そして学んだことが少しでもこれからの指導や自分自身に役立てばいいな、と思ってます。

とりあえず本格的に忙しくなる前に合格してよかった!

では、みなさん素敵なゴールデンウェークをお過ごしください。