80年代Cafe

80年代を中心に、70年代後半~90年代位の懐かしいもの置いてます。
あなたにとって80年代はどんな時代でしたか。

散財日記in近況

2008-01-27 23:59:29 | 散財日記・雑記
 どうも更新が滞ってしまっている散財日記です。実は散財自体もほとんどしてません。

欽ちゃんのどこまでやるの!DVD-BOX・(中古・TV朝日/ポニーキャニオン) 5,200円
MONDO COMPUTER・(古本/アスキー出版局) 100円

 これらは、どちらもブックオフにて入手したものです。『欽ちゃんのどこまでやるの!』は、定価が9,975円ですからおおよそ半額ですね。これ、出た時から手に入れようと思っていたのですが、さすがに一万円はちょっとということで中古にて入手。これは3枚組みなのですが、実はまだ一枚目も見終わっていなかったり。また少し時間に余裕のある時に見ます。『MONDO COMPUTER』は、アスキー出版局より1996年に発行された70年代~80年代のコンピューター周辺の事象を扱ったもの。Apple Ⅱ、Lizaから始まって電子ゲームやMSX、PC-6001、PC-8001などの8ビットPC、映画にテクノ系音楽と、90年代当時より過去を振り返った内容となっています。ごった煮のような作りで、どさくさにまぎれてさりげなく『スペースハリケーン』(バンダイ)なんかも載っていたりします。こちらは定価2,400円ですから、ちょっと掘り出し物だったかもしれません。今は更新できないほど忙しいというわけでもないのですが、最近ちょっと余裕がありません。もともとここは、週末にリラックスするための空間として作っているのですが、あまりゆっくりした週末がないのですね。まあ、誰しもそういう時期もあるでしょうということで、またぼちぼちやりたいと思います。

欽ちゃんのどこまでやるの!?・テレビ朝日/ポニーキャニオン

2008-01-17 21:19:41 | 映画・DVD・CD

 欽ちゃんのどこまでやるの!?(欽どこ)は、1976年から1986年にかけて毎週水曜日9時よりテレビ朝日系列で放送されたバラエティ番組です。80年代はある意味欽ちゃんの全盛期であり、様々な番組が放送されていました。まだ全部見てませんので、少し調べてから紹介します。






散財日記in探索不発

2008-01-14 18:49:22 | 散財日記・雑記
 3連休のうち一日だけ時間をフルに使えたので、お宝発見!系のショップ探索をしてみました。

FIAT ABARTH 695SS・(中古/タミヤ) 1,200円
FIAT ABARTH 595 Berlina・(中古/グンゼ産業) 1,000円

 レトロ物や電子ゲームなどを探索に行ったのですが不発でしたので、とりあえず車のプラモを買ってきました。これらは、イタリアFIAT社より1957年に発売された大衆車フィアット500(イタリア語で「チンクエチェント」)をベースに、イタリアのメーカー(チューナー)ABARTH社がチューニングを施して作り上げた車両です。ABARTH社は1949年に設立され、(主に)小型車に『アバルトマジック』と呼ばれるチューニングを施してレース等で活躍をしたメーカーでした。1971年にFIAT社の傘下に入り、80年~90年代前半にはFIAT社のレーシング部門としてラリー等で活動していました。その後90年代の後半には、ABARTHの名はFIAT社のスポーツ部門の一ブランド名のようになっていたのですが、2007年に再び公式にABARTH&Cが復活(youtube)をとげ、現在はFIAT市販車のチューニングやラリーなどに参加しています。このモデルのベースとなったフィアット500は、80年代的には『ルパン三世・カリオストロの城』でルパンが乗り回した黄色い車として有名でしょうか。私は、あまりプラモは作りませんが、古い外車のプラモってなんか洒落た感じがして結構好きです。

 連休の中日を利用して、お宝発見!系のショップ探索(遠征)をして不発だったのですが、ああいうショップに行って眺めているだけでも結構なごみます。FCソフトはもちろんのこと、古い超合金やフィギュア等が所狭しと並べられていて、さながらレトロ博物館の趣きもあったりします。プレ値等が付いていますので、(掘り出し物以外は)あまり買う気になりませんが、時間がいくらあっても足りない気がしました。たっぷり時間のある時に、ああいうショップ巡りを思いっきりしてみたいものです。

散財日記in2008

2008-01-12 21:22:04 | 散財日記・雑記
 年明けもなんか忙しい散財日記です。あまり買い物や探索にいっている暇がありません。

スコープドッグ in OUTER SPACE・(新品/タカラ) 1,000円
クエストブック・魂の宝箱と12の呪文・(古本/社会思想社) 900円
こちら葛飾区亀有公園前派出所105/106巻・(古本/集英社) 各100円

『クエストブック・魂の宝箱と12の呪文』は、ゲームブックより派生した絵本型のパズルブックです。これは文章ではなくイラスト内に謎が隠されており、それを解き明かすことによって回答を見つけるといったタイプの本です。ゲームブックは、100円コーナーに置いてあることが多いですが、これは幼児向け絵本コーナーにまぎれていました。定価1800円ですから、単に普通の古本として半分の値段ということですね。ゲームブックの知識のない店員にはまず見分けが付かないでしょうから、絵本のコーナーに入れられていることも多いのかもしれません。数が少ないため意外と希少なのか、ネットでは5,000円~ほどの値が付いているようです。またネタとして紹介します。『こちら葛飾区~』は、超合金・両津勘吉の資料用として買ったもの。この頃のこち亀は、ネタがホビーよりでマニアックですね。


 『スコープドッグ in OUTER SPACE』は、ザラスのクリアランスです。ダイキャストの採用によって重厚感を再現した、装甲騎兵ボトムズ「デュアルモデル」の復刻版ということのようです。『装甲騎兵ボトムズ』は、1983年(昭和58年)4月から1984年(昭和59年)3月まで放送された、日本サンライズ製作のロボットアニメです。私はボトムズには詳しくないので全然語れませんが、今でも関連商品がたくさん発売されていて、根強い人気をもっていますね。ガンダムからのリアルロボットの流れの極北に位置する作品といえるでしょうか。商品は素組のプラモデルのような感じですが、ダイキャストが使われているため重量感があって安っぽい感じはしません。色々な武器やデカールなどが付いています。それにしてもクリスマス~正月と、年末商戦時期を過ぎた今の時期のザラスは、処分品などがクリアランスされていますので掘り出し物が多いようです。身近な探索場所としては、今の時期は結構狙い目だと思います。

XEVIOUS/ゼビウス(FC版)・ナムコ

2008-01-05 22:37:40 | レトロゲームReview

 『ゼビウス』(XEVIOUS)は、ナムコより1983年に発表されたシューティングゲーム。FC版の登場は84年の12月。ナムコのファミコン参入第三弾として発売されました。第一弾はギャクシアン(84年9月)、第二弾はパックマン(84年11月)


 初期ナムコットは、紙箱でプラトレーもなくシンプルです。


 プレイするたびに謎が深まる!!のコピーが秀逸。


 アーケード版ゼビウスは、(当時としては画期的な作品だったため)発表時にはかなりの話題をよびました。ゲームの分野だけではなく、細野晴臣氏がゲームミュージックのアルバムを発表したり、宗教学者・中沢新一氏がゼビウスについて書くなど、ゲームがサブカルチャーとして一般に認知されるきっかけともなりました(ポケモンの田尻氏も、ゼビウスの攻略法を記載したミニコミ誌などをきっかけに、広く知られるようになった)。そうなると家庭用への移植が待望されるわけですが、これが当時としてはなかなか実現が難しいものでした。電子ゲーム期にも、ギリギリかかっていますが、ゼビウスを移植したものは発売されていません。これは、広大なマップに滑らかなスクロール、空中と地上における多種多様な敵キャラ、巨大な浮遊要塞など、当時のゲームとしては演出が抜きん出ていた事が理由のひとつでしょう。『ゲームセンターあらし』にも登場してますが、作者のすがや氏が開発途中のゼビウスを見て、ゲームがストーリーを持ち始めると、漫画のキャラがその世界に入り込むのは難しくなる・・・と考え連載終了の一因にもなったそうです。ちょうど電子ゲームからTVゲームへの端境期に位置しており、またゲーム(時代)が変わっていく節目の時期でもあったのでしょう。


 ゲームブック版『セビウス


 FCの続編『スーパーゼビウス~ガンプの謎


 家庭用にゼビウスが発売されたのは、PC-6001版の『タイニーゼビウス』(84)が最も早く、続いてX1版(84年5月)、FM-7PC80mkIISRPC88、PC98、SuperMZ/X68kと続きます。初期のものでは「PCG」(プログラマブル・キャラクター・ジェネレータ)を持っていたX1版はなかなかの移植度で当時憧れでしたが、スプライトを持たない88版は空中物が白一色だったり、98版は(16ビットだけあって再現度はよかったですが)Beep音のみなど、当時のPCとしてもなかなか完璧な再現は難しかったのです。(SuperMZ/X68k、MSX2ともなれば、かなりの再現度を誇りますが、これはだいぶ後)。そんな中に、このFC版は登場したわけです。容量の関係でナスカの地上絵が省略されている、アンドアジェネシスが浮遊してない、など細かな違いはありましたが、強力なスクロール機能とスプライトのおかげで、それほどゲーム性をそこなうことなくほぼオリジナルを再現していました。なによりも大きかったのはその値段で、ファミコンさえ手に入れれば家庭でゼビウスが遊べるという状況が生れたわけです。ファミコンを成功に導いた要因としては、スーパーマリオ、ドラクエが上げられますが、最初にそのきっかけとなったのはゼビウスの発売が大きかったのではないかと思います。初期のナムコットは、内箱もなく説明書もペラペラなものですが、この小さなパッケージが(当時は)どれほどかっこよく見えたことでしょうか。


 80年代は、業務用と家庭用の性能の差が激しかったため、どれだけ業務用が再現(移植)されているかというのが、結構大きかったのですね。ゼビウスと同じように業務用の再現度が競われた作品として『スペースハリアー』『アフターバーナー』等がありますが、私は当時これを8ビットで再現したセガマークⅢに無限の可能性を感じて買ってしまった覚えがあります。X68などでは、ほぼ完璧に業務用の移植が可能ということが、売りの一つになっていたほどでした。しかし、それ以降になるとだんだん性能差も縮まってきて、移植作が話題になることも少なくなっていきました。電子ゲームの時代から、業務用が家庭用にどれだけ再現されているかというのが話題の一つだったのですが、それがなくなってしまうとちょっと味気ない気もしますね。



参考:Wiki ゼビウスの項