80年代Cafe

80年代を中心に、70年代後半~90年代位の懐かしいもの置いてます。
あなたにとって80年代はどんな時代でしたか。

プチ散財日記

2007-06-28 22:00:04 | 散財日記・雑記
 そうそう掘り出しものには巡りあえない、散財日記です。

コロコロ伝説VOL.2・(新品/小学館) 1,000円
わたせせいぞう・ハート・カクテル4・(古本/講談社) 100円
わたせせいぞう・菜7・(古本/講談社) 100円
-テレビとお茶札-『お茶犬ほっと生活』・(新品/セガトイズ) 1,000円

 『コロコロ伝説VOL.2』は、紹介しましたので省略します。『ハート・カクテル』、『菜』は、それぞれ80年代と90年代に講談社モーニング誌に連載された、わたせせいぞう氏のフルカラーコミック。80年代っぽい空気を語るうえで、わたせせいぞう氏は外せないと思います。またそのうちにネタにしようと思います。『お茶犬ほっと生活』は、お茶犬というキャラクターを使用した、セガトイズのプラグイン型TVゲーム。お茶犬には、全く興味がないのですが、TVゲームがこの値段ということでとりあえずの買い。このお茶犬、キーホルダー等がペットボトルのお茶のおまけとして付いていたのを見た覚えがあったので、お茶屋さん(伊東園)のキャラとばかり思っていました。調べてみると実際には、ホリプロとセガトイズにより開発されたキャラなんだとか。ということで、曲が作られていたり、アニメになっていたりします。玩具はぬいぐるみなどが、セガトイズより大量に販売されてます。それにしても、このキャラって成功したんでしょうかね。

熱血コロコロ伝説Vol.2・小学館

2007-06-26 22:24:37 | 書籍・漫画

 こちらは、コロコロコミックの30周年を記念して小学館より発刊された熱血コロコロ伝説Vol.2


 熱血コロコロ伝説は、1978-1998年までの20年間分のコロコロコミックを、2年毎に全10巻で復刻してゆこうという企画です。今回発売されたのは、1979-1980年度版。目玉はやっぱりゲームセンターあらし。今回掲載されている主な作品は、ドラえもん、新オバQ、パーマンなどのコロコロの顔とも言える藤子作品のほかに、ゲームセンターあらし、あさりちゃん、おじゃまユーレイくん、名探偵カゲマン、アカンベーなど。


 ミニ単行本として、ゲームセンターあらしと金メダルマンが付いています。創刊号についていた、ミニキーホールダーは今回は無し。


 こちらが金メダルマン。当時人気があったのでしょうか。よくわかりません。
 

 今回めくってた驚いたのは、昔コロコロで紹介されていた電子ゲームの記事が、巻頭カラーで復刻されていたこと。玩具メーカーと組んで、子供向けのブームを生み出してきた事もコロコロの特徴の一つでしたので、この企画はアリだと思います。この後もミニ4駆、ガンプラ、FC、ラジコンなどを取り上げていただきたいですね。※ただし電子ゲームの記事は3ページ足らずですので、これを目当てに買うのは止めたほうがよいと思います。


 1979年といえば、ポスト・インベーダーの座を狙って、ナムコより『ギャラクシアン』が発売された年にあたります(それ以外には、アストロファイター、ギャラクシーウォーズ、オズマウォーズ、シェリフなど)。翌80年には、パックマン、ラリーX、ムーンクレスタ、クレージークライマー、バルーンボンバー、平安京エイリアン、ミサイルコマンドなどが発表されていますので、ここでいっきにゲームの多様化が進み、ゲーム文化が花開いた年だといえるかもしれませんね。インベーダー、ギャラクシアン、パックマン風の電子ゲームが次々と発売されて、あの『ゲーム&ウォッチ』が発売されたのもこの年でした。ゲームセンターあらしは、この時代の波に乗って大ブームになりました。この当時、小中学校はゲームセンター出入り禁止ですし、攻略本なども存在しませんので、新しいゲームの情報はあらしより仕入れていました(あらしには詳細な攻略記事があるわけではなく、たいてい必殺技で100万点を出してしまうので、あまり参考にはなりませんでしたが)。コタツの中でどの電子ゲームをお年玉で買おうかと、何度も繰り返しコロコロを読んでた事を思い出します。


 それと『おじゃまユーレイくん』も、『まいっちんぐマチコ先生』(80)と並んで当時の子供にとっては、忘れがたい漫画でした。巻末には口裂け女の漫画が掲載されていて、当時の時代背景をしのばせてくれます。



アジト(AZITO)・ASTIC21/HAMSTER

2007-06-25 22:38:52 | レトロゲームReview

 アジト(AZITO)は、1997年にASTIC21(アスティックツーワン)より発表されたシミュレーションゲームです。ジャンルは秘密基地作成シュミレーション。好評だったためか、アジト2、アジト3と続編が作られ、続編では発売元がバンプレストとへと変わったこともあってか、仮面ライダーやゴレンジャーなどの東映、石森プロの特撮ヒーロー・怪人も登場するようになりました。写真はHAMSTER社から発売された廉価版。


 このゲーム、レトロというほど古くはありませんし、割と有名な作品でもありますが、秘密基地を作るという発想と、AZITO2、3に登場するヒーローがスペクトルマンだの、バロムワンだの、コンドールマンだの、ジャイアントロボだのと、(子供向けに見えて)完全に子供を置いてけぼりにしているところがイカスのでネタとして紹介してみます(というか、ターゲット層がどこなのかよくわからない)。簡単に言うと、子供の頃に誰しも体験した秘密基地をつくるゲームということになります。この手のゲームの元祖でもある『THE TOWER』は、ビルにテナントを配置したり、お客が移動するための階段やエレベーターなどを設置するゲームでしたが、感覚的にはこれに似ています。このゲームでは、テナントの代わりに司令室や研究室を設置したり、怪人やロボットの開発を行なうことになります。


 ゲームの流れとしては、地下に総司令室、怪人研究室、ロボット研究室、工場、保養所などを設置します。次に人を採用して、動力室に機関長、研究室に研究員(博士)などを配置して研究をさせます。研究が終わったら、商品(収入源になる)、ヒーロー・怪人、ロボットなどを生産します。しばらくすると敵(正義の味方?)が攻撃を仕掛けてきますので、地上の敵は、ミサイル、戦闘機、ロボットで、基地内に潜入してきた敵は、ヒーローや怪人で撃退することになります。もちろん人を雇うのにも、研究・生産をするのにも資金が必要で、雇われた人には感情(反逆度)のパラメーターもあるため、保養所で休ませる必要もあります。実際には、純粋な秘密基地つくりというよりは、経営シュミレーションタイプのゲームということになるでしょうか(ゲーム性の部分は、意外としっかりしてる)。またメイン画面が、地中を横から見た形になりますので、アリの巣の観察に近いような感覚もあったりします。ただ仮面ライダーや、戦隊ものなどを見ていた世代には、妙に郷愁を覚えるゲームということは言えるでしょう。


 特撮ヒーローの登場する2作目、3作目は、結構人気があったようです。またバンプレストが発売元でなかった(版権なしの)1作目も、パチモノ感があってあの頃(どの頃?)っぽくてよいです。これ入手は簡単だと思いますので、もし見かけられたら休日前の時間のある時などに、秘密基地を作成して見るというのはどうでしょうか。

参考:Wiki アジトの項

スペースボール・ザ・ラトルズ /四人もアイドル・(87・78/米)

2007-06-24 16:38:13 | 映画・DVD・CD

スペースボールと、ザ・ラトルズ4人もアイドルは、アメリカ製のコメディ映画(4人もアイドルはTV映画)。


 それぞれスターウォーズとビートルズという、誰もが知っている有名な作品(著名人)をパロディの題材にしています。これらに共通するのは、パロディであるけれど、かなり作りが凝っていて豪華であるという事。あちらでは、パロディであっても本気というか、徹底しているというか、そんなことを感じさせてくれます。


 スペースボール(原題:Spaceballs)は、1987年に公開された米国製のSFコメディ映画。製作・監督・脚本を喜劇王のメル・ブルックス(Mel Brooks)が担当しています。スター・ウォーズのパロディを基本に、エイリアン、2001年宇宙の旅、猿の惑星など、数多くのSF作品のパロディが盛り込まれています。主演はローンスター(ハンソロ)役にビル・プルマン(Bill Pullman)、ダーク・ヘルメット(ダース・ベイダー)役にリック・モラニス(Rick Moranis)、ヨーグルト(ヨーダ)役には、メル・ブルックス本人が出演しています。またエイリアンが腹を食い破って出てくるシーンのパロディがあるのですが、こちらは本家でも腹を食い破られたクルーを演じた、ジョン・ハート(John Hurt)本人が出演しています。


 物語は、大気を使い果たしてしまった悪しき帝国・スペースボール星が、近隣の星より大気を強奪することを画策します。そのため標的となったドルイデア星の王と、その娘ヴェスパ姫が誘拐されてしまいます。王は流れ者の船長ローン・スターに娘の救出を依頼するのだが・・・。この映画特撮は、なんとルーカス率いるILM(Industrial Light & Magic)が担当しており、パロディにありがちな稚拙さはそれほど感じられません(予算の都合上、多少のアラはありますが)。物語も(パロディですから)適当といえば適当ですが、テンポよく軽快に進んでゆきますので、最後まで飽きずに見ることができます。


また何といってもこの映画の肝は、リック・モラニスが演じたダーク・ヘルメットのキャラの秀逸さに尽きると思います。オリジナルのダース・ベイダーも、スターウォーズサーガの主役となってしまうほど、強烈なキャラクターでしたが、こちらも負けてはいません。結局映画の成功は、いかにして魅力的なキャラクターを生み出すかにかかっている、ということなのでしょうか。お馬鹿な映画が好きな方には、お勧めの作品。スペースボール - goo 映画


 ザ・ラトルズ4人もアイドル(原題:ALL YOU NEED IS CASH~金こそすべて)は、モンティ・パイソンのエリック・アイドルと、ボンゾ・ドッグ・バンドのニール・イネスによる、ビートルズのパロディバンドのザ・ラトルズ(The Rutles)主演のTV映画。


もともとThe Rutlesは、イギリスのテレビ番組RUTLAND WEEKEND TELEVISON(75)の1コーナーから生み出された企画で、この4人もアイドルは、アメリカのコメディテレビ番組サタデー・ナイト・ライブの特番(78)として放映されたものです。ビートルズ栄光の歴史を、架空のバンドThe Rutlesの歴史としてパロディ化してたどったものですが、ポール・サイモン、ミック・ジャガー、果てはジョージ・ハリスン本人までがカメオ出演していて、単なるパロデイの枠を超えています。ビートルズに関してのパロディや、オマージュは、数多いと思いますが、これはそれらの決定版といってもよいでしょう。


 モンティ・パイソンのエリック・アイドルが製作を担当して、自身もレポーター(進行)役と、ダーク・マックィックリー(ポール)の2役をこなしています(歌は吹き替え)。しかしこのパロディバンドThe Rutlesの成功は、なんといってもロン・ナスティ(ジョン)を演じたニール・イネスと、イネスの作曲した楽曲にあったと思います。A Hard Day's NightをパロッたI Must Be In Love、HELP!4人はアイドルをパロッたOuch!

 Magical Mystery TourをパロッたTragical History Tour(Piggy In The Middle) など、どこかで聞いたことあるような、無いような微妙な曲を作っています。しかも単なるパロディという枠を超え、結構楽しい気分にさせてくれる名曲ぞろい。


 特にYellow SubmarineのパロディYellow Submarine Sandwichに使用されたCheese And Onionsは、あまりにジョン本人の声と似ていたため、本人の未発表曲と間違われたほどだったとか。また90年代にビートルズが再結成を果たしたときには、彼らも再結成を果たしてアルバムを出すなど、パロディとはいえ徹底していました。


 これらは、どちらも現在でも楽しめる作品だと思います。特にザ・ラトルズの4人もアイドルは必見です。現在DVDも発売されていますので、レンタル店や店頭で見かけたら迷わず手にとってご覧になる事をお勧めします(というか、このDVD結構希少品だと思いますので、見つけたらラッキーだと思います)。



プチ散財日記・その2

2007-06-23 21:59:50 | 散財日記・雑記
 週末には、(何か一つくらいは)掘り出し物を見つけたくて、散策してしまう散財日記です。

GBA・アイスクライマー(FAMICOM.MINI)・(新品/任天堂)
GBA・ゼルダの伝説1(FAMICOM.MINI)・(新品/任天堂)
GBA・パルテナの鏡(FAMICOM.MINI)・(中古/任天堂)
以上3つで1,000円

 ファミコンミニ(FAMICOM.MINI)は、2004年にファミコン20周年を記念して発売されたGBA用ソフトです。写真左は、同時発売されたGBASPファミコンカラー(今回買ったわけではありません)。3つで1,000円というセールス品でした。DSLやWiiが話題になっている時期にGBAも無い気がしますが、もともとが20年前のレトロネタですから、他のGBA用ソフトと比べても古くなった感じはしません。FC20周年の時には、いろんなイベントが開かれたり、全ソフトを集めたコンプリート本が出版されたり、いろいろ盛り上がってましたね。レトロゲームブームがピークだったのも、あの辺くらいまでだった気がします。このファミコンミニ、好評だったのか第1弾に続いて第2弾、第3弾(ディスクシステム・セレクション)と発売されています。今更、あらためて手に入れて思うのは、非常に洒落た感じがするということ。もとのFC自体が、デザイン的に洒落ていたということなんでしょうか。GBASP本体も3,000円を切り始めていますので、(安く売っていたら)とりあえず買っておいてもよい気がします。