80年代Cafe

80年代を中心に、70年代後半~90年代位の懐かしいもの置いてます。
あなたにとって80年代はどんな時代でしたか。

散財日記 in 忍者プリンセス

2010-12-30 22:19:52 | 散財日記・雑記

ハイドライド/MSX ROM版
ハイドライドⅡ/MSX メガROM版
ハイドライド3/MSX2 4メガROM版・(中古/T&E SOFT) 3つで500円

 年も押し迫って何をやっているんだろうというところですが、前回のレトロゲームを投売りしてた店に仕事帰りに再び寄って来ました。ここのところレトロ関係に対しての関心が、かなり下がっていたのですが少し戻ったようです。これは、MSX版ハイドライドの三部作です。ハイドライド (HYDLIDE)とは、1984年にPC-8800シリーズで登場した(日本で最初期の)アクションRPGです。当時のほとんどのPCに移植されるなど、人気を誇った有名な作品で、85年に続編ハイドライドⅡ、87年にハイドライド3が発売されました。FCでも一作目が“ハイドライドスペシャル”、3作目が“ハイドライド3 闇からの訪問者”(発売元はナムコ)として発売されましたが、あまり話題とはならず評価もそれなりだったようです。ただ当時のPCの世界では、人気、知名度共にトップクラスの作品でした。


 私は、MSXユーザーでしたので第1作目(テープ版)と3作目のMSX/ROM版を持っていたのですが、三作品ともMSXに移植された時は衝撃的でした。第1作目は他の機種では64KバイトのRAMを使用して作られているのですが、MSX版では半分しかない32Kバイトで再現されていました。第1作目の6倍のマップを持つハイドライドⅡでは、移植は不可能だと思われましたがメガROM+SRAMを使用して再現。4メガROMを使用した第三作めでは、MSXの性能を極限まで使用したのではないかと思われるグラフィックの凝りようでした。


 それぞれのROMカセットと説明書です。ハイドライドでは、説明書もぺらぺら(特にテープ版)なものですが、ハイドライト3の時点になると小冊子といえるくらい凝った作りになっています。この3作品は、80年代当時のアクションRPGの進化の過程そのものでしたが、特にMSX版の場合はMSXの性能をどれだけ極限まで引き出せるかの進歩の過程だったように思います。


忍者プリンセス・(中古/セガ・ポニーキャニオン) 下記ソフトと3つで500円

 こちらは、MSX版の忍者プリンセス。忍者プリンセスは、1985年にセガよりアーケードゲームとして登場した作品です。セガSG-1000にも移植されていたのですが、MSX版はポニーキャニオンより販売されていました。なんだかファンシーなパッケージ絵がいかしてます。


 アーケード版は全16ステージだそうですが、MSX(セガSG-1000)版は13ステージ。グラフィックは単色のスプライトがちょっと寂しいですが、グラフィックがぐっと綺麗になったMARKⅢ版は、キャラが男性の忍者へと変更になっており、こちらの方が雰囲気はよく再現されていると思います。


 PCソフトのパッケージは、ファミコンなどと比べて凝ったものが多かったのですが(価格も高かった)、当時のポニーキャニオン製のソフトは、紙箱にぺらぺらなトレーと薄い説明書という仕様でした。ただ当時は、なぜかこの素朴さ加減に引かれたものでした。海外作品の移植が多かったからかも。



スターラスター/ナムコット12
タッグチームプロレスリング/ナムコット13・(中古/ナムコ)

 FCソフトより初期ナムコット2作。さすがにこの値段ですから、あらかためぼしいものは漁られたあとかも。FC参入後、アーケードの移植作品を出していたナムコですが、このあたりからFCオリジナルを投入してきました。スターラスターはナムコのFCオリジナル作品の中でも評価の高い一本だと思います。個人的なイメージとしては、ボスコニアンの3D作品というイメージでした。タッグチームプロレスリングは、データイースト『ザ・ビッグプロレスリング』の移植版。ナムコが他社の作品を移植するというのは、この頃は少し意外な感じがしましたね。

散財日記 in ファミリーコンピュータロボット

2010-12-28 16:48:21 | 散財日記・雑記

 かなり久しぶりの更新になります。散財日記&近況などの雑記です。

GAME&WATCHミニソーラーキーホルダー/パラシュート・(新品/タカラトミー)
GAME&WATCHミニソーラーキーホルダー/シェフ・(新品/タカラトミー) 各899円

 年末という事もあって12月はかなりめまぐるしい展開となりました。義務感いっぱいで行った忘年会が思わぬ展開となったり、連絡を取っていなかった知り合いと久々に連絡がとれたり。他に遠方へ出張なども入って、あまりレトロや散財どころではないという感じでした。良いことがあって浮かれてみたり、その反動で落ち込んでみたりと、上がったり下がったりの激しい時期でした。とりあえず今は、来年の準備中といったところです。GAME&WATCHミニソーラーキーホルダーは、タカラトミーより今年の初め3月頃に発売された、任天堂の“GAME&WATCH”を再現したキーホルダー。ちょっとだけ話題となっていましたが、ゲーム機能はないということでスルーしていました。店頭からも消えはじめ最後の2個となっていましたので、とりあえず確保してきました。キーホルダー上部にソーラーパネルが付いており、電池不要でGAME&WATCHの動きを再現しています。残念ながら、(価格的なこともあってか)ゲームや時計機能は付いていません。この値段でそこまで再現してくれていれば、結構なヒット商品になったのではと思います。


 本物との比較。右側の小さいものはバンプレストより2003年頃に出ていたプライズもの。ゲーム機能がないのが惜しいとこですが、液晶画面の動きなど再現度は高いです。まあゲーム機能付きだったら、任天堂が(直接出すでしょうから)他社に商品化を許可しないでしょうね。キーホルダーとして使うには大きすぎ&衝撃に弱そうなので、机の上などで雰囲気を楽しむためのものかも。雰囲気はあってよいと思います。



1/24ダイキャストカーシリーズ・フィアットグランデプント
1/24ダイキャストカーシリーズ・フィアット500・(新品/New-ray Toys) 1,000円ほど

 ダイキャストミニカーは香港のNew-ray Toys社の製品で、日本ではトイザらスが輸入販売を手がけているもの。フィアット純正もこれでなかったかと思いますが、ちょっとわかりませんでした。どちらにしてもトイザらスみたいなところで、フィアットの(それも実用車の)ミニカーが売られているのは珍しかったため購入。1/24ダイキャストカーで、1,000円くらいというのも破格に安いと思います。


 アバルトではありませんが、NEWフィアット500です。値段を考えると良くできています。


 前後にも窓を付け、白を基調としたパッケージも良い感じ。


 フィアット500はともかく、プントは足車のため(日本では)ミニカーはあまり見かけませんね。もっとも実車のほうも見かけませんが。


 他にNEWミニやスマートなどもあったと思います。お値段も手頃ですしお勧め。


ファミリーコンピュータロボット・(中古/任天堂)
ファミリーコンピュータロボットブロックセット・(中古/任天堂) セットで4,000円

 ディスクシステム、ファミリーベーシックと並んで、ファミコン周辺機器三種の神器『ファミリーコンピュータロボット』を入手。このような80年代をテーマとしたレトロブログをやっていて、今まで持ってなかったほうがあれなのですが。ブロックセットの方は、完品ではありませんのでおまけといったところ。箱も(まあ)綺麗で、梱包財、説明書なども付いたそこそこの美品。ファミコンロボ自体、それほどプレ値の付いているものではありませんが(オークションで5,000円~前後)、まあいい買い物だったでしょうか。店頭だと飾ってあるのは見かけても、あまり箱付きで売られているものは見かけませんね。これとバーチャルボーイは、レトロゲーム部屋を飾るのに欠かせないアイテムという気がしますが、どちらも横井軍平氏の作品だったりします。



セガMARKⅢ専用・スペースハリアー
セガMARKⅢ専用・ファンタジーゾーン
セガMARKⅢ専用・アレックスキッドのミラクルワールド・(セガ/中古) 3個で500円

 こちらは、金額的にもかなり掘り出し物だと思います。行った店でセガMARKⅢに限らず、(ファミコン、PC-エンジンなど)レトロゲーム全般を投売りしていました。お宝発見!系のお店に行くと壁一杯に吊り下げられたレトロゲームがデフォですが、やはり(プレミア価格では)あまり動かないのでしょうね。始めは懐かしいと感じても、見慣れてくるとあまり感じなくなりますし。


 実はこの3本は、85年当時も持ってました。初期MARKⅢを支えた名作だと思います。(これ以外にアウトラン、北斗の拳など)。ということで、個人的な思い入れも強い3作です。またネタとして紹介します。ちなみに私は年末、年始とも仕事ですので、仕事納めとかは関係なかったりします。